2015年 5月

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5月15日(金) 【イクサニススム】

 本日は六角橋非常勤。今日は朝の目覚めがよくていつもより早く家を出ることができたので、非常勤の前後を利用して横浜辺りをぶらぶらすることにした。ぶ らぶらすると言っても、みなとみらいや中華街をうろつくのではなく、ただ電車に乗るだけ。最近はまっている「乗ったことがない首都圏の鉄道路線に乗ってみ る」で、その第5弾として横浜市営地下鉄を選んでみた。横浜市営地下鉄はブルーラインとグリーンラインの2路線で総延長距離もそんなに長くないので、講義 の前後で何とかなりそう。ということで、まずは東横線でいつもは通過する日吉で降り、地下鉄グリーンラインに乗り換える。

 東京メトロを除く全国の公営地下鉄の例に漏れず、横浜市営地下鉄も料金が高いので、740円で1日乗車券を買う。そして改札を通ってホームへ。グリーン ラインは2008年に開業したのでホームや施設も比較的新しく、まだピカピカしているような感じだった。コスト削減のためかリニア式の電車が採用されてい て、車内はやや狭め。日吉から終点の中山までは約20分で、距離もそんなに長くない。でもやっぱり地下鉄ってほとんど外の景色が見えないから、乗ってても あまり面白くないな。この辺が電車そのもののマニアとの決定的な違いなんだろうけど。ちなみにグリーンラインは今はそんなに長くないけど、将来はかなり伸 ばして横浜環状線にする計画になっているらしい。


<グリーンラインに乗る>

<太い青と緑が横浜の地下鉄>

<大江戸線と同じく小さめのグリーンライン>

<自動販売機がグリーンライン>

 中山駅からはJRと東横線を乗り継いで非常勤先へ行き、いつものように2コマ講義をする。そして講義後に横浜駅まで出て、次はもう一本の路線であ るブルーラインに乗る。こっちは1972年開業なのでもう結構古い。駅も何となく古びれた感じがするし、何よりも銀座線や丸の内線の駅ホームなんかと同じ ような、どこからともなく漂ってくる古い臭いがする。でも、こっちはこっちで使い込まれた感があってなかなかいいなとも思う。

 まずは西の終点である湘南台行きの電車に乗る。ちょうど帰宅ラッシュが始まる頃だったので、車内は少し混雑した。でも東京の地下鉄や私鉄の帰宅ラッシュ の混雑に比べれば全然大したことはない。余裕で座れたしね。横浜から湘南台までは約40分。外の景色は見れないし、講義で疲れたのもあって、ほぼうつらう つらしながら気が付いたら終点の湘南台だったという始末。結構いたはずの乗客も、いつの間にかほとんどいなくなっていた。ブルーラインは横浜によく行って いた10年以上前に何度か乗ったような気がするのだけど、既に記憶の彼方だったなあ。


<地下鉄ブルーラインの横浜駅>

<割と年季の入った横浜駅>

<横浜市がミネラルウォーターを売っている>

<ブルーラインは長い>

<終点湘南台近くなってがら空きになった車内>

<終点湘南台駅に到着>

 湘南台は月初めに相鉄線に乗ったときにも来たけど、あの時は地上に出なかった。今日はまだ外が明るくて余裕があったので駅の外に出て、ついでに目 を付けておいたラーメン屋で夕食を食べることにした。湘南台はまさに郊外の街という感じで、割とのんびりした雰囲気。ラーメン屋に向かう途中、朽ち果てか けた近未来的な建物があったので、これは一体何なんだと調べてみたら「藤沢市湘南台文化センター」らしい。というかここは横浜市じゃなくて藤沢市なのか。 横浜市営地下鉄だけど藤沢市まで延びてるわけね。何はともあれ、文化センターの錆びた鉄柱が物悲しい。

 駅から5分くらい歩いて、らーめんまるともに 到着。ここはラーメン屋であり八百屋であるという、二足の草鞋を履く店らしい。不思議な店で、ラーメン屋と思って店のドアを開けたら、まず野菜売り場のス ペースがある。その奥にラーメン屋なのでちょっとややこしい。カウンターに座ってメニューを眺めていると、ここはラーメン屋というよりは定食類も出す街の 中華料理屋という感じだった。

 多彩な定食類にも心を動かされたけど、ここは野菜がてんこ盛りで出てくるタンメンが名物らしいという話を聞いていて、それを食べてみようと思っていたの で、初志貫徹ということでタンメンを注文する。で、しばらくして出てきたタンメンに驚いた。もやしとキャベツ主体の野菜が本当にてんこ盛り。よく画像で見 る、ラーメン二郎のヤサイマシマシみたいな感じで盛られている。さすがにしまったなあ、食べられないなあ・・・と思って後悔したけれど、食べ始めてみると 不思議といけないことはない。野菜が甘くてきちんと味付けもされているので、食べても進めても飽きることがない。スープはあっさりとした塩味で、野菜が溶 け込むと一層おいしくなる。麺は特筆するほどでもなかったけど、まあこのタンメンの売りはてんこ盛りの野菜だからいいか。結局満腹一歩手前でおいしく食べ 切った。やっぱり一緒に八百屋を経営しているからこの値段でこんなことができるんだろうな。


