2013年 7月

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7月31日(水) 【腕が疲れる】

 今日は国立。気合を入れて本格的に期末テストの採点を始めたものの、あまりの量の多さに気が遠くなりそうです。今回のテストは気合を入れて作ってしまったので、その分採点が大変になりました。採点のことを考えてテストを作っておくべきだった。面白解答も多々あったけど、個人情報ゆえにここに乗せるのは問題があるので、残念ながら僕の中だけにしまっておきます。

 で、9時過ぎまでやって、終わったのは全体の4分の1というところ。先が思いやられる・・・。


7月30日(火) 【期末試験】

 今日は朝からものすごい鼻炎で、とめどなく流れてくる鼻水と繰り返されるくしゃみに苦しめられました。ただ、午後は非常勤先の定期試験なので、鼻炎のままではテストを受ける学生に迷惑をかけてしまうので、薬を飲んで何とか処置。鼻水とくしゃみが止まったかわりに、副作用の眠気が襲ってきて大変でしたが。鼻炎はふとしたきっかけで発症してしまうので、本当に困ります。

 昼前に非常勤先の生田へ。いつも教員室に行く途中にカフェテラスのような場所を通るのだけど、今日はそこで僕が授業で配布したプリントを見てテスト勉強をしている学生をちらほらと見かけました。皆頑張って頂戴という気持ちで横目で彼らを見つつ、テスト本部に様変わりしていた教員室へ。そこで事前打ち合わせなどを行ってから、3限・4限とテストを実施してきました。3限の方は受講人数が多かったので、3教室に分かれてのテストになったため、僕が担当できない残りの2教室については非常勤先の専任の先生方に監督をお願いすることになったようで、何だか申し訳なく思います。ただ、試験時間の途中に別の教室に行って「何か質問ありますか」と言うのに憧れていたので(変な憧れですが)、それが現実になった点は満足です。

 それにしても、定期試験というのは裏では結構大変なのだということが分かりました。学生の頃は何となく試験を受けていましたが、裏側では教職員が忙しく動いており、適度な緊張感はあるものの、ちょっとしたイベントのようです。自分とは全く関係ない試験の監督にまで駆り出されて、先生も大変なのね。あと、学生さんたちが自分の作った試験問題を一生懸命解いているのを教壇の上から見ていると、若干ゾクゾクします。ああサディスティック。

 ということで、期末試験は無事終了。皆様お疲れ様でした。1週間以内に250枚の答案を採点して総合成績をつけるのはスケジュール的に結構しんどいですが、泣き言を言わずに黙々と頑張ります。


7月29日(月) 【健康第一】

 昼から国立の研究室へ。先月受けた健康診断の結果が出ているということで、事務でもらってきました。「健康診断を受けなければならない」と知ってからの2週間の努力がどのように出ているのか、その結果が分かる日です。努力の結果以前に、変な病気にかかっているかも・・・という不安な気持ちで結果を受け取りました。

 結果、視力以外の全ての検査項目がAランク(正常範囲内)という大変優秀な成績でした。一番気にしていた中性脂肪の値は54mg/dlで、30〜150という基準値の中でも結構低い方でした。有酸素運動に勤しんで、中性脂肪を追い出した甲斐があったようです。これはちょっと嬉しいねぇ。悪玉コレステロール(LDL)の値は91mg/dlで、140以下という基準値からしてもそこそこ優秀。7年くらい前に駒場の健康診断で血液検査をしたときにLDLが150近くあって、看護師さんから「ちょっと気を付けてくださいね」と言われたことがあったので、その時と比べるとかなり改善されています。やはり有酸素運動に勤しんで(以下略)。

 7年前は今よりも体重が5〜6kgほど少なかったはずですが、体脂肪率は20%以上あったし、コレステロールも多かったので、体内の環境は結構悪かったようです。対して今は体重自体はBMIで言えば23〜24の間をうろうろしているけれど、体脂肪率が17〜18%台まで下がっているし、中性脂肪もコレステロールも低くなっています。わずか2週間の生活習慣改善でここまでになるのだから、僕もまだまだ捨てたもんじゃない。密かに心配していた血糖値も問題なくてよかった。ただ、γ-gtpを始めとする肝機能系数値は、正常範囲内だけどちょっと高めです。これは3年ほど毎日喘息の薬を服用しているからかもしれません。

 しかし何はともあれ全体的にかなり優秀な体内環境だったので、一人ほくそ笑んでいるところです。こんな生活をしているから、もっと不健康だと思ってた。2週間の努力がめでたく実りました。まあ、実際にはアレルギー性鼻炎だし気管支喘息だし左目の眼底にはカルシウムが溜まっているしで、全然健康ではないのだけど。


<Aばかりの大変優秀な成績である>

<結果が良かったのでヒューガルデンで乾杯>

 明日が非常勤先の期末テストということで、採点に備えて解答を作ってから帰宅。健康診断の結果が良かったお祝いに、久しぶりにヒューガルデンホワイトで晩酌にしました。つまみは焼鳥専門店の焼鳥。ただし、ずっとこういう食生活をしていると数値が悪くなっていくのは明らかなので、ほどほどにします。せめて糖尿病だけにはならないように。


7月28日() 【霧の森大福】

 昨日は帰り着いたのが深夜1時近くになり、そのまま倒れこむように就寝。朝の8時には目が覚めたけれど、日中は眠くて仕方がなく、「1時間だけ・・・」のつもりで横になったら、既に夕方5時でした。どうも夏バテのようです。5日間暑い中で動き回っていたので、それも仕方がないか。最近は3泊以上の出張や調査に出ると、次の日は虫けらのように使い物にならなくなってしまいます。もうそんなに若くない、ということでしょうか。

