このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
”八達通” と書いた一種のプリペードカードです。八達とは中国語でタコのことで、タコみたいにあっちこっちに足を伸ばしていろんなところで使えるという意味みたいですね。
使えるのは地下鉄市内線・地下鉄空港線・九広鉄道・軽便鉄道・空港バス・一部の2階建てバス・一部のフェリーです。特にバスでは何十セントという単位を払わなくて済むので助かります。使えるバスは一目見て ”このバスきれい” と思ったら、たぶんそのバスで使えると思いますよ。このシステムは新しいバスにだけ搭載されているからで、古いバスは一目見て汚いのですぐにわかります。タクシー・ミニバス・トラム・ピークトラムでは使えません。
買い方ですが駅の窓口に行って ”オクトパスちょうだい” と英語で言えばいいです。英語がダメな方はメモに書いて見せてもいいですよ。書き方は 「我要八達通」 これでいいです。
金額は初期入力の100ドル+保証金50ドルの計150ドル。これで100ドル分は乗れます。入力金額が減ってきたら駅にある”増値機”という機械で随時入金できます。入金の方法は、まずカードを機械左上にある差し込み口に差します。次に右下の紙幣投入口に入金したい金額の紙幣を入れ、最後にパネルのやや右下にあるボタン(4個並んだうちの一番下)を押します。これでOK。入れた金額が登録されその金額分乗り物に乗れます。入金に使えるお金は20・50・100ドル札だけ、コインや500・1000ドルは使えません。最近あまり見かけなくなった10ドル札も使えません。もし不要になったら駅の窓口に持っていけば最初の保証金と一緒に残高を返してくれるそうです(50ドル+残高)。 | ![]() |
![]() | 使い方はいたって簡単。カードの模様が描いてある側を改札の上面についている読み取り機(黄色の四角い部分)にかざすか、乗せるかすれば読み取ってくれます。例えば初期入力の100ドルカードで6ドルの区間を乗ればそれを読み取り、改札を抜けると残高は94ドルになっているというわけです。残高の確認は駅の各所に設置されている”査閲機”という機械に同様に読み取らせればすぐにわかります。使い方がイマイチわからないという方は、改札で他の人がするのをじぃ〜っと見ていてください。なんのことはない、ただ乗せているだけだとわかりますから。 |
ところで入力されてる金額が底をついたらどうなるんでしょう?
早速試してみました。改札を出た時残高表示がマイナスになります。残高3ドルで7ドル区間を乗ったところ、残高はマイナス4ドルで表示されました。どうやらこれは最初の保証金50ドルから引かれるようです。
ついでにマイナスのまま乗れるかどうかも試してみました。さすがにこれは無理なようです。改札でいきなりピーッとかって鳴って入場お断り、まわりの人から注目されてしまいましたよ。それで100ドル入金してみると残高は96ドルで表示されました。なるほどなるほど。1回はマイナスになってもいいけど、あとはダメよということですね。
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