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2010年 6月

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6月30日(水) 【今年も半分終わり】

 今日は朝方一旦駒場に寄った後、10時5時国立。今日も体が過度に重くて仕方がなく、帰りに600円近くするユンケルを買ってみました。栄養剤なんて「高い値段を出したから効かないはずがない!」というプラシーボ効果のようなものだとも思いますが、今はそれでもいいからと600円。さすがに600円分の効果だけあって、効いているような気がしないような訳でもありません。極度のだるさと気分の悪さなので風邪じゃないとは思いますが、周りでも結構体調崩している人が多いので、皆さんもお気をつけください。

 600円もするユンケルを飲んだのは今日中にプルペーパーを仕上げなければいけないからで、7時前に帰宅して1時間ほど仮眠を取ってから執筆再開。うんうんとうなりながら、夜中1時過ぎに何とか終わりました。ぎりぎり今日中とはいかなかったけど、とりあえず終わってよかった。国際学会なので本来なら英語で書かなければいけないところですが、プロジェクトの内容で発表するので英訳は金銭委託です。これは本当にありがたい。もちろん自分の糧にはなりませんが、今はあまり時間がないだけに助かります。自分で英訳していたら1週間以上かかっていただろうからなあ・・・。お金があるということは良いことです。 

 最近はあまり写真がないので、今日は昼・夜と食べたものの写真を。昼は国立のモスバーガーでてりやきバーガーセット、夜は吉祥寺味源で札幌味噌ラーメン。ラー油バーガーは結局一回しか食べることができませんでした。前回食べて以降、ずっと売り切れの状態が続いていたので、早めに食べておいてよかったのかもしれません。味源の味噌ラーメンは個人的に結構好きですが、今日はにんにくを入れすぎて胃が荒れました。・・・ああ、こんな食生活をしているから体調が良くならないのか。


<昼:モスバーガーでてりやきバーガーセット>

<夜:吉祥寺味源で札幌味噌ラーメン>

6月29日(火) 【詰め物】

 昨日は量はそんなに飲んでないはずですが、ワイン・日本酒とちゃんぽんしたためか、朝から結構な二日酔いでした。結構良いワインと日本酒を飲んで二日酔いになるのは勿体無いです。適当に酔うなら大五郎とかワンカップ大関とか場合によっては調理酒で十分なわけで、高い酒を飲んで酔うと酒とその作り手さんに申し訳なく思います。

 そういう訳で国立での勤務中は全く能率が上がらず、勤務後は歯医者へ。今日は先週取った型を嵌めてもらうだけなのですぐ終わるかと思ったら、型が大きかったらしく、1時間近く口を開けっ放しで何度も嵌めたり外したりを繰り返されました。顎関節症になりそうだ。しかしまあ、虫歯の治療も終わり、噛み合わせがきちんとなったのでよかった。来週からはついに親知らずの治療に入るようですが、とりあえず抜かずに超音波で治療して様子を見てみましょうということになったので、抜くときのことを考えてびくびくしていた身としては一安心です。超音波で良くなることを祈るのみ。

 帰りは吉祥寺の 洞くつ家 に行き、中盛りラーメンほうれん草増し+キャベチャー。洞くつ家歴も7年になりますが、7年前は一番の下っ端だった人が今では麺を上げ味を決めるという一番偉いポジションについており、ああ時間が経ったなあとラーメン屋で感慨に耽ってしまいました。最近は味が安定しているので、再び足が向いています。

 夜はワールドカップの日本対パラグアイ。残念だけどよくやった!


6月28日(月) 【ザギンのロンサー】

 本日は1時5時コウジ町のあと、ゼミ兼バイト先の後輩が今日で勤務終了ということで、送別会を兼ねて銀座へ。銀座のどこでやるのかと思ったら、何と上司が個人所有しているサロンで開催でした。あの銀座松坂屋や松屋がある大通りから一つ通りを入ったところにあるビルの一室。日本で一番地価が高い一帯のはずなので、家賃は一体どのくらいするんだろうか・・・。部屋(サロン)には趣味というアンティーク類があり、高いものだと0が7つ付くかもしれないものがあるとかないとか。世の中派遣切りだの就職難だのデフレだの言われていますが、あるところにはあるんですね、お金。頭が痛くなっちゃう。

 料理は松坂屋の地下で調達という庶民的な感じではありましたが、ビール用のグラスがかなり高い値段するようで、ビールを飲むのにも気が気じゃありませんでした。論文もあるので早めに帰ろうと思っていたのに、居心地のよさもあって結局23時過ぎまで。お邪魔しました。


6月27日() 【先送り】

 結局フルペーパーは書き終わらず、夕方前に卍先生にお詫び&今日中には何とかしますのメールを送ったところ、事情が変わったので月末一杯までで大丈夫という返信をもらい、一気にやる気がどこかへ飛んで行ってしまいました。助かったけど、こうなると悪い癖というか、先延ばしできるからいいやと考えてしまい、集中力は大幅ダウンしてしまいます。このプルペーパーをどうにかしないと、次に控えている仕事が処理できないのにこの有様です。結局夕食のときにビール一本飲んでしまって、いかんですね。


6月26日() 【ウルグアイ】

 資料を読んだり論文を読んだりする一日。目が疲れるのでナボリンSが欠かせません。一応今日が締め切りの予定だった国際学会のプルペーパーも、結局書き終わらず。本当なら5月末が締め切りだったはずだったんだけどなあ・・・。いかんことです。

 とかいいながら、夜はワールドカップの韓国対ウルグアイ戦のみならず、夜中のアメリカ対ガーナまで見てしまいました。韓国は悪くなかったけど、それ以上にウルグアイが上手かった。南米のチームのプレイスタイルは踊って楽しんでいるような印象があります。

 政治的経済的にマイナーな国の話題が出るのはサッカーのワールドカップのときくらいのものなので、この点だけは為になります。恥ずかしながらウルグアイに関連して僕が知っていることと言えば、GATTウルグアイラウンドくらいです。そもそもウルグアイとパラグアイの区別がつかない。南米の地図を差し出されて、「ウルグアイの場所を答えろ」と言われても多分無理だからなあ。

 ということで、ウルグアイはどんな国なのかwikipediaで調べてみました。何と「ウルグアイはチリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定している国であり、政治、労働の状態においては大陸で最高度の自由を保つ」そうで、「南米のスイス」などと言われているそうです。知らんかった。調べたからには行ってみたいけれど、一生に一度でも行く機会があるでしょうか。


