八重根港
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  八丈島の見所スポット林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
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     1八重根港
     2 メットウ井戸
     3 大坂トンネルの展望
     4 横間ヶ浦
     5 大里の玉石垣
     6 屋けんヶ浜
     7 長崎
     8 大潟浦
     9 宇喜多秀家公と豪姫の象
     10 南原千畳敷
     11 舟付鼻
     12 ナズマド・ナカノママ
     13 永郷文教場跡の碑
     14 八丈島歴史民俗資料館
     15 宇喜多秀家住居跡
     16 大賀郷「大里」地区

普段は人気のない底土港の「船客待合所」

八丈島の西部に位置する港で、 昭和41 (1966) 年の底土港完成以降は漁港として利用されていますが、同時に底土港の補完港としての整備も開始されました。西風が強くて東海汽船の橘丸、伊豆諸島開発のあおがしま丸が底土港に接岸不能の場合に限って使用されることがあるので、八重根港にも船客待合所があり、到着港変更の場合は当日朝7時半の島内防災無線放送で告知されるので注意が必要です。

現在、青ヶ島航路にはあおがしま丸が就航して底土港から発着していますが、先代の還往丸の時代には八重根港から発着していました。東海汽船と発着港が同じになったことで乗り換えなどずいぶんと便利になりましたが、おかげで八重根港は普段は釣り人の姿しかない淋しい港になっています。

普段はひっそりとしている八重根港ですが、船客待合所の脇に観光案内板が立っているので、どこに行くか迷ったらとりあえず立ち寄ってみてもいいと思います。






シンと静まり返って誰もいない八重根港

青ヶ島航路の発着が底土港に変更されてしまい、それ以降は静かな島の一漁港となっている八重根港。地元漁船の拠点となる漁港であると同時に、周辺海域で操業する漁船の避難漁港としての役割も担っているそうです。






見事なまでに誰もいません

大型定期船が底土港に接岸不能の場合に備えて整備された5000t級の船舶に対応の岸壁を眺めてみますが、誰もいませんね。 立派過ぎる岸壁に船の姿はなくて、 人っ子一人誰もいないというのはなんだか淋しいな〜。






港のすぐ脇に迫る溶岩の岩礁

八重根港は八丈島西部の岩礁を掘り込んで造られた港。それを示すかのように港のすぐ脇まで黒々とした溶岩の岩礁が迫っていました。昔の人はよくもまあ、こんな荒々しい岩礁地帯に港を造ったものだと感心してしまいます。

今は淋しい限りの八重根港ですが、昔は多くの船舶が出入りしていたのでしょう。港のすぐそばには船舶用の飲料水補給のために掘られたメットウ井戸が残されています。
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