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2008年 12月

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12月31日(水) 【大晦日】

 昨日は記憶がなくなるように寝てしまい、気が付けば朝5時半。本州の西の端は夜が明けるのも遅く、朝7時でも外はまだ暗いままです。年末編成の味気ないテレビを見ながら朝食のうどんを食べ、新書を読んで過ごす大晦日。外では雪がちらついています。夜は田舎(父方の実家)へ行き、紅白でも見ながら年越しそばを食べて年明けを迎えるつもりです。

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 今年は振り返ってみると不思議な一年だったような気がします。年明けに年末の今の状態を想像できたかと言えば恐らく無理だったはずで、それだけ今年は目まぐるしく変化した年でした。失うものもあれば得るものもあった。ただ、目まぐるしい変化はあったもののトータルで見るとプラスマイナスゼロの年だったかもしれません。フローは大きかったけど、ストックは結果的に変化がなかったかのような。だからこそ、大きな変化があったと思いながらも、年末の今ではそれが他人事のように感じられます。

 この日記をご覧になっている皆さんには、陰(オフ)に日向(オフ)に今年も本当にお世話になりました。今年は人とのつながりの大切さと再認識した年でもありました。よいお年をお迎えください。

 来年も皆さんに幸せが訪れますように。もちろん自分にも。


12月30日(火) 【そして本州の西の端へ】

 前夜は3時半に寝て5時起床。東京駅7時10分発の新幹線に乗るためには、5時に起きて準備をしないと間に合わないからですが、睡眠1時間半は結構きついものがあります。眠気覚ましのシャワーを浴び、さっさと支度をして家を出たのが6時前で、東京駅に着いたのが6時40分。朝6時台だというのに、新幹線改札の前はものすごい人でごった返していました。さすがに帰省ラッシュのピークの日だけあります。昨日の夕方から何も食べてなかったので駅弁でも買おうと売店へ行きましたが、そこも結構な行列で、朝からこれではかなり疲れてしまいました。

 弁当を買ってから、自由席前に出来ていた長蛇の列を横目で見つつ、7時10分発の「のぞみ7号」に乗車。今回で二度目のグリーン車ですが、さすがにグリーンは快適です。何しろ自由席・指定席と室内灯の色が違います。乗車後に配られるおしぼりやフットレスト、読書灯などなど。さすがにワンランク上だけのことはあります。快適とはこういうことを言うのですね。車内放送によると、自由席・指定席には通路にも人があふれていて、車内販売ができないほどの混雑だったそうですが、グリーン車は快適で蚊帳の外。嗚呼、ブルジョア。

 発車後は早速さっき買った 「東京弁当」 という駅弁を食べることに。売店で売られている弁当の種類が多く、どれにしようか困りましたが、目についたのが「東京駅限定販売」のマークが付いた、この「東京弁当」でした。浅草今半(牛肉たけのこ)や魚久(キングサーモンの粕漬け)を始め、東京の名店が調理したおかずが何品も入っているという豪華な駅弁です。僕がこういう「限定」と名の付くものに非常に弱いのはご存じの通りだと思いますが、値段が1600円もするので今回ばかりは正直迷いました。でも今日はグリーン車に乗るんだし、グリーンだったらそれ相応の弁当を買わないと恥ずかしいわ、という屁理屈ともいえる理由を付けて1600円の東京弁当を買うことに。一つ一つのおかずがおいしくて、1600円するのが納得です。まあ、今後こんなお金を出してまた買うかと言われれば・・・ですが。


<N700系のぞみグリーン車>

<東京弁当>

 車中では寝たり森博嗣のS&Mシリーズ2作目『冷たい密室と博士たち』を読んだりして過ごし、12時に小倉に到着。指定席のシートだと5時間近く乗っていればお尻や腰が痛くなりますが、グリーン座席はどこも痛くなることなく快適に過ごせました。やっぱりグリーンはいいわ。今後余裕があるときはグリーンに乗りたいものです。『冷たい密室と博士たち』は読み終わりましたが、相変わらず凄いなぁと感心するしかありません。

 小倉で普通電車に乗り換えて終点の門司港へ。普段なら小倉で下関行きの電車に乗りますが、今日は何となく海が見たい気分だったので門司港の方に行きました。下関駅に出ようが門司港駅に出ようが、実家までの距離はそんなに変わりません。門司港から船に乗れば5分で対岸の下関唐戸に着き、そこから実家までは歩いて15分なので。時間があったら門司発祥だという「焼きカレー」でも食べようかと思いましたが(というか僕がこっちにいたときはそんなの名物だって聞いたことなかったぞ)、今日の門司港周辺は観光客が多くて行列ができている状態だったので、諦めて船に乗って唐戸へ。船もいつもと違って満員で大混雑でした。でもみんな観光のようで、帰省客と思われるのは僕くらいのものです。


<長い門司港のホーム>

<JR九州の起点>

<門司港駅>

<関門汽船で下関へ>

 下関唐戸に到着し、昼食をとるべく商店街の「桃太郎」へ。この前書いたと思いますが、僕の「思い出の味ベストスリー」の一角を担ううどん屋です。観光客が来ることはありませんが、今日も店は地元の人で満員。肉天うどんとおにぎりを食べてきました。ふにゃふにゃかと思うくらい腰がない麺と、これでもかと思うほど甘い出汁、嫌味かと思うくらい薄く延ばされた天婦羅と、食べる人が食べたら怒り心頭に達するかもしれませんが、僕はこれで育ってきたので今のところ一番落ち着く味です。あの腰が強い讃岐うどんをイマイチ好きになれないのは、恐らくこの桃太郎のうどんを食べて育ったからではないかと思います。


<肉天うどん>

<桃太郎>

 1時前に実家に帰りついたら誰もおらず、疲れもあって少し仮眠。4時前に母と伯母が帰ってきたので、伯母が入れてくれた抹茶を飲んでくつろぎつつ、現在午後6時半です。今日は高校の同窓会っぽいものと中学時代の友達との飲み会の二つから誘いを受けていましたが、当初は31日に帰省する予定だったのでどちらにも断わりを入れていました。予定を早めて30日に帰ってきたので出席しようとすれば出席できますが、ちょっと調子もあまり上がってこないので、今回は家でゆっくり休養させてもらいます。これから夕食を食べて、後は論文や小説でも読もう。


12月29日(月) 【大貧民から大富豪へ】

 ここ数日、東京はずっといい天気。年末年始もこの天気が続くようで、首都圏では初日の出も綺麗に見られるそうです。対して実家がある本州の西の端は今年もどんより曇り空のようで、初日の出は例年の如く期待薄らしい。実家ではここ10年くらい綺麗な初日の出を見た覚えがありません。

 今日は帰省前にいろいろ用事を済ませておこうと、朝9時から吉祥寺へ。3日前くらいから決して調子がよいとは言えない状態で、5段階評価でいうところの2が続いている感じです。ただどん底の1でもないし、2から5になったまた2になるという躁鬱の激しい状態でもなく、ずっと2が続くというのはある意味低く落ち着いた状態でもあるので、過ごし易いと言えば過ごし易い状態ではあります。そんな低調な状態で郵便局へ。指導教員の○△先生が喪中のため、一般葉書で寒中御見舞いを書こうと思って葉書を買いに行ったのですが、「50円葉書を一枚ください」と言った後に、「いくらになりますか?」と聞いてしまう始末・・・。低調で頭が回っていなかったのだと思いますが、これは相当恥ずかしい。50円に決まってるじゃないか。