6月25日(金) 【正直すまんかった】

 15日の日記で、「W杯の割りには日本は盛り上がってないんじゃないか」と書きましたが、オランダ戦の善戦で盛り上がりはじめ、今日の勝利で爆発しましたね。素人から見ても、今日の試合は面白い試合でした。夜中3時に起きて見た甲斐があった。ワールドカップが始まる前の、お通夜みたいな雰囲気はどこへやらで、今はどのサイトを見ても、「ベスト4もあながち夢ではない」とか「岡田さん正直すまんかった」とかいう記述になってます。いやホント、岡田さんすみませんでした。僕も「どうぜ3戦全敗だろ」と思ってたクチなので。。こういうスポーツは勝てば官軍なので、評価が一変することなんてよくあることだと思いますが、今回ほど国民が掌返ししているのは珍しいように思います。

 そういえば4年前のドイツ大会の記憶があまりないので、当時はどうしていたのだろうと過去の日記を見たところ、初戦のオーストラリア戦は湾岸太郎君、ぽてとさんと3人で、うちのテレビで見ていたという記述があり、そうだそうだと鮮明に思い出しました。あのときは後半35分くらいまで1−0で勝っていたので、これで大丈夫だろうと思ったら残り10分で立て続けに3点取られ、自棄酒みたいなことをして次の日のUゼミが辛かったことが思い出されます。で、次の日から友達の結婚式のために韓国へ行き、韓国対フランス戦の熱狂に度肝を抜かれたと。未だに異国であれだけの盛り上がりを体験したことはありません。

 今日は麹町バイトを欠席して午後おーらる。帰りに渋谷ですた丼を食べた後、啓文堂に寄って長崎のガイドブックを買ってきました。再来週、長崎・天草に行くので。もちろん出張でございます。去年の天草と同じ感じですが、今回は報告義務があるので若干気が重いですが・・・。その分、長崎は完全フリーなので、トルコライスとかちゃんぽんとかおじやとか食べまくってきます。6年振りの長崎は楽しみだ。


6月24日(木) 【僕にも選択的誘因をくださいな】

 9時7時国立。午後は勉強会でオルソン『集合行為論』の最終回。理論・議論の展開・結論の全てが至ってシンプルにもかかわらず読み応えがあったのは、オルソンが頭が良いからなのでしょう。極めて当たり前のことを学術的かつ理論的に説明できるのは、一部の切れる学者だけです。残念ながら僕にはそんな才能はないので、地道にコツコツやっていくしかありません。

 夕方からのゼミは特別版で、卍先生のお弟子さんが最近出された著書の品評会。ご本人はもちろん、結構多くの先生が来たため、質問をする機会を逸してしまって多少イライラしましたが、それは置いといて、こちらはこちらで事例をこれでもかと思うほど丹念に細かく調べ上げていて、オルソンとは逆の方向で感心しました。しかしそれと同時に、細かい部分の具体的な質疑応答を聞いても全くテンションが上がってこない自分を感じてしまい、あぁやっぱり自分は細かい事例自体にはそんなに興味がないのだということが分かりました。残念ながら僕にはそこまでコツコツやる忍耐力もない。もう少し理論的な空中戦の部分で勝負をしなければいけません。

 結局のところ、僕は純粋な理論家にもなれないし、事例第一主義にもなれません(前者はともかく、後者についてはなるつもりはないのだけど)。この二つをどの程度でミックスすれば、自分の中でしっくり来るのか。この辺りがはっきりと見えてないと、これから辛くなっていくだろうと感じます。つまりは自分の立ち位置を明確にしておくということ。最近は事例の方に比重を置かざるを得ない状況が続いているので、もう少し理論との距離感を見極めていかなければと感じた一日でした。

 夜は二日連続でいつもの蕎麦屋へ行き、その後これまた二日連続で特講Yさん、国立一の雨乞い師改め国立一の感動屋であるD1Y君、M1のI君と居酒屋へ行って一杯。帰ってからは深夜の日本—デンマーク戦に備えるために早めの就寝。


6月23日(水) 【普通の日】

 9時6時国立。午後はプロジェクトの研究会で、外部ゲストを招いての勉強会と今後の調査の打ち合わせ。夜はいつもの蕎麦屋のあと、居酒屋に移動して少し飲んでから帰宅。手帳に書いた内容みたいな日記ですが、ぶるぶる震えるほどの刺激がない普通の日なんてそんなものです。


6月22日(火) 【7年振りと4年振り】

 普通に寝過ごしてしまい、10時4時国立。昨日は少し頭が痛かったのでバファリンを飲んで寝たのだけど、バファリンを飲むとぐっすり寝てしまうのでよくありません。そして本日、ようやく国立のネット環境が整いました。申し込んでから3ヶ月。長かった。もっと早く処理してもらうことは出来なかったのだろうか。

 勤務後は国立の歯医者へ。右下の親知らずのところが腫れたり治ったりを繰り返したり、右上の奥歯の詰め物が取れて歯茎が少し化膿したりしているのを長いこと放ったらかしにしていましたが、「なだぎ武、歯茎が化膿して病院で手術」というネットの記事を見て急に怖くなり、そそくさと歯医者に駆け込みました。歯茎の腫れを放っておくとこんなことになるのかと血の気が引く思いで、日中は論文執筆が全く手につかない状態だったので。本当に小心者です。というか、こういうとき怠惰な性格が災いしてしまいます。多分僕は、病気になってもぎりぎりまで病院にいかず、手遅れになって死んでしまうに違いない。

 昔吉祥寺で行った歯医者はどうも・・・だったので、ネットで調べて国立のよさそうな歯医者へ。7年振りの歯医者だったので柄にもなく緊張したものの、レントゲン写真を撮ってみると詰め物の取れた方の化膿はあまり大したことがないとのことだったので、一安心です。インプラントにするとかにならなくてよかった。ほんと、7年間ずっと心の片隅に引っかかっていたことだったからなあ。まあそんなんだったら早く歯医者行っとけよという話だけど。結局、今日のところは古い詰め物を取って型を取り、来週きちんとした詰め物を入れてもらえることになりました。ああよかった。ただ、中途半端に生えている親知らずの方は周りが歯肉炎に近い状態になっているので、早いとこ引っこ抜いた方がよいそうです。いよいよ親知らずを抜くことになるのかと思うと気が重くなりますが、30歳を超えたしまったので、これからは体のメンテナンスに気を使っていこうとは思います。

 まあそれでも7年間の憑き物が落ちたように清々しい気分になったので、帰りに吉祥寺のロフトに寄って鞄を買い換えることに。ご存知の人はご存知の通り、今僕が使っている鞄は面白いくらいボロボロで、いつ破れてもおかしくない状況です。そして何よりもボロボロなので見た目が悪い。確か2006年に買ったので、既に4年近く使ってきました。以前の日記を見ると、そのときの記述があるかもしれません。確か渋谷のハンズで買ったような。

