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2009年 7月

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7月31日(金) 【血液検査の結果】

 昨日の採血結果を聞くべく、朝10時に駒場へ。夏休み中の保健センターはそれほど人もおらず、あまり待たされずに診察室に呼ばれました。今日担当してくれたのは女医さんで、血液検査の結果を詳しく説明くれました。昨日は書かなかったけど、昨日担当した若い男性医がやや上から目線で何となく腹が立っていました。比べて今日の女医さんは懇切丁寧に対応してくれたので、昨日のむかつきが一層増幅されます。昨日のドクターはやけに神経質で、だからレントゲンや採血をするまでに至ったのでしょうか。

 血液検査の結果は白血球数と炎症を示す値が少し高いのを除いて、後は問題なし。よかった。白血球数と炎症の値が高いということは、一般的なウィルス性の風邪ではなく、治りにくい細菌性の風邪の疑いがあるということで、抗生物質を処方されました。「週明けから調査に行くので・・・」というと、「それは大変ですね、気を付けて行ってきてくださいね」と優しい言葉をかけてくれ、嗚呼、優しいドクターはいいなあと思いました。同じことを昨日のドクターに告げたときは、「それは教授にも迷惑をかけることになるでしょ。採血の結果によってはドクターストップ」みたいなことを言われ、かなりカチンと来ていたので。思い出しただけで腹が立つ。

 一番心配していたのは肝臓・腎臓・尿酸値の値でしたが、検査結果は全く問題ない範囲だということで、一安心です。酒飲み過ぎて肝臓の数値が悪いんじゃないかとか、尿酸値が高くてビール制限されたらどうしようか、挙句の果てには腎臓が悪くて透析とかすることになったらどうしようと思っていましたが、そこの異常がなかったのが一番喜ばしいことです。長いこと学生をやっていると、採血を伴うような健康診断がなかなかないので、こういう詳しい結果が出てくる血液検査は事実上初体験でした。唯一この点だけは、昨日のドクターに感謝できます。

 その後はぽてとさんに渡すものがあったので本郷へ行き、ついでに本郷で昼食。鳩山邦夫事務所の地下にある、 「佐とう」 へ行ってきました。魚料理の店だそうです。ブリ丼を食べましたが、予想以上にブリの量が多くて満足です。ぽてとさんが注文していたブリ刺身定食の刺身の量も値段以上に多かったので、コストパフォーマンスがいい。本郷にはまだまだ知らない店がたくさんあります。今度は夜に行って、酒を飲みつつ魚料理を堪能したいなぁと思います。


<佐とう ブリ丼(900円)>

<血液検査の結果の一部>

 その後、書籍部に行って本を6冊購入。少し原点に返って、財政学や行政学のテキストのようなものも。博論に向けて、今更ながらもう一度基礎の確認です。たまにこういうお勉強系テキストを読むと、読み物として面白く感じます。お勉強お勉強。

 この後は駒場に戻って院生室の大掃除に参加しようかとも思いましたが、まだまだ体調が思わしくないし、来週から調査に出かけることもあるので、家に戻って休むことにしました。皆さんすみません。


7月30日(木) 【スケルトン写真を撮られて血を抜かれる】

 風邪が一向によくなりません。咳が酷いのでマスクを着けて外出しましたが、本当に暑くてたまらん。。

 今日は昼過ぎに駒場へ。科研費の説明会に出席してきました。原則全員出席ということでしたが、二年目で知っていることも多かったので、特に出る必要もなかったようです。いろいろ資料をもらい、駒場(総合文化)の科研費採択率が高いことと、ガクシンの特別研究員が多いことが分かったのが面白かったくらいです。この狭い駒場キャンパスの中に、特別研究員が177人もいるらしい。駒場は文理いるから比較できませんが、今回出願したH橋の経済学研究科のPD・DCはわずか6人なので、如何に駒場の採用人数が多いかというのが分かりました。

 説明会後は保健センターへ。風邪が長引くので診てもらって、薬だけもらって早く帰ろうと思いました。しかし、診療システムが変わったのか、これまでだったら喉を見てハイ終わり、だったのに、今日は入念に診断され、挙句の果てにレントゲン撮影・採血までされ、結構ふらふらです。僕の症状が酷いからというのもあるかもしれませんが、前後の学生もやられていたので、診療方針が変わったということでしょうか。僕としてはとりあえず応急処置的な、今までの方がありがたかったんだけど。今までは「保健センターはまともな診察をしてくれない!」と憤ることが多かったですが、逆に普通の医者みたいに診察されたらそれはそれで何か違和感があります。まあ、薬までもらって500円と安いから文句は言えません。

 咳や熱が続くので肺炎の疑いもあったようですが、レントゲン写真からは肺炎の症状は見られないということで一安心。ただ明日分かる採血の結果によっては、週明けからの知床調査もドクターストップ・・・というようなこともあるかもしれないということで、こればかりは天に祈るのみです。今日は風邪でだるい上に思いっきり血を抜かれたので、診察が終わる頃にはふらふらになってしまいました。筋トレとジョギングをしたお陰で無駄な脂肪が取れて血管が太くなっていたようで、一発で血を取ってもらえたのがせめてもの救いです。

 その後国立へ移動し、やや遅れ気味でプロジェクトの現地調査打ち合わせに出席してきました。8月9月の知床・三次・上海調査を全て合わせると、16泊19日。果たして僕は耐えられるのでしょうか。知床は今でも最高気温が20度を下回っているそうなので、体調を悪化させないように気を付けます。


7月29日(水) 【オレオレ詐欺のような声】

 咳が出だしたのでもう後は快方に向かうのだろうと思っていましたが、逆にまた熱が出てしまい、昨日の朝から寝込んでいました。今回の風邪は何かおかしい。もしかして新型インフルエンザなのでは・・・と思いましたが、熱が39度まで上がってないので、それはないはず。多分、大丈夫です。でももう一週間以上経ちます。恐らく、先週の水・木と徹夜だったり長時間の会議に出席したりしたのが長引く原因になっているのでしょう。本来、風邪の引き始めは一番安静にしていなければならないのに、今回はその時期に無茶したので反省です。