<ちょっと痛々しい文化センター>

<らーめんまるとも>

<入ってすぐに八百屋スペース>

<野菜てんこ盛りすぎるタンメン(680円)>

 食後は再び湘南台駅に戻り、再びブルーラインに乗って反対側の終点であるあざみ野まで。結構長くて1時間少しかかった。7月からは快速も運転されるらしいけど、それでも1時間かかるらしい。まあ、普通湘南台からあざみ野まで乗る人なんてもの好き以外いないからいいのか。

 あざみ野で田園都市線に乗り換えて、渋谷まで出てから帰宅。家に着いたのは8時過ぎで、不思議なことにあれだけ大量の野菜を食べたにもかかわらずお腹が すき始めてしまった。野菜だから実質的にカロリーがなくてすぐに消化されてしまうのか、それともただ単に自分がデブまっしぐらだからなのか。非常に気にな るところです。


5月14日(木) 【形】

 今日は朝から研究室へ。終日、いろいろ作業。大分形になってきたような気がしないでもない。

 夜は木曜日の恒例になりつつあるらしい先生との夕食飲み会に参加。次の日の講義準備とかもあるので毎週参加できるわけではないけど、2週に1回くらいな らということで、2週間ぶりに行ってみた。今日はロージナでサラダやピザやスパゲティを食べながらビールを飲み、酒というよりも料理で腹一杯になって満 足。ロージナの料理はやっぱり量が多いなあ。


5月13日(水) 【いきなりステーキ】

 昼から研究室へ。今日はひたすら統計解析ソフトのRをいじくりまわす。打ち込み間違いや関数間違いや式間違いでなかなか上手く行かずイライラしたけど、 使ってるうちに何とかものになってきたような気がする。でもやっぱり計量分析と統計ソフトの使い方は、学生のときにきちんとマスターしておくべきだったと 思う。「質的分析で行くから」という言い訳で量的分析を遠ざけていたことを激しく後悔だ。あと英語と運転免許も。この3つは学生のときにきちんとマスター しておくべきだった。ラーメンばっかり食べている10年前の自分にアドバイスしたいくらいだ。仕方がないのでこの1年でこの3つをきちんとマスターしよう とは思っているけど、果たしてできるのか(特に英語)。

 夜は無性に肉が食べたくなったので、最近よく耳にする「いきなりステーキ」の 吉祥寺店へ行ってみた。銀座とか新橋とか都心で展開しているのかと思ったら、去年の夏に吉祥寺にもできていたらしい。場所は以前ペッパーランチがあった場 所。いきなりステーキとペッパーランチは同じグループらしいので、鞍替えということかな。夜9時過ぎだったけど、カウンターの席はほぼ埋まっていてなかな か盛況の様子。なかなかに肉臭い(もちろんいい意味で)。

 空いている場所に案内されてメニューを見る。ちなみにいきなりステーキには椅子がない。立ち食いにして余計なサイドメニューをなくすことで回転率を上げ ることで、肉を安価に提供することができるらしい。メニューを見ると一番基本らしいリブロースが300gで1800円(税抜)。ここは基本300g以上で 注文することになっているので、300gも食べられるかどうか心配になる。でも注文しないわけにはいけないので、万が一のことを考えてサイドメニューのご 飯を注文せず、リブロースステーキ300gを注文する。注文してしばらくしたら、店員のお姉さんがこれから焼く300gの肉を持ってきて「これでいいです か?」と確認してくれた。焼く前にちゃんと肉を見せてくれるシステムはいいな。

 5分くらい待ってリブロース300gが登場。レアがお勧めということでレアで頼んだら、中は結構赤かった。でもそのお陰で赤身なのに柔らかい。肉自体も ワイルドな味があって予想していたよりもおいしい。お陰で最初は食べられるかどうか不安だった300gのお肉もあっという間。というか、あと300gでも 食べられそうだなという感じだった。多分普通のステーキ屋だったらこのくらいの量で3000円とか4000円とか取られるはずなので、これで1800円 だったら結構安いかな。ただやっぱり立って食べるというのは如何ともしがたい落ち着きのなさがある。これで座れたら言うことないんだけどなあ。


<吉祥寺のいきなりステーキ>

<リブロースステーキ300g(税込で約2000円)>

 いきなりステーキは安いと言っても最低1800円(税込だと2000円)になるので、さすがに毎日は通うことができない。本当に肉が食べたくてどうしようもなくなったときにまた行こうと思う。


5月12日(火) 【台風が来る】

 今日は吉祥寺の洞くつ家でラーメンを食べてから研究室へ。そろそろ本当に体に気を付けようと思い、ラーメンは油少な目でお願いし、トッピングにほうれん 草を追加した。これだけで何だか体にいいことをしているように思えてくるので不思議。もちろん体に気を付けるならラーメンを食べないのが一番であることは 言うまでもない。。

 台風が近付いているということだったので、今日は7時前には研究室を出て帰ることにした。建物を出たところで雨が降り出し、吉祥寺に戻る頃には本降りに なってきた。日中は曇って涼しかったのが、雨が降り出してからは台風が南の空気を運んできたのか、空気が生ぬるくて気持ち悪い。こういう湿度が高くて不快 指数が高い季節がこれからやってくるかと思うと若干憂鬱だ。