 今までは安さ重視で3000円くらいの鞄を買っていましたが、さすがにそろそろ歳相応のきちんとしたものを持たないとと思い、吉田カバンのコーナーへ。いつかは吉田カバンのポーターブランドを使ってみたいというのもありました。しかしポーターは高い。安めの小さな鞄でも1万5千円くらいします。が、今は少し給料が増えて大らかな気分になっているので、「いいものは長く使えるから逆にお買い得」という理由で自分をねじ伏せて、結局ポーターのボストンバッグを購入。鞄にこんなお金を出したのは初めてです。

 念願の、そして初めてのポーターブランド。ここまで来るのに長かったなあ・・・と思いつつレジで財布を取り出すと、それはポーターの財布でした。すっかり財布をポーターにしたことを忘れてた。何だったんださっきまでの恍惚感は。しかも財布と全く同じ素材の鞄を買ってしまったので、逆にマニアみたいな感じになってしまいました。にしても全く同じ素材を選ぶというのは、やっぱり好みはぶれないものだと感心します。

 その後ぶぶかで油そばを食べて帰宅。


6月21日(月) 【外食はお金がかかる】

 今日は1時6時で麹町なので、その前に都心の食事処を開拓すべく有楽町へ。せっかく都心に出るのだから、この機会を利用しない手はありません。今日はずっと前から気になっていたスープ焼飯を食べるべく、老舗中華の 「慶楽」 へ行ってみました。創業は1950年という老舗。店の中もなかなか年季が入っています。スープ炒飯が名物とは言いながら、お得なランチメニューの中にはなく、普通のメニューの中に他の品物と一緒の大きさで書かれていたので、探すのに苦労しました。スープ炒飯は1100円。

 ラーメン丼に入った炒飯と、そこの注がれた薄味のスープ。最初はまだ炒飯がパラパラの状態なので、炒飯だけ食べてみたところ、僕の好きなタイプの炒飯でした。本末転倒だけど、スープなしで食べてみたいなあ・・・。時間が経つと炒飯から出る出汁ようなものがスープに行き渡って、段々とスープが濁ってきます。お茶漬のように炒飯が水を吸ってべっとりなるかと思ったら、最後までサラサラでした。これはびっくり。最初は炒飯1、スープ0.2だった味が、最後には平均して0.6ずつになって、味の変化も楽しめました。話の種に一度食べてみるのはいいかも。でもやっぱり、僕はスープなしの炒飯を食べてみたいなあ・・・。


<有楽町の老舗中華料理屋 慶楽>

<元祖のスープ焼飯>

 その後1時6時で麹町で働いて、夜はバイト先の留学生の後輩二人と月島へ。去年からチューターをやっていた後輩で、僕をこのバイトに引き込んだ張本人が、「7月で帰国するので、残り少ない日々だからすぱくりさんとご飯を食べたい」と。東京名物を食べたことがないということだったので、月島でもんじゃを食べることにしました。というか先週も渋谷で一緒に食べてるんだよなあ。まあいいけど。麹町から月島までは有楽町線一本、たった11分の距離で、こんなに近かったのかと。

 ぐるナビで調べて評判がよかった 「おしお和店」 へ。もんじゃ三種類に、ホイル焼やサラダなど。もんじゃは一つ一つの量が多かったので、僕は最後の麻婆豆腐もんじゃまでたどり着けませんでした。まあでも、東京下町の名物であるもんじゃを気に入ってくれたかしら。鉄板周りはあまりに暑かったので、汗かきな僕は汗をかきまくってしまい、冷たいアルコール類が手放せなくなってしまいまいした。オロナミンスミノフという結構謎な飲み物があったので飲んでみると、確かにオロナミンCっぽい味がします。しかし、これは瓶にも書いてあるように、ガラナ味のスミノフエクストラじゃないのだろうか。。


<月島 おしお和店>

<オロナミンスミノフという謎のアルコール>

<明太子もちチーズ>

<明太子もちチーズ出来上がり>

<豚そば>

<豚そば出来上がり>

<麻婆豆腐>

<麻婆豆腐出来上がり>

 で、いろいろと言いたいことが喉まで出かけているのだけど、ここでは頑張って我慢します。僕も大人にならなければいけない。まあこれまでの経緯をいろいろ察してください(去年の京都とか今までの振る舞いとか)。普通両手に花だとニヤニヤ状態になってもおかしくないのに、僕自身のテンションが全く上がって来ない。恐らく風邪です、えぇ。でもって帰りはかなり疲れていたのと、論文を書かなければいけないのもあってすぐに帰りたかったのだけど、一人が「食べ過ぎたので少し歩いて帰りたい」というので、隅田川を越えて隣の新富町まで歩くことに。佃大橋からの眺めがよかったのでまあいいか。。


<夜の隅田川と聖路加タワー>

<勝鬨橋をアップで>

 ようやく新富町にたどり着き、さあ帰ろうと思ったら、帰りは半蔵門線が信号トラブルで止まっていたので遠回りをして帰らざるを得なくなりました。家に着いたら10時半。うーん、疲れた。


6月20日() 【にらめっこ】

 朝からパソコンに向かっていたら、いつの間にか夜でした。喉が痛くて風邪気味なので、ルルが手放せません。酷くならないといいけど。


6月19日() 【6月はワールドカップで酒が飲めるぞ】

 今日は洗濯して掃除して論文シコシコの日。月・金は午後からとはいえ、週5で出勤するようになって、社会人が家事に時間を割けないのが分かった気がします。もちろん僕は残業がないので、遅くても7時には家に帰れますが、それでもそこから洗濯機を回すのは面倒です。だから土日が晴れてくれないと困る。しかし問題なのは、土日も調査やら何やらで潰れてしまうことがあるので、そうなった場合どうしようかということです。皆どうしているのだろうか。

 夜は論文を書きつつ、ワールドカップ日本対オランダ戦。日本のチャンスやピンチになると、周りの家からキャーだのワーだの悲鳴が聞こえてきます。終いには「ニッポン(チャチャチャ)」の掛け声も。最後のもしかしたらPKか?という判定の時には、「ギャァァァー」という喚き声になり、どちらかというと僕は試合そのものよりも、その近所の歓声の方で疲れてしまいました。皆日本代表とワールドカップが好きなのね。大半の人は「6月はワールドカップで酒が飲めるぞ」という気がしないでもないですが。