 今日も朝から寒気がして布団から動けず、しかも薬が切れたので、実家に電話して薬を送ってもらうことに。しかし電話に出た母は、どうも最初自分の息子が電話をかけていることが信じられなかった様子です。そりゃそうだ、声が出てないんだから。どうやら「オレオレ詐欺」を疑われたらしい。説明して何とか分かってもらえましたが、声というのは重要なものだと思いました。

 夜になってようやく快方に向かいつつある気がしていますが、昨日のこともあるので油断禁物というか。明日は用があるので、今日は安静にしておきます。


7月28日(火) 【ぶり返す】

 寝込みました。


7月27日(月) 【咳が出る】

 今日はポンポンポンと話題をいくつか。

 喉の痛みを伴う風邪の場合、引き始めからピークまでは喉の痛み>咳、峠を越えると咳>痛みとなることが多いですが、今回も峠を越えた段階に入ったようで、咳が止まらなくなりました。あまりに咳をし過ぎるので胸は痛くなり、声も出ません。この状態で外に出ると人にも迷惑をかけるので、咳止めの薬を飲んで家でおとなしくしていましたが、薬を飲んでも咳が止まらないという・・・。治りが遅いです。もう一週間経つんだけどな。早くどうにかしたい。

 再来月の上海調査の件で、パスポートの顔写真や名前が載っているページのコピーを送れという指示があったので、久しぶりにパスポートを開きましたが・・・。しかし本当に顔写真が酷いなぁ。パスポートの写真は10年間使われるので、時間が経てば経つほど今とのギャップが大きくなっていき、最近では恥ずかしさも倍増です。当時の写真を良く見ると、飲んだ次の日だったのか、微妙に顔が腫れています。髪も若干茶色だし(あと髪の量にまだ余裕があるし)、場末のダメホストみたいなんだよなぁ。これをあと4年は使わなければいけないと思うと気が重いです。次回更新するときは、至ってナチュラルな感じで写真を撮ろうと思います。

 8月の中旬くらいに、青春18きっぷかツーデーパスを使って、北関東B級グルメツアーをやろうかと考えています。北関東には一風変わったご当地グルメが多く、観光ついでにそれらを食べ歩いてみたいと。候補としては、深谷の煮ぼうとう、岡部のとうもろこしアイス、藤岡のラーメン、前橋のソースかつ丼、桐生のひもかわうどん、足利のポテト入り焼きそば、栃木のじゃがいも入り焼きそば、佐野のラーメンといもフライ、太田の焼きそばと焼きまんじゅう、行田のフライとゼリーフライ、そして宇都宮の餃子と、こんなところです。これに富岡製糸場や足利学校、栃木の蔵の町並みや桐生の産業遺産群といった場所の見物を加えれば、日帰り(または1泊2日)でも結構ディープなものになるんじゃないかと思います。興味のある方は是非すぱくりまで。

 3日前に書いたK次官からのお誘いを受け、来月中旬に事務次官室で開催される関係者との集い(?)のようなものに参加することに。自治体職員やコンサルの人も来るそうなので、人脈作りとしてもありがたい機会です。最近つながり(というかコネ)というものの重要性をひしひしと感じています。まあしかし、それよりも何よりも、出世レースに勝ち残り、トップに上り詰めた人の部屋とはどのようなものか、非常に楽しみです。局長室だってあれだけすごかったのだから、次官室はそりゃすごいでしょう。勝者の景色を堪能してきます。


7月26日() 【総理の息子VS総理のあだ名を持つ男】 

  『小泉進次郎氏、「握手無視動画」を初めて釈明』

 握手を無視されたのは、僕の大学教養時代のクラスの友人で、あいのりにも「総理」というあだ名で出演していた男なのだけど、まさか今回の選挙で、しかもあの神奈川11区から民主党候補として出馬するとは思ってもいませんでした。昔から「夢は総理大臣」と言ってはいたけれど、まさか本当に目指していたとはね。あいのりの出演はやはり知名度をあげるための戦略だったのでしょうか。神奈川11区は「小泉王国」であり、その壁をぶち破るのは相当大変なことだと思いますが、小泉Jrの握手無視にもめげずに頑張ってほしいと思います。将来有名になるかもと思って一緒に撮ったツーショット写真を使う日はくるだろうか・・・。

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  『5年間で若手研究者、大学生1.5〜3万人派遣』

 補正予算が付いたとかで、学振がDC採用者から准教授クラスに至るまでの「若手」を海外に派遣する基金ができたそうです。どうも集まりが悪いのか、大学の事務からメールで、そして学振からもじきじきに郵送でお知らせが届きました。DCなら月16万出るそうで、これは今の給料にプラスということなのでしょうか。だとするとこれはかなり割りがいいことになります。ただ残念なことに、今年は留学する予定がありません。行くなら学位を取った後の、PDの状態で行きたい。DCとPDで今年は300人から550人の派遣を予定しているそうなので、結構太っ腹に思いますが、なぜ海外学振を拡充する形を取らなかったのかが分からないところではあります。まあ、個人的にはそのお金のいくらかを少なくなったカケンヒに回してもらえればなぁと思うのだけど。

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 喉の痛さは相変わらず。


7月25日() 【本物はインスタント3食分】

 熱があって喉が痛いと、炭酸系飲料を飲んで喉をシュワシュワさせたりアイスを食べて体を冷やしたりしたくなります。僕はコーラとかサイダーといった炭酸飲料水はめったに飲みませんが、喉が痛いときだけは話は別です。バファリンを飲むほど喉が痛くなるのは初めてなので、喉をシュワシュワさせて少しは気持ちよくさせる炭酸飲料を求めて近所のコンビニへ出かけました。酔っているとき以外でコーラを久しぶりに買い、ついでにカップラーメンの棚に「ぶぶか油そば」があったので、それも買いました。風邪を引いているというのに、買ったものだけを見るとジャンキーすぎます。