 雨が降る中、大戸屋で真鱈と野菜の黒酢あん定食を食べてから帰宅。夕食を食べていると、台風はいつの間にか熱帯低気圧になっていた。


5月11日(月) 【お好み焼きが食べたい】

 前期の月曜日は仕事が入っていないので、休みと言えば休み。でも今の生活だと土日を含めてあまり曜日は関係なく、逆にきちんと講義をしないといけない金 曜だけが「働いているっ!」という気になる。そういう感じなので、今日は一日寝ていても別に誰からも怒られないのだけど、やることはやらないといけないの で今日は昼から研究室へ行くことにする。

 研究室へ行く前に、吉祥寺ヨドバシの8階にあるお好み焼きの鶴橋風月へ。今日は無性にお好み焼きが食べたかった。知らなかったが、鶴橋風月は大阪では一大お好み焼きチェーンらしい。

 豪華なメニューもあったものの、一番シンプルな豚玉のモダン焼きを注文。ついでに300円でサラダ・ドリンク・スープバーも付ける。今日はお好み焼きも 食べたかったけど、野菜も食べたかったのでサラダバーはありがたかった。この店は店員さんが全てお好み焼きを焼いてくれるということだったので、目の前で お好み焼きが焼けるまで、サラダを食べまくった。おかげでお好み焼きが出来上がったときには既にやや満腹感に襲われてしまうという。。結局最後は目を回し ながら完食。腹はパンパン。サラダといって侮ってはいけなかった。


<まずはタネを鉄板に乗せる>

<しばらくしたら上に麺と鰹節を乗せる>

<ある程度したらひっくり返す>

<最後にソースとマヨネーズで出来上がり>

 食後研究室へ行き、データ収集と打ち込みという地味な作業をしていたら、いつの間にか夜10時前。参ったなあという感じで研究室を出て、帰りにココイチでカレーを食べて帰る。何だか生活に張りがないな。


5月10日() 【西武鉄道】

 今日はいい天気なので出かけることにした。最近はまっている「首都圏の私鉄に乗るシリーズ」で、相鉄、東急、東武に続き第4弾は西武鉄道。渋谷を除く東 急沿線からだと西武線全線一日乗り放題の切符があるということだったので、一旦東急東横線の代官山まで行き、そこから西武線を行ったり来たりしていた。池 袋からレッドアロー号に乗って秩父に行ったり、多摩湖辺りの複雑に入り組んだ路線の辺りでうろうろおろおろしたり、東村山でこの前まで東京都唯一の国宝建 造物だった正福寺地蔵堂を見物したり、所沢で手打ちの武蔵野うどんを食べたり、割と満喫することができた。

 ただ、西武は首都圏大手私鉄の中では東武、東京メトロに次いで営業キロが長いので、途中であまり散策の時間を取れなかったのが悔やまれる。僕の場合は電 車に乗るとか電車の写真を撮るということが主目的ではなく、電車はあくまで移動手段であり、でもそれを楽しめるなら楽しんでしまおうというスタンスなの で、ずっと電車に乗りっぱなしになるとちょっときつい。秩父も川越も多摩湖も行ったもののほとんど素通りだったので、その辺りは少し残念だった。まあ、秩 父も川越も過去何回か行ってるから、いいと言えばいいんだけれども。

 あと、西武はご当地発車メロディーに力を入れているようで、東村山では東村山音頭が、高田馬場ではマルコメ味噌のCMテーマが、新狭山ではロッテコアラ のマーチ♪のCM音楽が流れていた。ただ一方で前から使われている発車音も健在で、特に新宿線とか拝島線で使われている一部のメロディは音階の関係で聞く と若干不安になる。あれ、どうにかならんかな。


<特急ちちぶで秩父へ>

<秩父の武甲山

<多摩湖の辺りは路線が入り組んでいる>

<今日は試合がなかったので静かな西武球場前>

<最近まで東京唯一の国宝建造物だった正福寺地蔵堂>

<所沢で手打ちの武蔵野うどん>

 帰りは中央線で人身事故が起こったとかで、結局家に着いたのは8時前だった。武蔵境で30分も待たされるとは思わなかったよ。。


5月9日() 【再放送の再放送】

 昼12時過ぎに起床。暑くなってくると金曜の講義が相当疲れるので、結果として土曜日にかなり寝てしまう。足も若干の筋肉痛で、そんなになるくらい動いたの?と思ってしまう。

 起きてから吉祥寺へ。今日は無性に野方ホープの ラーメンが食べたかったので、ヨドバシの隣のビルの地下一階にある野方ホープへ行く。吉祥寺にはホープ軒本舗と野方ホープがあり、元を辿れば出自は恐らく 同じなんだろうけど、今は全くつながりがないらしい。僕はこれまで専らホープ軒本舗だったけど、最近ひょんなことから野方ホープに入ったら結構良かったの で、最近は野方ホープにもちょくちょく通っている。カウンター席だけとか、あっても2人用のテーブル程度のラーメン屋が多い中で、野方ホープは大きなテー ブル席もあって比較的店内が広いためか、今日も小さな子供を連れた親子連れが多くて繁盛していた。まあ、そのおかげで回転率は結構下がっているように見え たけど。