 まあでもこれで、こんな状態だから今回は青春18きっぷで帰るのはやめて新幹線で帰ろうという決心がつきました。肉体的精神的負担がかかる青春18きっぷ鈍行の旅よりも、さっさと新幹線で帰る方が体にいいと。ということで駅のみどりの窓口に行き、31日始発ののぞみ指定席を予約しようとしましたが、何と満席。始発だったら空いていると思ったのに・・・。30日はほぼ終日満席で、あぁやっぱり青春18きっぷで2日かけて帰らないといけないのかねぇ・・・と落ち込んでいると、窓口のお姉さんが「30日のグリーンならわずかですが空いてますよ」と言ってきました。「グリーン」という甘い響きに心がぐらついた僕は、まああまり無理をしてはいけないお年頃だし、と自分の中での正当化を行って自分自身を納得させた上で、「じゃあグリーンで」と言ってしまいました。何とブルジョアなことか。

 ということで、東京小倉間の往復乗車券と行きのグリーン指定券で、お値段39000円。帰りの特急券を考えると、これにプラス8000円なので、帰省にかかるお金は計47000円になります。当初18きっぷで2日間かけて帰ろうとしていたのに、結局はそれとは対極に位置する新幹線グリーン車になったわけで、気分としては大貧民から大富豪になった感じで、悪い気はしません。が、お金を払うのが自分だと考えると、やっぱり高いことしてるなぁと思います。ほんと、年末年始の帰省は金がかかって困る。

 その後、本屋や薬局や銀行や証券会社に行って用事を済ませながら吉祥寺の街をぶらぶらしましたが、10時を過ぎるとかなりの人出になりました。サンロードの看板には既に「2009 迎春」と書かれていたり、サトウのメンチカツに朝から行列ができていたりと、街はもうすっかり年末ムード。


<サンロードは既に迎春>

<朝からサトウのメンチカツに行列が>

 一旦駒場に行ってから家に戻り、夕方再び吉祥寺へ。みんみんでチャーハンと餃子を食べ、今年の吉祥寺食べ納め。今日の夕方の吉祥寺は人が多過ぎて疲れました。

 ということで、明日の朝7時の新幹線で帰省します。パソコンは持っていくので日記も更新できると思いますが、一応どうなるか分からないので、とりあえずはよいお年を。


12月28日() 【大衆文化の香り】

 1か月半前に買った、森博嗣の『すべてがFになる』をようやく読み終えました。全部で500ページの内容を、気が向いたときに電車の中で細切れに読んでいたので、読み終えるのに1カ月半もかかってしまいました。内容は面白くて満足のいくものでしたが、ただその内容の面白さは別として、僕にとってミステリー小説を読むということは現段階でどれほどの価値があるのだろうかと思った一冊でもありました。これがミステリーでなく普通の小説だったところで、そう思ったかもしれません。恐らくそれは、作品よりは僕自身の方に原因があるのだろうと薄々気が付いていますが、残念なのは僕にはそれを言語化する能力がないことです。いや、ここで書くのがただ単に面倒なだけなのか?自分自身でもよく分からない。今後もし気が向いたら書きます。

 これと並行して、最近アニメの『涼宮ハルヒの憂鬱』全話を見ました。僕はニコニコ動画やyoutubeはよく見ますが、それらでマジョリティーを占めるような動画は敢えて見てきませんでした。見るとオタクに足を突っ込んで戻れなくなりそうだったし、そもそもそんなに興味がなかったから。でもふとしたことから挿入歌の 「God knows」 を聞き、「あぁ、アニメの挿入歌としてはかなりいいし、個人的にはかなりツボだなぁ」と思い、そこから済し崩し的にアニメ本編を全話見たと、そういう流れです。想像していたよりも面白くて、純粋にびっくりしました。ただ何の知識も持たずに見ると情報量が多いので、最初はかなり戸惑いましたが。もし機会と暇があったら、ノベライズ版も読んでみます。

 というように、最近は小説やアニメや音楽といった、個人的にずっと離れていた大衆文化の匂いがするものに再び興味が湧いてきています。ただそれは昔のように純粋な興味から入り込むのではなく、「世の中ではどういうものが流行っているのだろう」といった、斜に構えて一歩引いたところからしか見てないのが自分でも寂しいところだと思っています。娯楽だからもう少し純粋に楽しめたらいいのだけど。純粋に楽しめるようになるには、もう少し量をこなすしかないのかもしれません。

 あ、でもそんな中で 「God knows」 は純粋にお勧めなのでよかったらどうぞ。僕はこういうストレートでバンドっぽく、しかも少しメランコリックな音階を持った音楽が好きなのです。


12月27日() 【それはそれは寒い一日】

 相変わらず今日も寒い一日で、こうも寒いとこたつから出られなくなり、こたつから出られなくなると廃人一歩手前になり、廃人一歩手前になるとどうせゆくゆくは廃人になり、廃人になると食欲すらもスルーしてしまうようになり、食欲をスルーすると体重が減ることになりで、ダイエットとしてはかなり効果的かもしれないと一瞬だけ思いましたが、そんな風が吹けば桶屋がもうかるような話は確率論的にもなかなか起こらない訳で、それだったら文字通り果報は寝て待つよりも体を動かした方が痩せるはずだと思い、こたつから出ることにして吉祥寺の街へ。長い一文ですみません。

 吉祥寺では帰省用の青春18きっぷを買ったり(結局とことこと18きっぷで帰ることにした)、買い物をしたり、ねぎしでカルビ焼き定食を食べたりしてそこそこ満喫しました。いつもの土曜日の夜なら吉祥寺は足の踏み場がなくなるくらいの人出になりますが、今日は年末の忙しい時期だからか、いつもに比べて人出は少なめ。人が少ないので、吉祥寺駅前のライトアップの写真を撮ってきました。年末の風物詩です。ちなみに右の写真は一昨日撮った医学部1号館のライトアップ写真。天下の医学部がお茶目なライトアップをするのは、何となく不思議な気分でもあります。 


<吉祥寺駅前>

<本郷 医学部1号館>

 刻々と2008年も終わりに近づいています。明日は大掃除をしたり年賀状を書いたり、今年やり残したことを片付ける一日にします。


12月26日(金) 【Cherry blossoms】

 今日も本郷へ行き、1時から文学部ラウンジでサークルのプロジェクトミーティング。今回は僕がレジュメを担当することになっていましたが、ミーティングのレジュメを作るなんて4年振りくらいで、久々に作るとなかなか新鮮に感じました。僕もまだまだやれば出来る。ミーティング後は図書館へ行き、溜まっていた論文潰しを。僕も早く論文仕上げてしまわないとなぁと自己嫌悪に陥り、一日中反省しっぱなしです。

 夜はプロジェクトの忘年会で、名物おばちゃんお姉さんがいる 「さくら水産」 へ。プロジェクトメンバー以外にも声をかけたら結構集まって、最大8名で飲み食いしてきました。まあ、その中の4名(僕含む)は昨日の炙りbarのメンバーでもあり、結局飲むとなると集まるメンバーは決まってくるのね・・・。今日はビール気分ではなかったので、最初から白波のボトルを頼んでお湯割りを飲み、早い段階で〆っぽいご飯セットを食べて幸せな気分になりました。アジの刺身をおかずに食べる卵かけご飯のおいしいこと。。さくら水産の凄いところはその価格破壊っぷりで、今日は8人で飲み食いしたにも関わらず、お会計はたったの15000円。東京の真ん中でそこそこの海産物を食べることができてこの値段は脅威です。


<白子ポン酢>

<ししゃも>

<アジ刺身>

<ご飯セット(250円)>

 昨日はあれだけ暖かかったのに、今日はめちゃくちゃ寒かった・・・


12月25日(木) 【僕は一応バドミントン部に在籍したことがある】

 午後から本郷へ。平日の昼間だというのに、今日の吉祥寺は土日のような人の多さでしかもカップル率が高く、あぁこれがクリスマスというものかと若干イライラしました。おまけにいつもは空いているはずの中央線も結構な混雑。本当にもう。