 そんな中、松山で買ってクール宅急便で宅配手配をしていた「霧の森大福」が到着。ついにやってきました。霧の森大福の説明はウィキペディアにもあったので、こちらをどうぞ。今はどうか分かりませんが、一時期はインターネットでの抽選倍率が100倍とか、現地に買いに行っても午前中には売り切れるとか、ものすごいレア商品だったようです。確かに2年前に松山に行ったときは、開店直後にもかかわらずものすごい行列だったので諦めました。でも今回は夕方でも若干残っていたので、少しは落ち着いているようです。テレビで紹介されたことが大きかったようですが、そういうものを鼻で笑いつつ、でも食べてみたいと思う僕は、やっぱり消費社会の申し子です。。

 冷凍のまま届いた8個入り大福。食べるには冷蔵庫で5時間程度かけて徐々に解凍してくださいと書かれていたので、耐えて待ちました。常温で解凍してすぐにでも食べたかったけれど、そうするとおいしくないらしい。なかなか焦らします。


<霧の森大福がやってきた>

<8個入り1000円>

 冷蔵庫でじっくりと解凍すること5時間、よる10時にようやく解凍が完了。さっそく一ついただきました。


<霧の森大福とご対面>

 中心にクリーム、その周りがこしあん、それを包むように抹茶餅、そして餅の表面に抹茶がコーティングされているという四層構造。普通大福というと、甘ったるくてずっしりきます。でも霧の森大福はふわふわと軽くて食感もなめらか。クリームが濃厚だけど甘さが控えめなので、大福特有のもたれ感がありません。人気が出るのも分かります。ついつい2個食べてしまった。8個買ったので、誰かにおすそ分けしようかと思ってましたが、このままだと全部自分で食べてしまいそうです。すみません。


7月23日(火)〜27日() 【高知と愛媛】

 7月23日から27日まで、4泊5日で高知と愛媛に出張でした。とりあえず、毎日本当に暑かった。以下、出張中の出来事をごく簡単に。

 23日は純粋な移動日だったので、まずは朝一番で高知に飛び、夜の集合時間まで安芸の町を散策。安芸といえば広島のイメージがありますが、こちらは毎年阪神がキャンプを行う高知県の安芸で、三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎が生まれた町でもあります。そして鎌倉から江戸時代にかけての城下町として、雰囲気も良い町だということで、安芸駅に直結している「ぢばさん市場」で無料のレンタサイクルを借りて、安芸の町をぶらぶらしました。でもあまりの暑さに2時間外にいただけでへとへと。焼きナスとゆずの二段アイスが何とおいしかったことか。23日の高知は36度近くまで上がったそうです。


<安芸のシンボル、野良時計>

<野良時計前にヒマワリが咲き誇る>

<安芸の名物、ちりめんかきあげ丼>

<焼きなすとゆずのアイスを食べる>

<安芸の武家屋敷群>

<岩崎弥太郎の生家がある>

 汗だくでくたくたになりながら、高知方面へ。高知へ戻る列車は、オープンデッキの「しんたろう1号」というものでした。ごめん・なはり線は海沿いを走るので、オープンデッキに出ると太平洋が良く見えます。でも外にいるだけで暑い。2時頃には高知市内のホテルに到着し、余裕があったら桂浜にでも行こうかと思っていましたが、既に疲労困憊でこの暑いなかさらに出かける気力がなかったので、クーラーの効いたホテルで大人しく仕事をして過ごしました。ニュースを見ていると、東京は集中豪雨で目黒川が氾濫しそうだとか何とか。一方の高知はThe真夏。早めに東京を出てよかった。


<オープンデッキのしんたろう1号で高知方面へ戻る>

<太平洋が良く見える>

<広末涼子と高知家で売り出している高知県>

<意外と観光名所になっていたはりまや橋>

 夜は今回の出張メンバーで集合して、高知の郷土料理居酒屋で夕食。カツオのたたき、刺身、清水さばの刺身、どろめ、酒盗、鮎などなど。鰹もおいしかったけれど、鯖の刺身が本当においしかった。鯖を刺身で食べられるのは新鮮な証拠です。まあ、ちょっとだけ食中りが怖いですが・・・。


<どろめ>

<清水さばの刺身>

<鰹の刺身>

<仁淀川の天然鮎>

 2次会は有名なひろめ市場で。ここはいろいろな店からいろいろな料理を調達して食べる形式なので、それに倣っていろいろな店からいろいろと調達しました。食べ比べということで、1次会に続いてここでも鰹の塩たたきを。生ニンニクをはさんでちょっとだけ醤油に付けて食べると、何というか幸せになります。高知に来てよかった。鰹の旬である秋以降に来るとさらにおいしいんだろうなあ。そういう感じで閉店の11時まで飲み食いした後、数名で〆のしじみラーメンを食べに行きました。シンプルな塩味のスープにしじみエキスが溶け出していて落ち着く味。酒を飲んだ後に効きそうです。


<2次会はひろめ市場で>

<鰹の塩たたき>

<うつぼのから揚げ、鮭の燻製など>

<〆は中華料理屋のしじみラーメン>

 24日(2日目)は終日高知県内で森林・林業関係の調査の後、愛媛県との県境を接する檮原町に宿泊。檮原町の風車を見るために、初の四国カルストにも立ち寄りました。四国カルストは公共交通機関ではなかなか立ち寄れないので、車の免許を持っていない僕は今回のようにジャンボタクシーを借り上げるような機会でもないと足を延ばせません。そういう意味で今回はありがたかった。山の上にある四国カルストは、横に広い秋吉台のカルスト台地と比べるとワイルドさがあります。