 夕食で油そばを作って食べてみましたが、カップ麺にしては意外に良く出来ていました。油タレの味が店で食べるものに近く、量も多い。問題は外見が寂しいのと、やはり所詮麺がインスタントであるという点で、210円という値段からするとなかなかのものです。食べ終わったあとの胃もたれと若干気分が悪くなる感覚まで一緒。問題はそのカロリーで、一食918kcalもあるそうです。ジャンクでいかんなぁと思います。風邪引いてるときは余計に栄養バランスが大切だと言うのに、僕は何という食生活を送っているのだろうかと、食べ終わった後で反省しました。


<カップ麺の油そば>

<本物に比べるとやっぱり寂しい>

 今週末は予定キャンセルになったので、風邪を治すことに専念して、家で大人しく研究します。


7月24日(金) 【事務次官に上り詰める】

  『環境省:新次官に小林光氏、西尾哲茂氏の後任(毎日新聞)』

 4年前、僕がM1の時、学部・修士向けの講義として開講された「環境政策論」で教鞭を取られていたのが、当時地球環境局長だった小林さんでした。先輩が留学した関係で、冬学期からこの授業のTAをさせてもらい、授業後によく飲みに連れて行っていただいたことを思い出します。京都議定書が締結された京都会議を始め、日本の温暖化政策の実質的な部分を担ってきた方で、真面目で誠実に環境政策に取り組んでおられる印象でした。自分の家を「エコハウス」に大改造してしまうような、口だけでなく行動も伴った方です。

 当時は近い将来次官になるのだろうと思っていましたが、去年小林さんの同期が次官になったので、もう次官の目はないと思っていました。しかし、幸か不幸か政局がこんなことになってしまったため、次官に就任されたようです。前次官が1年足らずの任期だったので、選挙後の民主党対策という面もあるかと思いますが、おめでたいことはおめでたい。本当に事務次官になったんだねぇ・・・。今まで名前を伏せて書いてきましたが、ニュースになるほどなのでもう実名で大丈夫でしょう。環境省は人員・予算(と権力)共に弱小な省庁ですが、小林さんが事務次官になることで少しは変わるのではないかとささやかな期待をしています。(しかしまあ、事務次官と知り合いというのは結構大きいなぁ・・・)

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 まだ喉が痛くて熱があります。最近は風邪を引く回数は減りましたが、一回かかるとなかなか直りません。ベンザブロックとバファリンが手放せないので、週末の予定もキャンセルです。


7月23日(木) 【るるぶを持って行かんとな】

 昨日に続いて今日も午後1時〜5時で国立へ。まだ熱と喉の痛みがありますが、やることが多い知床調査の打ち合わせ、休む訳にはいかず出席してきました。先方のお膳立てが多かった熊本調査に比べ、今度の知床調査はこちらが結構勉強しておかなければいけません。ここ1週間くらいで関連論文や事例調査や統計を読んで、あの辺りのことには結構詳しくなりました。が、訪問先のアポの関係で、当初の予定通り調査を進められそうになく、2日くらい丸々フリーの日になってしまいそうです。フリーの日は知床五湖散策とか足を延ばして摩周湖とか、観光でもするかぁという話になりましたが、そこで出てきたのが題名にある卍先生の発言です。確かに地域調査の場合、地域経済を実際に見るという意味では、観光客として観光地を堪能することも必要なのかもしれません。さすがに知床に5泊6日で行くのに、全く観光地を見ないというのも寂しいので、それはそれで・・・。今回は各方面に顔つなぎをしておき、オフシーズンの冬にまた本格的な調査をしようと、そういう話でした。

 いろいろ調査に連れて行ってもらって、それを元に論文を書かせてもらうのは大変ありがたいことですが、さすがに金銭的には厳しくなってきました。知床が10万、上海が10万、三次が7万と考えると、この先2カ月で計27万。もちろん最終的には全てプロジェクトの中から支払われますが、先に立て替えをしておかなければならず、一時的にとはいえ30万近くのお金を支払うのはしんどいです。ということで、最後に頼れるのは親しかいないと、親からお金を借りることになりました。ありがたいことですが、未だに親の脛をかじっているのは情けない。

 しかし喉の痛みとはこんなに取れないものか。


7月22日(水) 【皆既日食が見えない】

 昨日は風邪薬を飲んだら良くなった気がしたので、今日の調査事前打ち合わせに備えてせっせこ文献を読んで質問項目を考えていたら、いつの間にか朝になっていました。食欲もなく、まだ風邪が治ったかどうかも怪しいのにまずいぞと思っても後の祭りで、結局今日は徹夜ということに。午後から国立で長い研究会だったので、午前中は体調を整えるべく横になりたかったところですが、資料のコピー手伝いをすべく11時過ぎに国立へいかなければなりませんでした。

 資料コピーなどはRAの方々の仕事で、本来僕は関係ない立場でした。しかし先日△↓さんから「RAのメーリングリストに入れといたから宜しくねー」と言われ、実質RA化された僕。そうなったら手伝うしかないじゃないか・・・ということです。無給RAなんて。。まあでも来年以降のことを考えると何も言えないのが寂しいところでもあります。

 資料コピーを手伝い、吉野家で昼飯を食べて、午後は2時〜8時で国立2(上海)プロジェクト、国立1(国内)プロジェクト、国立1の次回調査の打ち合わせ。ちなみに国立2の方は科研費の基盤Bですが、国立1の方はある総研が全てお金を出してくれているプロジェクトだそうです。今日はその額を聞きましたが、その金額に度肝を抜かれました。科研費でいうところの基盤Sに相当する金額らしい。ああ、あるところにはあるんだねぇお金。だからあんな大がかりな調査を頻繁にできるわけだ。

 とお金の話はともかくとして、今日は6時間ぶっ続けで結構ハードなスケジュールでした。とりあえずは8月三次・9月上海行きの日程も確定。国立1の方は講師として前N水Z務J官という大物がいらっしゃいましたが・・・、あぁぁ、いろいろ言いたいけど言えない。とりあえず、僕が多くの官僚の方々と触れ合う以前にイメージしていた「The官僚」に最も近い人だった、ということで勘弁してください。1時間の予定のところを2時間以上も話すなんて、本当に大物だよ。