 楽しそうな家族連れの皆さん方を横目で見つつ、一人寂しいオジサンの僕は野菜ラーメンとランチセットの半チャーハン。ホープ軒は背油の量を調整できるの で、今日は5段階で上から2番目のこってりでお願いする。豚骨で油こってりだと体に悪いので、言い訳程度に野菜ラーメンにした。そしてここはニンニクを入 れ放題なので、今日は調子に乗って4欠片ほど潰して入れてみた。そしたら案の定、食後は口の中がヒリヒリして、家に帰った頃にはお腹が痛くなる始末。何度 も同じ過ちを繰り返しているのに、どうして学習できないのか。でも野方ホープのラーメンはおいしいので、今後もまたちょくちょく通ってしまうことだろう。 ちなみに今日は写真を撮らなかったので、下の写真は4月に撮ったものです。


<野菜ラーメン油こってり>

<ランチセットの半チャーハン100円>

 3時前に帰宅し、3時半から楽しみにしていた赤い霊柩車シリーズの再放送を見る。3日の日記でも書いたように、僕は山村美沙の赤い霊柩車シリーズ が好きでよく見ている。新作は年に1回か2回しかないけど、再放送は土曜午後によくやっているので、家にいる土曜日にテレビ表を確認して赤い霊柩車があっ たら「やった!」と小躍りしてしまう。

 今日も小躍りしてスタンバイしていたら、開始2分で「あれ?」と思い、3分で「まさか・・・」、4分で「これ、前見たことがある!」と確信し、同時に がっかりした。赤い霊柩車シリーズは作品数も多いけれど、それ以上に再放送されているので、作品がかぶってしまうということだろうか。それにしても2,3 年前に見た作品がもう回ってきたとは。さすがに1回見た作品は全部知ってるし、見てもなあ・・・

 とか言いながら結局全部見てしまい、ちょっといい話だったので最後は感動してしまうという。。完全にマニアだな。


5月8日(金) 【やりすぎ】

 今日は非常勤で六角橋へ。昨日の酒は全く残っていないけど、寝る前に飲んだ鼻炎の薬の影響で頭がぼんやりしていた。ぼんやりとした感じで2コマ講義。今日はまだ空気がカラッとしていたので助かった。そして相変わらず大声で喋り過ぎて喉が痛い。

 帰りは渋谷の壁の穴で たらこ・しらす・しそのスパゲティ。ニンニクが好きなので、もちろんトッピングを追加。壁の穴は学生時代からよく行っていたけど、そういえば壁の穴が発祥 であるというタラコ系のスパゲティを食べたことがなかったので、上京15年目にして初めてタラコ系スパゲティを食べることにした。おいしかったけど、早い 段階で粉チーズを大量に入れた結果、チーズの味しかしなくなったので激しく後悔した。お陰でタラコスパゲティを食べているのかどうかも分からない。何事も やりすぎは良くない。


<壁の穴でたらこ・しらす・しそのスパゲティ>

 夜は少しゆっくりして、タモリ倶楽部などを見てから就寝。


5月7日(木) 【病気にならないために】

 世界遺産への登録が勧告された「明治日本の産業革命遺産」に対して韓国が文句をつけているらしいが、僕個人としてもこれ以上国内の世界遺産が増えるとな あ・・・と思うところがある。というのも、旅行塗りつぶしマニアの僕にとっては、世界遺産に登録されたらそこに行かないと気が済まなくなってしまうから。 特に今回は8エリア23か所に分散しているので、全部行こうとすると結構行きにくい。長崎のグラバー亭とか八幡製鉄所とか萩とか、既に行ったことがあると ころも多いけど、釜石の高炉跡とか遠くてなかなか行き辛い。とりあえず夏の帰省時に三池炭鉱とか長崎造船所に行ってみるかな。

 今日は研究室へ行き、午後打合せ。一応形式上共著で書いた論文が載った雑誌をもらい、少しテンションがあがる。でも前夜から4000字の依頼原稿を書い ていたら朝8時になってしまい、1時間だけ仮眠してから研究室に向かったので、所々記憶が飛びそうだった。本当に徹夜が厳しくなってきているというか、そ ろそろ無理をすると脳出血とか心臓麻痺でぽっくり行ってしまう可能性も否定できない歳になってきたので気を付けようと思う。実際に周りではここ最近、脳出 血や脳梗塞などの話がちらほら入ってくるので(そのほとんどは60歳以上の大先生方だが)、この業界にいる限りまだ若いとはいえ何が起こるか分からない し。

 とかいいつつ、夜はY君と飲みに行く。今日は久しぶりに国分寺の四文屋へ。 ビールやハイボール片手に、豚の串焼きやニンニク芽の串を食べる。今日は久しぶりの四文屋で、一番のお気に入りだったレバー串がなくなっていたのはかなり 残念だった。国の決まりだとはいえ、あの胡麻油と塩で食べる軽炙りレバーが食べられないのは本当に残念。ただ、以前はなかった(と思う)ハイボールはかな りよかった。サントリーの角ハイで、濃くてキンキンに冷えている。これは350円は安い。最近は専らハイボールばかり飲んでいるけど、四文屋のハイボール は頭一つ抜けている気がした。今日は写真を撮らなかったので、今はなきレバー串を思い出すために5年前の写真を載せておこう。写真見たら食べたくなってき たな・・・。


<今はなきレバー串>

<焼き物各種>

 明日講義なので、影響が出ないように10時過ぎに散会。今日は「ほろよいだけど明日にほとんど影響がない程度」のアルコール量で、ちょうどいい感 じ。でも帰りに吉祥寺でついついラーメン屋に入ってしまう哀しい性。今日はホープ軒で中華そばににんにく入り。病気になりたくないとか言いつつ、こういう ことをしていたら駄目だよなあ・・・。


