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2009年 10月

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10月31日() 【久々の横浜】

 朝7時、京都から夜行バスで東京にやってきた同期のあおかつ君が来宅。今日の夜に東京で飲み会があるそうで、日曜日に会う約束はしていましたが、朝早く着いたところで誰も相手をしてくれないらしく、結局うちへやってきました。僕も京都に行ったときは散々世話になっているので、相互扶助持ちつ持たれつの関係です。夜行バスでお疲れだったあおかつが寝るのに乗じて、半分徹夜だった僕も寝ることに。

 起きたら昼12時。あおかつは午後から横浜で友人と会う約束があるということでしたが、その前においしいラーメンが食べたいから案内しろということで、僕も一緒に出かけることに。お薦めだったら渋谷の「はやし」かなぁと、はやしの前まで行ってみましたが、何と今まで見たことのないような20人くらいの行列が出来ていたため、はやしは諦めざるを得ませんでした。いつの間にあんな行列が出来るようになったのか。嬉しいような、悲しいような・・・。はやしは本当においしいと思うので、良かったら是非足を運んでみてください。

 はやしが駄目だったので、井の頭線西口改札そばにある焼鳥の 「鳥竹」 へ。いつもモクモクと煙を出している焼鳥屋ですが、ここは昼の焼鳥丼もうまいです。大き目のねぎま2本にレバー1本がご飯の上に載っており、ボリュームもなかなか。まあ、ちょっとレバーはご飯に合わないかなぁとも思いますが、トータルとしておいしいです。あおかつ君は鳥丼を食べていましたが、そっちもなかなかおいしそうでした。


<焼鳥丼>
 
<焼鳥丼をアップで>

 その後横浜へ。なぜか僕もついて行くことになりました。まあ、あおかつの友人というのは僕も知っているし人だし、そこにはサークル同期のM君もいるというので、ひょこひょこついていきました。恐らく1年半振りくらいの横浜です。昔はよく通ってたんだけどねぇ・・・。集合場所は本牧にある三渓園ということで、東横・JR根岸線・バスと乗り継いで目的地まで。ところが向こうは連れてきたインド人が茶屋で何かを食べたかったらしく、初っ端から食事休憩になっていたので、僕とあおかつは二人で勝手に見て回ることに。何という自由な集団でしょうか。

 三渓園の存在は知っていましたが、実際に足を運ぶのは初めてであり、その多種多様さに驚きました。実業家の原富太郎によって造成された三渓園は、全国各地の重要文化財クラスの建物が移築されており、そのごった煮感が面白いです。白川郷にあった合掌造りの家屋があると思えば、紀州藩の別邸もあり、京都三室戸寺の建物もある。しかもそれが庭園全体の中でうまく配置されているので、テーマパークのようでもあり、見るものを飽きさせません。あおかつと二人、写真を撮りまくってしまいました。そのうちのいくつかを紹介します。もう一度、紅葉の時期に訪れてみたい。時間があったら、旅行記か東京見聞録かで別に書くかもしれません。

 

 夜は原宿で飲み会があるというあおかつ(とその友人)と別れて吉祥寺へ。ジャケットを買おうとパルコをうろうろしてみました。しかし、「お、これはよさそう!」と思って値札を見ると、3万円とか。。何でこんなに高いのでしょうか。高いのですごすごと退散して、吉野家で夕食を食べて帰宅しました。ほんと、そこそこのものを買うにはお金がいる。

 日付が変わって1時前にあおかつが帰宅。酔っぱらっていたあおかつ君はすぐに寝てしまいました。僕も今日はよく歩いたので、心地よい疲れを感じつつ寝ることにします。


10月30日(金) 【冬に備える】

 日本はまだ秋真っ盛りという感じの過ごしやすい気候ですが、来週滞在する北京は既にかなり寒いそうです。北京初日である11月2日の予想気温は最高5度・最低-6度。この時期に最低気温がマイナスって。そういうわけで真冬+αの装備が必要ですが、はっきり言って僕の冬用の洋服はへなちょこで、コートなんかは8年も着ていて既にボロボロです。僕の冬の格好を知っている人なら分かると思いますが、あの何の変哲もない鼠色のコートです。というより、本来ネズミ色だったけど、あまりに着過ぎたために色落ちして、最早ネズミ色なのに所々白っぽくなって貧乏臭さを感じるあのコート、と言った方が分かりやすいでしょうか。。2001年2月23日、大学の2次試験の前日に、池袋のパルコで買い、それ以来何度も冬を共にしてきた思い出深いコートではありますが、さすがにボロボロなのでもう恥ずかしい。ということで、この機会に乗じ、一念発起してコートを買い換えることにしました。

 夕方吉祥寺へ行き、いろいろと店を回って吟味した結果、カジュアルにもフォーマルにも使える黒のコートを購入。しかしコートは高いもので、何とか頑張って安いものを探したつもりでしたが、それでも軽く2万はしました。あと、スーツまではいかなけれどカジュアル過ぎないという、いわゆる調査や会議の時に必要なセミフォーマルな冬物がなかったので、靴やらズボンやらシャツやらも買って、これで計4万円・・・。1日で悲しくなるほどのお金が飛んでいきました。さらにこれからジャケットやシャツを複数枚買わなければいけないことを考えると、あとプラス2万〜3万円というところでしょうか・・・。嗚呼、社会の中でそれなりに生きていくというのは、本当にお金がかかる。