<ホテルの朝食のおすすめはちりめん丼ということで>

<てんこ盛りで食べてみる>

<四国カルストに立ち寄る>

<四国カルストに立つ檮原町の風力発電装置>

<雲の上のホテルに宿泊>

<雲の上にも温泉があった>

 25日(3日目)は檮原町で終日調査。この山間の小さな町が再生可能エネルギーを始めとして先進的な取り組みを行い、かつ成功しているというのが非常に不思議でしたが、今回実際にヒアリングや見学等を行って、その理由が何となく分かったような気がしました。あくまで何となく、ですが。あと、恋人や奥さんと仲直りしたいなら、檮原のホテルで一泊すると良いとのことです。なるほどねぇ。


<棚田オーナー制度発祥の地、神在居の千枚田>

<逆方向から棚田を眺める>

<山に囲まれる檮原町の中心部>

<檮原町役場はモダンな木造建築>

 午後に調査を終えて、県境を越えて夕方松山に到着。今回松山は本当に泊まるだけで、松山城にも上る時間も道後温泉に行く時間もありません。まあ、松山は2年前に個人的な旅行でじっくりと訪れたのでいいけど、もしこれが初めての訪問だったら個人的にはやるせないだろうと思います。ただ、念願だった「霧の森大福」を買うことができたのは良かった。以前訪れたときは開店直後にもかからわず長蛇の列で、その人気に驚いたものです。さすがにそれから2年経ったためか、それとも夕方だったためか、今回は難なく購入できました。クール宅急便で自宅に配送したので、届くのが楽しみです。

 夜は地元の先生方も含めて創作日本料理屋で食事をした後、その先生方の紹介で有名なバーへ行き、全国で優勝したというカクテルをご馳走になりつつ、30代の僕は先に抜けてホテルへ。ホテルへ戻り、アメトークを見ながら仕事(講義のリアクションペーパーの採点)をしつつ、12時過ぎに就寝。次の日に聞くと深夜3時まで飲んでいた人たちもいたようで、その体力には恐れ入ります。


<松山には泊まるだけ>

<念願の霧の森大福を買う>

<夜は創作日本料理屋で地元の先生方と>

<愛媛と言えばポンジュース>

 26日(4日目)は6時過ぎに起床し、朝7時半には内子町へ向けて出発。4日目・5日目は内子町の職員の方のコーディネートで、内子の様々な取り組みを視察させてもらいました。まず午前中は内子で有名な八日市・護国の町並み保存地区や内子座をガイド付きで見学。まあ、「ザ観光」ですが、最初は町の様子を知ることが重要ということで。。途中から雷雨になり、傘を差しても大変でした。こういった昔ながらの町並みは(いわゆる重要伝統的建造物群保存地区)は全国各地にありますが、内子の町並みは高山や妻籠までとはいかないまでも、なかなか健闘しているように思いました。平日の午前中で天気が悪いにもかかわらず観光客もそこそこいたし。


<内子の町並み保存地区>

<町並み保存地区その2>

<シンボルの内子座>

<内子座の内部>

<昼食は南予風の鯛めし>

<内子の中心商店街>

 午後は内子の山間部へ向かい、レクチャーやヒアリングや見学など。そして若手は小学校の跡地に建てられた地元の宿、というよりは宿泊研修施設で宿泊することに。研修施設とはいえ、部屋は綺麗で広く、食事も地元の方々が腕を振るっている(と思われる)素朴だけど味のあるものでした。鮎の塩焼きと鮎ご飯がおいしかった。


<本日の宿は小学校の跡地を改修したもの>

<部屋も広くて快適>

<夕食の品々>

<鮎ご飯>

<地物の天ぷら>

<内子は桃も有名>

 27日(最終日)は6時に目が覚めたので、1時間ほど宿の周辺を散歩。内子市街から30分ほどしか山間部に入っていない場所ですが、日本の原風景を思わせるような長閑な場所です。山があり川があり田畑がある。川では親子が投網を使って川魚を取っています。

 朝食をとってから再び内子市街地に降り、夕方までレクチャーやヒアリング、見学等。午後は「からり」という有名な地物農産物の直売所の研修室を借りてのヒアリングで、その休憩中に食べた三色アイスが非常においしかった。数ある中からトマト・もち麦・じゃばら(ゆずに近いかんきつ類)のトリプルを選んだのだけど、後で担当者の方の話を聞くと、どうやらこの三種類は内子産として売り出そうとしたスリートップだということで、偶然そのスリートップを口にしたようです。


<4月にできた内子ビジターセンター>

<昼食はからりで惣菜バイキング>

<地元農産物直売所のからり>

<トマト・もち麦・ジャバラの内子産三色アイス>

 5時に全ての行程を終え、松山空港へ。19時45分の羽田最終便まで時間があったので、皆で空港内のレストランに入って早めの夕食など。愛媛の地ビールである道後ビール(ヴァイツェン)は、フルーティーな香りで飲みやすい。あと、大洲に肱川ラーメンというご当地ラーメンがあるというので、食事はそれを。肱川ラーメンは豚骨ラーメンで、「とんこつ大賞」なるものに選ばれたそうです。ラーメンマニアとして(といっても最近休業中ですが)、肱川ラーメンの名前を知らないとは恥ずかしい。味はあまり豚骨臭がしない豚骨ラーメン、というところか。ただ、こういった大衆レストランで食べるラーメンはどうしても質が落ちてしまうので、いずれ本場のラーメン屋で食べてみたいものです。