 あと、ワールドカップ期間に入ってから、やたらとトルシエとオシムの顔を見るようになりました。オシムの方は前の監督でもあるし、記者の方がわざわざ聞きに行っている気もするのでまあいいとしても、トルシエの方は自分から売り込んでいるように見えなくもありません。彼は次の日本代表監督でも狙っているのだろうか。 


6月18日(金) 【渋谷で豚骨ラーメン】

 午前中は今日が締め切りだったバイト先の仕事をし、午後は1時6時で麹町。打ち合わせミーティングにも参加したりと、立ち位置が微妙に分かり辛いですが、大物や学界系の人脈が広がるという意味で結構おいしい仕事なのではないかと思うようになってきました。そもそもこのバイトのお陰で、金銭的には去年までのガクシン様の時代より余裕が出るようになったので、感謝しないといけないのは確かです。でも時間がなあ・・・。時間と金銭のトレードオフが一番厳しい。

 帰りは渋谷に寄り、道玄坂の 「七志とんこつ編」 で夕食。ちょうどおいしい豚骨ラーメンが食べたいところでした。七志ラーメンに葱豚ごはんのセットで900円。道玄坂に面した立地だけあって家賃も高いんだろうなぁと余計なことを考えつつ、ラーメンを待ちました。

 七志ラーメンは見た目・スープともあっさりした豚骨。福岡の豚骨スープに比べるとまろやかですが、これは東京風と理解すればよいところ。しかし個人的には麺がいただけませんでした。太いです。僕の中では「豚骨ラーメン=極細麺」という図式が出来上がっており、今日はそういう王道の豚骨ラーメンが食べたい気分だったので、太麺を見たときの絶望感は半端じゃありませんでした。こればっかりは僕の気分だったので、店側が悪いとかではありませんが、ちょっと残念。葱豚ごはんはほとんど味がついておらず、これもううむ・・・という感じ。悪くはないのだけど。


<七志ラーメン>

<葱豚ごはん>

 福岡や山口で出されるような、僕が慣れ親しんだ豚骨ラーメンを出してくれるラーメン屋は東京にあるのでしょうか。一風堂以外の店で知っている方がいたら是非教えてください。


6月17日(木) 【次官】

 今日は9時5時国立。いつもより少し早めに輪読勉強会を行った後、特講Yさんと共にK境省のK次官をお出迎えに。卍先生の30周年記念ゲスト講師としてK次官をお招きしたそうです。5年前、Kさんが駒場でゼミ開講されたときにTAをやって顔を知っていた縁で、僕もお出迎えに上がらせてもらいました。やはりこの業界は狭いもので、様々なところでいろいろと繋がっています。次官という官僚のトップなので黒塗りの立派な車で来るかと思ったら、さすがにK境省というか何というか、軽の電気自動車でした。電気自動車で都心から国立まで来られるのがすごい。


<K境省の電気自動車>

 4限の授業(講演会)は300人以上入るらしい教室が立ち見が出るくらいの満席になり、全体の写真を撮っていた僕はいつのまにやら座る席を失ってしまいました。一番後ろで90分間立ちっぱなしは疲れます。動員をかけているとはいえ、これほど入るとは予想外。「現役次官」という肩書きは、国立の学生に魅力的に感じられるのでしょうか。

 その後、院ゼミの冒頭にも少し次官に顔を出していただいて質疑応答を行い、次官が帰られた後はいつものゼミ→いつもの蕎麦屋で終わり。早くフルペーパーを仕上げなければ・・・。


6月16日(水) 【ついに手に入れた】

 更新が1週間空いてしまいました。更新されていないかと毎日見に来てくれた方々、すみません。一応一週間の日記を更新しておいたので、僕の日常に興味があるという奇特な方は下をどうぞ。日曜横浜、月曜麹町、火曜国立、水曜南大沢と、最近は毎日違う場所に行っているので若干疲れています。ユンケルとゼナが欠かせない日々になってしまいました。

 今日は大御所S先生の蔵書整理の手伝いで南大沢の首都大へ。名目上は11時4時半の勤務ということになっていますが、基本的にはS先生のお話を聞いたり休憩したりする時間が長いので、実質的な労働時間は2時間もなかったりします。まあS先生がかなりご高齢なこともあるので仕方がないですが、その2時間でどれだけ仕事を進められるかが勝負です。今日は2時間で400冊の本に番号シールを貼れたので、まあまあかと。単純作業もたまには息抜きになってよいものです。

 昼は首都大の食堂で食べたのだけど、メニューを眺めつつ何気なく順番を待っていると、左下のお知らせを見つけました。なんと、食堂であの桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を売っている!と。僕が2ヶ月間ほぼ毎日、吉祥寺や国立や近所のスーパーで探してもどこにも在庫がなかったあのラー油が、まさか首都大の食堂で見つかるとは。人生分からないものです。張紙には「MM屋」と書かれていたので、もしかしたら偽物か?と思いましたが、商品を見ると本物でした。何でMM屋と表記しているのかは、未だに謎です。注文すると、厨房の奥から持ってくるというのも仕組みがよく分かりませんが、とりあえず一つ購入し、帰宅後夕飯として早速食べてみることに。一番シンプルな食べ方はご飯に乗せて食べることだという話だったので、ご飯を炊いてその上に乗せて。


<首都大の食堂で発見!>

<ついに手に入れた>

<ラー油の中身>

<南魚沼産こしひかりに乗せて食べる>

 ・・・ああ、これはおいしいわ。固形物はフライドガーリックとフライドオニオンがほとんどで、これがご飯に合わないわけがない。辛さの苦手な僕にちょうどよい辛さだったので、辛いのが好きな人には物足りないかもしれませんが、ラー油概念が変わる一品でした。お陰で1合炊いたご飯が全部なくなってしまった。調子に乗って油分もとりすぎたので、明日の朝が心配です。

 近所のスーパーにも早く置いてくれるとありがたいんだけどなあ。品薄状態はいつ頃解消されるのでしょうか。


6月15日(火) 【ラー油バーガー】

 祝、W杯日本勝利!