 あとはそれなりのジャケットを買う必要がありますが、僕はファッションに本当に疎いので、お薦めのブランドやジャケットがあったら是非教えてください。お願いします。


10月29日(木) 【「これで来年の見通しが立ったね」】

 午後国立に行く途中、吉祥寺から二駅の武蔵境で途中下車してちょっと寄り道。油そば発祥の店と言われる、 「珍々亭」 へ行ってきました。吉祥寺の「ぶぶか」が油そばを全国的に広めた店であるのに対し、珍々亭は油そばを生み出したと言われる店。1954年創業の老舗です。5年くらい前にネットで調べて、いつか行こうと思いつつ、ずるずると時間が流れてしまいました。

 武蔵境駅を降り、北口に出て線路沿いに約15分。結構歩きます。あまりにも一般的な住宅地になってきたので、本当にこんなところに行列のできるラーメン屋があるのかと心配になりましたが、珍々亭は地図通りの場所にぽつんと佇んでいました。繁華街にあるようなラーメン屋とは対照的な、地元密着型の「町のラーメン屋」という感じのたたずまいです。


<武蔵境の一般的な住宅地の中に>
 
<ぽつんとたたずむ珍々亭>

 昼時は行列が出来るそうですが、さすがに3時過ぎということで混雑もなく、先客は3人。カウンターに座って油そば(中・600円)にネギ・味付け卵のトッピングで注文しました。5分くらいして出てきた油そばからは、いわゆる伝統的なラーメン用醤油ダレの濃い匂いが漂ってきます。見た目を気にせずにかき混ぜてラー油をかけ、一気においしくいただきました。醤油ダレと油がうまい具合に絡んでいて、シンプルな味の中にもマイルドさがあります。僕が知っているのは油そばと言えば、ぶぶかの油っこくて味も濃いというジャンキー一直線なものだけだったので、優しくて上品な油そばに最初は面喰いましたが、これが本家。普通盛りでも量が多くて、腹一杯になります。家の近所にあったら週一でも通いたいくらいです。武蔵境から徒歩15分なので、足繁く通えなさそうなのが残念。


<油そば+ネギ・味付け卵>
 
<油そばなのでかき混ぜてみる>

 その後武蔵境駅前の安散髪屋で髪を切ってから国立へ。駅から大学までの道でちょうど△↓さんと一緒になったので、ガクシンの結果をお伝えしたところ、冒頭のようなお言葉をいただいた訳です。つまり、国立のプロジェクトとしては労働力が確保できた、と。来年はRAの勤務時間限度ぎりぎりまで入れてもらえるそうなので、大変ありがたい限りです。偶然とはいえ、この時期に大きなプロジェクトがあり、そこに参加できているのは本当に運が良いことだと思います。

 夕方のゼミに出席したあと、いつもの蕎麦屋へ行き夕食。今日は趣向を変えて、そばを茶そばにしてみました。普通のそばよりつるつるしています。セットのうな丼、うなぎの量が本当に申し訳程度で、ちょっと悲しくなりました。まあ、値段を考えたら仕方がないけど。卍先生にもガクシンの結果をお伝えしたところ、「来年は何とかうちで食いつないで頑張ってくれ、申請書見てあげるから」という優しいお言葉。ありがとうございます。


<豚キムチ>
 
<うな丼セット茶そば>

 食事後、「すぱくり残念」ということで、特講Yさん、N君と3人で少し飲んできました。国立に顔を出すようになってからまだ半年ですが、こうやって飲んでいると、結構前から国立に出入りしていたような錯覚すら覚えます。本当にありがたい場所です。すぱくり残念!ということで、今日はYさんに御馳走していただきました。ありがとうございます。

 帰るとガクシンから郵送で詳細結果が届いており、それによると予想通り業績点の値が極端に低く評価されていました。まあ博士号持ってないし、逆にいうとこれからまだ伸びしろがある部分の評価ということで、胸をなでおろしています。来年(もしくは再来年)、採用されるように頑張りますか。


10月28日(水) 【薬が切れる】

 昼から国立へ行きオムニバス講義、その後講師の先生を交えて研究会。統計数値の信憑性と、それを用いて分析することの意義と限界が良く分かりました。


<学園祭間近のH橋大学>
 
<国立の夕暮れ>

 帰りの電車の中で、ぽてとさんから「ガクシンPDの結果が出ている」というメールをもらったので、帰ってから早速ネットで確認。まあ、何というか、当たり前のように不採用でした。去年あたりからPDの若干制度が変わっていて、文系でも博士号を持ってないと採用されても月給ほぼ半額だし、博士号持たずに来年から採用されるとちょっとなあ・・・とか、来年国立のプロジェクトで食いつないで業績上げて、博士号取ってから採用されたほうが絶対戦略的だよなあ・・・とか思っていたので、今年はこの結果でよかったんじゃないかと、逆に不思議と胸をなでおろす感じでした。とか言うものの、実際落ちたら落ちたで腹は立ちます。まあ結局、言い訳なんてもんは負け惜しみなんです。

 ただ、実際にショックを受けたかとか落ち込んだかというとそれはほとんどなくて、DC1を落ちたときはもちろん、DC2で面接になった時のほうががっかり感が強かった気がします。あの時の方が後がない切羽詰まった感じがあった、ということでしょうか。M2やD1のときは何をどうしていいのか分からず、訳も分からず切羽詰まっていましたが、今は道筋が見えているだけまだ悠然と構えられるかな、という感じです。

 とりあえず博論を早く仕上げろということですね。頑張ります。


10月27日(火) 【予約変更】

 今日はGゼミが休講なので家から出ず。


10月26日(月) 【蟹工船】

 吉祥寺伊勢丹の北海道物産展で札幌のかに寿司を購入。タイムサービスで300円引きだったのでお得でした。


<札幌のかに寿司を買う>
 
<ウニとカニ>

10月24日()・25日() 【日本の名湯】

 週末は学科時代の友人達と草津温泉に行ってきました。天気はあまりよくありませんでしたが、今回は日頃の疲れを癒すことが目的だったので、温泉・食事・紅葉のそれぞれをゆっくり堪能できてよかったかと思います。今回泊まった湯畑の前の「一井」は、江戸時代から続く老舗。青白色の温泉が気持ちよく、風呂上がりは肌がすべすべになります。夕方・夜・朝と三回も入ってしまった。部屋も湯畑が見下ろせる場所をあてがってもらい、言うことなしでした。予想外だったのは、疲れと夕食の多さから、夜は酒を飲まずに皆寝てしまったことです。衰えてしまったもんだ。まあでも、ゆっくりできたお陰で肩凝りもいくらか解消した気がします。


