天体望遠鏡がやってきた! (本編:組立てキット 望遠鏡!) |
| ① 「星の手帖社 組立天体望遠鏡」!
価格1,580円
口径40ミリ、対物レンズはガラス製のアクロマート
接眼レンズはプラスチック製3群3枚構成 15倍。
西はりま天文台公園 ミュージアムショップにて入手。
|
キットとしての完成度は高く、小学生でも問題なく組立て可能。
アイピースはプラスチック・レンズを使用。
スピカや、同じ組立天体望遠鏡の35倍と比べて光学性能は若干落ちるような気もするが、
倍率15倍なので目視には全く支障なく、 月のクレーター程度は十分楽しめる。
小学生の初めての望遠鏡には最適!
※ 2011.6 お隣さんのお孫さんたちに移籍 |
| ② コルキット KT−スピカ (星座早見環付で 2,940円)
(標準品が入手できれば 2,625円)
対物レンズ :アクロマートレンズ
口径4cm、焦点距離 420mm
鏡筒 :スパイラル紙管 (外側:コート紙、内側:黒色紙)
フード部外径 約45mm、完成時の縮長 約42cm
接眼レンズ :K−12mm (広視界型 35倍)
①と同じく、西はりま天文台公園 ミュージアムショップにて入手。 |
これもキットとしての完成度は高く、工作も楽しめる。
光学性能も余分なプリズムが無いだけ有利なのか、52mmのアクロマート・フィールドスコープには負けず、EDにも善戦している。
アイピースは24.5mmサイズで交換可能。
天頂ミラーを一緒に購入すると吉。
ただし仮組の段階で無限大でピントが合うか、確認するのが吉。
工作得意なら小学生でも十分組立てられる。 性能も馬鹿に出来ない。 |
| ③コルキット KT−6cm (6,300円)
対物レンズ :アクロマートレンズ
口径6cm、焦点距離 600mm
鏡筒 :スパイラル紙管 (外側:コート紙、内側:黒色紙)
フード部外径 約79mm、完成時の縮長 約80cm
接眼レンズ :K−12mm (50倍)
大阪瓦屋町の、オルビィス社にて直接入手。 |
キットとしての完成度は高いが、絞りなどの工作が必要で、小学生高学年〜中学生向き。
デジスコしてみると②のスピカより色収差は目立ったが、目視で使う分には十分な性能。
アイピースは24.5mmだが、31.7mmも使用可能。
倍率が高くなってしまうので、月はともかく惑星などは目標導入にはしっかりたした三脚と根性必要。
初めての望遠鏡としてなら いきなり50倍で挑戦するより、①か②の多少低めの倍率で導入に慣れさせてからの方がいい。 |
| ④アイソテック㈱
手作り望遠鏡セット (3,150円)
倍率:7倍
口径:50mm
大阪KYOEIにて入手。 |
紙筒の内径・外径の差があるので説明書通りに組立ててしまうと対物レンズの固定が緩んでしまう。
また、紙筒の表面がボール紙地のままなので、カッティングシートなどで防水処理必要。
倍率7倍なので手持ちでも可。 しかし上下左右逆の視界なのでかなり戸惑う。
7倍なので双眼鏡と同じで視界は明るく、星座を追うには手頃。
|
| ⑤「星の手帖社 組立天体望遠鏡35倍」!
価格2,880円
口径40ミリ、対物レンズはガラス製のアクロマート
接眼レンズはガラス製3群5枚構成 35倍。
大阪市立科学館にて入手。 |
①の15倍と同じく、小学生でも問題なく組立て可能。
アイピースは3群5枚のガラス・レンズで絞り付き。
広く、キリッとした視界で、光学性能は15倍より良いように思われる。
アイピース交換はできないが、その必要は感じない。 (アイピースの方が高価?)
組立てっ放しで大人でもサブとして十分実用。
※ 2011.6 お隣さんのお孫さんたちに移籍 |
| ⑥ 「星の手帖社 組立正立像望遠鏡15倍」!
価格3,470円
口径40ミリ、対物レンズはガラス製のアクロマート
接眼レンズはプラスチック製3群3枚構成 15倍。
正立プリズムはポロⅠ型?