 御殿下へ行き、久々にランニングマシンで40分間ほど走りましたが、どうも最近は膝が弱くなっているようで、走り過ぎるとすぐに膝が痛くなって歩けなくなります。走り方に問題があるのかもしれませんが、これでは持久走すらできないのでどうしたらいいものか。今日は頑張って最後まで走りましたが、走り終わってみると左足が動かないほど限界に達していました。最近本当に太ってきたので走って痩せたいのだけど、これでは一体どうすればいいのだろうか・・・。

 軽く汗を流したあとは今年最後の卓球。今日の御殿下はクリスマスだからか人が少なく、バドミントンコートも空いていたので初めてバドミントンもやることになりました。何を隠そう、僕は高校1年生の時に一時的にバドミントン部に所属していたことがあります(名目上は)。でも卓球と違ってきちんと練習をしたわけではないので、初心者と何ら変わりはありません。。バドミントンは卓球とは違う動きをするので、終わったら背筋が痛くなって大変です。しかも走って痛めていた足を無視してバドミントンをやったので、今度こそ本当に左足が動かなくなり、この後家に帰るまでが大変でした。。まあでも、バドミントンも久しぶりにやると面白い。

 運動後は卓球パートの今年の打ち上げということで、本郷三丁目交差点付近にある 「炙りBar」 へ。鍋や肉を食べながら、今年は何回このメンバーで食事をしたり飲んだりしただろうか、と思いました。卓球がなければこういった後輩と触れ合う機会もなかったわけなので、大変感謝しています。一年間お疲れさまでした。あと、僕は物事をすぐに断定する癖があるみたいなので、今後気を付けます。。。


<ジャガイモのバター焼>

<トマトとチーズっぽいサラダ>

<キムチ鍋>

<肉盛り合わせ>

 帰りは御茶ノ水まで歩いて中央線で帰ろうとしましたが、左足が本当に動かずにどうしようもなく。。足を引きずりながら何とか到着しましたが、危うく終電を逃すところでした。本当に危なかった。足は大切にしないといけませんね。


12月24日(水) 【メリークリスマスイブ】

 いやー、クリスマス・イブですねぇ。。


12月23日() 【丸の内エンペラー】

 この1週間はものすごく長かった気がします。それは飲み会が続いていたからなのかもしれませんが、先週火曜日に十徳で飲んだのが1か月以上前のことのような気分です。長く感じるということは、それだけ得た情報量が多く、記憶の更新が早いペースで行われていたのかもしれません。あっという間に過ぎる1週間もいいですが、長く感じる1週間も久しぶりだとなかなかいいものです。まあでも、しばらくはこんな長い1週間は御遠慮願いたいけれども。

 今日は一日家で酒も飲まずにおとなしく。オリジン弁当の豚トロ丼が意外においしくて嬉しい誤算でした。


12月22日(月) 【乾いた心】

 今年も残すところ10日を切りました。この時期になると、一つの面倒なイベントとして「帰省」というものが脳裏をちらちらをかすめます。帰省して実家で正月を迎えること自体はむしろ喜ばしいことですが、面倒なのは年末年始の東京と実家の往復で、これは本当に面倒以外の何物でもありません。現在の住まいと実家が離れているとなおさらです。東京下関を往復する僕の場合、飛行機を使うと往復7万円くらいかかります。新幹線だと4万円ですが、既に指定席は満席で、自由席で帰ろうと思ったら乗車率150%とかで5時間半耐えなければいけません。青春18きっぷを使って鈍行で戻れば多分1万円以下に抑えられますが、さすがにもうそんな体力がありません。でも最近金欠なので、もしかしたら青春18きっぷになるかもしれないのが悲しいところです。「どこでもドア」があったらなぁ。

 今日の夜は駒場ⅡでSKS研究会。研究会後はそのまま忘年会を兼ねた懇親会でしたが、先週の忘年会疲れのため、ビールは最初の乾杯で口を付けた程度にして後はお茶。我ながらよくビールを飲まなかったものです。胃と肝臓をいたわらないと。


12月21日() 【笑いの構造】

 水曜日に*万円ほど下ろして、忘年会が続くとはいえ*万円あれば余裕だろうと思ってましたが、今日が終わる時点で財布の中身は730円という厳しい現実に直面しました。もちろん日常生活の雑費もありますが、安い時なら羽田福岡間を飛行機で2往復は出来てしまう金額のほぼ全てが、5連続の飲み会で消えてしまったということです。さようなら諭吉様達。こんな享楽的・刹那的な金の使い方をしていては駄目なのは百も承知ですが、今回はいろいろと仕方がない側面もあったからなぁ・・・。お金使って酒飲んで体調壊すなんて最悪なことこの上ないので、しばらく(お金のかかる)飲み会は自粛します。あと、出来るだけ飲酒も。いつまで続くか分かりませんが。

 夜は年に一度の「M-1グランプリ」。僕はそこそこお笑いが好きなので、こういうお笑いの番組はよく見ます。「そこそこ」なので偉そうに論評したり最終結果に異論を唱えたりということはしませんが、純粋に以前(2003年から2006年頃)の方が全体的に面白かったように思います。人を笑わせるということの、いかに難しいことか。


12月20日() 【くるくるくるくる】

 朝6時にNくんを、9時にlovebeerさんとK坂くんを送り出し、その後しばしの休息。今日は12時からサークルの総会に出席するつもりでしたが、さすがに昼前に起きられるはずもなく・・・。会場の参宮橋オリセンに着いたのは午後4時前でした。総会後は赤坂 「上海大飯店」 で1次会、 「やさいや」 で2次会、そして帰宅。1次会2次会ともメンバーの知り合いの店だったので、結構な高級店にも関わらずかなりの融通や割引が効いていたそうです。ありがとうございます。まあしかし、昨日までの4日間で既に疲労困憊だったので食欲も湧かず、個人的にはほとんど飲み食いできなかったのが残念です。写真は2次会の店の、野菜がふんだんに使われたメニューたち。1次会はくるくる回る中華テーブルだったので、写真撮れませんでした。

 これで5日連続飲み会が終了。今日先輩に「太ったねぇ!!」と言われたので、明日からダイエットします。10キロくらいやせて、大学入学当時の体重まで落としてやる。


12月19日(金) 【御世話になったうちの一人】

 今日は修論提出日ということで、午後から院生室へ行って論文を読みつつ提出サポート部隊として待機することに。サポート部隊が少ないということで、サポート部隊の指揮を取る本年度事務局長から直々の御指名をいただき、昨年度事務局長の僕も駆り出されるお手伝いすることになりました。毎年一人くらいは提出締切ぎりぎりにやってきて、「今から製本しなきゃ・・・」みたいなことでみんなでてんやわんやになったりしますが、今年はそのようなことも無事終わりそう・・・と思ったら、提出締切7分前に修論生が現われて、一時院生室が阿鼻叫喚の世界になりました。でもあのときの待機部隊の行動は本当に早かった。結果無事締切1分前に間に合ったようで、待機していた甲斐があったものです。

 修論提出の最終日は毎年どこか殺気立っていて、個人的にはこの雰囲気は好きだったりもしますが、提出する当人達にとってはそれどころではないだろうと思います。提出し終えた修士2年生の顔を見ていると、本当にもうぐったりという感じ。多分2年前の自分もそうだったことでしょう。お疲れ様。

 夜は戸越銀座へ行き、西表島サトウキビ刈りでお世話になったゆずるさんを囲んでの食事会(というか飲み会)。戸越銀座商店街にある居酒屋の「ごらん」へ。今回ゆずるさんが東京の弟さんの家にいらしていて、わざわざ連絡をいただいたので飲むことになりましたが、少人数でということでキビ刈りに行った歴代サークルメンバーのみに声をかけたため、かなり内輪な会にはなってしまいました。ゆずるさんの他、lovebeerさん、Nくん、K坂くんと僕。うーん、キビ刈り関連でなくても、このメンバーにはよく会ってるぞ・・・。