<白根山の湯釜>
 
<湯もみの実演>

<湯畑>

<西の河原>

<紅葉>

<山々の紅葉>

 温泉で心身ともにリフレッシュできたので、明日からまた気持ちを切り替えて日々の生活へ。


10月23日(金) 【一軒家のお好み焼き屋】

 最近は1時就寝6時起床比較的規則正しい睡眠スタイルになっていましたが、やはり5時間睡眠だとつけが回ってくるもので、今日は起きたら10時前でした。ちょっと眠い。昼は吉祥寺へ出て買い物と昼食。昼食は久々に「スパ吉」に行って、ミートソース納豆乗せを食べてきました。この前コンビニコラボ商品の方を食べましたが、やっぱり店で食べるのは全然違いますね。そりゃ値段が倍以上するのだから、当たり前と言えば当たり前なのだけれども。


<スパ吉:ミートソース納豆乗せ>
 
<コンビニのスパ吉ミートソース>

 夜は国立の特講Yさん、M2のY君と吉祥寺で夕食を食べることになり、「お好み焼きが食べたい」というY君の意見により、ヨドバシ隣にある「まりや」へ。いつか行こうと思っていた店ですが、その外観に慄いて、一歩が踏み出せなかった店です。というのも、年季が入った一軒家のような外観だったから。そして僕がヘタレだから。こういう機会がないとなかなか一歩を踏み出せません。

 引き戸を開けて入った玄関も、普通の一軒家の玄関で、本当にどこからの家に来たかのような感覚です。隣はあの巨大なヨドバシカメラだというのに、こんな昭和然とした家が残っているなんて。一階の畳半個室に通され、いろいろと焼いて飲み食いしてきました。どれも値段が安くて良心的。お好み焼きは中がふわふわ外がカリカリで、ビールが進みます。外国人を連れてきたら喜ばれる店なんじゃないでしょうか。吉祥寺にもまだまだ知らない店がありますね。


<一軒家のまりや>
 
<白菜と豚肉>

<お好み焼き二種>

<焼そばと焼うどん>

 明日・明後日はちょっと遠出。紅葉と温泉と酒を満喫してきます。


10月22日(木) 【木曜はそばの日】

 今日は午後から国立。朝6時過ぎに起きてからずっと何も食べてなかったので、4時前に国立駅前の立ち食いそば屋でわかめそばを。下にあるそばが見えないほどのわかめが載っていて、これで290円だから驚きです。そば自体の量も多い。吉祥寺の立ち食いそばだとこんなにわかめが盛られてないので、国立は素晴らしい。

 夕方は5時から院ゼミで、修論(進捗状況)や博論(構想)の発表を聞き、ゼミ後の8時半頃からいつもの蕎麦屋で夕食。期せずして、先週に引き続いて二食がそばになってしまいました。今日はえび天カレーのセット。毎週通うので、いずれ全メニュー制覇したいところです。蕎麦屋のカレーはおいしい。今日は卍先生とは別の席に座りましたが、毎週こうやって先生と触れ合う機会があるゼミは羨ましく思います。でも来ない人もいたりして、せっかくのチャンスなのに勿体ないなぁと感じます。それはただ単に、僕がこういう場に飢えていただけかもしれませんが。


<国立駅前の立ち食いわかめそば>
 
<えび天カレーセット>

 食事後、M1の女の子が卍先生に人生相談(?)をしたいということでしたが、先生が「年頃の女性と二人で喫茶店に入ったら何を言われるかわかったもんじゃない」とおっしゃるので、僕を含めて数人でついていくことになり、駅前にある 「シュベール」 という喫茶店へ。ちょっとしたチェーン店のようですが、雰囲気のある街の喫茶店という趣で、なかなか居心地が良いです。居心地がよいので、喫茶店にも関わらず先生を含めてビールを飲んでしまいました。いやはや。

 人生相談ということでしたが、学生さんが1喋ると卍先生が思い出話も含めて10倍にして返すという感じで、そのマシンガンのようなパワーに圧倒されました。まるで漫談のように話が出てきて、さすが「西のU田、東の卍」と言われる(らしい)、一流の先生だと感心します。あのパワーを見習わなければ。

 喫茶店には11時半までいて、家に帰り着いたのは12時過ぎ。思いがけず遅い帰宅になりました。


10月21日(水) 【今日もレバ刺しがうまい】

 国立へ行くときは中央線の吉祥寺—国立を利用していますすが、どちらとも各駅停車しか停まらない駅なので結構時間がかかります。しかも途中に三鷹・国分寺という特急や中央特快が停まる駅があるので、優等列車待ち合わせとかで三鷹と国分寺で長時間停車されたときにはもう。。うまいこといって三鷹—国分寺間で中央特快を利用できれば14分で国立まで行けますが、今日は全てがうまくいかず、吉祥寺駅の改札をくぐってから国立駅の改札を出るまで、40分もかかってしまいました。一体どうなっているのか。いらいらして、武蔵境・武蔵小金井・東小金井というややこしい駅名が続くことにまで腹が立つ始末です。せめて吉祥寺に特快が停まってくれたらどんなに楽か。特快が停まれば、もう吉祥寺に望むものはありません。JRさん、どうかよろしくお願いします。