 8時に打ち合わせを終えた後は、今度の調査に行く学生の皆さんと、国立の万豚記で晩御飯。しかしこの時点で風邪がぶり返したのか、体はガクガク震え、一昨日の夜のどうにもこうにもならない状態に逆戻りです。喉の痛みを抑えるために、会議中は頻繁にのどぬーるスプレーを吹きかけていましたが、睡眠不足と食事不足では焼け石に水だったようです。まずいと思ったので元気をつけるべく豚バラニンニク炒飯の大盛りなんてものを食べてみましたが、写真を撮るのも辛かったというのがその時の症状のひどさを表しています。

 10時半にうちに着いて熱を測ってみると、案の定の38.5度。本当にたまらなかったのでバファリンを飲み、とりあえず熱が下がった状態になったので今日記を書いているというところです。解熱剤の威力は凄いですが、熱が下がったらきつかったことを忘れてすぐ動いてしまうのはいかんなぁと思います。まだ喉も痛いし、本当は安静にしておかなければいけないのだろうけど。明日も午後調査の打ち合わせなので、今度こそ体調を整えておかねば。

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 今日の皆既日食、東京は残念ながら曇り空で全く見えませんでした。東京でも4分の3欠けると聞いていたから楽しみにしていたのだけれども。一応、ほぼ最大限欠けた頃合いの、午前11時頃の写真を撮りましたが、これは暗いのか暗くないのか。。


<太陽が7割程度隠れたはずの午前11時前>

7月21日(火) 【あなたの風邪に狙いを決めてベンザブロック】

 朝起きると喉の痛み、熱、悪寒ともさらに酷くなっていて、何も出来ないのでずっと横になっていました。喉が痛くなるような「王道の風邪」をひいたのは本当に久しぶりで、僕もまだこういう風邪を引けるんだなぁあという奇妙な嬉しさも感じていますが、それを差し引いても悪寒は嫌です。今日何も予定が入ってなかったのが救いでした。とりあえず近所のドラッグストアでベンザブロックとビタミンC、リポビタンDを買って摂取しましたが、どうなることやら。明日は午後2時8時の6時間ぶっ通しで国立1・2の研究会なので、何とか体調を元に戻しておきたいところです。

 今日は寝てたので終わり。


7月20日() 【緑の後楽園】

 どうも喉が痛くて熱っぽい中、仕事をある程度片付けて午後水道橋へ。ドーム近くのカフェっぽいところでホットドッグを食べ、小石川後楽園を散歩してきました。後楽園は紅葉と梅の季節にしか行ったことがありませんでしたが、緑の後楽園もなかなか良いものです。

 その後歩いて飯田橋まで移動して、居酒屋で食事。高速道路が頭上を通る風景は都会独特のもので、見る度に近未来的な感じを受けます。それは恐らく、僕が田舎者だから。道路の上に道路を通そうとする強引さが素敵。


<都会っぽい>

<飯田橋駅>

 喉の痛みが酷くなりだし、少し寒気もあったので、のどぬーるスプレーを吹きかけ、葛根湯を飲んで一応の対策はしました。が、帰る頃には症状は酷くなっていて、家に着いて熱を測ってみると38℃ありました。もう駄目。あまりに寒くてガクガク震えるので、長袖長ズボンに毛布を二枚かけてねることに。完全に風邪引いてしまった。


7月19日() 【土用の丑の日】

 今週は明日も休みで三連休なんですね。知らなかった。

 今日は次の調査の文献を読んだり、前の熊本調査の旅行記を書いたり。無事書き終わりました。調査だったので、早目に書いてしまわないと記憶が薄れて困ると思いましたが、さすがに調査の肝心なところは書けないのよね・・・。プライバシーの問題と企業秘密という点とで。ということで旅行記を見ると薄っぺらくてまるで遊びに行ったようにしか見えないですが、まあそんな事情があることを御理解ください。

 土用の丑の日なので近所のスーパーで半額になっていた「鰻天婦羅丼」(600円→300円)を買って食べてみましたが、うーん・・・。やっぱり鰻は天婦羅にしちゃだめね。


7月18日() 【今日から夏休み!】

 だそうです。全国の小中学生は。まだ学生をやっているとはいえ、既に夏休みとか関係なくなっているので、この「夏休み!」という言葉の持つ高揚感に嫉妬や羨望を覚えます。毎日が日曜日であり毎日が平日のような僕の生活の場合、こういう完全に休める長期休暇が羨ましい。あの小中学生の頃の、夏休み前の終業式が終わって校門を出た時の解放感。思わず走りだしたくなるエネルギー。全ては懐かしい話。

 ということで、今日は久しぶりに土曜日完全オフにしてみました。夜8時台に家にいて、家でめちゃイケ見たのなんていつ以来だろうか。今日明日で仙台や石巻に行くというお誘いもありましたが、来週末も再来週も土日がほぼ潰れることを考えると、どこかでだらっとしておきたいと思ったので欠席です。ごめんねおうじ君。

 蕎麦屋で食べたカツ丼がうまかった。


7月17日(金) 【土用の丑の日が近いので今日は鰻を】

 パソコンの調子が悪く、起動に時間がかかったり途中でフリーズしたりします。買ってからまだ1年経っていないというのに、これはどうしたことか。家にいて起きているときは常時起動している状態なので、使い過ぎということでしょうか。お陰で今日は作業効率が著しく低下しました。

 夜は渋谷へ。明日北九州市の面接を受けるNくんから、「北九州の環境政策について教えてください」ということで、それを口実に少々飲むことに。実際のところ、僕もそこまで北九州の環境政策に詳しいわけではありませんが、隣町だし結構面白い政策を打ち出しているしということで、個人的には注目している都市ではあります。主たる政策としては、環境未来税であったり、エコタウン構想であったりです。

 環境未来税は産廃税(法定外目的税)の一種ですが、「その税収をエコタウン事業に用いる」ことが第一義である点で、「税をかけることによって産廃の搬入量を減少させる」ことを目的とした一般的な産廃税とは異なり、北九州独自のものと言えます。また、エコタウンの中にはPCB(ポリ塩化ビフェニル)の処理施設があり、これは60年代以降、様々な自治体が忌避してきたPCB処理施設の立地を討議や徹底的な話し合いによって推進したという点で、熟議民主主義の一つの事例となるものでもあります。まああまり話すと長くなるので止めますが、ともかく北九州は先進的に面白い政策を打ち出している都市といえるわけです。