<フライドポテト>

<餅揚げ>

<串焼き盛り合わせ>

<泡盛久米仙とチャーハン>

 飲み会も5日連続の4日目なので、今日は酒は少なめにしておこうと思いましたが、せっかく来ていただいたゆずるさんがいらっしゃるのでそんな訳にもいかず、結局4人で泡盛のボトルを5本空けるという結果に。途中からゆずるさんの弟さんもいらして、終電で帰るわけにもいかず、結局散会になったのは深夜1時半でした。。

 この後は弟さんの家に泊めていただくという選択肢もありましたが、さすがにそこまでお世話になるわけにはいかないので(あといろいろと諸事情があったため)、後輩二人も連れてタクシーで三鷹台へ帰ることに。戸越銀座から三鷹台の我が家までは遠く、第二京浜→環八→東八経由で1時間半もかかってしまいました。そして金額も諭吉越え(;´Д`) 戸越銀座を甘く見てました。電車だったらうちまで30分480円なのに・・・。

 三鷹台に着いてからは、家が近いlovebeerさんを送り届けていくのが使命でしたが、lovebeerさんがどうしてもうちで少し飲んでいきたいというので皆でうちへ行き、今日も夜が更けていく・・・。あぁ、胃が痛い。


12月18日(木) 【空気を読む力】

 夜は御世話になっている先輩方とぽてと嬢と渋谷道玄坂のタイ料理屋 「サワディー」 で忘年会・・・でしたが、主に御忠告と叱咤激励の場になり、年は忘れるなと。7時から11時過ぎまでの4時間、対象の矛先は9割5分ぽてと嬢でしたが、まあそれは後藤田(元副総理)方式に従えば暗に僕にも向いているわけで、反省して気を引き締めたいところです。いやはや。料理はアジア風でおいしかったですが、中には辛い料理もあって、辛いのが苦手な僕は悶え死にしそうでした。


<揚げ春巻き>

<玉子焼き>

<豚肉串焼き>

<牛肉>

 ここのところの昼夜逆転生活を正すため、今日は頑張って早く寝ます。


12月17日(水) 【肉喰らえ】

 今日は1時からM先生の講義(先週の続き)を聞きに行こうと思ったものの、今の昼夜逆転生活スタイルでは午後1時は夜中の1時に相当します。徹夜して頑張って行こうとしましたが、朝11時半に力尽きてしまいました。起きたら午後3時半。。一応12時に起きようとして目覚ましをかけてしましたが、30分で起きられずはずもなく惨敗です。最近は自己嫌悪の塊になりつつあります。

 起きてからはのそのそと本郷へ行き、図書館で論文や新聞を読んで過ごし、夜8時頃から食事。サークルの後輩さん2人と本郷通りにある 「皐月」 へ行って、おいしい肉を堪能してきました。今日は「両手に花」状態で、お誘いいただいて大変ありがたい限りです。なかなかお洒落な店で、肉はA5ランクの最上級を使っているらしく、いつも安い肉を食べている人間からすると同じ肉でもこうも違うのかと思いました。いい肉には赤ワインがきちんと合うものです。


<焼き野菜盛り合わせ>

<黒毛和牛のハラミ・ザブトン・タン>

<魚介のマリネ>

<トマトとモツァレラのパスタ>

<クッパ>

<チーズケーキ>

 最近は『尾崎家の祖母』( http://jp.youtube.com/watch?v=-deAFnshv5Q&feature=related )をよく聞いています。ポニョを歌っている藤岡藤巻が、まだ「まりちゃんズ」という名前でやっていた頃の名曲。こんな放送コードギリギリの歌を歌っていた人達が、まさかポニョを歌って紅白に出るとはねぇ。藤岡藤巻がテレビに出てきても昔の話を一切しない(触れられない)のは、やっぱり黒歴史だからでしょうか。


12月16日(火) 【二回も意気消沈】

 今日も朝10時に寝て午後2時半に起きるという生活で、完全に昼夜逆転オ㍗ルな生活になってます。睡眠時間短いし。

 5限Gゼミ後書籍部へ行き、カケンヒで本を買おうとしてカウンターまで行ったのはよかったものの、肝心な研究室の内線番号を度忘れしてしまう始末。(カケンヒで本を買う場合、指導教官の内線番号が必要なのです。)書籍部のカウンターだと研究室の名前や個人名を出しても内線番号が分からないとデータが出てこないようで、粘って思い出そうとしたものの思い出せず、すごすごと退散してしまいました。カウンターのお姉さんも苦笑です。こんな重要なことを度忘れしてしまうなんて悲しすぎます。。

 やや意気消沈しつつ、6時半から部室でサークルのプロジェクトミーティング。かなり久しぶり(およそ6年振り!)に議事録などを取りながら過ごし、その後は渋谷へ出て忘年会・・・でしたが皆さんお忙しいらしく、ミーティング出席者8人のうち、飲み会参加者は4人。しかもミーティング出席者の学年が高い方の4人ということで、最近の駒場生は皆忙しいようです。

 今日は若い子達がいないからということで、ゆっくり美味しい酒が飲める 十徳 へ。いつもの1階の店は満席でしたが、いつの間にか3階にも席ができたということでそちらに案内されました。ワイワイやりながら飲める場所という感じの1階に対して、3階は少しお洒落で落ち着いて飲める場所という感じ。いつものように鮭のハラス焼きや馬刺し、なめろうなどなどを肴に、山口の地酒「獺祭」を二杯ほど。いやーしかし、相変わらず酒好き泣かせのメニューが多くて嬉しい悲鳴が出てしまいます。改めて写真を見ると、渋いものが多すぎる。3階で働いているお兄さんは最近まで新宿の本店の方で働いていたそうですが、日本酒のメニューは新宿本店の方が圧倒的に多いそうです。隠れメニューもあるそうなので、今度一度新宿本店に行ってみようかと思います。


<ふろふき大根>

<なめろう>

<寒ブリ刺身>

<鮭のハラス焼き>

<ドジョウの唐揚げ>

<アンコウの唐揚げ>

<カキフライ>

<味噌雑炊>

<獺祭(濁り)>

 今日は僕にとって忘年会シーズンのスタート、そして何より一緒に飲んでいたHさんAさんが修論・卒論の提出が間近ということで、ビール1杯+日本酒2杯の軽めにしておきました。ちょうどいい具合にお腹も膨れ、程良い酔いで幸せな気分。その幸せな気分でお会計をしようと財布を覗くと、何と御札が全く入ってません。あ、今日お金下ろすの忘れてた・・・。優しいHさんに立て替えてもらって何とか事なきを得ましたが、御札が入ってないなんて悲しすぎる。情けなくなって、またしても意気消沈。

 11時過ぎ帰宅。帰ってから改めて財布の中身を確認したら、財布の中身は63円でした。情けない情けない。


12月15日(月) 【鳴らない、電話】

 今日は朝11時過ぎまで起きていたため、そこから寝て起きたのは午後4時前。明らかに昼夜逆転というか生活破綻してますが、昼間に寝ると携帯にメールが入ったりインターホンが鳴ったりと、ちょくちょく目が覚めてしまうのであまり深く眠れません。よくないよくない。あ、タイトル通り電話は鳴りませんでしたが、これはエヴァンゲリオンのタイトルに引っかけただけです。

 今日は特に書くこともないので、これで。明日から忘年会っぽい飲み会が怒涛の5連荘なので、今日中に体調と財布の中身を整えます。


12月14日() 【毎度お馴染み流浪の番組、ブラタモリでございます】

 昨日のアクセス数は一体どうしたのか。

 昨日は寝る前にNHKで 「ブラタモリ」 を。タモリがNHKアナウンサーと専門家と古地図を持って街歩きするという番組です。ただこの企画、既にタモリ倶楽部でやられているわけで、よく言えばNHK版タモリ倶楽部、悪く言えば単なるパクリとも取られかねないですが、そこはさすがにNHKというか、タモリ倶楽部よりもしっとりとした進行で思ったよりも楽しめました。タモリ倶楽部だと芸人が盛り上げようとしてどうしても笑い重視になってしまうのだけど、NHKだとその辺が抑えられているので、見る方も肩の力を抜いて見ることができます。