 しかし何というか、個人的にも全国的にもあまり盛り上がっていないように思うのは気のせいでしょうか。98年の初出場時や02年の日本開催のときは、それこそ熱狂的な盛り上がりで視聴率も60%を超えていましたが、今回はそこまででもなかったようだし(それでも45%というのは大したものですが・・・)。そもそも過去はW杯が始まるのが楽しみで仕方が無かったはずなのに、今回はいつの間にか始まっていて、いつの間にか日本戦で、いつの間にか勝っていた、という印象です。選手もあんまり知らないしなあ。親善試合でも日本代表の試合を楽しみにしていた頃が懐かしい。ただ今回のカメルーン戦勝利で面白くなってきたので、次のオランダ戦は見るのを楽しみにしておこうと思います。

 今日は9時5時国立。昼食はモスバーガーへ行き、期間限定の ラー油バーガー を食べてみました。昨今の食べるラー油ブームで、特に桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」はどこに行っても品切れ状態。僕も4月からほぼ毎日吉祥寺や近所のスーパーに行って、桃屋のラー油が売られているかどうか見ていますが、そこだけぽっかりと商品が無い一区間と「生産が追いつかず入荷未定」の札しか見たことがありません。いつになったらお目にかかれるのか。そういう意味で、モスバーガーのラー油バーガーは確実に食べられるのでありがたい存在です。

 ラー油バーガーはサルサソースと食べるラー油が入っており、さすがにソース自体がピリリと辛いです。歯ごたえをよくするために、ニンニクチップの他にせんべいチップも入っているようで、確かにサクサクとした食感。ラー油なので油分も多いですが、適度な辛さでおいしかった。ただ胃腸の弱い僕の場合、あまり食べ過ぎると辛さと油で腹を壊しそうなので気をつけないといけません。

 夜は吉祥寺に戻って、洞くつ家でつけ麺。つけ麺を食べるのは初めてで、家系のつけ麺とはどんなものかと期待していましたが、予想通りの味でした。まあこんなもんかな。つけだれはいつものスープをぎゅっと濃縮したようなもので、おいしいことはおいしいけれど塩辛くて濃いです。これだけ飲んでいたら多分すぐに体を壊す。あと麺が短めなのでなかなかずるずると食べ辛いものがあります。家系の麺だから仕方がないけど、これが改善されたらもっとおいしくなるような気がします。


<モスのラー油バーガー>

<洞くつ家 つけ麺スープ>

 ということで、今日は食べる話題。


6月14日(月) 【少しでも辛い】

 昨日は帰ってから学会報告の要旨を大幅に書き直し、Yさんに改訂してもらい、締め切りの朝9時前に無事提出。8月の北海道(国際学会)と違って、9月名古屋のこちらは国内学会なので少し気が楽です。しかし今回の報告内容は挑戦的で結構面白くなると自負しているので、報告前から気合が入っています。これで何とか西の一大勢力を切り崩せれば・・・と言った感じ。名古屋のB級グルメも楽しみなので、今から待ちきれません。喫茶マウンテンが待っている。

 今日は午後1時6時麹町。何でこの時期にこの仕事をこのおれが?と思うこともありますが、お金をもらっているので文句を言わずに働きます。バイト先にはT大卒がいないようで、初めての人に「今度から御世話になります、すぱくりです」と挨拶すると、「あぁ、T大の・・・」と返されます。僕をあらわす記号は「T大」になっているようです。T大生暦も10年目ですが、こんなにT大T大言われるのは入学した当時親戚に言われて以来です。僕が舞い上がっていた大学1,2年頃だったら、当時の捻くれ曲がった自尊心を高めてくれるのに一役買ったかもしれませんが、今となってはT大T大と言われても最早何も感じなくなってしまいました。T大不感症です。まあでも、世間ではT大が珍しいということが久しぶりに認識できました。自分の当たり前を世間の当たり前にしちゃいかんですね。

 夜はサークルの先輩の留学壮行会があったものの、締め切りを大幅に過ぎてしまった論文を仕上げないといけないために残念ながら辞退して帰宅・・・しようとすると、勤務が重なった留学生の後輩が夕食を食べて帰りたいというので、かなり久々に渋谷の 「プルダック」 へ。辛いものを食べて元気を出すかという気持ちでしたが、メニューを見たら以前の惨劇(2007年7月13日の日記参照)を思い出して、あまり辛くない「ぷるチーズ豚」にしてしまいました。ああ日和野郎。これにご飯セットをつけて計1200円。後輩はトッポギとキムチチゲ。しかし辛くないというはずのぷるチーズ豚でも僕にとってはかなり辛く、最後は結局胃がヒリヒリしてしまいました。やっぱり辛いの苦手。無理は良くありません。あまりに辛すぎると元気が出るどころか元気がなくなってしまいます。韓国人の舌と胃はどういう構造をしているのだろうか。


<ぷるチーズ豚>

<トッポギ>

 プルダックは夜は基本的に居酒屋みたいになるようで、酒を頼んでも無いのにお通しを出され、会計でそれが一つ500円だと分かったときにはびっくりしました。そんなん詐欺やんか・・・。ぷるチーズ豚にライスセットを注文したのに、ライスセットは言うまで出てこないし、料理辛いし(これは僕側の要因だけど)。あんまりいい印象ではありませんでしたが、酒を飲めば違うのかもしれないので、今度は居酒屋として利用してみます。


6月13日() 【横浜で知床】

 今日は久々に横浜へ。去年の11月以来、約半年振りです。最近は横浜に行く機会がめっきり減っています。待ち合わせはランドマークプラザに11時50分だったので、それまでにこの伸び切って落ち武者みたいになってしまった髪を切ろうと、横浜にある1000円カットの店をあらかじめ調べてから向かいました。横浜駅の地下鉄出口にあるということだったので、日曜日の朝だし人も少ないだろうと思いそこへ。ところが店に着くと、15人以上の人が順番待ちをしているという大行列で、これでは10分散髪と言えども30分以上待つことは確実です。何でこんなに多いのか・・・。デフレの影響でしょうか。大都市横浜の玄関口をなめてました。

 仕方なくみなとみらい線に乗り、第二候補だった馬車道の店へ。馬車道の改札を出たところに1000円カットの店があり、待ち客も3人と少な目でした。これなら大丈夫だろうと入店。しかし動いているのが2台と稼働率が極端に悪く、結局30分くらい待たされました。もっと理容師を雇ってくれたらなあ。お陰で頭はさっぱりしましたが、集合時間に若干遅刻してしまいました。

 横浜に来たのはランドマークで知床関連のシンポジウムが開催されているため。今年で世界遺産登録5周年を迎えた記念だそうです。個人的にシンポジウム自体にはそんなに興味がなく、そこに来ている知床の自治体の職員の話を聞くことが目的でした。現在知床を事例とした論文を誠意執筆中ですが、それを補完する意味でもう一度知床に行かなければいけません。今日は自治体職員さんにいつなら知床でじっくり話を聞けるか、ということをさくっと聞きに行ったわけですが、1時間近く話を聞くことができ、思いがけない収穫になりました。しかし詳しい財政データとかはもちろん今日手に入るわけないので、これに関しては忙しくない12月頃知床に行って聞き取りすることに。知床の終わりが段々遠くなっていきます。行けるものなら来月行ってしまいたかったのだけど。