<最後の道後ビール>

<肱川ラーメンというご当地ラーメンを食べる>

 19時45分のANA便羽田行は、個人的に初のボーイング787。最新式なので一度乗ってみたかったものの、いろいろ問題が起こっているので結構な怖さもあり、乗る前はちょっとなあ・・・という心持ちでした。ただ、乗ってしまうとその問題はどうでもよくなり、そもそも今日飛んでくれるのか、という事態に。東京のゲリラ豪雨のため、羽田が離着陸を制限しているようで、この飛行機も離陸許可が下りないとのこと。ということで、1時間15分程度、飛行機の中で待たされました。どうせならこのまま離陸しないでもう一泊松山で、ということになればいいのにと思ったけれど、さすがにそんなことはなく、羽田の離着陸制限が解けた瞬間にさくっと離陸。


<今回はポンジュースを飲まなかったなあ>

<初のボーイング787に乗る>

<確かに窓が大きい>

<離陸できずに機内で1時間以上待ちぼうけ>

 羽田に到着したのも、定刻から1時間15分遅れの22時30分。辛うじて吉祥寺行きの最終バスがあったので、何とか間に合いました。よかったよかった。一つ前のJAL便に乗ったFさんは、関空に臨時着陸して足止めされた上に羽田到着が深夜過ぎになってしまったそうなので、その日のうちに自宅に帰りつくことができて幸いだったのかもしれません。

 ということで、最後にどうなることかと思ったけれど、今回の出張も何とか無事終了。暑い5日間でした。


7月22日(月) 【土用の丑の日】

 出張とか調査に出かける前の日はどうしても慌ただしくなってしまいます。今日もそんな一日。

 午前中は明日からのために洗濯等の家事をし、昼に立川へ。先々週申請しておいたパスポートを取りにいきました。10年前に作ったこれまでのパスポートと比べると、表面の素材が若干変わっているような。以前のものは見た目も手触りも合皮っぽいですが、新しいものは厚紙っぽくて、何というか安っぽい。これも財政悪化による経費削減の影響なのでしょうか。もしくはICチップを埋め込んだから、その分表紙にかける費用を安くせざるを得なかったとか。

 今日は久しぶりにムシムシする暑さで外に出たくなかったので、そのままルミネ8階(パスポートセンターが9階にある)のレストラン街で昼食。夏休みに入ったのか、昼時はどこも母親+子供たちという組み合わせで混んでいます。今日は土用の丑の日なので、手頃に鰻でも食べられる店があったら入りたかったけどそんな店はなく、黒ぶたやという店へ。とんテキアボカド丼なるものを注文しました。1180円と昼食にしては結構いい値段がします。内容はご飯の上にとんテキとアボカドと白髪ねぎが乗り、そこにタレがかけられているという、タイトルそのままのもの。なかなかおいしかった。ただ、敢えてアボカドを一緒に乗せる必要があったのかは分かりませんが。

 昼食後、国立の研究室へ。どうでもいい話ですが、国立駅前にある参院選ポスター掲示板の前で、一人の大人しそうなメガネ少年が足を止めてあるポスターをずっと凝視していました。小学校3,4年生くらいでしょうか。彼が凝視していたのは、落選した又吉イエス候補のポスター。選挙のポスターとしては圧倒的な文字数を誇っているのもさることながら、「腹を切って死ぬべきである」「地獄の火の中に投げ込むものである」等々、過激な文言で毎回話題になっています。そんな過激な文言に驚いたのか、足を止めてじっくりと読んでいる少年。子供の頃から選挙に触れることは良いことだとは思いますが、さすがにこれは教育上どうかなあ・・・と思って彼の隣を通り過ぎようとしたときに、彼の母親らしき人がやってきて、「あんた何読んでるの!」とメガネ少年の頭を叩き、そのまま強引に連れていかれました。きっと彼の母親も教育上危ないと思ったに違いない。こういうこともあるので、選挙のポスター掲示板はなるべく早く撤去した方がよいように思います

 研究室で明日の準備をした後、夕方三鷹の病院に寄ってから帰宅。夕食は作るのが面倒だったので、吉祥寺のアトレで弁当を買って済ませることに。土用の丑の日ということもあり、どの店もうな丼やうな重を売ってはいますが、小うな丼でも2000円とか、そこに金をかけるのは間違っているんじゃないかと思うくらいの値段設定になっていたので、鰻は諦めてのり弁にしました。まあ、土曜日に50%引きで買った鰻寿司を食べたし、今日はいいかなと。でもここまで鰻が値上がりすると、さすがにもう手が出なくなってくるなあ。


<昼:立川ルミネの黒ぶたやでとんテキアボカド丼>

<夜:山形の食材を使った高級のり弁>

 明日から出張で高知・愛媛へ。明日は純粋な移動日なので、カツオのたたきを肴に高知の地酒をキュッといきたいところです。


7月21日() 【参議院選挙】

 朝、英文レターの送付というなかなか気分の乗らなかった仕事を何とか片付け、参議院選挙の投票へ。東京選挙区の立候補者を見て感じるのは、本当に「華やかだ」ということです。東京という土地柄か、タレント候補やユニークな泡沫候補の多いこと。僕でも知っている有名な候補者がわんさかいます。非常勤先は神奈川県なので、神奈川選挙区のポスターを見る機会も多かったですが、それと比べると東京の異様さというか煌びやかさが目立ちます。