 この前水俣を見たときも思いましたが、やはり過去に公害を経験している都市は、それに対する反省か反動からか、環境都市を目指そうとするようです。全国の自治体の環境政策を調べて行くと、この「公害(環境)経験」の差はやはり大きいものだということが分かります。ただ、有機水銀汚染の水俣のように公害によって壊滅的なダメージを受けた都市と比べ、大気汚染が主だった北九州はダメージがやや少なく、だからこそそれに対する反動もやや楽観的です。水俣の環境政策には十字架を背負ったような鬼気迫るものを感じますが、北九州は何でもやりますイケイケドンドン、という感じ。もちろんそこには人口の違いもありますが、公害と引き換えに産業でもある程度成功した北九州の成せる業なのかとも思います。

 とまあ、そんなことを話しつつ、Nくんと鰻を食べてきました。明後日が土用の丑の日ということと、明日が試験ということで、鰻でも食べて元気を付けようじゃないかと。場所はよく行く渋谷の 「元祖うな鐡」 。さすがに人が多く、席は1時間半ということでしたが、Nくんが明日試験なので逆にちょうどよい時間でした。鰻串や鰻の西京漬を肴にビール・日本酒を飲み、〆に鰻重を食べる。いやあ、贅沢だ。最近夏バテ気味でしたが、今日鰻を食べて少し元気が出たような気がします。鰻串を食べつつビールを飲むという願望を叶えることができて、今日は満足です。


<肝ポン酢>

<西京漬>

<かぶと・きも・ばら身>

<短尺・串巻き・ひれ>

<くりから>

<〆の鰻重>

 8時半帰宅。来週以降またドタバタしそうなので、週末はゆっくり休みます。


7月16日(木) 【納会】

 暑い。最近これしか言ってないような気がしますが。

 今日は午後国立へ行き、卍・△↓合同ゼミに参加。このゼミでは基本的に修士課程の学生が修論に向けての発表をしているのだけど、コメントをするODの人達がなかなか辛辣です。もし僕が修士でこのゼミで発表したとしたら立ち直れないダメージを受けるんじゃないかと思うくらい。でもこれでも最近は柔らかくなったそうで、昔はもっと酷かったとか。いやー、ソウカンでよかった。。ODの人がかなりコメントをするために、博士課程くらいだとあまり出る幕がなくなってしまいます。

 ゼミ後は来月の知床調査の打ち合わせをして、その後は今日で夏ゼミが最終回ということで納会。僕はゼミには2回しか出ていませんが、ちゃっかり参加させていただきました。部外者としては、人間模様を観察するだけで面白いものです。いろいろな世界があるもんだと思います。とりあえず来年はどちらにしてもこちらにお世話になるので、人間模様に注視しつつ入り込んでいきたいものです。10時帰宅。

 最後に、最近食べたけど話題に載せなかった食事の写真をどうぞ。


<御茶ノ水 龍龍軒のラーメン>

<近所の蕎麦屋 冷やし鶏そば>

7月15日(水) 【Gゼミ最終回】

 暑い。朝起きたときに汗びっしょりだと、これからの一日を過ごす活力も失せてしまいます。

 午前中はこの前の調査のテープ起こしをしたりしつつ、午後駒場へ行ってGゼミ最終回。もう最後?と思いつつ、考えてみればもう7月中旬。最近は時間の経過が早く感じられます。どうも最近、立ち止まって落着く時間がないのが原因かもしれません。このままだとすぐ年末になってしまいそうで恐ろしい。僕も歳を取ったということでしょうか。

 夜はGゼミの打ち上げということで、渋谷の 「つみき」 という和食ダイニングへ。渋谷にこんなお洒落な隠れ家的ダイニングがあるのかというくらい良い店で、非常にゆったりとした時間を過ごせました。値段はちょっと高めだけど、料理も手間暇かかっていておいしいです。今日は先生方が2人いらしていて、お二人ともに諭吉さんを提供してもらったので助かりました。人間こうして飲み屋のランクが上がっていくのですね。


<シーフードと野菜のオイル蒸し>

<ジャガイモと野菜のグラタン>

<フンギのフリット>

<フンギボルチーニ茸のクリームソース>

<大山鶏のスモークジュノバソース>

<牛ホホ肉とトマトのラグ—ソース>

<チョコレートのアイスクリーム>

<tumiki>

 ゼミには中国人留学生の女性が3人いますが、帰りがけにマークシティの通路で「すぱくりさん、一緒に写真撮ってください」と、なぜが写真撮影大会が始まりました。僕とのツーショットを撮って何になるんだ・・・と思いましたが、僕は中国人女性にはもてるのでしょうか。だとしたら日本を諦めて早々と中国に移住しようかしら。


7月14日(火) 【東京夏到来】

 関東甲信梅雨明け。

 昨日は家に着いた時点で夜12時を回っていて、さすがにぐったりとしたまま1時半就寝。本当にぎりぎりで吉祥寺行きリムジンバスの最終便に乗れたからよかったものの、乗れないで電車を乗り継いで帰っていたらどうなっていたことだろうかと思います。羽田から吉祥寺まで電車で帰ると、品川・渋谷(または新宿)という2回の乗り換えがある上、夜の京急・山手・井の頭・中央線は激混み必死です。しかも昨日の夜は中央線が止まっていたそうで、本当にバスに乗れてよかった・・・。バスは電車より500円高いですが、静かでゆったり座れるという快適さは500円以上の価値があります。

 今日は昼から久々に本郷へ。最近は時間が取れなくて、御殿下にも全く行けていませんが、今日はぽてとさんに渡すものがあったついでに行ってきました。ぽてと嬢行きつけのおおさわという定食屋に行く予定でしたが、ご飯が切れて閉店ということで、「新サンマあります」と書かれていた白糸へ。梅雨明けの日に食べる新サンマの塩焼き、何か変な感じもしますがおいしいです。今年も新鮮な秋刀魚を堪能できる季節がやってきた。白糸はランチメニューも豊富でリーズナブル、しかも白飯がおいしいので、本郷のときは昼食候補の店に入れておこうと思います。