5月6日() 【懐かしのシャービック】

 ゴールデンウィークも最終日。個人的にはGWであろうがなかろうがそんなに変わらないが、最終日ということは明日からまたいろいろと周りが動き出す。と いうことは僕もそれに合わせていろいろと準備をしておかなければならない。ということで今日は明日の打合せの準備をしたり外部から頼まれた原稿をシコシコ と書いたりする。原稿は4000字でお願いしますと言われていたが、4000字程度じゃ言いたいことも言えないこんな世の中じゃにポイズン、だったのでか なり切羽詰った。学生の頃は4000字の期末レポートでも多くて面倒と思っていたのに、今じゃそれでは全然足りない。だらだらと多く書くことはできるけ ど、要点を押さえつつシンプルに短く書くことは難しい。一応明日の打合せまでには何とかしたいけど、果たして間に合うのだろうか。

 近所のスーパーに買い物に行って何気なく棚を見ていると、懐かしのシャービックが売られていた。前見た時はゼリエースとプリンミクスしかなかったのが、 いよいよシャービックも並べることになったらしい。シャービックと言えば子供の頃に夢見た食べ物で、母親と一緒に買い物に行ってはシャービックを買ってく れとねだっていた。でも僕の記憶が確かなら、1回くらいしか買ってもらえなかったように思う。1回くらいしか買ってもらえなかったので、シャービックに対 する欲求は高まり、段々と神格化されていった。シャービックの星形のやつはおいしいんだろうなあ、とか。

 そんな子供の頃に夢見ていたシャービック。大人になって懐かしいものとして記憶から遠ざかっていたが、久しぶりにスーパーで見かけてはっきりと記憶が 蘇ってきた。今は自分で好きなように買える。これは買うしかないと思い、シャービックを手に取る。値段を見ると150円と、思ったよりも安かった。当時は これが自由に買えなかったのか。

 帰宅後、早速シャービックを作ってみる。本当ならパッケージ写真のようにハート型とか星型とかにしたかったけど、生憎うちにはそんな型はない。子供の頃 にシャービックに憧れた大きな理由は、星とかハートとかスペードの形が何とも素敵に思えたからだった。まあでも今回はそこは諦めないといけない。牛乳と シャービックの粉を混ぜ、冷凍庫付属の一般的な製氷型で凍らすこと3時間。上手い具合に固まったので早速食べることにする。


<懐かしのシャービック>

<冷蔵庫付属の製氷型で作ったので、全部四角形>

 ・・・僕が長年食べたかったのはこういうものだったのだろうか。いちご牛乳をシャクシャクとした感じで固まらせたもので、もちろんおいしいことは おいしい。でも子供の頃に築き上げてしまった理想が高くなりすぎてしまっていたらしい。この歳になって食べるべきじゃなかったかな。初恋の人のことは美し い思い出として心の中にしまっておいた方がいいのと似ているのかもしれない。あと、味はいいとしても、びっくりするほど甘かった。この甘さなら確かに母親 があまり食べさせないようにしていたのも分からんこともない。ということで少し残念な気持ちになってしまったけれど、30年振りくらいにシャービックを食 べることができたこと自体はよかった。また滅茶苦茶甘いものが食べたくなったら、今度はメロン味を買って食べるかな。

 買い物に行ったにもかかわらず、シャービックの甘さの反動か急にピザが食べたくなったので、夕食はピザを買いに行く。近くにドミノピザができて、持ち帰 りなら1000円くらい安くなるキャンペーンをやっているというので、これを利用して高麗カルビピザをお願いした。普通なら2400円のところが、持ち帰 りで1500円になったので900円お得。お得になった分、ニンニクを増量してみた。おいしかったなあ。ピザ屋が近ければ、断然持ち帰りにするべきだな。


<高麗カルビピザニンニクトッピング増量にしました>

 明日から世間はまた普通に動き出す。その流れに乗らないといけないのが億劫だ。


5月5日() 【平凡な休日】

 昨日は早朝から動き回って疲れていたのか、今日は起きたら午後1時だった。昨日寝たのが深夜1時なので、12時間睡眠。何か最近こういうのが多い。全体的に疲れているんだろうか。

 今日は週明けの打合せや講義に向けて、大人しく仕事。夕食は近所の蕎麦屋で冷やし鳥そばを食べる。そのくらいの一日。


5月4日() 【両毛地域へ】

 今年のGWはどこにも出かけない予定だったが、ずっと家で仕事をしていると精神的に悪そうだったので、1日だけ日帰りで出かけることにした。何か目的が ないといけない気がしたので、近々の講義のために群馬県館林市にある田中正造記念館へ行き、そこの展示物を見てお勉強をしつつ、販売されているDVDを手 に入れてくることを目的にした。去年8月に足尾銅山の方に足を運んで写真を撮ったけど、講義で扱うにはやっぱり田中正造記念館に行っておかないといけない だろうと(あと、そろそろ講義で見せているDVDを変えたいと)。こうすることでお出かけが「仕事の一環」になって、単に遊びに行くんじゃないよと、 ちょっとだけ後ろめたさを解消できる。

