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俳 人
溝口素丸
| 是からも未だ幾かへりまつの花 | 渭浜庵執筆一茶 | |||||||||||||||||||||||
| この上に幾春積ん米車 | 東武渭浜庵七十八歳素丸 |
| 浮世では酔ふものなくて紅葉かな | 馬泉 | |||||||||
| 今迄は踏れて居たに花野哉 | 一茶 | |||||||||
| 納豆の糸引く夜半やはつ氷 | 野逸 | |||||||||
| すいすいと風ひとり行枯野哉 | 素丸 | |||||||||
| 汐浜を反故にして飛ぶ鵆(ちどり)かな | 一茶 |
| かく賤しかりき(し)身をば御取立 | |
| 下され既に執筆の役を | |
| 象(蒙)りしがおもはずも遠國 | |
| のたらちね病躰たゞならね | |
| ば三十日余りの御いとまいたゞ | |
| くことの有難く、若(もし)父本腹(復)もあら | |
| ばとみに帰参して亦々 | |
| 御召つかひ之程奉希(ねぎたてまつる)物ならし。 |
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