 夜は選挙速報をザッピングしつつ、サッカーの東アジア選手権も。いつものメンバーではない日本代表ということで、少し期待して見ていましたが、何というかオールスター戦を見ているようでした。要は大味。サッカーがチームプレーだというのが良くわかる試合だった。やっぱり何だかんだいって、いつもの日本代表の試合の方が面白いなあ。


7月20日() 【少し早目に土用の丑の日】

 今日は家で仕事。講義のリアクションペーパーの採点が全然終わらず、どうしたもんか。できるだけ双方向の授業をしたいのでリアクションペーパーを取り入れているのだけど、さすがに毎回250枚近くを見るとなると時間が取られ過ぎるのでそれはそれでどうかと思います。来学期は講義も増えるので、リアクションペーパーのあり方を少し見直そう。

 夜、近所のスーパーに行くと、うなぎの押寿司が半額で売られていました。どうやら最後の一つで、定価1200円のところが600円らしい。土用の丑の日も近いし、そもそも半額だし、ということでさくっと購入。今年は鰻が高騰していて食べられないと思っていたので、ありがたい話です。味もなかなかおいしかった。これで今年の土用の丑の日は終わりかな。


<近所のスーパーでうなぎ押寿司が半額に>

<なかなかおいしかった>

 夜中になって採点に飽きてきたので、気分転換にジョギング。今日は気分よく12kmほど走れましたが、そろそろ膝が痛くなり始めています。まずいなあ。


7月19日(金) 【休息】

 一週間で一番心が落ち着く金曜日。仕事は溜まっているけれど、今日は休息日としてぼんやりと過ごしました。僕の場合、たまにこういう一日がないとやってられません。


7月18日(木) 【引き続き重い】

 最近は睡眠が足りてないのか、それとも単調な仕事をさばいているせいか、日中眠くて仕方ありません。今日も家で研究室でリアクションペーパーの採点に取り組むものの、紙の山は全然減っていかず。来週の調査の予習もしなければいけないのに、これではどうしようもありません。果たして来週の月曜日までに全て捌けるのだろうか。

 夜は国立の大学院ゼミ(+若干プロジェクト)の納会があるということで、当初は不参加予定にしていたけれど、単純作業で鬱憤が溜まっていたのと、ドタキャンが2、3人出たということで、きりの良いところで仕事を切り上げてから途中参加することに。今学期は1回もゼミに顔を出していないのに、納会だけ参加するのは何だか申し訳ないなあと思いながら、一言スピーチでは好き勝手しゃべらせてもらいました。最大限の努力をした結果、残念ながら修士3年目に入ってしまうのは仕方がないけれど、M2の7月の段階で「M3をやる」なんて言っては駄目です。修論を出すまでまだあと半年あるんだから、必死にもがかないと。

 納会後、2次会ということで和民に行ってエクストラコールドを飲み、帰りに吉祥寺の洞くつ家でつけ麺を食べてから帰宅。2次会中、エクストラコールドを飲んだら眠気で頭がふわふわしてきて大変でした。あと、ハイボールが全くおいしくなかった。この点は改善していただきたい。


7月17日(水) 【重い】

 最近、仕事上のいろいろな場面で「ん?」と思うことが多いです。腑に落ちないことが多いというか何というか。これが「大人の世界」というものなのか、それとも自分が身を置いている世界が特殊なのか。いやはや。

 今日は国立。いろいろと雑用を済ませた上で、ようやく重い腰を上げて講義のリアクションペーパーの採点に取り掛かることに。もちろん講義後に一回ざっと読んで、次の講義時に簡単なコメントをするようにはしていましたが、採点はかなりほったらかしにしていました。でもそろそろ片付けておかないと、成績提出の締切に間に合わなくなってしまう。ということで講義7回分の採点を始めましたが、こんなにしんどいとは思いませんでした。採点はまあいいとして、問題はエクセルへの点数記載で、学籍番号を探してエクセルのセル上を右往左往すると発狂しそうになります。重くのしかかる1750枚のリアクションペーパー。溜めずに毎回きちんと採点しておくべきだった。

 ということで、今日は採点に疲れて8時過ぎに帰宅。4時間かけて講義1回分しか片付けることができなかったので、先が思いやられます。


7月16日(火) 【今日は割と涼しかった】

 昨日の深夜3時頃から1時間走り、その後本当にやる気が起きない雑用に渋々と手を付けていたらいつの間にか朝9時になってしまったので、急いで支度をしてから非常勤先へ。今日は配布物の印刷を頼んでおいたので、自分でやらない分、かなり楽でした。1週間前までなら印刷を受け付けてもらえるのだけど、基本的に前回の講義内容を受けて、次の週に配るレジュメの冒頭部分を変えるので、いつもならお願いできません。でも今日は最終回「講義のまとめ」だったので、前回の内容を踏まえることなく前もってお願いできておいたと。できれば3日間までにデータで送れば印刷してくれるとかだったらありがたいんだけどなあ。

 ということで、来週は出張で休講のため、今日が前期講義の最終回。今回は出席も取らないので、来たい人だけ来ればいい、と言っておいたのですが、逆にいつもより出席者が多いようにも見えました。学生の頃の僕はそんなことを言われたら喜んで休んでいたように思います。何だかんだ言って、最近の学生さんは真面目です。まあ、試験対策のような模擬テストをやると言ったからかもしれませんが。