 ただ館林の田中正造記念館に行って帰るだけではもったいないので、ついでに東武鉄道の「ふらっと両毛フリーパス」を使って、両毛地域を縦横無尽に駆け 回ってみた。特急りょうもうで浅草から終点の赤城まで行ったり、太田で日本三大焼きそばの一つである太田やきそばを食べたり、東南アジアやブラジル人の多 さに大泉町近辺の電車でびっくりしたり、佐野でラーメンを食べて帰ろうと20分くらい歩いて店に行ったら「本日麺切れのため終了」との事実に愕然とした り、代わりに1本60円のいもフライを買い込んだりと、なかなか有意義に回れたんじゃないかと思う。GWとはいえ、両毛地域は穴場スポットなのでそんなに 人も多くなくて快適だった。この様子もいずれ旅行記として書いておきたいけれど、果たして書けるのか。。  


<この切符を使って両毛地域へ>

<特急りょうもう1号(終点赤城駅で)>

<太田やきそばは食べておく>

<館林にある田中正造記念館>

<記念館で講義用の資料とDVDを購入>

<佐野名物のいもフライ>

 夜7時半頃に浅草に到着し、渋谷まで戻って道玄坂のねぎしで夕食。本当はトンテキの店に行きたかったのだけど、8時過ぎというのに行列ができてい て諦めざるを得なかったので、困ったときのねぎしに落ち着いた。たださすがにGWというか、ねぎしすらも人が多くて、僕が入った時点で満員御礼に。店の8 割が爪にネイルを施したような若い女性で、何だかいつものねぎしと様子が違うなあと居心地の悪さを感じつつ、ミックス定食を食べた。既にオジサンと呼ばれ る年齢になった僕にとって、この若者集団の中で食べるのはちょっと怖い。渋谷で食べるより、吉祥寺のねぎしで食べた方がよかったかな。  


5月3日() 【移り変わり】

 今日は朝9時起床。鼻炎薬の副作用のおかげで良く寝られた反面、起きたときでもまだ頭がぼんやりしている。そして薬の効果が切れたのか、また鼻炎が始 まってしまう始末。あまり薬は飲みたくないけど、飲まないとまともな生活が送れないので仕方なく飲むことにする。外はこんなにいい天気なのに、これでまた 眠気に襲われてしまう。でもそれでは勿体ないので、布団を干し、洗濯をし、部屋の掃除をした。本当なら鼻炎のときにこんな埃の立つことをするのは自殺行為 に等しい。でも薬を飲んでいるので、今なら埃を立てようが立てまいが一緒だろうと思い、半ば強引に事を進めてみた。特に鼻炎が酷くなることもなかったの で、大丈夫ということかな。

 正午過ぎに家事全般が終わり、午後は鼻炎の薬でぼんやりとしてしまった頭で連休明けの打合せで何をどうするかをぼんやり考えていたけど、やっぱり頭が使 い物にならない。眠くてやる気も起きないので、仕方なくテレビをつけたらテレビ朝日で西村京太郎トラベルミステリーの再放送をやっていたので見る。僕はこ の西村京太郎の十津川警部シリーズと、山村美沙の赤い霊柩車シリーズが好きで、新作も再放送もついつい見てしまう。今日の再放送は愛川欽也が亀さん役を演 じていたときのものだったので、恐らく愛川欽也追悼の意味もあるのだろう。鼻炎でぼんやりしているときはこういうのがちょうどいい。

 中身はどうやら2008年の再放送のもので、まだ寝台の富士・はやぶさが走っていて、それとサンライズとの時間差を利用したトリックが用いられていた。 富士・はやぶさが廃止になった今ではできない芸当なので、今だったら殺人は起こせないなあと思いつつ見てしまう。あと、最後に富士やはやぶさに乗っておき たかったなあという思いが出てきた。大学受験のとき、現役・浪人時代を通して、東京との行き来に当時まだ走っていた富士、はやぶさ、そしてあさかぜには結 構お世話になっていた。当時は「ブルートレインって本当におんぼろだな」と思い、できれば新幹線で移動したいなあと思っていたけど、あれから10年経たず に乗れなくなってしまうとは。

 十津川警部シリーズは現状で高橋英樹十津川のテレビ朝日と渡瀬恒彦十津川のTBSの二つがあるけど、僕が好きなのは断然テレビ朝日の方。さらにテレビ朝 日の中でも、三橋達也が十津川警部を演じていた頃の作品が好きだった。三橋達也は高齢ということもあってか、原作と違って基本的に警視庁のデスクに座って 指示を与える格好になり、その時代の主役は愛川欽也演じる亀さんとその部下を演じる森本レオだった。小さい頃に見ていたこともあってか、十津川警部シリー ズ=亀さん(愛川欽也)主役がしっくりくる。三橋達也が降板して高橋英樹に交代し、十津川警部がバリバリ動くようになったときのコレジャナイ感は今でも覚 えている。

 ブルートレインは廃止され、亀さんを演じた愛川欽也も亡くなった。移り変わりとはいえ残念だ。


5月2日() 【八十八夜】

 昨日は暑い中で3時間喋りっぱなし動きっぱなしの後、横浜近郊をうろうろしたので相当疲れていたらしく、帰ってからシャワーを浴びてすぐ寝ようとした。 でも頭の方がまだ興奮状態にあったのかなかなか寝ることができず、結局寝たのは深夜4時前になってしまった。体は猛烈に疲れているのに頭が冴えているので 寝られないということが1か月に1回くらいある。こういう症状は良くないらしいので、何とか改善したいのだけど、何かいい対処法はないだろうか。お陰で今 日は起きたら既に昼12時を過ぎていて、天気の良い休日の午前中を潰してしまった。洗濯や布団干しができたはずなのに勿体ない。