<新サンマ焼き定食(700円)>

<今年も秋刀魚がやってきた>

 先週末北海道に行っていたぽてとさんに写真を見せてもらい、ああ僕も札幌に行きたいなぁと北海道熱が出てきました。知床調査のときに何とかして寄れないものだろうか(無理だけど)。調査でしかもタダで全国連れて行ってもらえるのは本当に有難いことですが、こうなるとなかなか自分の旅行が出来そうにありません。今年の夏はツーデーパスという何とも魅力的な切符が発売されるので使いたいところですが、使える時間がとれるかどうか・・・。

 食後は図書館に寄り、帰りはあまりに暑かったので吉祥寺のスタバで抹茶フラペチーノを。暑いと甘くて冷たいものが欲しくなるものです。この夏を乗り切るために、体力を付けておかなければいけません。熊本で散々飲み食いしたので、体重も恐ろしいことになっているだろうと思っていましたが、計ってみると逆に出発前より減っていて、59kgを切ろうかというところまで来ていました。僕の場合、60kgを切ると途端に体力がなくなるので、体重をキープするために今年の夏はガツガツ食べます。


7月10日(金)〜13日(月) 【肥後はよかとこばってん】

 国立1プロジェクトがらみの調査で、3泊4日で熊本へ行ってきました。詳細を書くと時間がかかりそうなので、とりあえずごく簡単に。初日は一人水俣へ行って街を歩いたり資料館を見たりして見聞し、2日目・3日目は皆さんと天草へ移動して会議参加、最終日は阿蘇の農園・牛舎で聞き取り(見学)という日程でした。先生方とじっくりお話できたり、プロジェクトの方々と仲良くなったりととても有意義な時間を過ごせましたが、暑さと食べ過ぎ・飲み過ぎと移動の多さで、最後は完全に疲れ果ててしまいました。嗚呼体育会系。大物と呼ばれている先生はパワフルで行動的で、土日関係なく精力的に動き回ります。プロジェクト代表者の卍先生を見てそう思いました。この辺はMclear先生にも共通するところがあります。やはり大物には大物たる所以があるということでしょうか。「学内事務が・・・」とか「競馬が・・・」とか言っている人とは違う。

 以下、食べたものの中でおいしかったものと、阿蘇草千里の雄大な風景の写真を載せておきます。この写真だけ見ると、遊んでいるようにしか見えないけど。よく調べよく考えたらよく食べよく飲む、ということで。。 


<黒亭 特製ラーメン>

<桂花本店 ラーメン>

<天草 夜はとれたての刺身>

<天草 昼もとれたての刺身>

<竹のコップで飲むビールがうまい>

<馬刺し盛り合わせ>

<カワハギのお造り>

<地鶏 天草大王>

<揚げたての辛子レンコン>

<キビナゴ>

<赤牛のたたき>

<赤牛のステーキ>

<中学の修学旅行以来、14年振りの阿蘇草千里>

7月9日(木) 【どうやら夏バテらしい】

 最近急に暑くなってきたためか、どうも夏バテになってしまったようです。微熱・腹痛・だるさというトリプルコンボで、どれもそれほど大したものではありませんが、明日から調査に出かけることを考えるとやや不安です。昨日の辛みそばを食べてから食欲も湧かない。とりあえずアリナミンとナボリンSを飲んでみましたが、どうなることやら。

 今日は明日からの熊本(天草)調査に備え、事前学習ということで文献を読んだりネットで情報を集めたりしていました。会議・調査は土曜からなので、明日は特に予定が入っていません。僕は飛行機の関係で、明日の朝7時50分羽田発というかなり早い飛行機になってしまっており、明日は丸々一日熊本でフリータイムです。観光することも考えましたが、今回は調査で行く訳なので、一人のときもあくまで調査で。というわけで、明日は水俣へ行っていろいろと見聞してこようと思います。水俣病に関しては今までそこそこ学んできましたが、環境政策を研究する者として、やはり一度は現地に足を運んでおく必要があるだろうと。「行ったことがない」というのは、大きなハンデになるかもしれないので。チッソの工場と百間排水口だけでも見ておきたいと思います。

 明日は5時起きなので今日はこの辺で。行ってきます。

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 長いことほったらかしにしてきた旅行記のうち、いくつかについてとりあえず写真だけ載せておきました。このままずるずる行くと永久に更新しない感じになりそうだったし、写真だけなら文章を入れるときの5分の1程度の時間で済むので。文章を載せるのがいつになるのかは分かりませんが、誠心誠意対処していきます。

 ● 行田(2009年5月10日)
 ● 川越(2009年5月4日)
 ● 秩父(2009年4月11日12日
 ● 伊豆(2009年3月2日)
 ● 沼津・三島・熱海(2009年1月24日)
 ● 鎌倉(2008年9月23日)
 ● 成田・佐倉・佐原(2007年12月24日)


7月8日(水) 【恐ろしい辛みそば】

 昼は近所の蕎麦屋へ行き、今日の日替わりお得メニューだった「辛みそば」のサラダ・ご飯セットを注文したら、その量の多さに食べる前から戦意喪失してしまいました。辛みそばとは冷やしそばに大根やらきのこやら揚げ餅やらがどっさりと乗ったもので、特にこの揚げ餅が大きくてびっくりです。この揚げ餅だけで一食分くらいありそう。ご飯もサラダも量が多いので、初め幸せ最後悶絶という感じで何とか完食はしましたが、お陰でその後は寝るまで何も食べられず。胃薬飲みました。安くてありがたいけど、さすがにきついなぁ・・・。


7月7日(火) 【笹の葉さらさら】

 最近ずっと梅雨らしい天気だったので、束の間の晴れ間が広がった今日のような日は気分がすっきりします。でも暑い。。

 今日の夜は駒場ⅡでSKS研究会に出席し、その後敷地内にあるイタリアンレストランで懇親会。駒場Ⅱの中にも洒落たレストランがあることを知りませんでした。最近はどこのキャンパスも敷地内にそこそこのレストランがあって、食事の選択肢が広がるのはよいことだと思います。生協食堂しかない選択肢なんて悲しすぎるので。懇親会ではMclear先生の真正面という席になり、恐縮しつつもいろいろな御話を聞かせていただきました。M先生に初めてお会いしてからもう4年になり、何度も酒の席を御一緒させてもらってきました。しかし未だに緊張します。僕にとって、この緊張感は他の先生では感じることができないものです。