 ということで今日は昼から国立へ行き、オムニバス講義と北京調査の打ち合わせ。夜は新宿に出て、久々に日韓同士のトモと飲むことに。新宿で待ち合わせをしたものの、新宿の店をあまり知らないのと、確実に美味しいものを食べたいということで、中野まで戻って「四文屋」へ行ってきました。いつものようにレバ刺しともつ煮込みを頼んで、あとは串をいろいろ。レバ刺しともつ煮込みはいつ食べてもうまいなぁ。中野の店はあのアジア的な屋台の雰囲気がたまらん。


<レバ刺し>
 
<もつ煮込み>

<牛刺し>

<串いろいろ>

 トモと会うのはもしかしたら1年振りくらいで、いろいろと話。ビールとキンミヤ2杯飲んだだけで酔っぱらってしまい、酒に弱くなりました。酒に弱い方が効率が良く、お金を使わなくていいですが、それはそれでなかなか寂しいものです。いや、もしかしたらキンミヤが劇的に効いているだけかもしれん。キンミヤは飲みくちがまろやかなので、25度もあるのにぐいぐい飲めてしまって危ないです。

 帰りは人生初の銀だこをトモに奢ってもらい、10時過ぎに帰宅。


10月20日(火) 【出張パック】

 午後から駒場へ。発表準備とやらで今日のGゼミは休みですが、書籍部で買い物をしたり経理で手続きをしたりと、雑用をしてきました。経理でカケンヒの残額を聞いてみると、まだかなり残っているようです。自分に与えられた研究費なのだから正々堂々と使えばいいのだけど、どうもこの手のお金を使うのは変な後ろめたさがあります。買わせていただいていいのでしょうかすみません、というような。今日もカケンヒで本を2万円分買いましたが、それを買うのすら未だにおどおどしている状態です。某准教授みたいに、一台33万円するモバイルPC×3台とか平気で買えるようになりたいもんだ。

 その後渋谷に出て、ゼミの留学生二人とJTBへ行って11月の京都行きの切符・宿の手配。11月下旬の3連休、紅葉がピークの京都には最早空きホテルはなく、大阪・神戸にそれぞれ2泊になってしまいました。帰ってから調べると、神戸の宿は西神という三宮から30分くらいのところらしく、それはさすがに移動が辛いということで、明日にでももう一回行って変えてもらうつもりですが・・・。自分一人で行くなら楽だけど、誰かを連れて行くというのは大変です。

 帰りはチューターをしている方の留学生と吉祥寺まで戻り、夕食を食べて帰ることに。久々へ 「里の宿」 へ行き、今シーズン2回目の秋刀魚を食べてきました。1回目が7月中旬の新秋刀魚が出たときだったので、それからもう3か月以上も経ってます。今年は本当に秋刀魚を食べるタイミングを見失っている。もうシーズンは終わりだと思いますが、それでも脂の乗った肉厚の秋刀魚はおいしいです。新鮮なので内臓まで食べられる。ご飯が進んで参りました。10月中にもう何回か食べたいところです。


<秋刀魚塩焼き定食>
 
<秋刀魚さんこんにちは>

 留学生の話によると、北京は昨日初雪を観測したそうで・・・。再来週の北京行きは大丈夫だろうか。


10月19日(月) 【東京おひとりさま】

 最近たまに、井の頭線の車内や三鷹台の駅で、北朝鮮問題専門家で早稲田大学教授の重村さんを見ます。光る頭に丸い眼鏡、小脇に英字新聞と洋書を抱えていたので恐らく間違いありません。最寄り駅が同じだったとはね。井の頭線にはちょくちょく有名人が乗っているので、暇なときは観察してみると面白いです。

 昼は隣街の西荻窪へ。西荻窪にはシンガポール名物である海南チキンライスの店があるということで、以前から気になっていたので行ってみました。駅近くにある 「夢飯」 という店です。「日本初の海南チキンライス専門店」らしい。日本でチキンライスというと、鶏肉が入ったケチャップライスを指しますが、本場のチキンライスは茹でた鶏肉と鶏スープで炊いたご飯というシンプルな組み合わせなのだそうです。どんな味か想像がつきませんでしたが、鶏肉は柔らかくて臭みもなく、中国醤油・チリソース・生姜の3種類のソースに付けて食べると、それぞれ違った味わいがあります。ご飯にもほんのり味がついていて、鶏肉と一緒に食べるとおいしい。日本で食べてこれだけおいしいのだから、本場で食べればさらにおいしいんだろうなぁ・・・ということで、早速シンガポールに行きたくなりました。


<海南チキンライス(780円)>
 
<洒落た店内>

 今日はジャポニカ米でしたが、0と5の付く日はインディカ米になって、より本場に近いものが食べられるそうです。西荻窪は隠れた名店が多いので、これからちょくちょく散歩しようと思います。


10月18日() 【都の西北】


<海老そば>
 
<二代目けいすけ>



10月17日() 【宙ぶらりん】

 日中は溜まっている仕事を片付ける日々。一段落ついた夜は本郷へ行き、8時前からサークルの就職相談会の打ち上げに途中参加。本当は就職相談会自体に出てもよかったですが、就職相談をする側でもされる側でもない今の立場だと若干行き辛いものがあるわけで。。もちろん仕事が溜まっていたというのが一番大きな理由ですが、宙ぶらりんの立場だと肩身が狭いです。早くこの立場を脱却したい。

 懇親会に行ったのは、久々にこういうイベント事に出席した同期から「めちゃくちゃアウェー感があるから、懇親会からでも来て」と言われたからですが、僕個人としても久々に大きな飲み会に参加できてよかったかと思います。30人以上いたし。しかし1次会で30分しかいなかったのに一葉さんとは辛いぜ。こういうところは社会人と見なされるのね。