<久々のランドマークタワー>

<ランドマークで知床シンポ開催中>

 聞き取り後は横浜駅に移動して、ジョイナスのワイアードカフェでロコモコを食べながら9月の学会報告の打ち合わせ。申し込み&要旨提出期限が明日朝なので、結構時間がありません。帰ってからが大変だ。

 ロコモコを食べつつ、店のほかの様子を観察してみると、どこもかしこも可愛い子だらけです。店の中だけではなく、道行く女性達の平均レベルが高いです。横浜には元々美人が多いのか、それともしばらく横浜に来ないうちに美人が増えたのか。昔はこんなに美人が密集しているような感じではなかったように思うのだけど。


<久々の桜木町から横浜へ戻る>

<相鉄ジョイナスのワイアードカフェでロコモコ>

 帰りは渋谷経由で吉祥寺に戻り、まだ時間が早かったので特講YさんとD1Y君といせや本店で一杯。日曜日なので日が暮れる前から賑わっています。焼酎ソーダ割りを飲みつつ、シュウマイや焼き鳥を何本か。本店は建て直して綺麗になったので、清潔感があり食べ物もおいしく感じられます。公園口の古い店の雰囲気も捨てがたいけど、個人的には綺麗な本店の方が好みです。ということで1時間ほどサクッと飲んで帰宅。


6月12日() 【シコシコデー】

 本日は論文執筆の一日。シコシコデー。


6月11日(金) 【有楽町で逢いましょう】

 今日から本格的にバイト開始で、午後から麹町のオフィスへ。仕事内容は「これなら研究に支障をきたす程ではない」という程度だったので、少しほっとしています。職場の雰囲気も明るくて、これから伸びていこうとしているベンチャーコンサルの勢いを感じます。5年前にバイトをしていた二つの研究所・コンサルとは雰囲気が全然違う。二つともどんよりしていたからなぁ・・・。ただ、そのノリの良さは悪く解釈すればバブル時代を彷彿とさせるもので、イケイケドンドン的な雰囲気が僕に合うのかと言えば今後どうなるか心配です。僕の肩書きは「学術アシスタント」になるそうで、名刺も作っていただけるようなので、にぎやかな雰囲気の中で慎ましやかに過ごします。

 夜はそのまま顔合わせの会食のため有楽町へ。僕の直属の上司(女性)、僕をこのバイトに入れ込んだ留学生の後輩などに加え、社長さん達も来て、総勢8名で中華料理屋 「中国飯店」 へ。くるくる回るテーブルで餃子が美味い。しかしこういう初会合で写真を撮る勇気はなかったので、今回は写真がありません。残念です。社長さんと僕は同郷で(といっても県の西の端と東の端で遠いけど)、いろいろ話をさせてもらいました。広告代理店やコンサルでバリバリやってきたというのが一目で分かる方で、普段僕がお付き合いする人の中にはなかなか居ないタイプです。話の内容から価値観の違いを認識し、ある意味で社会勉強になりました。そもそも僕がいる世界が特殊であって、社長さんをはじめ会社の皆さんがいる世界の方が世間一般的には「普通」なのかもしれません。テンションを上げるために温かい紹興酒をぐいぐい飲むのが大変だった。

 1次会で終わりかと思ったら、もう少し飲んでいこうということで2次会へ。銀座の 「カーディナル」 という、なかなかお洒落なバーのカウンターに座ってウィスキーをいただきました。普段は都心で飲むことがないので、たまにこういう都心の店に来ると緊張します。特にバーのカウンターに座ったりすると。ウィスキーの注文も、上司が「山崎の15年があるよ」とか言うので、山崎15年と竹鶴17年をそれぞれロックで。そんなウィスキー、僕一人だったらバーでは絶対飲めません。全て社長さんの奢りだったので、ありがたく飲ませていただいたものの、何だか申し訳ないなあという気分にもなります。山崎も竹鶴もさすがにおいしかったけど、緊張感が半端ない。こういうのをサラッと飲める大人になりたいもんです。

 ということで、いい気分なのか何なのかわからないまま終電で帰宅。上手くやっていけますように。


6月10日(木) 【本を読む】

 今日も寝る前に7km。でも寝る前に走ると興奮して寝られなくなるようで、結果として徹夜になってしまいました。こうなると「寝る前に」というのが語義矛盾になってしまいます。

 本日は9時22時国立。1時からの勉強会ではマンサー・オルソンの『集合行為論』を輪読。内容・読み応え・議論の三点セットが揃っています。久々にきちんとした「研究書」を読んでいる気がしてテンションも上がる。対して5時からのゼミでは某先生が最近出された某教科書の輪読ということで、M1の学生の内容発表の後、僕のコメントということになっておりましたが、正直うーむ・・・という感じです。倍の歳の人の御著書をボロカスに言うのは気が引けるので、一応貢献点も出しつつというコメントをしようとしたものの、論点(=駄目な点)の指摘に入ったらテンションが上がってしまい、いつの間にか10分もべらべら喋っていて反省しております。まあ、先生方をはじめ皆さん似たような感想をお持ちだったので別によいのだけど。「本を書く」ということが如何にリスクが高いかということが分かりました。

 ゼミ後いつもの蕎麦屋でアフター夕食の後、珍しくD1Y君がもう一杯飲みたいというので、特講Yさんとともに3人でさかえやへ。D1Y君が「悔しいです」を連発しておりましたが、道は自分で切り開いていかなきゃいけません。悔しさを晴らすべくがんばって下さい。


6月9日(水) 【ゆっくり走る】

 寝る前に7kmジョギング。最近なんで走り出したかというと、単純に太ったからです。ちょくちょく走っていた去年の今頃は体重58kg・体脂肪率11%。それが今は68kg・19%。一年でこんなに太るもんかねぇとも思いますが、度重なる調査でおいしいものを食べまくってきたので、自然の摂理には逆らえません。今日はダイエットによいといわれる、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)なるものをやってみました。普通のジョギングよりもペースを落とし、話が出来るくらいほとんど息を乱すことなく走るというもの。ゆっくり長く走ると脂肪燃焼と心肺機能強化に効果があるそうです。僕の場合だと1km8分(1時間で7km)のペースがそれに当たるようで、確かにほとんど息が乱れることなく、最後まで楽に走れました。さて、これがどこまで続くか。