 帰り道、空を見上げるときれいな満月が浮かんでいました。駅では多くの人が満月に向けて携帯のカメラを向けていました。きれいなものを素直にきれいだと感じることができる今の自分。少しは幸せなのかもしれません。

   


7月6日(月) 【不在者投票】

 昨日は寝る前にジョギングに出かけましたが、途中で雨が降り出したので4kmで切り上げてしまいました。でも雨が降りださなかったとしても、ものすごく辛かったので4kmで止めていたと思います。やっぱり体調がよくないときに走るもんじゃありません。「ま、まぁ、雨も降ってきたし、今日はここらで止めておくか」という感じです。

 今日は朝早く駒場へ行った後、三鷹まで戻って週末の都議選の不在者投票へ。週末は調査で東京を離れてしまうので、不在者投票へ行ってきました。今回の都議選は個人的にも非常に興味があるところなので、こんなイベントを東京でじっくり見届けられないのが残念です。

 三鷹市民とはいえ、三鷹駅で降りることはほとんどないので、今日は三鷹駅周辺のラーメンでも食べようと、めぼしい店をチェックしておきました。すると偶然にも不在者投票が行われている建物のすぐ隣が以前から行ってみたかったラーメン屋で、これはちょうど都合がいいわと思っていました。しかし不在者投票を終えて店に行ってみると、「しばらくの間、お休みします」の張り紙が。せっかく三鷹まで来たというのに残念です。結局他のラーメン屋を見つけるのは面倒だったので、大人しく吉祥寺に戻って、いつものねぎしで豚ロース定食を食べてきました。

 夜は体調もよくなったので、久々にジョギング10km。足の筋肉が見るからに引き締まってきて、ジョギングの効果を感じているところです。


7月5日() 【虚無】

 昨日はそんなに飲んでないはずなのに、朝起きたら頭は痛いわ気分は悪いわで大変でした。

 そんな訳で、今日は全くやる気が出ない本当に虚無な一日。


7月4日() 【じめじめとした夏】

 今日の昼が締切だった調査の統計データ集めをしていると、いつの間にか朝8時半。徹夜になってしまいました。

 その後中目黒へ行き、サークルの先輩@さんの御父上の告別式に参列。まだ59歳ということで本当にお若い。僕の母と同い年じゃないか・・・。日本人の平均寿命は80歳を超えているというのに、最近は若くして亡くなる人が多いように思います。専攻の先生しかり有名人しかり。@さんが気丈に振る舞われていたのが印象的でした。御冥福をお祈りします。

 式の帰りは同じく式に参列していた同期のみやっちと昼食でもとろうと、渋谷の 「元祖うな鐡」 へ行ってきました。徹夜の上に喪服が暑くて疲れてしまい、元気が出るものでも食べたいねぇということでのうなぎです。昼ならうな丼950円と安い。小ビールもつけて、体力も幾分回復したような気がします。やっぱりうなぎはおいしい。ここは夜の串焼きも美味しそうなので、今年の夏はビール片手に鰻串焼きを食べ、最後は鰻重で締めるなんて贅沢なことをやってみたいもんです。


<うな丼>

<うな丼接写>

 2時頃帰宅し、倒れ込むように寝て、起きたのが夜7時。起きてから再び渋谷へ行き、後輩おうじ君主催の飲み会@天狗に参加。現在鹿嶋在住のおうじ君、ほぼ毎週末東京に出てきており、その行動力には感心するばかりです。そしていつも飲み会に呼んでいただいてありがとうございます。これで4月以降3回目で、おうじ君が東京にいた頃より飲んでいるような・・・。今日の収穫は、サークル内の人間関係は本当にごちゃごちゃしているなぁと再認識できたことでしょうか。ふぅ・・・。

 11時半帰宅。


7月3日(金) 【携帯電話の使い方】

 午後Gゼミ。うーん、やっぱり今日は国立2のミーティングに出た方がよかったような・・・。そんなこと後で言っても仕方がないですが、でも1年生の基礎演習じゃないんだから。ゼミ後は留学生のチューター的お仕事で、図書館に行って論文検索の仕方を教えました。ただ僕が「ここにはない雑誌がほしいときは、国会図書館に行けば大丈夫」と行ったら、「じゃあ来週国会図書館に一緒に行っていろいろとやり方を教えてください」と。。あぁ墓穴orz。というか、チューターってそこまでやらないといけないのでしょうか。

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 少し前のことになりますが、深夜のトーク番組で、さまぁ〜ずの二人が面白い分析をしていました。それを聞いて僕も「確かに」と思ったので、ここに書いてみます。

 二人が言っていたのは携帯電話の使い方について。よく観察すると、若者は右手右耳で電話をかけ、30歳〜35歳くらいから上の世代になると左手左耳で電話をかけることが多いそうです。というのも、35歳より上というのは黒電話の世代で、黒電話の場合は電話の左側にコードがあります。さらにダイヤルは右手で回さないと不便なので、結果として必然的に左手左耳で受話器を使うようになっていた。対して若者は既に家の電話がコードレスだったり子機だったりして、番号もボタン式。だから最初から利き手である右手を使うことができた。この違いが携帯電話にもつながるのだと、そういう仮説を立てていました。

 他人が携帯電話でどのように話しているかなど、今まで全く気にしたことがありませんでしたが、これを聞いて「確かにそれはあるかも」と思い、それからしばらくはいろいろなところで携帯電話の使い方を観察してきました。するとさまぁ〜ずの二人が言っていたように、中高生・大学生から若いサラリーマンくらいまでは右手で、おじさんおばさんは左手で電話をするという傾向が見て取れました。さまぁ〜ずが言っていたことは、結構信憑性があるのではないかと思うに至ったわけです。