 今回は原宿と表参道を歩くということで、暗渠になった渋谷川の上を歩いていました。僕も渋谷川の上を歩いたことはありますが、せっかくの都心の川なのに暗渠にしていしまっているのは非常に勿体ないように思います。ソウルのチョンゲチョンみたいに、清流の再生事業は出来ないものでしょうか。目黒川を復活させることができたのだから、渋谷川もできそうなものです。まあもし本当に蓋を取って再生するとなると、渋谷駅前とか西武百貨店の前とかが川になって、不便と言えば不便なのでしょうが。

 というわけでブラタモリは面白かったので、是非ともレギュラー化して欲しいと思います。僕自身も全国を回り終えたら、次は古地図でも持ってゆっくりと東京を散策してみたいものです。タモリみたいに、肩の力を抜いて生きられればなぁ。

 今日は夕方吉祥寺へ出て、一昨日も行った油そばの「ぶぶか」へ。一昨日油そばをおかずにご飯を食べている人を見て、果たしてどんなものだろうと思ったので、短い間隔ですが来てしまいました。油そばに半ライスを注文して食べてみましたが、確かに油そばのたれが濃いのでご飯に合います。これは不思議な感じ。これはラーメンライスやお好み焼き+ライスに匹敵する食べかただと思いますが、炭水化物コンボは腹が膨れます。そもそも油そばがあまり体にいいものじゃないはずなので、しばらくは自制かな。


12月13日() 【蕎麦屋のかつ丼】

 今日の夜は無性にかつ丼が食べたくなったので、よく行く駅前の蕎麦屋に行ってかつ丼を食べてきました。かつ丼は900円。ほとんど好き嫌いのない僕が唯一苦手な三つ葉が大量に乗っていたのはちょっとアレでしたが、ほんのりとそばつゆの甘みが効いていて、ああこれが蕎麦屋のかつ丼の美味しさだと。量も多くて満足しました。

   

 かつ丼を食べるとなると、とんかつ屋かチェーンの「かつや」か蕎麦屋ということになると思いますが、僕は蕎麦屋のかつ丼が一番好きです。何といってもあのそばつゆが効いた出汁は、とんかつ屋やかつやのかつ丼ではなかなか表現出来ないもの。専門のとんかつ屋で出てくるかつ丼は、豚を如何にサクサクとおいしく揚げるかに重点が置かれていますが、蕎麦屋のかつ丼は豚かつ部分はまあそこそこで、そのかわり出汁で勝負、というところが多いように思います。僕は豚よりも出汁派なので、蕎麦屋で食べるかつ丼が好きなわけです。

 僕が蕎麦屋のかつ丼を好きになったのは、子供の頃の思い出が影響しているように思います。当時僕が住んでいた家の近くに 「もりた屋」 という蕎麦屋があって、たまに出前を取って食べることがありました。たまの贅沢なので、親にお願いしてざるそば+かつ丼という贅沢な注文をしたりしていたのですが、その時に食べるかつ丼がもう本当においしくて、いつも出前を取る日を楽しみにしていたものです。出前のかつ丼は本当に御馳走だったわけです。親の手料理以外で、子供の頃の思い出の味を挙げるとすると、間違いなくこの蕎麦屋の出前かつ丼が入ります。このかつ丼に 「山の田らーめん」 「桃太郎のすうどん+ミルクセーキ」 を加えれば、それは思い出の味トップ3になり、これらが今の僕の嗜好の基になっていると言っても過言ではありません。あぁ、もう一回「もりた屋」のかつ丼が食べたいなぁ。年末実家に帰った時に行こうかしら。

 今日はかつ丼の話題だけになってしまった。


12月12日(金) 【変】

 今年の漢字は「変」に決まったそうです。まあ「変」がない年はないわけで、そういう意味では今年は漢字一文字で表しにくい年だったのではないかと思います。そう考えると、去年の「偽」というのは本当に2007年にぴったりの漢字でした。歴代の漢字を見てみると「震」だの「毒」だの「災」だのと、マイナスイメージな漢字が圧倒的です。まあでもこういう世相を表すものというのは、多かれ少なかれ悪いニュースの方にウェイトを置いて考えてしまうので、どうしても暗い漢字になってしまうのは仕方ないとは思います。今年の漢字が「幸」なんて年があったら、それはそれで平和ボケしているみたいでどうかと思うし。ちなみに、個人的に今年一年を漢字一文字で表わすと、それは「無」です。今年は有形無形問わず無くしたものが多い一年だった。

 今日は昼過ぎに吉祥寺へ。昼食は「ぶぶか」で油そばを食べてきました。最近この油そばが無性に食べたくなる時があります。絶対体には悪いんだけど。時間的に空いている時間でしたが、周りにいた客は皆油そばにご飯を食べていて、まさにラーメンをおかずにご飯を食べるという感じでした。機会があったら今度注文してみよう。今日は写真を撮らなかったので、以前食べたときの写真を載せておきます。 


<油そば>

<ぶぶか>

 12月も中盤にさしかかり、いよいよ年末という感じがしてきました。来週辺りから忘年会が増えることを考えると、何もない週末は今週が最後かもしれません。まだ咳も止まらないし、明日明後日はゆっくりしよう。財布と体調に気を付けて年末年始を乗り切らなければ。


12月11日(木) 【ビシっと決める】

 夕方虎ノ門でおーらるの後、新橋で他のおーらるをやっている方々と飲み会。当たり前ですが、僕が一番年下なわけで、教授や准教授の方々と御一緒すると緊張して話せなくなってしまいます。これは本当に悪い癖で、もう少し積極的に行かなければ・・・。まあ、未だに喉の調子が悪くて、咳止めの薬を飲んでいて声があまりでなかった、というのもありますが。昨日・今日とお世話になった先輩方から博論をいただいたので、読んで勉強させていただこうと思います。ありがとうございます。

 飲み会は8時に終了し、その後赤坂見附へ。サークルの後輩たちが総会に向けていろいろとサプライズっぽい(?)準備をしているというので、その様子を伺いに行こうと思いましたが、僕が連絡した時点で準備は既に終わっていたようで、結局は飲むことに。メンバーは、本当にまあいつも見るようなメンバーですが、皆なぜかスーツを着ていて変な感じです。学部生のうちはあまりスーツを着る機会もないということで、確かに「ピシッ」と音がしそうなほどスーツがピシっとしています。僕も今日はおーらるだったのでスーツでしたが、何か締まり具合が違うんだよね。あまりスーツを着たくなくてこの道に進んだというのもあって、スーツを着る機会も同年代に比べて極端に少ないはずなのになぁ。

 赤坂で入った店は「蕎麦・おでん・日本酒」みたいな店で、とあるお姉さんに頼んだらなかなか注文が出てこないという厄介なこともありましたが、全体的に料理はおいしかったです。既に新橋で食べてきていたのであまり食べられませんでしたが、蕎麦と日本酒は本当に合います。吉祥寺のよしむらに行きたくなってきた。


12月10日(水) 【書評】

 1時から先端研でお世話になっているM先生の「書評論」を拝聴。先生が15年間担当されてきた読売新聞・毎日新聞などの書評委員の経験を基に、書評とはどういうものかというお話を聞いてきました。あまり書けないような裏話も多かったですが、最近は人文社会科学から自然科学を得意とする書評委員の時代になりつつあるというのは確かにそうかもと納得しました。確かに最近新書でベストセラーになるものと言ったら、『バカの壁』や『生物と無生物の間』と言った、自然科学者が書いたものが多くなってきています。世間はそういうものを求めているのか。