 2次会で加賀屋へ行き、同期や一つ下や二つ下辺りと話して、なぜかN君と共に11時半に帰宅。N君には申し訳ないですが、本当にものすごく眠かったので、帰宅して酒も飲まずすぐに寝てしまいました。本当に最近、めっきり酒に弱くなりました。


10月16日(金) 【北海道展その2】

 今日はとりたてて用事がないので休みです。まあ研究室のない院生なんて、休みであって休みじゃないようなもんなので、溜まっている仕事を片付けていくだけです。ただ、このままでは一日外に出ないことになってまずいと思い、夕方吉祥寺へ。一昨日も行った伊勢丹の北海道展で、函館の焼肉屋が売り出していた和風サーロイン弁当を買ってみました。普通北海道と言えば海の幸ですが、ここは敢えての肉です。1500円と結構な値段がしましたが、一日一回の贅沢だからいいかと。あと、他にも札幌のコロッケ店のコロッケ数個とじゃがいも餅なるものを買って、これが今日の晩御飯。


<函館沙蘭のサーロイン弁当>
 
<じゃがいも餅>

 和風サーロインステーキは弁当は肉が柔らかくて、ご飯と合います。たれも醤油・昆布ベースでおいしい。じゃがいも餅には餅は入っておらず、じゃがいもだけを捏ねて作り上げたものだそうで、じゃがいも大好き人間の僕にはたまりませんでした。

 ということで、最近は食べたもの日記になっていますがお許しを。


10月15日(木) 【そば対決】

 昨日深夜、久々に5kmほどジョギング。というのも、久しぶりに体組織計に乗ると、ものの見事に以前の体重に戻っていて、さすがに危機感を覚えたためです。ジョギングを続けていた3か月前は体重59kg・体脂肪率11.5%。それが3か月であっという間に63kg・16.5%です。そりゃ調査でいろいろ行きまくって、美食の日々が続いたけどさ・・・。人間の復元力というものに驚いています。いくら食べても太らずに、「痩せの大食いなんだよね」と半ば自慢げに言っちゃっていた頃が懐かしい。体脂肪率がまだ16%台なのが救いですが、明らかに腹が出てしまったので、また運動の日々です。今度こそ逃げちゃだめだ。そして出来ることなら2月に西表島のやまねこマラソンに出たい。

 午前中は天気がよかったので久々に大掃除をし、午後は国立へ行ってゼミに参加。ゼミ後は例の如く蕎麦屋へ行き、ビールを飲みつつそばを食べてきました。ちなみに昼も近所の蕎麦屋でランチセットの肉南蛮せいろを食べたので、今日はそば対決です。そばはダイエットにもいいらしいし。昼の近所の蕎麦屋は、いつもだったら半ライスをつけるところですが、今日は涙をのんで半ライスを我慢。夜はセットでミニ豚キムチ丼を付けましたが、単品のおかずで既に豚キムチが頼まれていて、味が重複してしまって後悔しました。こういう詰めが甘いところが僕の駄目なところ。


<昼:美たか庵の肉南蛮せいろ>
 
<夜:志田のざるそば+豚キムチ丼>

 ゼミの後にアフターがあり、そこに先生が来て話ができるというのは、そういう習慣がなかった僕にとって本当に羨ましい環境です。毎回卍先生と話ができるのはどれほど大きなことか。卍先生と話した時間は、もしかしたら、本来の指導教官である○△先生と話した6年間のトータル時間を既に越してしまっているかもしれません。僕もM1のときから国立に武者修行に行っておけばよかったのだろうか。

 蕎麦屋の後、2次会で国分寺の四文屋へ。相変わらずレバー串がうまい!


10月14日(水) 【北海道には行ったことがあった】

 今日は午後国立へ。オムニバス講義第2回目で、NC総研のIさんによる農業と経済についての概説。一応ネットブックで議事録っぽいものをカタカタと取っていましたが、内容も面白いものでした。にしても、このプロジェクトに関わるようになってからというもの、ネットブック・デジカメ・ICレコーダーの個人的三種の神器が大活躍しています。三つとも、当初は去年のカケンヒを消化するために買ったものなのに、まさかこんなに酷使するようになるとは。何がどうなるか分からないものです。税金の無駄遣いにならなくて済んだからよかった。ただ、ネットブックはスペックが低いので、議事録を取っているときにワードやエクセルがよくフリーズして困ります。これからのことを考えると、もう少し高性能の持ち運び方ノートパソコンを買うべきか。悩むところです。

 講義後に打ち合わせをしてから帰宅。帰りは吉祥寺で吉野家に寄って牛丼でも食べて帰ろうかと思いましたが、最近食べることを疎かにしすぎています。食べることが疎かになるのは、これまでの経験上疲れていたり余裕がないときです。余裕がないのはいかんということで、伊勢丹でやっていた北海道展で弁当を買って帰ることにしました。森駅のいかめしや花畑牧場の生キャラメル、身欠き鰊などなど、北海道の名物がそこかしこで売られています。

 まだ訪れたことがない北海道。今日は北海道の幸満載の弁当を買って、まだ見ぬ土地に思いを馳せようと思っていました。が、北海道展を歩いているうちに、「くま笹茶」とか「コアップガラナ」とか、どこかで見たような商品が目に留まり、「ああ、この前知床行ったばかりじゃん・・・」と。しかも3月には函館にも行っているし。どうも札幌に行ったことがないというのが、北海道に行ったことがないと思い込んでしまう原因のようです。でもさすがに2回も行ったことがあるのに、行ったことがないと思い込むのはまずいよなぁ。本当に疲れてるんだろうか。