 日中は9時2時国立。今日は少し早めに切り上げさせてもらって、家に戻って明日の準備を含めていろいろ。今はプロジェクト関連の仕事が一段落している時期なので、家にいても大学にいてもやることは同じということで、ネット環境のある家に戻りました。しかし4月頭からネットの申し込みをしているのに、未だにパスワードが発行されないということは一体どうなってるのか。出張旅費の振込みも僕の分だけ忘れ去られていたようだし(お陰で来月はみずほ銀行の時間外手数料が取られる残金になってしまったし)、国立の大学の事務はどうなってるんでしょうか。


6月8日(火) 【奇兵隊内閣】

 安倍晋三は選挙区山口4区だけど、実際には東京生まれ東京育ち。菅直人は高校まで宇部で、それから東京に出て東京18区から選出。この場合、総理大臣の出身はどこで見るのでしょうか。出生地か、それとも選挙区か。山口の人は安倍晋三も菅直人も山口県出身にして、山口出身の総理大臣を増やすような数え方をしているとかいないとかですが、それはいいとこ取りだしなあ。個人的には高校まで山口だった菅さんの方に「山口県出身」のシンパシーを感じますが。奇兵隊内閣ということで、得意の逃げ足だけは披露しないでもらいたいところです。

 今日は9時5時国立。帰りに一駅先の西荻窪まで足を延ばし、 「ラーメン大」 へ行ってきました。二郎系の店です。1年振りくらいかな?二郎直系の店だといつもかなり混雑しているようですが、西荻のラーメン大は時間帯もあったのか誰もおらず、少し不安になりつつ入店。ラーメン(600円)をニンニク入りで注文。野菜を増やすとか、脂を増やすとか、二郎独特のトッピングもある中で、今はカロリーに気を配っているのでニンニクのみにしました。そもそもカロリー気にして二郎を食べるのが語義矛盾だけど。

 5分ほど待ってラーメン到着。写真だと量が少ないように思えますが、もやし主体の野菜の下に縮れ太麺がぎっしり詰まっているので、普通のラーメン屋の大盛りの量はあります。こういうラーメンの写真を撮るときは、横から撮らないと立体感を出せないので今日は反省です。濃くて甘辛の醤油スープですが、思ったより脂っぽくなくて、意外とさっくり食べられました。二郎自体をあまり食べたことがないので分かりませんが、これは結構ライトな部類にはいるのかな?混雑もなく値段も安く、家からも比較的近いので、ジャンクなラーメンが食べたいときは使えます。


<ラーメンニンニク増し>

<ラーメン大 西荻店>

 今日はラーメンを食べてしまったので走らねば。


6月7日(月) 【初めて実際にスカイツリーを見る】

 昨日は夜中に4km走ったら寝られなくなり、そのまま徹夜になってしまいました。そしてぐったりしたまま午後から麹町へ。本格的に環境関連コンサルでのバイトが始まりました。今日は初日ということもあって、今後の方向性など軽い打ち合わせ程度だったので、2時間程度で終わりましたが、次回からは1時6時で勤務することに。いつの間にか話がトントン進んで行ってうろたえてます。しかしデスクとパソコン完備、給料も月極め固定で金額的にも結構配慮してもらたので、まあやるだけやってみるかと。人脈作りにも非常に有益そうだし。そして何よりも、都心の麹町グルメを開拓できる楽しみが増えたと考えれば・・・。

 今回は自分から応募したのではなく、向こうから懇願されて(と僕は理解している)のバイトなので、気分は少しは楽です。月・金で出勤になったので、火・水・木の国立を合わせて考えると完全週5日労働になってしまいます。でもこのご時勢に最低限生活できるだけの金額をもらえることはありがたい話なので、もう文句を言わずにやります。一番の問題は博士論文の執筆が遅れてしまうことで、この辺は金銭的な部分とトレードオフの関係にあるので難しい問題です。働かないと生活できないけど、働くと論文が書けない。ただ本分は博論なので、本末転倒にならないようにならないようにという点だけは気を付けます。


<オフィスからの眺め 左は日テレ麹町スタジオ>

<遠くにはスカイツリー 現在398mらしい>

 帰りは渋谷に寄り、井の頭線西口近くにある 「元祖うな鉄」 でかなり遅めの昼食。眠くて限界だったので、うなぎでも食べて元気を出そうかと。ここはうな丼が950円と、うなぎにしては安い値段で食べられるので、うなぎを食べたいときには重宝します。ただ今日はご飯の量が多かったようで、うなぎとご飯の比率がどう考えてもおかしなことになっていました。元気なさそうな僕の顔を見て、ご飯を大盛りにしてくれたのでしょうか。


<奥まった場所にあるうな鉄>

<うな丼(950円)>

 帰ってから仮眠を取って、今現在に至ります。明日も頑張るか。


6月6日() 【オーメン】

 今日も大人しく邁進しようと思ったものの、部屋の荒れ具合が気になり、居ても立ってもいられなりました。テスト前に限って掃除したくなるのとよく似ています。そもそも最近日中家にいることがなかったので、洗濯も布団干しも出来ておらず、このカオスな状況をどうにかしないければと思っていたところでした。極めつけは2日前についにゴキブリが出たことで、引っ越してきてから2年間無縁だっただけに、ショックも測りきれません。僕はゴキブリに対する苦手意識は全くないけれど、ゴキブリがいる部屋に対する嫌悪感は人並みにあります。

 そういうこともあって、幸い今日は良い天気だったので、よい居住&研究環境創りのために朝から大掃除をしました。布団丸洗いして洗濯して掃除機かけて粘着テープコロコロして。お陰で部屋は綺麗になり、布団もふかふかになりましたが、結果として毎度のごとくの鼻炎です。毎日少しずつ掃除をすればそんなことにもならないのだろうけど、怠惰な性分なのでどうにかならんものか。

 夜8時前にサークルの一つ下の後輩のしましま君から「今吉祥寺で飲んでるので一緒にどうか」という連絡をもらいましたが、今日は申し訳ないと一旦は断りのメールを入れました。しかしずっと家にいても何だかなぁだし、こういう付き合いは大切にしておきたいので、「やっぱり行く」とメールを送って吉祥寺へ。この歳になってくると段々と付き合いが減ってくるので、誘ってくれるだけありがたい話です。ちょうど軽くビールが飲みたかった。

 いせやの本店で飲んでいたようで、軽く1時間程。本店は2年ほど前に改装されたので、店内はかなり綺麗です。ボロボロの井の頭公園店と比べると天と地ほどの差があります。店が綺麗だと食べ物もおいしく感じるもので、公園店で食べるよりも何となくおいしく思いました。カウンター主体なので、せんべろには持ってこいです。