 講義は1時から4時まででしたが、どうにもこうにも咳が止まらないので途中の休憩時間で退出させてもらいました。最後まで聞きたかったですが。来週もあるので、今度こそは体調を整えて聞きたいものです。


12月9日(火) 【ちょっと回顧】

 喉の痛さはそこそこ治まったものの、今度は咳が止まらなくなりました。まあ経験的には、風邪の症状として喉の痛みが咳に変わるというのは順調に治っている証拠なので、このまま何事もなく治ってほしいところです。今日は雨が降り出した午後2時頃に家を出て、吉祥寺のねぎしで豚ロース焼定食を食べた後、学校へ行って5限Gゼミに出席、そしてゼミ後帰宅という、特に何の変哲もない一日でした。日記としては取り立てて書くこともないなあ。

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 書くことがないので、過去の12月9日の日記を見て時の流れを実感しつつお茶を濁そうと思います。

 去年(2007年)の12月9日のタイトルは【水割りをください】。まあこの日の内容に関しては未だに何も言えないのでスルーしますが、その前日には映画『いのちの食べかた』を見ています。というか、あれからもう1年経ってしまったことが驚き。あの映画は期待値が高かっただけに、実際見て少し残念に感じたのが懐かしい。

 一昨年(2006年)の12月9日のタイトルは【時は流れる】。この日はサークルの総会でしたが、修論締切一週間前だったので総会自体は欠席しました。でもその後の懇親会というか忘年会にはきっちり顔を出してます。確か修論の一章分が書き終わって、今日はこれ以上やっても能率が上がらないからと理由で、飲み会から参加したのだと思います。でも今思い返しても、修論執筆は辛かった。もう戻りたくない修士2年。

 3年前(2005年)の12月9日のタイトルは【というわけで】。どういうわけか知りませんが、Gゼミで発表を終えたあと新幹線に乗って京都に行ってます。当時はまだあおかつが働き出す前で、2か月に1回の割合で京都に遊びに行ってました。このときの京都旅行は寒さにやられて喘息の発作が出て大変だった。でもあれからもう3年も経ってしまったのか・・・。まだまだお気楽だった修士1年。

 4年前(2004年)の12月9日のタイトルは【檸檬とやまなし】。卒論と並行してサークルの総会準備をしていて、結構いらいらしている自分が垣間見えます。夜は当時やっていたサークルの駒場後期部門の読書会で、梶井基次郎の『檸檬』と宮澤賢治の『やまなし』を読んでいます。当時の日記ではやたらと「〜」を多用していて、今見ると結構馬鹿っぽくて恥ずかしい。web日記を初めてまだ半年だった学部4年生の頃。

 5年前、6年前のことは日記をつけてないので残念ながら分かりませんが、7年前の2001年12月9日は何となく記憶があります。記憶が確かならばその日は日曜日で、あきるの市の里山にやまねずみを見に行ってオナモミだらけになり、夜は下北沢のぴあぴあでサークルの駒場祭打ち上げだったような。。あの時の飲み会は本当に酷かった。まだまだ右も左も分かっていなかった学部1年生。カルーアミルクを飲んだ後で焼酎を一気飲みしたりしてたわけです。今考えると本当に馬鹿だ。でもあの頃は理由もなく自分に自信があって、夢と希望に満ち溢れていて、今からするとそんな自分が羨ましかったりします。たった7年前のことなのに、一体僕はいつ変わってしまったのか。

 たまには昔を振り返るのもいいですが、今が充実してないとへこみますね。


12月8日(月) 【「さえずりのみつ」が欲しい】

 今日は朝起きたときに背伸びをして「あーー」と声を出そうとしたら、声が出ませんでした。そこまで喉が悪くなっているとは、自分でも正直驚きです。さすがに時間が経つにつれて声は出るようになりましたが、それでも別人のような声です。相変わらず喉は痛いし咳は出るし熱はあるしで、どうにかならないものか。ということで、今日は全くだめでした。あ゛ぁ゛、おいしいビールが飲みたい・・・。

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 今日の気になったニュース

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  『<最低限の生活>首都圏20代男性なら時給1345円必要(毎日新聞)』  

   首都圏で20代の男性が最低限の生活を維持するには時給1345円が必要−−。
   労働問題を研究するシンクタンク労働運動総合研究所などが8日、
   首都圏では初めての最低生計費の試算結果を公表した。
   東京都の最低賃金は766円で大きな隔たりがあるとしている。

   テレビやパソコン、洋服など500項目の持ち物調査や外食の割合、
   値段など生活実体を調査する方法で、
   東京、神奈川など首都圏4都県の2039人から回答を得た。

   試算は20代男性単身世帯から50代夫婦子供2人、70代女性単身など9パターンで行った。

   20代男性単身世帯では、食費3万9564円で家賃5万4167円、
   教養娯楽費1万8273円などで計23万3801円(月額)となった。
   これを最低賃金審議会で使った労働時間の173・8時間で割ると、
   最低賃金1345円(時給)が必要となる。
   試算には税、社会保険料金(4万2395円)も含まれる。(以下略)

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 この研究所、この前も同じようなこと言ってなかったか?デジャヴか??というか、ここに出ている食費・家賃・教養娯楽費・社会保険料を合わせても約15万5千円。その他8万円は一体???だから23万円もあったら首都圏でもそこそこ優雅な生活ができると(ry

 *一応リファレンスというかソースを発見しました(→ こちら )。7月に出たのは中間報告だったわけか。なるほどね。でも中間報告にアマルティア・センを持ち出すって・・・。


12月7日() 【ディフェンスに定評のなかったすぱくり】

 昨日張り切って寒い中歩いたせいか、喉の痛さがぶり返してしまいました。すごく痛くて辛い。

 夜は赤坂へ。サークルの一つ上の先輩Wさん、同期のみやっち、そして学科同期のぽてと嬢という、なかなか面白い組み合わせでもつ鍋を食べてきました。東急プラザにある 「小鉄」 という店です。なぜこのような組み合わせで食事をすることになったのかはかなり面倒なので省略しますが、今日の僕に課せられた使命は、サッカー日本代表の中澤、もしくはスラムダンクに出てくる陵南の池上(5番)ばりにディフェンスを徹底すること。まあ、結果としてクリアしようとしてオウンゴールしたり、前線へ意味不明なスルーパスをしたりと、どうにもこうにも上手くいきませんでした。どうもすみません。しかし、こうやって知り合い同士が食事をして知り合いの輪が広がっていくのは素敵なことだと思います。

 もつ鍋自体はおいしかったですが、もやしや豆腐が入っている点が少し邪道かなあと。もつ鍋の王道はニラ・キャベツ・白もつのみと教育を受けてきたので、少し違和感がありました。まあそれはそれでおいしかったですが、もやしが入るとどうしても水っぽくなって味が薄くなってしまうので。東京で食べるもつ鍋は上品です。


<もつ鍋醤油味>

<〆のちゃんぽん>

 あぁ寒い。明日こそはじっくり風邪を治そう。


12月6日() 【東京の庭園と紅葉巡り】

 朝起きるといい天気。今日は気分転換に本郷の図書館で勉強でもして、その後御殿下で筋トレでもしようと、朝10時前に出発しました。でもせっかくのいい天気だからと、例によって少し寄り道。恐らく今週で見納めになるであろう、今年最後の紅葉を見るべく一昨日行けなかった場所へ行くことに。今年は本当に紅葉ばかり見ている気がしますが、恐らく今日が最後でしょう。