 いろいろある中で、函館浜弓という店のかに丼を購入。7時前という閉店時間ギリギリだったので、弁当類が値引きされていて、このかに丼も1000円でした。上海で蟹を食べられなかった恨みはここで晴らさなければ。蟹の身がこんもりと盛られていて、食べ応え十分でした。明日も北海道展に行って、他の店の弁当を買おうか。


<函館浜弓のかに丼>
 
<別角度から蟹をアップで>

 さて、そろそろ本腰を入れて博論を進めようと思います。「今の時代、博士号は運転免許」と卍先生が言われるように、それなりの就職をしたいなら早目に仕上げないと。


10月13日(火) 【中華を御馳走になる】

 すっかり秋らしくなり、昼夜問わず金木犀のいい香りが漂ってきます。特に今のアパートは、近くに大量に植えられてるのか、金木犀の香りがものすごいです。今年も一年で一番好きな季節がやってきました。ただし喘息さえなければ。季節の変わり目は喘息になりやすいので、今も薬が手放せません。

 今日は午後から駒場へ行き、4限Gゼミ。2週目は例の如く文献と発表順決めで、今回は日本語文献を一回一冊読むことになりました。ようやく、それなりのゼミになりそうです。短い英語論文を毎週1本とかよりは、留学生のためにも日本語の本を大量に読むほうが勉強になるはず。留学生に聞くと、日本語の場合だと一日頑張って読んだとしても60ページくらいだそうなので、毎回250ページ強ある本を読みこむのは大変だと思いますが、修士課程の修行だと思って頑張ってほしいところです。ちなみに発表準備とかで来週・再来週が休講なのはいつもと変わらず。。本格的にゼミが始まるのは11月に入ってからと、この辺はいつもながらゆるゆるです。

 ゼミ後はM1の留学生二人と食堂へ行き、11月の京都行き(一応会議です)の打ち合わせ。その後留学生が「いつもお世話になっているすぱくりさんにどうしても御馳走したい」ということで渋谷へ行き、道玄坂にある 「パンダ」 という中華料理屋で3人で食事をしてきました。渋谷にこんな広くてお洒落な中華料理屋があるとは知りませんでした。本日は両手に花の上に御馳走していただき、ありがとうございます。

 先月の上海調査で、中華料理は嫌になるくらい食べたので最早飽きてしまっていましたが、日本ナイズされた中華料理はやさしい味付けで、本場とは違って安心して食べられます。もはや別の料理です。日本人の味覚に合わせているのだから当たり前だけど、強い香辛料を使わない薄味中華がこれほどおいしいものだったとは。ビールと紹興酒が進んで困りました。特に炒飯は中国よりも日本のほうがおいしい。


<エビチリと野菜炒め>
 
<牛肉の土鍋煮込み>

<小籠包>

<蟹レタス炒飯>

 で、本当に奢ってもらって8時前に帰宅。御馳走さまでした。


10月12日() 【三連休その3】

 結局この三連休はどこにも出かけることなく過ぎて行きました。吉祥寺にすら出かけないという腰の重さでしたが、敢えて人が多い三連休に出かけなくてもいいじゃないかと。人混みが激しい場所に出かけても、非効率で効用が下がるだけだと言い聞かせて納得させています。そもそもやるべきことが溜まり過ぎていて、出かけるに出かけられなかっただけですが。。

 この三連休は本当にいろいろなことが面倒だったので、食事も近所のコンビニで済ませていましたが、今日はセブンイレブンで「スパ吉」のミートソースを発見しました。まさかあのハモニカ横丁のスパ吉がセブンイレブンの商品になるとはね。スパ吉のウリは打ちたての生麺なので、さすがにコンビニ弁当だとその辺が落ちてしまいますが、ミートソースは結構いい出来だったのではないかと思います。値段も430円と店の半額なので、お得と言えばお得か。


<ついにスパ吉も>
 
<見栄えはあまりよくない>

 最近スパ吉に行っていないので、近々行こうかと思います。というか、最近は一人の時の食事に重きを置かなくなった気がしてなりません。忙しない日常だと、食事にすら興味関心を払えなくなるのでしょうか。


10月11日() 【三連休その2】

 三連休中日。天気もいいしどこかへ出かけないと勿体ないんじゃないかという強迫観念に駆られ、朝6時に家を出て吉祥寺へ。吉祥寺の松屋で朝から牛焼肉定食をがっつり食べて、さあ今から・・・というところで、出かける気力が急にふにゃふにゃと萎んでしまいました。正直なところ、最近は調査であちこちに出かけているので、休日を使ってまでどこかへ出かける気力が失せています。できれば休日は家でゴロゴロしていたい。しかしこのままでは「30歳になるまでに日本全国を回ろう」計画が危ない。一応、残るは未踏都道府県は愛媛県のみですが、来年までに行けるかどうか。

 ということで、松屋で朝食を取ったあとは家に戻り、布団を干したり掃除をしたり仕事をしたりの一日。


10月10日() 【三連休その1】

 家にひきこもって溜まっていた仕事を片付ける。久々にひどい鼻炎になって大変な一日。


10月9日(金) 【三連休前】

 家にひきこもって論文を読んだりいただいた本を読んだりテープ起こしをする一日。立て替えていた上海調査の20万円がようやく振り込まれて、ちょっとだけテンションがあがりました。ようやく金欠から解放された!