 ちなみ模擬テストは、これまでの配布物やスマホでも何でも使ってもいいから、50分で100問の穴埋めをやってちょうだい、というもの。問題用紙はA4で6ページ分あります。我ながらなかなかスパルタだと思いますが、非常勤をお願いされた先生から「彼らは強制的にやらせないと勉強をしない」と聞いていたので、今回は心を鬼にしました。教養科目ならそこそこにやっていれば良いのかもしれませんが、一応専門の選択必修科目なので。それにしても、大きな教室で約200人の学生さんが自分が作った問題を一生懸命解いているのを見ると、少しゾクゾクします。いかんいかん、サディスティックな部分が・・・。

 これで前期授業全14回が無事終わりました。何事もなく無事に終わってよかった。あとは溜まりに溜まっているリアクションペーパーの採点と、再来週の期末テストの採点かな。


7月11日(木) 【新しいパスポートを申請する】

 今日は国立の勤務日だけど、その前にどうしてもやっておかなければならないパスポートの更新に行くことに。今年2月に期限が切れたまま、ほったらかしにしていたものの、このままだと9月上旬のドイツ・オーストリア調査に行けなくなるので、重い腰を上げました。昨日の睡眠中、パスポート申請が間に合わずにドイツに行けなくなり、ある人からものすごく叱責されるという非常に嫌な夢を見た、というのもあります。早く更新しないとずっと悪夢を見て精神に良くなさそうだったので。

 都庁のパスポートセンターは工事中で狭くなっているという情報だったので、今回は立川のパスポートセンターへ。その前に散髪し、すっきりした姿で撮った証明写真は、期限切れパスポートの証明写真と比べると本当に同一人物かどうかが怪しいものでした。人間って10年でここまで変われるものなのね。でもさすがに情けないというか恥ずかしい。パスポート申請のときも、10年前のパスポートの写真を見た担当の人がちょっと驚いてたし。髪の量はもう仕方がないとしても、当時の体重(57kg)まで落とせば少しは戻るのかもしれないので、まだまだ足掻かないといけないようです。

 とりあえず無事に申請を終え、これでお役御免となったこれまでのパスポート。改めてじっくりと中身を見ると、鮮明に記憶が残っている渡航ととほとんど記憶にない渡航が入り混じっています。10年間での海外渡航回数は計13回で、しかもそのうちの大半を調査出張が占めていて、何だかなあという気もします。そんなパスポートの中身をいくつかご紹介。左上の写真は初海外の韓国旅行のときのもの。実家のある下関から関釜フェリーで釜山へと渡り、電車でソウルまで行きました。今でこそ韓国は日本とよく似ていると思いますが、初めての海外だった当時は見るもの聞くもの食べるもの全てが新鮮で、至る所で安い感動をしたのを覚えています。

 残りの三つは一昨年のベラルーシ・ウクライナ調査の際のもの。ベラルーシは日本人が訪れることが少ない国で、ビザは珍しいのではないかと思います。ロシアは往復ともにトランジットしただけなのにビザを要求されただけなので、なんちゃってという感じではあります。ウクライナはビザはいらないけれど、出国・入国スタンプともパスポートの最終頁の一番下に押されました。ウクライナには「車で入国している」というのがミソ。これも珍しいのではないかと。


<初海外は下関から関釜フェリーに乗っての韓国だった>

<割と珍しいであろうベラルーシのビザ>

<ロシアはトランジットで立ち寄っただけ>

<ウクライナのスタンプは最終頁に押された>

 パスポート申請の後、かなり遅めの昼食。暑すぎて立川駅の外に出るのが億劫だったので、グランディオ7階のレストラン街をうろうろした結果、「自然食バイキング」という言葉に引かれて「はーべすと」という店へ。最近は一応体に気を使っているので、自然食とか野菜とかいった文言に引かれます。男性の一人客もそこそこいたので入りやすい。ということで写真は一皿目の食事です。全体的に味付けが薄かったけれど、まあまあおいしかった。二皿目も食べたけど、バイキングだと貧乏癖が出てどうしても食べ過ぎてしまいます。自然食だと言っても食べ過ぎたら意味がない。


<遅めの昼食に自然食バイキング>

<グランデュオ7階にあるので眺めは良い>

 その後国立へ行き、8時半くらいまで粛々と仕事。帰りに串揚げ屋でホッピーやハイボールで一杯やってから帰宅しました。暑いとハイボールがおいしいなあ。


7月10日(水) 【納豆の日】

 東京は4日連続で猛暑日を記録したとのこと。7月上旬でこの状態だと、8月はどうなってしまうのか。こうも毎日暑いと、さすがに体がおかしくなりそうです

 今日から孤独のグルメseason3がスタート。一週間の楽しみが一つ増えました。ほろほろ鳥と鰻がおいしそうだった。


7月9日(火) 【かき氷を食べたかった】

 今日の東京は36度近くまで上がったそうです。南国沖縄ですら31度程度だというのに。

 朝から暑い中、本日は非常勤。さすがにこの気温だとワイシャツを着るのが嫌になるので、今日はカジュアルなポロシャツで行かせてもらいました。ワイシャツの場合、下にシャツを着ないといけないので、このくらいの暑さになると下のシャツが汗を吸水してくれる機能よりも2枚着ていることの暑さの方が上回ってしまいます。1枚で吸水もしてくれる綿のポロシャツはありがたい。おかげでいつもより幾分楽に講義することができました。こんなクソ暑い中、ネクタイをしなければいけない職業じゃなくてよかった。そして今日でとりあえず前期のレギュラー講義は終了。来週は今学期のまとめ、再来週は出張で休講、3週間後は期末テストなので、あとは粛々と与えられた役割をこなすだけです。とりあえず13回分、よく頑張った。