 まずは吉祥寺から中央線下りに乗って15分程度の国分寺へ。本郷とは反対方面の中央線下りに乗るなんて、寄り道というレベルじゃありませんが。。国分寺駅徒歩2分の、 殿ケ谷戸庭園 へ行ってきました。ここは元々三菱財閥の岩崎家別邸。国分寺駅徒歩2分という繁華街の立地ながら、豊かな自然が残っています。武蔵野の自然の地形をうまく利用しているようで、立体的な動きのあるワイルドでダイナミックな庭園という感じ。園内もそんなに大きくないので、ふらりと散策するぶんにはもってこいです。紅葉はまあまあといったところか。

 殿ケ谷戸庭園を見終えた時点でちょうど11時だったので、公園のそばにある 「スタ丼の店」 で早目の昼食をとることに。都内の一部大学生の胃袋を満たして止まない、あのスタ丼の本店みたいなものがここ国分寺にあります。4年前に一度だけ高田馬場で食べたことがありますが、食べるのはあれ以来。店は開店してすぐだというのに、あっという間に席が埋まるという盛況です。一瞬だけ大盛り(1.5kg)に挑戦しようかという馬鹿な考えも浮かびましたが、やはり冷静に考えてここは並盛りのスタ丼を。550円。

 スタ丼は簡単に説明するとすれば、豚の生姜焼きから生姜を抜いて代わりに大量のにんにくを入れて炒めたものというところでしょうか。とにかくニンニク醤油の味がものすごいです。多分、仕事がある日の昼間に食べたら午後は他人に迷惑をかけます。でも味が濃いのでご飯も進んでしまう。吉祥寺どんぶりとか下北沢どんぶりとか、スタ丼によく似た店もできましたが、それらと比べてもスタ丼のスタミナ感は抜きんでています。並盛でも最後は辛かった。。ちなみにカロリーは並盛りで1100kcalくらいあるそうです。


<スタ丼の店 国分寺店>

<スタ丼 550円>

 食後、国分寺から中央特快に乗って都心方面へ向かい、水道橋で下車。東京ドームの前を通りつつ、次に向かったのは 小石川後楽園 。大学が近いにも関わらず、恥ずかしながら上京8年目にして初訪問です。さすがに都心の有名紅葉スポットということもあって、人出もかなりのものがありました。一眼レフと三脚を抱えたアマチュアカメラマンがごろごろ。後楽園は水戸徳川家の庭園ですが、中国や京都の名所を模した場所が多くあって、都心の割には起伏に富んだ構造をなしており、なかなか見ごたえがあります。紅葉もちょうど見頃といった感じで、六義園にも引けをとりません。それにしてもこの後楽園のそばに東京ドームがあるのは、何となく不思議な感じ。

 続いて後楽園から南北線に乗って4駅の西ヶ原へ。一昨日行けなかった 旧古河庭園 へ行ってきました。ここは元々陸奥宗光(あの治外法権の撤廃に成功した人)の別邸で、宗光の次男が古河財閥の養子になったことから古河家のものとなったそうです。洋館や洋風庭園の作者は、鹿鳴館やニコライ堂を設計したコンドル。東京駅を作った辰野金吾の師匠に当たります。本当は日本庭園の方の紅葉を見物に行ったつもりで、確かに日本庭園の太陽に照らされた紅葉も美しかったですが、それよりも洋館と洋風庭園の色とりどりの花のほうに見とれてしまいました。歳をとるごとに趣向が変わっていくものなのでしょうか。そんなに植物は好きじゃなかったんだけれども・・・。

 さて、この辺で時間もちょうどいい頃合いになるはずで、予定ではこのまま大学に行って勉強と筋トレをしようという段取りでした。でもここまで来たらもう何かどうでもいいやという気分になってしまい、もう少しいろいろ巡ることに。まあ、今日は土曜日だし。ということで、駒込まで歩いて山手線に乗って上野へ。東京都美術館で開催中のフェルメール展へ行こうと思いましたが、何と今日は入場1時間半待ちというあり得ない状態でした。8月からやっていて、もう来週で終わりというのに、なぜ今さら1時間半待ちになるのだろうか。不思議で仕方ありませんでしたが、さすがに1時間半も待てないのでおとなしく諦めて、上野公園を散歩。あぁ、夕暮れの上野公園は一人で歩くと何だか切ない。

 上野公園を抜けて 旧岩崎邸庭園 へ。本日二度目の岩崎さんです。こちらは岩崎家の本邸として建てられたもので、殿ケ谷戸公園は別邸。さらに一昨日訪れた六義園も明治になってから岩崎家のものになっている。やはり、三菱財閥のやることは違う。どこまで金持ちだったんだろうか。高校時代の日本史では、明治中期くらいに「岩崎弥太郎」なる人物がいつの間にか財を成していたという感じの記述しかなかったので、こいつはいつ金持ちになったんだろかとずっと疑問に思っていました。政治的に元勲にならずとも、財閥として成り上がっていけばこれだけの富を手に入れられた時代。あーすごい。

 ここには洋館、撞球室などがあって、国の重要文化財に指定されています。これらの設計も先ほどの旧古河邸と同じく、コンドルによるもの。洋館の内部も洒落ていて、中世ヨーロッパのどこかの城みたいです(行ったことないけど)。さすが、金持ちはやることが違う。まあ戦争で負けたお陰で、旧古河邸にしても旧岩崎邸にしても一般庶民に解放されている訳なので、その辺はGHQに感謝したいところです。

 そのまま近くにある湯島天神へ。受験シーズンが近くなってきたためか、奉納されている絵馬の量がものすごいことになっています。これだけの人が神頼みをしているのか。。


<湯島天神>

<ものすごい絵馬の量>

 時間的には本郷に行って筋トレくらいできる時間でしたが、予想外に一日歩き続けたために既に運動したような状態になってしまいました。ということで、今日はおとなしく帰ることに。昼に1100kcalもあるスタ丼を食べたので、夜は軽めにそばでも・・・ということで、全国の藪そばの総本山、 「かんだやぶそば」 へ行ってきました。門構えで一瞬怯みましたが、中は至って普通の蕎麦屋といった感じ。暖かい鴨南蛮でも食べようかと思いましたが、メニューを見ると何と1800円ということで、急遽予定変更して一番安い「せいろうそば」を注文。700円です。

 ここは厨房に注文を通すときの呼びかけが独特で、会計席に座ったおばさんが厨房に向かって、「せいろーいちまいーやくみつきー」と、抑揚のない平坦な声を出します。ちょうど今流行りの(?)天津木村の、「何だか今日いけそうな気がするー」みたいな感じのしゃべり方に似ているといえば似ています。それが本家の習わしなのか、詳しいことは分かりませんが・・・。

 さて、せいろはおいしかったですが、如何せん量が少なすぎます。昼に1100kcalを食べているとは言え、700円でこの量はちょっと・・・。食べ終わるまでに箸で5回。まあ、時間も早かったし、おやつと考えればいいのかもしれません。つゆは味醂がよく効いた濃いのが少し、というのは吉祥寺のよしむらのつゆによく似ています。今度はゆっくり腰を落ち着けて、日本酒と共に肴や蕎麦を味わいたいものです。


<かんだやぶそば>

<せいろうそば 700円>

 その後御茶ノ水から中央線に乗って帰宅。御茶ノ水を出た時点でかなり暗かったので、相当遅いのかと思ったら吉祥寺に着いた時点でまだ5時でした。東京は日が暮れるのが本当に早い。まだ5時だと思うと急に腹が減ってきたので、ロンロンで中華弁当を買って夕食とすることにしました。さっきの蕎麦はやっぱりおやつ。