10月8日(木) 【秋の空】

 過去10年で最大と言われた台風18号。台風が近づくと気圧が一気に低くなるため、頭痛がしたり喘息気味になったりして体調が思わしくありません。ただし台風自体に関しては、確かに午前中は風がものすごかったですが、鉄筋のアパートに住んでいる分には全く問題なく、台風が通り過ぎた後は綺麗な秋空が広がり、まさに台風一過という言葉がぴったりの良い天気になりました。台風が南の空気を運んだのか、10月にしては暖かく、金木犀の香りも相俟って穏やかな秋の午後のひと時。


<深い青>
 
<国立駅前>

 そういうわけで、台風一過の午後から国立へ。院ゼミに参加したあと、夜はゼミ後のお決まりのそば屋へ。先生と共にビールをいただきつつ、今週は豪華にカツ丼セットを頼んでみました。そばもさることながら、そば屋のカツ丼は出汁が効いていておいしいです。先週は胃の調子が悪くてもりそばしか食べられなかったので、このカツ丼をどれほど渇望していたことか。


<真いかの炙り焼き>
 
<カツ丼セット>

 10時帰宅。


10月7日(水) 【傘がない】

 我が家には半年くらい前まで10本近い傘がありましたが、どういうわけかどんどんなくなって行き、気が付いたら残り一本になってしまっていました。残りの一本もどこで拾ってきたか分からないようなボロボロの小さいビニール傘で、役に立たないけど無いよりはあったほうがまし、という程度のものです。そもそもどうやったらこんなに傘がなくなるのだろうか。今日は雨がひどくて、ボロボロ傘だと大変でした。

 今日は昼から国立へ。今学期は火・金が駒場、水・木が国立と、大学に研究室がないのに登校回数が増えそうです。水曜日は今週から、関わっているプロジェクト関係の講義が始まるということで、その手伝いです。主に学部3,4年生を対象したオムニバス講義で、346の人に分かり易く説明すればテーマ講義みたいなものです。講義が始まるのに伴ってプロジェクトのサイトも出来たので、興味ある方は こちら をどうぞ。探せば僕も載ってるかもよ。今日は初回なので卍先生のガイダンス。来週から本格的に講義で、外部者や一般市民の参加も歓迎ということなので、もし興味がある人はどうぞお越しください。

 授業後は打ち合わせをし、その後卍先生を含め8人で駅前の「さかえや」という居酒屋へ。家庭的かつリーズナブルな居酒屋で、国立の学生はこういうところで飲み会をして過ごしてきたのだろうという感じの雰囲気です。さんまの唐揚げがおいしかった。


<もつ煮込み>
 
<さんまの唐揚げ>

<大学で拾ったらしい銀杏>

<野菜炒め>

 卍先生からはガクシンの話を伺い、審査員がどこを見ているか、どういう書き方をするべきかなど、まさに現場に身を置いている人だからこそ分かる話がかなり参考になりました。来年書く際の参考にさせていただきます。


10月6日(火) 【思い出の味】

 とうとう窓を開けて寝ると寒く感じるようになりました。伊勢湾台風並みの台風が近づいているそうで、上陸したらどうなることやら。

 N君を7時半に送り出し、昼過ぎから駒場へ。何だか久々の駒場の気がします。一応4限Gゼミには顔を出しておこうかと。メンバーは夏学期と変わりない8人。初回なのでまた恒例の「今学期何をやるか」の話になりましたが、中国人留学生の面々が日本の論文を読んで勉強したいと言っていたので、それは殊勝な心がけだと頷いておきました。先学期のような自由発表は、力量がある人がやればいいけど、まだ日本に来たばかりの留学生にはきつい。そもそも中国と日本でのやり方が違うのか、研究の何たるかがあまり分かっていないように感じたので、日本で論文を書く場合に備えて、日本の研究方法を学ぶことは重要なのではないかと。

 ただGゼミの場合、放っておくと一回のゼミで短い論文一本とかしょーもない展開になりかねないので、そこは最高学年の僕が口をはさんで、「きちんとするなら最低毎週一冊は読んで、2,3人が発表するくらいしたほうがいい」と、かなり強気で押してみました。ほんと、それくらいやらないと。今までが緩かったのだから今回はいいチャンスのはず。僕も勉強させてもらいます。

 ゼミ後は久々に 山手 へ。山手に行くのはかなり久しぶりで、久々に行くとカウンターが若干こぎれいになっていました。今日はちょっと贅沢に焼ネギラーメン大盛りに焼豚ロースをトッピング。焼豚をトッピングするなんて、僕もブルジョアっぽくなってしまった。久々に食べる山手のラーメンはしょっぱくて油っぽくて、でも「ああこんなんだったなあ」と昔懐かしい感じがします。おいしいとかおいしくなくとか抜きにして。いや、もちろんおいしいのだけれど。1年半くらい来てなかったからなぁ。

 僕は恐らくこの日記を見ている人の誰よりも山手に通っているはずなので(そんなの自慢にもならんけど)、久々の山手で昔のことを思い出して感傷的になってしまいました。ラーメン屋で感傷的になるなんておかしな話ですが、一番酷かった大学1年当時は一日3回山手行ったりしてたからなぁ。昼に一人で食べて、語学の授業の後の5時頃クラスの連中と食べて、サークルが終わったあと9時頃皆で食べるとか。今考えると食生活終わってますが、それだけ生活の一部になっていたので、ラーメンを食べるとパブロフの犬のように当時のことが思い出されるわけです。「青春の味を一つ挙げろ」と言われたら、恐らく山手のラーメンになるでしょう。今日は写真を撮らなかったので、以前夜に撮った写真を載せておきます。


<焼ねぎラーメン>
 
<山手>

 その後帰ろうとするとゼミの留学生達に遭遇し、お茶でも飲みましょうということでイタリアントマトで1時間程。留学生3人のうち2人が上海出身なので、この前の上海調査の写真を見せたりしながら上海の現状を聞いたり、レポートや論文の作法を話したりと、有意義な時間の使い方が出来たのではないかと思います。