大阪市立科学館にて入手。 | 他の組立て望遠鏡シリーズと同様にキットとしての完成度は高く、小学生でも問題なく組立て可能。
アイピースにはプラスチック・レンズを使用。
同じ15倍の組立て点低望遠鏡と比べ光学経路にプリズムが入る分、明るさやシャープ感は一歩譲るが、正立像で見えるメリットは大きく、格段に見易く扱い易くなった。
倍率15倍なので無理なく使え、 月のクレーター程度は十分楽しめる。
小学生の初めての望遠鏡には最適! 大人でも充分楽しめる。
※ 2011.6 お隣さんのお孫さんたちに移籍 |
|
特別参加編 (組立キット天体望遠鏡以外の望遠鏡) |
| ⑦タカハシ FS−60Q
価格 99,800円
口径60mm
3群4枚 フローライト 2+2 アポクロマート
(焦点距離355mmの FS-60CB に、
エクステンダー CQ1.7X を工場実装した製品・・・らしい。) | このページ、本編の望遠鏡とは主旨も価格帯も外れるが、天体望遠鏡という事でUP。
エクステンダーCQ1.7Xを実装状態で焦点距離600mm(f/10)、
CQ1.7Xを取り外し、レデューサーC0.72Xを使用して焦点距離255mm(f/4.2) 、
S-60Cフラットナーを使用して焦点距離370mm(f/6.2)となる撮影向きのミニスコープ。
初心者が生意気にもタカハシ! (でも、60mm だから堪忍して・・・)
|
| ⑧ケンコー SE−120
価格 27,800円
口径120mmの、アクロマート
(焦点距離 600mm)
重量は鏡筒本体3.6kgだが、鏡筒バンドやファインダー、
天頂ミラー実装状態での実測4.9kg。 | 某KYOEI のアウトレット特価品!
アイピース2個(10mm、25mm)、天頂ミラー、鏡筒バンド、もちろんファインダーも付いての 120mm
まあ、アクロマートだけど、それでも口径はデカイほど偉い!
星雲、星団の眼視専用に、そして将来、EDクラスの中口径機に手を伸ばすかもしれない時のための、お試しとして入手。
耐過重5kgのポルタだとピント調整するたび震えが収まりにくいので、やや荷重オーバー気味。 まあ、元々中低倍率の眼視専用のつもりだから、いいっか。
|
| ⑨BORG ペンシルボーグ25
価格 9,800円
口径25mmの、アクロマート
(焦点距離 175mm)
全長 187mm (延長筒付きで 199mm,)
重量 150g (延長筒付きで 196g)
アイピース(Meade SP 20mm)付きでも、全長 243mm、重量 307g
| BORGのホームページで見つけて衝動買い。
月以外で、どの程度の実用性があるかは疑問だが、楽しければ良し!
左の写真で小さい方が、ペンシルボーグ。
大きい方はファインダー( 50mm ・・・ SE-120 の付属品) なのでお間違いなく!
|
| ⑩ケンコー SE−102
価格 24,800円
口径102mmの、アクロマート
(焦点距離 500mm)
重量は鏡筒本体2.2kg、
鏡筒バンドやファインダー、
天頂ミラー実装状態での実測3.1kg。 | 当然、これも某KYOEI のアウトレット特価品!
アイピース2個(10mm、25mm)、天頂ミラー、鏡筒バンド、もちろんファインダーも付いての 102mm
総重量4.9kgのSE-120ではポルタ経緯台が苦しそうなので、より軽量なこれを追加入手。
口径は SE-120 より小さい分、3.1kgと軽量なのでポルタ経緯台にベストマッチ?
玄関先での眼視チョイ見には、高価なEDでなくとも これで必要十分に思える。 |
| ⑪タカハシ μ−210
価格、かなりいいお値段
口径210mm
ドールカーカム式カセグレンタイプ
(焦点距離 2,415mm)
質量 約8.1kg | 我が家初めての反射式。 愛称"みゅーろんちゃん"
ま〜ぁ、揺れる揺れる(鏡筒内気流)、まぁだ揺れる(シーイングの影響極大)、ほんの時々だけシャキッと見える、購入時の覚悟を上回る、やんちゃなわがまま娘。
ゆ〜こたぁ聞かんわ、態度は悪り〜わ、偉そうにするわ、それでもって小遣い欲しい時だけ擦り寄ってくる、娘maと同じ性格。
こりゃ、先々苦労するわ・・・。
※120〜130倍程度までなら安定して見られるが、200倍以上はは気分のいい時だけ・・・。
|
| ⑫タカハシ FSQ−85ED
価格 これもこのページに相応しくない、 けっこうなお値段。
口径 85mm
改良ペッツバール アポクロマート
焦点距離 450mm (エクステンダーED1.5X 実装で 680mm)
質量 約 3.6kg | 我が家の最終兵器。 しかしまあ、口径は控えめに85mm。
知っている人は知っている、知らない人はまるで知らない 「ベビーQ」
基本は撮影用だが、もちろん眼視でもキリッとした星々が見られる。
どんな代物かは、まだこれから。
まあ、この望遠鏡で見えない、写らない、なら諦めがつく。
|