 午後、買物のため吉祥寺へ。GW本番初日でいい天気ということもあってか、めちゃくちゃ人が多い。今日くらいは昼から豪勢に食べようと思い、天丼か鰻丼か迷った末に天丼の金子屋吉祥寺店へ。 午後4時過ぎではあったけれどこんな日だから相当混んでるだろうし、混んでたら鰻丼にしようと思っていた。でも店の前には行列はなく、店も他に先客が1組 いるだけという状態でちょっと拍子抜け。この店は平日の午後に混んでいたかと思えば、休日の夕方にがらんとしていたりして良く分からない。でも日本橋の本 店に比べると並ばないでいいのはありがたい。

 端の席に座って、天丼の松(穴子)を大盛りで注文する。そして今日はせっかくだし生ビールもつける。土曜の昼からビールを飲む幸せ。天丼の穴子は前(1 月)の時よりもパッと見たところ小振りだけど、その分肉厚だった。穴子、海老2本、獅子唐、小海老と烏賊のかき揚げ、半熟卵、海苔の天ぷらが乗って 1380円。大盛りにしてビールもつけたので今日は2000円近くなってしまったけど、まあ1年に1度の今日くらいは。都心に出なくても手軽にごま油風味 の江戸前天丼を食べられるのはいいことだ。


<今日は生ビールも注文する>

<食べ放題のガリごぼうがおいしい>

<松天丼(穴子)大盛り>

<神田川を小さな鯉のぼりが泳ぐ>

 買物をして帰りに駅前の神田川を見ると、小さな鯉のぼりが風に吹かれて泳いでいた。もうそんな季節か。しかし僕はその風にやられてしまったのか、 夜になって久しぶりに鼻炎が酷くなってしまい、薬を飲まざるを得なくなってしまった。ティッシュを半箱分使っても収まらなかったのでなかなか酷かった。こ の時期の風は気持ちいいものである反面、鼻炎持ちにとってはちょっと辛い。これから1か月くらい気を付けないとなあ。

 今日は誕生日。出だしで躓いてしまったけれど、この1年は健康でつつがない1年にしたい。


5月1日(金) 【9年振り】

 今日は非常勤で横浜六角橋へ。最高気温が28度まで上がるという予報だったので、今日はジャケットなしのワイシャツだけで行くことにした。でも暑い。お まけに多くの人がゴールデンウィークの休みに突入しているのか、いつもなら座れる東横線特急も立ちっぱなしだった。冷房もあまり効いてないので暑い。そし て講師控室もいつもに比べると人が少ない。今日を休講にしている先生方が多いのか。

 講義もGWなので休みが多いかと思ったら、いつも通り満員御礼で、部屋がムシムシして暑い。最近の学生の皆さんは本当に真面目なことです。僕が学生だっ たらこんな天気のいい日はサボってた可能性がある。今日は今学期の講義で一番の肝かつややこしくて難しい箇所だったので、GWに重要な部分をやってしまっ て申し訳ないと思いつつも、気合を入れて講義したので喉は枯れたし汗まみれになったしで非常に疲れた。

 今日は一眼レフを持ってきていたので、講義後に大学の高いところから写真を撮ってみる。東横線で横浜から3駅のところの割にはこれまで横浜っぽさを全然 感じなかったけど、高い所から眺めると海や橋や工場が見えて、この辺りは横浜の中心部に近かったんだと再確認した。こういう景色を眺めながら講義出来たら また違うんだろうと思う。


<非常勤先4階から眺める横浜の街>

<最上階の8階まで行ったら海が見えた>

 今日は良い天気だし鞄の中に一眼レフを忍ばせてきたので、まっすぐ帰らずに少し横浜をぶらぶらしてから帰る。ちなみに非常勤先の最寄り駅で横浜行 の電車を待っているときに、反対側のホームに孫悟空でお馴染みのあの有名声優がいた。髪型がそうだったし、何より携帯で話している声がまさにあの声だった ので恐らく間違いない。ドラゴンボール世代としては実際に一目見られただけでも嬉しい限りだ。ドラゴンボールの最新映画が公開されてまだまだ現役バリバリ という感じだが、調べてみると御年78歳とのこと。その歳であんなに力を使う声を出せるとは恐れ入る。

 横浜駅に着いて相鉄線へ。一週間前に実行した東急線に続く「東京近郊の電車に乗ってしまおう第2弾」は相鉄線。相鉄線は全国の大手私鉄16社のうち、一 番営業距離が短い35.9km。これだったら夕方からでも余裕を持って全部乗ることができる。そして相鉄に乗るので、久しぶりに上星川にある家系の名店、 寿々喜家へ行ってみることにした。まず横浜駅17時23分の各停に乗って6駅先の上星川まで。夕方の下り方面なので座れないかと思ったら、結構余裕を持っ て座ることができた。この辺、東京の私鉄とはちょっと違うのかな。 