 傘がないので傘を買わなきゃ。


10月5日(月) 【下北沢食べ歩き】

 日中は家で過ごして、夜は無性に飲みたくなったので、ミーティングで駒場に来ていたN君を呼び出して下北沢で少し飲むことに。とまとおでんの久、地ビールの蔵くらと、よく利用していた店が閉店してしまい、下北沢の新しい店を開拓しておかなければいけません。本郷ではあの「だん」が閉店したというし、最近はよく利用していた店がどんどんなくなって行きます。だんは僕が新入生の時の新勧コンパで行った店なので、思い出がなくなっていくようで残念です。

 ミーティング終わりの10時前に待ち合わせて、まずは南口にある「さかえ」という焼鳥屋へ。常連が愛する町の焼鳥屋という感じで、焼鳥を肴に焼酎お湯割りを飲むとたまりません。ガツキムチもおいしい。最近はこじゃれた店より、こういう赤提灯が似合う店の方が居心地がよくなってきているのは、歳をとったからでしょうか。


<ガツキムチ>
 
<焼鳥各種(曇ってしまった)>

 さかえは11時過ぎで閉店だったので、場所を移して本多劇場の近くにある「うしとら」へ。地ビールバーです。焼鳥で思ったより腹が膨れていたので、長野のよなよな1杯に「農夫の朝食」という名のつまみ程度しか食べられませんでした。「農夫の朝食」とはジャーマンポテトのこと。クリーミーでおいしかった。ジャガイモ大好き人間としては、朝食にジャガイモが出てくるドイツの農夫が羨ましい。


<よなよなリアルエール>
 
<農夫の朝食と言う名のジャーマンポテト>

 時間がないのと腹が膨れていたのとであまり飲めない・食べられませんでしたが、ドライカレーとかパイとか卵かけご飯とか魅力的なメニューがたくさんあったので、また訪れたいと思います。蔵くら亡きあと、下北沢で地ビールとなるとここになるので、頑張ってほしいところ。

 終電がなくなってしまったN君とともに帰宅し、ちょっと飲んで就寝。


10月4日() 【牛と豚】

 今日は一日家でいろんな仕事。ナボリン飲んで肩凝りと眼精疲労を何とかしつつ、朝からパソコンに向かっていました。日曜日だけど日曜日じゃない、日曜日じゃないけど日曜日みたい、最近は毎日がそんな感じです。

 夜は吉祥寺へ。HY君と待ち合わせて、3週間後の草津温泉行きの特急券を買おうと思ったら、みどりの窓口がものすごい行列でした。日曜日の吉祥寺は人が多いにしても、渋谷のみどりの窓口みたいに大混雑するほど並んでいるとはね。自動券売機で買えたのでよかったですが、あの行列に並ぶことを考えると気分が萎えます。まあこれで草津行きは正式に決定。草津は初めてだし、ちょうど紅葉も綺麗な季節みたいなので、1泊2日ですがゆっくりしてこようと思います。

 その後、公園口に出来た新しいねぎしで夕食。胃の調子もようやく戻ってきたような感じなので、今日は奮発して牛カルビ+豚ロースのセット(1400円)にしました。だって日曜日だもん。ご飯3杯食べて満足です。困ったときのねぎしだなぁ。


<牛カルビに>
 
<豚ロースもつけた>

 HY君は最近週2,3回のペースでジョギングをしているそうです。どうりで何となく顔がシャープになったと思った。僕は最近全く走れてなく、体重がじわじわと戻ってきているので、ここらでブレーキをかけるためにもう一度きちんと走り込もうかと思います。健康にも気を付けないと。

 月がきれいだ。


10月3日() 【逆転の土曜日】

 最近また昼夜逆転しつつあって、こりゃいかん。


10月2日(金) 【東京落選】

 オリンピック招致は、もはや世界的な大都市というネームバリューだけではだめなのでしょう。まとまった優等生よりも、何か一つ光るものがあったほうが好まれると。名古屋と大阪というナンバー3、2の都市が失敗し、満を持してのエース東京という感じではありましたが、その東京でも勝てないとなると、日本はもう夏季オリンピックを開催できないような気がしてきます。これからの後始末が大変なのは、都と広告代理店でしょうか。築地の移転や選手村予定地なども含め、どのくらいの損失が出たのかが気になります。


10月1日(木) 【後半戦】

 ここのところ胃が痛くて、パンシロンが手放せない日々になっています。

 午後国立へ。国立は今日から冬学期がスタートするらしく、卍・△↓ゼミも今日が冬学期一回目ということで出席しました。先学期はほとんどプロジェクト会議の方にしか出ていませんでしたが、今学期は発表する機会を伺いつつ、できるだけゼミの方にも出席していこうかと。自分の中で国立色がどんどん強くなっているのが分かりますが、もうここまで来たらこの流れに任せてみようと思います。今日は初回なのでM2の学生さんを中心にした発表順決め。僕はどうやら2月の理論合宿@城崎温泉で発表、ということになりそうです。

 ゼミ後は先生も含めて有志で駅近くの蕎麦屋へ。国立市内で一番の老舗という 「志田」 という蕎麦屋で、ゼミ後にここに通うのは10年以上続く儀式(?)なのだそうです。今日は卍先生の隣に座らせていただき、ビールを飲んでそばをすすりつつ、いろいろとお話を聞かせていただきました。どうもありがとうございます。胃の調子が悪いので、あまり飲み食いできず、一番シンプルなもりそばしか食べられなかったのが残念です。周りの人が食べていた鴨せいろがおいしそうだった。。


<鴨ネギの塩焼き>
 
<もりそば(400円)>

 蕎麦屋で8時過ぎまで食事をした後、今度は世田谷まで戻って後輩のサプライズ・バースデーパーティーに参加してきました。25歳、おめでとう!


過去の日記

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モドル

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