 帰り。あまりにも暑いので、下北沢の「しもきた茶苑大山」でほうじ茶かき氷を食べて涼もうかと思い、下北沢で途中下車。お茶屋が営む喫茶店で、夏はお茶に関連するかき氷を出すことで有名な店だそうです。以前からその存在は知っていましたが、元来かき氷がそんなに好きではないので、今まで足が向きませんでした。しかし今日は本当に暑くて、あまり空調の効かない中で3時間も動き喋り続けると、何だかんだで冷たいものが食べたくなるもの。講義中も帰りにほうじ茶かき氷を食べることを夢見て踏ん張りました。

 そういうわけで、ようやくかき氷が食べられると心を弾ませながら店に行ってみると、まさかの大行列。ほとんどがお一人様の女性で、皆クーラーが効いていない外で汗を拭きながらが待っていました。8月の土日は整理券が配布されるほど混雑するとは聞いていたけれど、7月上旬の平日、それも夕食前の時間にこんなに混雑しているとは・・・。今日一日、これを目的に頑張ってきたつもりでしたが、さすがに疲れているときに暑い中で待つのは勘弁だったので、後ろ髪引かれる思いで諦めて店を後にしました。これだけ暑いとやっぱり行列ができるのも仕方がないか。

 ちなみにNAVERまとめによる「【東京】かき氷が美味しすぎる店10選」。下北沢の茶苑大山も入っています。今年の夏は1000年に1度の暑さになると言っている人もいるので、かき氷を食べて涼をとるのもよろしいかと。


7月8日(月) 【欲望に負けた】

 今日は家で仕事。今年の夏はできるだけ家のエアコンを使わないようにしよう、と決意したにもかかわらず、あまりの暑さに早速エアコンのスイッチを入れてしまいました。何という我慢のできなさ。とはいっても、東京は今年初の猛暑日になったわけで、さすがにこの暑さにやられて家で熱中症になったら困る、というか恥ずかしいので、あまり無理をしないようにするのも重要かと思います。

 暑いと思ったら夕方には二日連続でスコールのような雨が降り出して、近所に落雷連発。ああ恐ろしや。


7月7日() 【笹の葉さらさら】

 昨日の夜、あまりに暑かったので、布団を敷かず枕をせずにフローリングの上で寝ていたところ、豪快に寝違えてしまったようです。前を向いたまま首を動かせない。少しでも上を向いたり左を向いたりしようものなら、首から肩にかけて電気が走るような激痛に見舞われます。やっぱり布団を敷いて枕をして寝ないと駄目だ。

 夜、寝る前に1時間ほどジョギング。夜でも暑い上に湿度が高くかったので、走り終わった後にTシャツを絞れるほど汗だくになりました。本格的に暑くなってきたので、そろそろジョギングのやり方を考えないと。


7月6日() 【関東梅雨明け宣言】

 今日は2週に1度の土曜日仕事で、今回は朝から夕方まで神保町の学○会館。最初の頃は足を踏み入れるのも緊張した学○会館ですが、さすがに何回も通っていると慣れてきます。隣の会場では結婚式をやっている方々も。学○会館で結婚式ができるんですね。


<今日の昼は懐石風弁当>

 関東は梅雨明けしたということで、それを口実にして帰りに吉祥寺の串カツ田中でD4Y君と一杯。大衆酒場のざわざわとした雰囲気でハイボールを飲みながら串カツを食べると、夏だという感じがしてきます。ここはハイボールがおいしくて、しかもサイコロを振れば15/36の確率で半額、さらには1/6の確率で無料になるので、非常にお得感があります。国立の某居酒屋はハイボールの作り方をここに学んでほしいもんだ。


7月5日(金) 【パソコンを回収しに行く】

 金曜は本来なら個人的な休息日ですが、明日の仕事で使うために研究室に置いてきたノートパソコンを回収(というか厳密には僕のノートパソコンではないので「お借りする」)ために午後から国立へ。そのついでに(と言っては怒られますが)、私的研究会にも出席してきました。研究会まで時間があったので研究室で仕事をしてもよかったけれど、今日は休日感を出したかったので、二日連続のロージナ茶房で遅めの昼食を食べつつゆっくり。

 今日は初めて「フローレンス」というスパゲティを注文しました。メニューを見ると、フローレンスとは「ほうれん草、ベーコン、バター風味」との説明があったので、比較的濃厚なバター風味のスパゲティが出てくるものだと思っていると、出てきたのは意外にもスープっぽいスパゲティ。しかしこのスープの味が薄く、そもそも全体的にも味付けが薄かったので、食べ進めるのがかなり苦痛でした。チーズとタバスコを大量に投入したけど、味が全く変わらない・・・。うーん、これは正直失敗だったか。あまり冒険しないで、無難にザイカレーとかナポリタンとかにしておいた方がよさそうです。


<量が多くて味が薄かったフローレンス>

 食後、夕方からの私的研究会に参加し、食事会に出ずそそくさと帰宅。食事会には出なかったけれど、パソコンを回収できたので言うことありません。勉強会、現役官僚の方にいろいろとご説明いただき、大変勉強になりました。


7月4日(木) 【山口居酒屋で暑気払い】

 今日も国立へ。昼食は久しぶりにロージナへ行き、「本日のおすすめ」にあった「トマトとアンチョビの冷製スパゲティ」のランチセット。ランチセットになると量は少なくなるものの、サラダと飲み物(もしくかゼリー)がついてきます。ロージナのスパゲティは正直言って味付けが薄くて、専門店のスパゲティに比べると劣るけど、ここはその雰囲気が重要。午後のひと時、アイスコーヒーを飲みながら本に目を通すひと時はプライスレス・・・のはずが、今日は12時に近かったため、近所の国立マダム達の社交場になっており、あまり落ち着ける雰囲気ではありませんでした。ここでゆったりしたいなら午後2時以降がベストです。