 ちなみに僕は若い世代のほうに入りますが、携帯電話は左手で使います。それはなぜか?さまぁ〜ずに言わせると、「若い世代でも左手で使うやつがいるけど、それは家が貧乏で黒電話を使っていたからだ」と。確かに、僕の家は15歳くらいまで黒電話でした。そう、うちは貧乏。皆さんも今後友達や知り合いが携帯電話をかけている場面に遭遇したら、手元をよく観察してみてください。そしてもしその人が左手でかけていたら、貧乏だった名残りかもしれません。貧乏辛かったんだねと、愛情を持ってやさしく接してあげてください。


7月2日(木) 【肩凝りはいやじゃ。】

 昨日の夜は雨の合間を縫って7kmほどジョギング。最近は梅雨らしくずっと天気が悪いので、部屋の中がじめじめしてよくありません。加えてどうしようもないマウスのために、肩凝りと眼精疲労がひどいことになって、一日中気分が悪くてどうしようもありませんでした。肩凝りのときの気分の悪さったらもう。。眠いのに2時間くらいで目が覚めたり、吐き気がしたり、いつものことながら嫌になります。最近マッサージに行ってなかったからな・・・。買い換えたマウスはすこぶる快適なので、モノ選びの重要性をひしひし感じています。

 今日は午後おーらる@虎ノ門で、時代はいよいよ昭和から平成へ。話は面白かったですが、前述の通り肩凝りがひどくて気分が悪く、途中で何度も体をくねくねさせたくなりました。今日は比較的涼しくて、スーツでも過ごし易かったのがせめてもの救い。


7月1日(水) 【携帯電話の略称はどうして「携帯」なのか】

 昨日に引き続いて統計データに当たる作業を行っていましたが、マウスの挙動がおかしくて発狂しそうになりました。今使っているマウスはパソコンを買った時についてきた付属品で、「とりあえず付けておきます」的な非常にチープなものです。どうもマウスを使いすぎたのか、左クリックが5回に1回くらいしか反応しなくなりました。しかもクリックしたときの「カチッ」という音がしないので、押したのかどうなのか分からずに強く押さなければならず、指を痛めてしまいます。何よりあの「カチッ」とした音がならないと、精神的にものすごくイライラが募ります。さらに加えて10年近く使ってきたマウスパッドもパッドの役割を果たさないくらいふにゃふにゃになってしまい、カーソルがスムーズに動きません。これはエクセルのデータを当たる場合致命的な点で、スムーズなコピー&ペーストができません。最終的には右手が腱鞘炎っぽくなってしまい、もうだめ。こんな感じで午後には発狂しそうになった僕は、今すぐその原因となったマウスを引っこ抜いてどこかに投げつけたくなりましたが、それを理性で何とか抑え、気分転換に久々に実家に電話することにしました。九州北部は激しい大雨が続いているというので、大丈夫かと思って電話をかける優しい息子です。

 ところが携帯からかけた電話は、向こうの声は聞こえるものの、僕の声は全く通じてないようです。そういえば、この前lovebeerさんと電話したときもそうだったよな・・・結局固定電話からかけ直しましたが、マウスもだめなら携帯もだめなのかと悲しくなりました。さすがに3年以上も使っているとガタがくるのでしょうか。これはもう仕方がないと、マウス買い替えと携帯電話修理のために夕方吉祥寺へ。ほんと、最近はいろんなものが駄目になって困ります。

 まずはドコモショップに行って携帯電話を見てもらいましたが、やはり内部の接続がおかしくなっているので、2週間ほどの修理が必要とのこと。が、使用期間が3年を超えているので、修理に5000円かかりますとか何とか。3年未満ならタダだそうですが、長く使えば使うほどお金がかかるという方式、何か腑に落ちません。僕は親から「物は大切に長く使え」という教えを受け、それを実践してきたというのに。消費社会の消費サイクルは古き良き日本人の精神を許してくれないようです。でも5000円かかるのと、そもそも今の携帯電話は最初からあまり好きではなかったので、思い切って買い換えることにしました。で、ヨドバシへ。

 しかし最近の携帯電話は高くて驚きます。3年前に今の携帯電話を買った時は、価格体系が変わる前だったかで何とタダでしたが、最近はどれもこれも5万円とか考えられない値段です。いらない機能もいっぱいあるしなぁ。技術の進歩、というのかもこの場合疑わしいのだけど、それに人間が合わせるというのは本来逆なはずで、これじゃあ「人間が機械を利用している」のではなくて「人間が機械に利用させられている」だけじゃないかとか思いました。科学論とか技術社会論でこういう話があった気がしますが、詳しくは忘れたので割愛。まあでもそんなグダグダと御託を並べても始まらないので、N-09Aというモデルをめでたく24回分割で購入です。24回分割とは言え、その価格は何と6万円。進めてくれたお姉さんは「この携帯のカメラはぁ、810万画素もあってぇ、本当にぃ、素敵ですよぉ〜」と、ダラダラ口調でカメラの性能がいいことをプッシュしてましたが、僕は携帯のカメラ使わないんだよなぁ・・・。

 その後マウスとマウスパッド売り場へ。これに関しては商売道具みたいなもんなので、腕の負担などなどを考えて結構いいものを買いました(まあこっちは研究費で買えるというのもあるけど)。高いマウスにはやはり理由があって、右手のフィット感が半端じゃありません。あとボタンがたくさんついて、自分流にカスタマイズできるので、動作が少なくなってものすごい楽です。手元ワンクリックでIEのページを前後できるなんて!あと、マウスパッドがこんなに平らですべすべしたものだったなんて。


<新しいマウス>

<新旧携帯電話揃い踏み>

 新しい携帯電話のほうも、さすがに今まで使っていたものと比べて段違いの性能でしたが、果たして自分に使い切れるのか・・・。今までワンセグをいうものをいまいち理解していなかったようで、普通にテレビ番組を見ることができて驚いている段階なので。いやはや、「技術の進歩」というのは凄いですね。写真を見ると、画面の大きさの違いが一目瞭然だ。

 今日はこの他にも国民年金2カ月分+市民税などなど計5万円分を支払ったので、ものすごい勢いでお金が出て行った1日になってしまいました。泣きそうです。しばらくは素食の日々だ。


過去の日記

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2004年 5 6 7 8 9 10 11 12

モドル

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