タイ国鉄のDCの歴史の初期に名を連ねる車両がある。それは日本製のNII型(新潟)、RT型(東急)、RH型(日立)、RHN型(日立)の車両達である。NII型〜RH型までは同型のモデルで、それに改良を加えられたのがRHN型である。当然、エンジンはNII型以外はすべてカミングスの220-B-1で出力も同様だ。 これらのモデルが首都圏で最後まで活躍していたのは今ではタイ国鉄傘下となった元私鉄メークロン線だった。そして現在、ノンカーイ方面の東北地方の地元の足としての余生を送っている。 このRHN型は先日バンコクのクルンテープ駅で発見したもの。地方以外でまだ動くモノがあるとは驚きだった。なお、地方で運行されているモノはこんなに汚くはない。 |