 ああ今日は一日遊んでしまった。しかし最近はすっかり一人上手が板についてしまったようです。


12月5日(金) 【Hay Fever】

 空気清浄機が出すクリーンな空気は、時として鼻の奥に刺激を与えうる。

 ということで今日はものすごい鼻炎です。ティッシュひと箱使い切りそう。


12月4日(木) 【まだ喉が痛い】

 昼前に吉祥寺で散髪。以前は4000円くらいする理髪店に行ってましたが、この頭にそんなお金を払うのが馬鹿らしくなったので、ここ最近は10分1000円のクイック散髪です。どうせ大した髪じゃないし、毛先を遊ばせるわけでもないし。25を過ぎた辺りから全く髪形を気にしなくなったのは、気にできるほどの髪がなくなったからなのか、それとも面倒になったからなのか。答えはどちらとも。

 今日は昼から本郷へ行って資料を集める予定でしたが、少し寄り道して 浜離宮恩賜庭園 へ。新橋から歩いて15分の、海に面する都立公園です。ちょうど紅葉が見頃だということで行ってみましたが、色付いた紅葉や欅はあるものの、ポツポツといった感じでした。ここは紅葉よりも園内に点在する江戸時代の史跡を見物したり、景色を眺めたりする方がよさそうです。公園は汐留の高層ビル群に取り囲まれていますが、それはそれでまた面白い景観だと思います。

 続いて駒込の 六義園 へ。六義園は区内屈指の紅葉ポイントということで、園内にはわんさか人がいました。しかもその人達の多くが肩が凝りそうなほど大きいカメラと三脚を持っていて、正直邪魔なことこの上ない。「今日は人が多いから三脚の使用は御遠慮ください」という張り紙があったのに。本当にそういう人の神経を疑います。まあでも紅葉自体はさすがに区内屈指と言われるだけあって、壮大で煌びやかでした。特に傾きかけた日の光に照らされた紅葉は何とも言えない艶やかな色合いになり、これはかなり綺麗。でも逆に言えば日光が当たらないと陰鬱とした暗い赤なわけで、天気が悪くても明るい赤色をしている京都の紅葉と比べると、質・密集度の点からどうしても見劣りしてしまいます。それだけ京都の紅葉は別格だということなのかもしれませんが・・・。

 この後は少し足を延ばして旧古河庭園へ行こうかと思いましたが、時間がなくなるのでやめて本郷へ。本郷キャンパスの銀杏並木も今が盛りのようです。銀杏は遠目に見る分にはいいですが、足元を歩くと踏んで崩れたギンナンの臭いが漂ってきて、僕はもうあの臭いがダメです。あれは(自主規制)の臭いとしか思えない。

 夜は御殿下へ行き、少し筋トレとバイクをしたあとで恒例の卓球。夕食はピグへ行って、ハンバーグとごまだれチキンのセットを食べましたが、注文した時にはまだ胃の調子が悪いのをすっかり忘れていて、お陰で食べるのに苦労しました。一日三回のパンシロンが欠かせない今の状況で、体育会系のヘビーな肉料理は結構きつい。何とか完食したものの、変な汗が出てきてその後家に帰るまでが大変でした。

 卓球と食事のときにイメージの話になったのだけど、僕はクラシックやジャズ好きで、日本酒か焼酎が似合うというイメージだそうです。確かに日本酒も焼酎も好きだけど、クラシックやジャズはあまり聴きません。でもそういうイメージを壊すのも何なので、これからは頑張ってクラシックやジャズを聴こうかと思います。イメージ戦略は重要よ。


12月3日(水) 【ホームの紅葉】

 熱は引いてだるさもなくなりましたが、喉の痛みだけが増しています。水を飲むだけでも痛い。

 昼前に家を出て吉祥寺の郵便局へ。ついでに井の頭公園をふらふらと散歩してきました。11月は紅葉を求めて御岳山に行ったり奥多摩に行ったり、果ては京都へ行ったりもしましたが、家の近くにも紅葉の名所はあるもの。今まで近すぎて見過ごしていました。今のアパートの住所は三鷹市井の頭なのだし、そう考えたら井の頭公園はまさにホームじゃないか。井の頭公園は公園全体が紅葉で覆われているわけではありませんが、池の周りのところどころに真っ赤なカエデがあり、なかなかきれいです。

 その後学校へ行くついでに、もう少し足を延ばして神宮外苑の銀杏並木へ。日本を代表する銀杏並木だけあって、壮観で美しいです。でもこれを見ると、駒場の銀杏並木も結構すごいものだということが分かります。

 帰りには再び井の頭公園に寄って夜の紅葉でも見ようかと思いましたが、井の頭公園は特にライトアップなどされているわけではないので、昼間綺麗に見えた木々も、夜ではそれが紅葉しているのかしていないのかが分かりません。それでも街灯の近くにある紅葉なら、何とか見ることができます。

 遠出をしなくても紅葉狩りはできるということですね。灯台下暗しでした。


12月2日(火) 【結構毛だらけ猫灰だらけ お尻の周りはクソだらけ】

 まだ37.5度の熱があって結構ふらふらではあったものの、5限Gゼミへ。先週休んだので、さすがに2週連続休むのも悪いと思い出席しました。今回は都市と人間に関する論文を2本読むことになっていましたが、読んでみるとどちらとも論文の体をなしておらず、これはいかがなものかという感じ。確固としたデータもなければ、筋道が立った説明もない。あるのは思い込みと情熱だけ。一つは朝日新聞の、もう一つは産経新聞の社説のようで、個人的には苦笑いの”論文”でした。ありゃ酷い。ハーバードやオックスフォードの出版社でもこういう論文を出版するのかと。

 5限後は駒込へ。プロジェクターがあるNくんの家で「男はつらいよ」を見る会が催されるということで、寅さんファンの僕としては風邪を押してでも行くことに。うちは両親が寅さんのファンで、父がレンタルビデオを借りてきたのを一緒に見たり、正月には映画館で新作の寅さんを見たりと、小さいころからかなり寅さんに慣れ親しんできました。多分、全48作見ているはず。

 鍋をつつきながら今回見たのは、1982年の『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』。ジュリーと田中裕子が出ているもので、寅さんがジュリーに恋の手ほどきをするという少し珍しい作品です。寅さんシリーズは起承転結がはっきりしていて、その上でどこか昔懐かしい感じを醸し出す点で、今観るとまた違った感覚が味わえました。小さいころ、全国をぶらぶらと旅する寅さんにどれだけ憧れたことか。そして、「男はつらいよ」というタイトルの意味が、この歳になって何となく分かるようになってきました。要するに、男の辛さというものは背中からにじみ出てくるものなのだと。自分の口やあからさまな態度で辛さを表現することなく、表面上は誰にも気付かれないように振る舞う。しかしそれでも辛さが滲み出てくるのだとしたら、ならばせめて背中で語ろう、ということでしょうか。あとは、辛さを全て隠してしまう出来た男より、少しはボロがある男の方が味があるよね、とか。うーん、うまくまとまらんな。そもそも自分はそんな辛さを経験したことがあっただろうか・・・?

 まあ一番驚いたのは、この映画の後にジュリーと田中裕子が本当に結婚したことぐらいで、羨ましいなぁと思いました。おしまい。


12月1日(月) 【風邪の王道を行く】

 久しぶりに、喉が痛くて鼻水が出て37度中盤の熱が出るという、風邪の王道を行く風邪を引きました。

 日曜日に京都の街を歩いているときから胃の辺りがおかしくなり、「まあこれは食べ過ぎによる胃酸過多だろう」と思っていましたが、新幹線に乗って帰る頃にはあまりに胃が痛くて気分が悪くなり、そして今日の昼前には喉・鼻もやられて熱が出るという展開に。最初はてっきり持病の胃痛かと思ってましたが、どうやら風邪だったようです。お陰で風邪をひいたときの節々の痛みが体を支配して、起きるのも億劫です。

 でもこういう風邪らしい風邪は本当に久しぶりで、喉が痛くなる感覚は逆に新鮮に思えます。最近は熱だけ出る体調不良が多かったので、久しぶりの風邪の王道にしばし揺蕩んでいようと思います。 


過去の日記

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モドル

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