<相鉄線の横浜駅>

<とりあえず各停に乗って上星川まで>

 恐らく9年振りであろう相鉄線に乗って13分で上星川に到着。駅を出て八王子街道沿いに10分ほど歩くと寿々喜家に 到着。こちらも約9年振り。そうそうこんな店だったな、と思いながら店に入り、券売機でらーめん中(800円)とチャーシュー(200円)を買った。前来 たときは券売機じゃなくて直接注文するスタイルだったような気がするが、9年間のうちに変わったのかもしれない。あとラーメンの値段も10年前に比べると 100円ほど高くなっていたかもしれない。

 5分ほどでラーメン到着。スープを一口飲んでから食べ始める。スープを飲んで、「ああこれこれ!」と9年前の記憶が蘇ってきた。寿々喜家のスープは豚骨 スープの雑味を全て取り除いた、上澄みの上質な部分だけを使っている印象がある。でも上澄み部分を使ってるからと言って味が薄くなったりコクがなくなった りするわけではなく、家系独特の濃さもしっかりしている。あっさりしているのに濃いという、本来は両立不可能なものが止揚されて新たなステージに入ったよ うなスープになっている(ちょっと大袈裟か・・・)。家系人気投票断トツ1位は伊達じゃない。吉祥寺の洞くつ家や武蔵家もおいしいと思うけど、ここは ちょっと別格だな。ということで非常においしくいただいた。できれば好みの作り方を覚えてもらえるくらいの常連になりたいけど、うちからだと1時間半かか るからなあ。そこだけが残念。


<上星川駅から徒歩10分のところにある寿々喜家>

<中盛りチャーシュー麺(1000円)の固め>

 食後、満足して腹をさすりつつ、夕暮れの八王子街道を歩いて再び上星川駅へ。


<夕暮れの八王子街道>

<上星川駅に戻ってきた>

 上星川駅からはいずみ野線に乗って終点の湘南台まで行くことにする。相鉄線は二俣川駅を中心にYの字の形になっているので分かり易い。東武とか西武とか東急に比べたら本当にシンプルな路線図になっている。


<横浜辺りの鉄道路線図>

<相鉄は大手私鉄の中で一番営業距離が短い>

<上星川駅>

<急行通過中>

<上星川駅ホーム>

<電車の到着を待つ>

 18時16分の電車に乗って終点の湘南台まで。湘南台に近づくにつれて乗客は少なくなり、夕暮れのまったりとした空気が流れている感じだった。 段々と郊外になって建物の密集度も低くなり、進行方向右手にはっきりと富士山が見えて綺麗だったので、湘南台に着いたら富士山の写真を撮ろうと思ったら湘 南台駅は地下駅だった。。今は湘南台駅がいずみの線の終点になっているけど、将来は平塚方面まで延伸する計画があるらしい。

 不正乗車にならないために一旦改札を出て、18時52分の横浜行各停に乗って折り返す。隣に座ったオジサンがおもむろにビニール袋から大量の柏餅を取り 出してむしゃむしゃ食べ出したので、怖くなって席を移動した。でもこどもの日も近いし、確かに今は柏餅の季節か。あからさまに変な目で見てしまってオジサ ンには悪いことしたかな。


<終点湘南台駅に到着>

<52分の横浜行に乗って折り返す>

<各停横浜行>

<電車の車内>

 二俣川駅で相鉄本線に乗り換えて、終点の海老名まで。本線の方は結構混んでいて、終点まで立ちっぱなし。まだ大学生の頃、上星川から二俣川まで歩 いたり、西表島のさとうきび刈りで知り合った友達を訪ねて相鉄線のどこかの駅の喫茶店に行ったりした記憶があるのだけど、10年以上前のことで記憶が大分 おぼろげになってきている。友達が住んでいた駅はどこだったかなあと車窓に目をやっていたけど、暗くなってしまったので全く分からなかった。彼の実家の喫 茶店でご馳走になったスパゲティはおいしかったなあ。彼は今も元気だろうか。

 そんな少し昔のことを思い出しながら、終点海老名に19時31分到着。これで無事相鉄線全線完了。湘南台駅と違って海老名駅は地上にあり、ホームが広 い。こういう郊外のちょっと古い感じの駅は雰囲気があっていい。海老名駅の改札口のところには、相鉄グッズショップがあったのでちょっと寄ってみたかった けど、既に閉まっていたので諦める。というかマスコットキャラクターの名前、そうにゃんって言うのか。。今はどこの団体もみんなゆるキャラだな。


<終点海老名に到着>

<海老名に到着した電車>

<相鉄線海老名駅の改札口>

<相鉄のマスコットそうにゃん>

 海老名には10年前に1度来たことがある。あの時は確か卒論提出1か月前で糖分が必要とかで、有名なケーキを食べに来たんだったか。店の名前も食 べたケーキも味もその既に忘却の彼方だけで、自分の記憶力というものが悲しくなってくる。今回はっきりと覚えていたのは寿々喜家のラーメンだけだったしな あ。こういう記憶の代わりになってくれるのが日記の役目なので、おそろかにせずにできるだけ毎日書いていった方がいいんだろうな。ということで4月の日記 もなるべく早いうちに残しておきます。

 海老名からは小田急に乗って帰宅。家に着いたら既に夜9時を過ぎていた。いつもなら夕方6時過ぎには家に着けるので、3時間ほどの寄り道になったけど、寿々喜家のラーメンを食べられたし、久々に相鉄線に乗って昔を思い出すことができたのでまあいいか。


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