<トマトとアンチョビの冷製スパゲティ>

 食後、研究室でちまちまと非常勤先の講義の準備を続け、夜8時過ぎに最終回分までのレジュメと配布資料の作成が終了。これで今学期の準備は全て終わり、ようやく何かから解放された気分になりました。講義が始まる前はどうなることかと思ったけれど、何だかんだで楽しくやれたように思います。そして本当に自分自身の勉強にもなった。ただ、当初予定していたものの4分の3しか消化できなかったけれど。「シラバス通りの講義が行われてない!」とか文句を言う学生がいて、文科省様から怒られたりするんだろうか。

 仕事に区切りがついたこともあって、ゼミに出席していた面々と山口居酒屋へ行って暑気払い。いろいろと料理を頼んだ中で、地元国立産とうもころしのかき揚げが何とも甘くて一番おいしい一品でした。山口居酒屋なのにこれはどういうことか。山口にはそんなに特徴的な名物料理があるわけではないですが、もう少し山口の料理が充実していればとも思います。店自体は雰囲気が良くていい感じなので、あとは山口出身者が納得するような山口感かなあ。安岡ねぎとか彦島味噌とかがあったら、僕個人はもっとワクワクするに違いない。


<手作りポテトサラダ>

<国立産トウモロコシのかき揚げ>

<山口産烏賊げそ>

<山口(下関)と言えば瓦そば>

 久しぶりに気持ち良く飲めたので(そしてそんなに食べなかったので)、帰りに吉祥寺で〆のラーメンを一杯。洞くつ家で夏限定のつけ麺を食べ、久々のラーメンに満足してから帰宅。


7月3日(水) 【肺活量が上がっていた】

 今日は国立に向かう前に、吉祥寺のまめ蔵で遅めの朝食。まめ蔵は大分久々な気がします。久々なので一番高いスペシャルカレーを大盛りで。野菜も肉もふんだんに入っている安心の欧風カレー。スペシャルで大盛りにすると1200円くらいするので、頻繁に食べるわけにはいきませんが、たまに食べるからこそ良いのだろうと思います。


<久々のまめ蔵(以前の写真)>

<スペシャルカレー>

 食後国立へ行き、今日も粛々と。夕方三鷹の病院へ行き、今日はいつもの喘息の経過観察に加えて、半年に1度の定期健診でした。肺のレントゲン写真や肺機能検査など。最近は水泳やジョギングなどに勤しんでいるので、もしかしたら心肺機能の方も鍛えられているかもと思い、心肺機能検査のときに看護士さんにお願いして少しデータを見せてもらうと、実測肺活量はちょうど5,000mlでした。半年前が4,400ml程度だったそうなので、わずか1か月弱の運動とはいえこれは凄い効果!というか、成人男性の実測肺活量平均は3,500ml程度らしいので、もともと僕は肺活量が多い体質のようです。

 息を一気に吐き出して計測する、いわゆる「努力性肺活量」も4,600ml程度で(ただ、この値が実測肺活量よりも少ないのが気管支喘息特有の現象なのだけど)、看護師さんに「今回の肺機能グラフは教科書に載せても良いくらいの素晴らしい形」と、お褒めの言葉をいただきました。でもいつも先生には「気管支に関しては常人の3割程度の力しかない」と言われるのですが、と聞いたところ、急に小声になって「先生ね、厳しいのよ」と。なるほど、先生は叱って伸ばすタイプなのか。とりあえず今日は検査だけして、先生による講評は次回、ということになりましたが、喘息でもきちんとコントロールして心肺機能を鍛えればそれなりの肺機能を手に入れることができるのだということが分かりました。気管支の働きはどうなのか分かりませんが、とりあえず運動の効果が表れていてよかった。

 ということで気分が良くなったので、今日の寝る前に1時間ほどジョギング。もっと心肺機能を鍛えなければ。


7月2日(火) 【先生】

 本日は非常勤。期末テスト問題の提出日ということで、教務課まで問題を提出しに行きました。教務課というと学生の頃、特に駒場の前期課程窓口(10年前当時)は高圧的で人を見下した態度を取っていたので、仲間内の評判も最悪でした。独法化で今は改善されているのかもしれませんが、とにかくそれ以来、教務課という場所に対してはあまり良い印象がありません。ということで、今日もびくびくしながら教務課に向かったところ、えらく丁寧に対応されたために逆に困惑しました。「先生、お暑い中わざわざご持参くださり、本当にありがとうございます」とか。そうか、立場が違うとこんなにも扱いが異なるのか・・・。

 こういう態度を取られると、僕のような人間は「そこまで丁寧にしていただかなくても・・・」と今度は恐縮してしまいます。ただ、これを当たり前のように受け取ると、「俺は先生だ偉いんだ!」と勘違いしてしまう人もいるのだろうと容易に想像できます。高校の時だったか、国語の先生が「『教師と何とかは三日やったらやめられない』という言葉があって、自分もそれを実感している」と言っていたけれど、権威があるとさも自分が偉くなったような錯覚に陥るということでしょうか。「先生」と呼ばれるようになった途端に偉そうな態度を取る人もいるからなあ。偉そうな態度は嫌われる原因となるので、肝に銘じておきます。

 ということで、「先生」は期末テストの問題用紙を提出し、2コマの授業をこなしてから帰宅。


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