<焼酎+ソーダ>

<焼き鳥>

 今日は思ったよりも真面目な話になり、研究者は自分のやっていることの意味を一般の人たちにも伝えていかないといけない、という話。科学技術インタープリターの重要性が徐々に認められ始めていますが、科学技術だけでなく、文系の学問も一般に説明し還元していかなければならないことを痛感しています。特に国から資金をもらっている場合はそれが当たり前の説明責任であり、そういうことをしてこなかったからこそ、事業仕分けで研究費が削減されてしまう。研究者内輪だけの議論だけじゃいけませんね。もちろん学問分野自体を発展させるためには内輪の議論が必要なのだけど。研究者間ではなかなかこういう話は出てこないので、今日はいろいろ考えさせてもらいました。


6月5日() 【4km走る】

 今日からもう一度、ジョギングを再開。先月やって2,3回で終わってしまったので、今度こそは三日坊主にならないように。体重が大台に乗るのは何とか阻止したい。


6月4日(金) 【缶詰】

 今日は駒場でGゼミと○△研究会がバッティングしてましたが、個人的にはそれどころではない状態なので、双方とも欠席して家で缶詰です。○△先生からすれば全くどうしようもない弟子だということになるので、本当に申し訳ない限り。正直な話、25日までに論文2本+αはきついけれど、自分が蒔いた種なので仕方ありません。週末のKS学会(浜松)も面白そうな報告があるので参加したかったところですが、時間とお金の関係で今年は不参加です。うなぎ食いたかった。

 8月の国際学会はめでたく査読通過のお知らせ。まあ、今回は余程のことがない限り通すという裏事情を聞いたので、当たり前といえば当たり前ですが。本番で大恥をかかないように英語スピーキングを練習します。


6月3日(木) 【鼻炎は辛い】

 9時5時国立でその後ゼミ。今日は朝からずっと鼻炎気味で、噴射タイプの鼻炎薬を入れまくったので、頭がぼーっとしてどうしようもない一日でした。勤務中もゼミ中もずっと上の空の感じ。幸い今日はアフターの蕎麦屋がなかったので、吉祥寺に戻ってねぎしで豚ロース焼定食を食べ、家でおとなしくしておきました。喘息といい鼻炎といい、アレルギーなんてなるもんじゃありません。どうにかならんもんでしょうか。


6月2日(水) 【グッズとバッズのガバナンス論】

 今日は9時23時国立。日中は書籍移動というスクランブル発進的な肉体労働をし、未だに腕がぷるぷるいっております。明日は腰にきそうです。僕は腰が悪いので気をつけないといけません。

 夜はそのままTセイ研究会の第2回目。僕を含む2名の報告で2時間という時間は若干長いかと思ったら、僕の報告+議論だけで1時間半も使ってしまって、全部終わったのは9時でした。申し訳ないと思いつつも、個人的にも議論が盛り上がったような気がするのでよかった。最近になってようやく、報告した後の議論してやりあう醍醐味が分かってきた気がします。マスターやドクターの早い段階では一方的に「コメントをいただく」ことが多く、ある意味公開処刑のような感じにもなってしまいます。しかしそれを乗り越えて経験値を増やしていくと、報告側でも刀を持たせてもらってズバズバと切り合いができる。要は自信を持たなければいけない、ということかもしれません。曲がりなりにも研究者(のヒヨコ)なのだから、という自覚を持って。

 研究会後は食事の予定が、皆さん結構お忙しいらしく、結局卍先生とD1Y君、僕の三人で居酒屋へ。この研究会で僕がやっているのは廃棄物関連の研究ですが、卍先生がおっしゃるには別件の自然保護関連の研究と合わせて考えれば、「グッズとバッズのガバナンス論」になって面白い、だそうです。そういう視点で自分の研究を考えたことがなかったので、なるほどと思いつつも、実際やるとなるとかなり難しいような・・・。まあ、頑張ります。

 ということで、バッズの方の報告が終わったので、次は延び延びになっているグッズの方のフルペーパーに取り掛からないと・・・。


6月1日(火) 【ベジポタつけ麺】

 9時5時国立。世間一般には今日から衣替えなので、張り切って半袖で出かけてみたら、勤務中寒くて仕方ありませんでした。明らかに失敗。外は暑いけど、室内はまだまだ涼しいです。

 帰りに吉祥寺の 「えん寺」 へ。高円寺で人気のつけ麺屋の二号店だそうで、2月にオープンしています。結構な有名店のようです。南口を出てすぐ、マクドナルドの隣という抜群の立地ながら、今まで全く気が付きませんでした。あまりに駅が近くて灯台下暗しになってしまった。最近あんまりラーメン情報を追いかけてないからなあ。店に行ってみると、昔台湾料理の高雄があったところでした(高雄行ったことないけど)。

 この店の売りである、「ベジポタつけ麺」(800円)を注文。豚骨・鶏がらのスープをベースに、野菜ペーストが加わっているようです。だからベジタブルポタージュ=ベジポタ、と。麺は極太胚芽麺、極太もちもち麺など4種類がありますが、基本は極太胚芽麺のようなのでそれを。量は大盛りまでは無料だったので、ありがたく大盛りにさせてもらいました。

 麺が極太なので茹でるのに時間がかかり、出てきたのは注文してから10分後。ラーメン屋にしては結構待たされます。ベジポタつけ汁は野菜の風味が強く、本当に濃厚でどろどろしています。どろどろなので冷めにくいにはいいかもしれません。ただ、個人的にはすっぱ過ぎるような気がしました。そして何と言っても味が濃い。しかしそれほど味が濃いのに、麺が極太の胚芽麺なので、麺とつけ汁があまり馴染みません。麺だけでも個性があるので、両者が主張し合って口の中は喧嘩状態です。結果、おいしいのかおいしくないのか良く分からなくなりました。しかしいろいろなサイトを見てみると評価が高いので、初めてだと分からないのかもしれないし、僕の舌がおかしくなっているのかもしれません。腹を空かせてもう一回食べてみます。


<極太胚芽麺>

<ベジポタつけ麺のつけ汁>

 今日は母の60回目の誕生日。自分の母親が60歳を迎えのは遠い未来のことだと思っていましたが、気が付けば未来は現在になっていました。60歳まで元気に生きてくれたことに感謝です。夏に帰省したときに何かお祝いします。


過去の日記

2010年 1 2 3 4 5
2009年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006年 1   2   3   4   5   6 7 8 9 10 11 12
2005年 1 2 3 4 5 6   7   8   9   10   11   12  
2004年 5 6 7 8 9 10 11 12

モドル

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください