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2010年 5月

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5月31日(月) 【ニンニクの力】

 今日は引き続き家に篭ってお仕事。昨日の真希で注文した「にんにくの爆弾揚げ」がかなり効いているようで、胃が痛いです。ニンニクまるごと1個半くらい食べた計算になるので、いくら揚げてあると言っても食べ過ぎた。しかしそれに懲りずに、夕方吉祥寺のぶぶかで油そばに生ニンニク+ラー油を大量に入れてしまったものだから、さらに胃がおかしなことになりました。ああいかんいかん。


5月30日() 【SIMロック】

 ここから数日間は学会用フルペーパー執筆と水曜報告の準備。二つの扱う事例が違うので、平行してやるとなると頭の切り替えが難しいですが、どちらにしてもやらないといけないので。うーん、頭が痛い・・・。

 夜は湾岸太郎、HYの二人と吉祥寺で食事をすることになり、真希そばへ。いつも行く南口の1号店ではなく、北口の3号店へ行ってみました。湾岸太郎さんが振るう熱弁をBGMにして、豚しゃぶやチキン南蛮、そばなど。この前新潟で食べたそばと天麩羅よりもおいしかった。多分へぎそばじゃないけど、須坂屋で食べたへぎそばよりへぎそばっぽいです。ただ、雰囲気は洒落ているのに人が少なかったのが気になります。料理もなかなかおいしいのだけど、立地が悪いのだろうか。


<豚冷しゃぶ>

<チキン南蛮>

<天麩羅盛り合わせ>

<真希そば3人前>

 次は湾岸太郎君の新居、阿佐ヶ谷で飲みましょうかね。


5月29日() 【「オレもアメリカだ」】

 やっぱり何となく熱っぽいような気がしないでもないですが、体温計が壊れてしまったので分かりません。今日は江東区の図書館に行こうと(ついでに食べログの東京ラーメンランキング一位の店でつけ麺を食べようと)思っていたけど、大事を取ってやめました。図書館(と一位のつけ麺)は月曜日に行こう。

 夜はサークルの先輩Wさんがアメリカに留学するということで、渋谷でその壮行会。僕が大学に入学したとき、上クラにいたのがWさんで、Wさんがいたからこのサークルに入ったと言われても過言ではありません。オリ合宿で熱く語られたことを思い出します。行動力のある方なので、アメリカでもきっと活躍してくれることと思います。

 うちのサークルの人は結構な割合で留学していて、特に官庁に入った人はほとんどが国費留学しています。そういう制度があるのは羨ましいなぁと思いつつも、僕のように研究職を目指す人間でもそういった留学手段は多々あるわけで、いつかは留学と正面から向き合わないといけないと思いながらもこの歳になってしまいました。僕の研究テーマだと間違いなくヨーロッパなんだろうけど、今日の話を聞くとミーハーだけどアメリカに行きたくなってきました。ドクター後でいいので、一年でもいいから行っておきたい。


<夜の渋谷>

 帰りは吉祥寺に寄り、本当に久々にホープ軒でラーメン。カップ麺のような締りのない縮れ麺は、ごくたまに無性に食べたくなります。一昨年の8月に食べているので、約2年ぶり。そのときも「約2年ぶり」と書いているので、2年に1回食べたくなるということでしょうか。次は2012年かな。


5月28日(金) 【OFF】

 今日は首都大のS文庫整理の仕事を休ませてもらって、午前中は完全休養。最近の体の重さ・だるさはやっぱり疲れからきていたようで、じっくりゆっくりと寝ることで、38度あった熱も下がり、体もすっきりしました。喉も痛くないし鼻水も出ないので多分そうだろうとは思っていたけど、よかった。午後には体調もよくなったので、午後のGゼミに出ようかと思ったら五月祭準備で休講ということで、思いがけず一日休みになりました。お陰で荒れ果てていた部屋の掃除・洗濯もできて、いろいろなことが落ち着いた感じです。

 そういうわけで今日は5月5日以来の完全OFF(=全く何もしない日)。月末までに書かないといけないフルペーパーとか、来週水曜日の研究会での報告とか、再来週の輪読コメントとか、直近の懸案事項はちょこちょこありますが、体を壊しては元も子もないので、休めるときに休んでおかないといけません。研究も体が資本。9時5時と言ってもそれは名ばかりで、帰宅後も土日も勤務時間と同じようなことをしていると、メリハリがなくなってしまってついつい体を追い込んでしまいます。休もうと思ったときに休むことに集中できる才能というのも、研究者には必要なのかもしれません。6月に入ったら新しい仕事も一つ増えるので、今のうちにゼナ飲んで元気を蓄えておきます。


5月27日(木) 【重力がきつくのしかかる】

 結局昨日はイライラしすぎて寝られず、朝7時前になってようやく仮眠を取ることができました。しかし寝てから見た夢がこれまたうなされるような感じの夢で、もう嫌になっちゃう。調査でヘリコプターに乗って離島に行くという話だったのだけど、僕が最後にヘリコプターに乗ろうとしたら、「君は何もしないからいらない」と突き飛ばされ、遠ざかっていくヘリコプターをただ唖然と見つめるという夢でした。僕の精神状態は大丈夫だろうか。とまあ散々な夜ではありましたが、考えてみるとうなちゃん・まっちゃんは何も悪くないので、せっかく撮った写真を載せておきます。まっちゃんのモツ煮と日本酒はたまらん。


<歴史あるうなちゃん>

<うなちゃんのうなぎ白焼き>

<まっちゃんのモツ煮と日本酒>

<まっちゃんのハツ・レバー>

 イライラしすぎて疲れたのと睡眠が足りなかったのとで、今日は本当に体が重く、どうしようもならないくらいだるい一日でした。体は火照っているのに寒気がするという、どう考えても風邪を引きつつある感じです。なのでアリナミンVを飲んで10時9時国立。午前中にガクシン申請書の最終稿を揃えて提出し、午後は勉強会で財政学テキスト読了。財政社会学というのもが大体分かったのでまあよかったかと。ただ、今回のテキストだと政治学にも経済学にも解釈できるように思ったので、実際のところ「財政学」というものが何を指しているのかが良く分からなくなりました。

 その後夕方ゼミに出て、夜はいつものアフター蕎麦屋でカツ丼。ちなみに昼はモスバーガーで期間限定という「ぜいたくモスチーズバーガー」を食べてみました。640円と高価です。16段もあるので、具がはみ出して食べ辛いことこの上ないですが、モスバーガーがお届けするだけあってさすがにおいしい。国立のモスバーガーは店の雰囲気も開放的で良いので、一人でゆっくりしたいときには重宝します。


<昼:ぜいたくモスチーズバーガー>

<夜:いつもの蕎麦屋のカツ丼>

 そろそろ公募(=就職活動)を、と思っているので、今年度から公募情報サイトに登録しています。毎朝公募情報をメールで届けてくれますが、昨日は故郷の市立大学の公募が出ていました。しかも分野が都市環境論という、僕の専門といっても大丈夫なくらいの公募。知っている人は知っている通り、市大(故郷ではこう略す)は僕が生まれてから19年過ごした地区にあります。小学校時代のそろばん大会も、3年間連続で受けたセンター試験も、会場は全て家から徒歩5分だった市大。かなり懐かしいです。

 しかしだからこそ、万が一にも市大に就職することになれば、人生スタート地点に戻るような気がします。大きな夢を持って上京したはずなのに、結局帰り着くところは生まれ育った場所。それは正直何か空しい。市大は決して悪い大学ではないけれど、そういった複雑な心境もあり、市大はパスしてしまう対象になってしまいます。まあ、そんな選り好みしていてはいけないなんて百も承知ですが・・・。小さい頃の思い出は、思い出のまま残しておきたい。


5月26日(水) 【うなぎも焼き鳥もおいしいが】

 9時5時国立で、午前・午後と二つの研究会。午前の方はまあいいとして、午後のI客員教授の報告は個人的に知らないこと、しかし一度は勉強しておかなければならないことだと思っていたので勉強になりました。貿易と農業と環境と。ただ、質問をしてみたものの、きちんと歴史を知らないと近視眼な質問になってしまうと反省しております。この辺りのテーマはこれからきちんとフォローしておかないとなあ。博論後を見据え、国際レジームの研究にも足を突っ込んでいかないと。

 勤務後、D1Y君が見て欲しいものがあるというので、ついでに飲むことにして老舗のうなちゃんとまっちゃんをはしご。当初はうなちゃんだけでサクッと帰るつもりでしたが、うなちゃんで腹立たしいことがあって二件目に行かないと気が済まなくなり、まっちゃんまで行きました。実は初まっちゃん。いらいらには日本酒と焼き鳥が合う。それでもこういう居酒屋はサクッと帰るのがよいので、8時には帰宅。


5月25日(火) 【プラス2日】

 目が覚めたら8時半で、初めてやってしまいました。やっぱり出先ではぐっすり寝られないので、疲れがたまってしまっていたようです。という言い訳をしつつ、いそいそと国立へ行き10時5時国立。勤務終了後は四ツ谷まで。四ツ谷駅前で、とんぼを指差した女の子の像を見つけたので、思わず写真に収めました。というのもこの像、この前栃木県の佐野に行ったときにも見たからです。あれも駅前だった。改めてこうやって写真を並べてみると、やっぱり同じです。この像は全国的に流行っているのでしょうか。


<四ツ谷駅前で見つけた像>

<cf.この前佐野駅前で見つけた像>

 四ツ谷まで来たのは麹町のとある環境関連コンサルでの面談があるためです。例の留学生の後輩がここでバイトをしていて、新しいプロジェクトに向けて環境問題全般に通じた若い専門家を探している、とか何かで僕を紹介したらしく。。正直なところ、これ以上仕事を増やすと論文が書けなくなるし、そもそも体が持ちません。なのでお断りするつもりで話をしにきました。しかし相手方の話を聞いてみると、お忙しいところを何とかとか、出来る範囲でいいのでとかで、断り切れる雰囲気ではなくなり・・・。

 結局、僕の空いている月・金(・土)をベースにしつつも国立の方を優先する、きつかったらさらに人員を補填するという条件で、6月からとりあえずスタートさせてみることで手を打ちました。しかし自分が断り切れない人間だと思うと情けない。僕ももう自分を安売りしたくないので、やるからにはそれなりの対価を求めつつ、可能な限りでやってみようとは思います。もうこれで、完全なる週5日労働になり、ワーキングプアまっしぐらです。

 面談が終わったら7時過ぎだったので、麹町で夕食を食べて帰ることに。前から行ってみたかった、 「めん徳二代目つじ田 麹町店」 を訪れてみました。カウンターのみ8席の小さな店です。つけ麺の方が有名らしいので、「二代目つけめん(980円)」を注文。スープは豚骨と鶏がら、魚介などのミックス。麺は有名な三河屋製麺。すだちが付いてきます。カウンターにあった「食べ方」を見ると、

 1、まずそのまま食べる
 2、3分の1程度食べたら麺にすだちをかけて食べる
 3、最後の3分の1は黒七味をかけて食べる

 ということだったので、それにしたがって食べました。まず、スープが濃厚で優しい味。そこまで油も強くなく、和風の香りがします。すだちをかけて食べると少しメリハリが出て、最後の黒七味で辛味が出て味が引き締まると、確かに三段階の味の変化が楽しめました。一番驚いたのは最後のスープ割りで、普通スープ割りで薄くなるものですが、ここのスープ割りは味の濃さは変わらないものの、コクだけが濃厚になっていました。非常に不思議なスープ割り。全体を通しておいしかった。確かに人気店だけのことはあると思いました。ただ、値段が950円と結構高いので、そこだけがネックかな。やっぱりラーメンに1000円近くかけるのは高い。


<麺>

<つけ汁>

 8時帰宅。明日は午前・午後と研究会なので、途中で寝ないためにも今日は早めに寝ます。


5月24日(月) 【新潟は食べ物がうまい】

 新潟・佐渡調査から戻ってきました。

 今回は日程がタイトで、調査というよりは出張という感じが強く、偉い先生方も多かったので若干の気疲れがありましたが、何とか無事に終わってよかった。新潟では新潟水俣病の第一人者の方との懇談会、佐渡では佐渡市を初めとしたシンポジウムに招待側として参加と、個人的にもなかなか有意義な時間が過ごせました。「佐渡の現状を見ていただきたい」という主催者側の意向もあり、金山や史跡、朱鷺保護センターなど、佐渡の見所を見ることができたのもよかった。そして何より、主催者側の豪勢なおもてなしにより、料理に関しては今までの調査で一番じゃないかと思うくらい豪華でした。佐渡産コシヒカリの寿司、佐渡マグロ、南蛮エビ、鯛の煮付けと刺身に、食べ放題の佐渡牛のすき焼き。今思い出しただけでも美味しさが脳内再現されて震えが止まらなくなりそうです。

 調査自体は昨日の夕方で終わりだったので、今日は一人新潟に延泊して、北部の村上まで行ってきました。鮭と黒壁が見所の、しっとりとした街です。しかし、今日は全国的な雨風の影響で、電車が遅れまくり、街歩きでは濡れまくりと散々な結果に終わってしまいました。おいしい鮭料理を食べたかったけど、その余裕がなかったからなあ。

 これまで新潟はあまり知りませんでしたが、思った以上に奥が深い場所だということが分かりました。またゆっくりと、今度は温泉にでも浸かりながら新潟を満喫したいと思います。


5月21日(金)〜24日(月) 【新潟・佐渡調査】

 旅行記のページをどうぞ(現在製作中)


5月20日(木) 【アーモンド坦々つけ麺】

 午前中国立へ行き、午後は虎ノ門に出ておーらる。ついに核心部分に入ってきて、話が面白くなってきました。おーらる後、久々にYSさんとお茶をして、いろいろ話をさせてもらいました。最近僕の中にモヤモヤしたものが溜まりだしていましたが、話を聞いていただいてそのモヤモヤしたものが晴れた感じです。ありがとうございました。

 夜は駒場でSKS研究会、もしくは再び国立に戻って院ゼミ。しかし何だか疲れてしまっていたのと、明日からの調査随行の準備ということで、どちらとも欠席させてもらいました。帰りは渋谷で適当にラーメンでもと思ってぶらぶらしてみたものの、どうも食べたいと思うラーメンがない。ということで、てくてくと歩いて神泉まで行き、久々に 「轍」 でアーモンド坦々つけ麺を食べてきました。和風で化学調味料不使用の優しい味。駒場から井の頭に引っ越して2年。今住んでいる場所は吉祥寺にも近く住みやすいですが、唯一駒場時代に劣っているのは、この轍と渋谷のはやしに歩いて行けなくなったことです。


<麺>

<つけ汁>

 明日から新潟・佐渡に行ってきます。月曜までさようなら。


5月19日(水) 【提出先を間違えてひやひやする】

 かなり遅ればせながら、twitter始めました。しかし使い方が良く分かりません。どこでどう使えば効果的なのか。そもそも知り合いで誰がやっているのかもしらないし。でも世間の流れについていかなければならないので、とりあえず登録です。本名のローマ字表記で登録しましたので、興味ある方は探してみてください。

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 今日は9時4時国立。風邪なのか何なのか分からないけど風邪薬を飲んだら、日中眠くて仕方なくなりました。でもお陰で体調も良くなったので、週末は何とかなりそうです。今日は昼間に書物移動という肉体労働をして、その後皆で大学近くにある 「ask a giraffe」 へ行って昼食。直訳すると「キリンに聞け!」。毎日前を通るたびに、お洒落なカフェだなぁと思ってはいたものの、男一人で入る勇気はありませんでした。あの一角だけ切り取れば、表参道と言っても過言ではないくらいのシチュエーションなので。案の定というか、店に入ると僕ら以外は皆若い女性で、an・anとかvivi読んでそうなファッションの人ばかりです。

 どうにも座りが悪い中、ランチメニューのチキン南蛮プレートを。お洒落な店のお洒落なランチだけあって、見た目がお洒落です。カメラを持っていかなかったのが悔やまれる。まあそれはいいとして、チキン南蛮を食べると、口蹄疫で苦しんでいる宮崎県のことが想われました。移動した初年度に大問題にぶつかっているあおかつ君は頑張っているだろうか。

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 土曜日に送信した国際学会の要旨の件で、折り返し連絡がないなあと思っていたら、どうも僕が宛先のアドレスを間違っていたようでした。アドレスが三つある中で、要旨提出用ではなく問い合わせ用のアドレスに送ってしまっていたらしい。分かった瞬間にスーッと血の気が引くのが分かりました。なのでそれはまずいと急いで学会事務局に問い合わせてみると、「大丈夫です受け取ってます、お返事をしなくて申し訳ありません」という返事が。何だかんだで無事事務局に渡っていたようです。よかったよかった。

 今回の件で分かったことは、鼻炎の薬を飲んで頭がぼーっとしているときに大事なメールを送ってはいけないということです。注意力と思考力が過度に低下するので危ないことこの上ない。改めて要旨を見返してみると、文章めちゃくちゃだし。。ということで、無事に届いてはいたけれど、要旨審査の段階で落とされるのではないかと冷や冷やしております。


5月18日(火) 【ゼナで元気】

 10時5時国立。いつもより1時間遅いのは、中央線が人身事故の影響で遅れていたからで、決して寝坊とかそういうわけではないです。。まあ寝坊して遅れても誰も何も言わないということは分かってきたのだけど、それをやってしまうと僕の性格上堕落してしまうのはほぼ間違いないので、自分を律するためにも決められた時間に出勤することを心掛けます。

 しかし体調は一向に上向かず。喉の痛みや鼻水は完全に治ったのだけど、熱っぽさとだるさ、それと胃か胸か分からない場所の不快感が抜けません。この胃か胸か分からない場所の痛みと不快感というのは、大学4年生の夏にも経験した症状で、あの時はどうしようもならずに1週間ほど寝込みました。そのときは病院に行かなかったので、結局何の病気だったのか分からないままですが、6年後の今も生きているので、少なくとも癌ではないことは確かです。もしかしたら心臓周辺が疲れているのかもしれないし、単なる胃の痛みかもしれない。6年前みたいに酷くなって、寝込む事態にならなければ良いけど。

 ということもあって今日は調子が上がらず、元気を出そうと思ってスタ丼を食べたら逆に気持ちが悪くなり、これはいかんと500円出してゼナを飲み、夕方家に着いてから横になって寝ていました。もはや風邪なのか何なのか分からないですが、早く回復してくれることを祈るのみ。「500円出したんだから効かないはずがない」という思い込みで元気になりたいもんです。


5月17日(月) 【ファイト一発】

 朝6時前に帰ってきてから即寝て、昼前に起床。風邪っぽいと分かっていながら徹夜で歌ってしまったので、寝る前にリポビタンDを飲んでみましたが、あまり効果は無いようでした。鼻づまりが酷い。頭がぼんやりして、仕事のスピードはいつもの3分の1程度に落ち込んでいます。週末の調査までに完璧にしておきたいけれど。


5月16日() 【ドカーンと一発】

 昨日は夕方くらいから酷い鼻炎になって、薬を飲みつつ意識を朦朧とさせながら英語要旨を仕上げたのだけど、一晩明けてみてどうも風邪っぽいことが分かりました。若干の寒気と熱っぽさ。風邪由来の鼻炎なのか、それともアレルギー由来の鼻炎なのか、判断しかねるので困ります。体が火照っているのか久しぶりに大量の寝汗をかいて、10代の頃を思い出しました。

 7月上旬に締め切りだった英語フルペーパーは、卍先生の御好意で全文翻訳を委託するということに。これでは英語能力が上達しないので一時的な逃げではありますが、今回は正直助かりました。しかしそのための日本語論文を5月末までに仕上げろということで、今日から急遽そっちにとりかかることに。今から7月までの2ヶ月間、報告やら論文の締め切りやらでいよいよテトリス形式になってきたので、早めにやるに越したことはありません。何だか休めんなあ・・・。

 しかし風邪気味でもたまには飲まないとやってらんないので、5時に下北沢へ。久々に後輩N君と飲む約束をしていました。地ビールが飲みたいというN君の要望で 「うしとら」 へ。N君のブログを見て少し心配になったので飲もうと思ってましたが、彼もどうやら元気に回復していたのでよかった。最初にグラス一杯の志賀高原DPAを飲んで、その後は下の写真にあるエーデルワイス・ヴァイスビア(オーストリア)とベアレン・シュバルツ(岩手)を。お日様も高い夕方5時から飲むのは背徳感抜群です。僕はヒューガルデンホワイトのような甘くフルーティーなビールが好きなので、それに近いエーデルワイスがおいしくいただけました。


<エーデルワイス・ヴァイスビア>

<ベアレン・シュバルツ>

 ここは料理も一風変わっていて、烏賊の一夜干しを注文したら烏賊がそのまま出てきました。短冊切りになった普通の一夜干しを想像していただけに、少し拍子抜け。烏賊一杯丸ごとなので肝もそのままあり、苦味がたまりません。あと、たまごかけご飯がかなりおいしかった。特殊な出汁でも使ってるんだろうか。


<牡蠣の燻製>

<烏賊の一夜干し>

<肉の燻製>

<たまごかけご飯>

 時間も早いので(まだ6時半)二次会。N君より学年が一つ上のN君を呼んで、南口にある 「宿場」 へ。どれもこれも値段が安く、日本酒も豊富。下北暦10年になりますが、こういう居酒屋があるとは知らなかった。山芋のポテトフライは、外がサクッと中がふわっとで、かなりレベルの高い一品でした。歴代トップスリーに入るおいしさかもしれん。うしとらのようなお洒落なバー形式の店もいいですが、こういった大衆的な雰囲気の漂う雑然とした居酒屋も居心地が良いです。結局11時くらいまで飲んで、3人で7000円くらい。さっと立ち寄るだけなら、せんべろ出来そうです。


<宿場>

<生キャベツと山芋フライ>

<白モツの辛味炒め>

<骨のから揚げ(150円くらいだったような)>

 この後、どうしても歌って発散したい気分になったので、ダブルN君を引き連れてカラオケへ。酒を飲んだら叫ばないとやってられない気分になり。。フリータイム1300円で朝5時まで歌いまくってきました。お陰で心身共にすっきりです。カラオケオールナイトなんていつ以来だろうか。たまにはこういう日もないとねえ。ただ、風邪気味で少し喉が痛かったので、高い声を出せなかったのが残念。高い声はまたの機会の楽しみにとっておきます。


5月15日() 【どんなに考えても(英語では)3分の1も伝わらない】

 今日が提出締め切りだった国際学会の要旨提出、途中で何度か放り出しそうになりながらも、何とか提出しました。A4で2ページとはいえ、英語は本当に疲れました。僕の頭は最初から英語で書けるほど英語頭ではなく、とりあえず日本語で書いて、そこから英語に翻訳して書いていくという形なので、かかる時間は最低でもいつもの2倍です。英語にしてみると、日本語で言いたいことが上手く伝えられないもどかしさが半端ありません。普段英語は読んでも書かないので、頭が沸騰しそうです。最後の頼みとしていたエキサイト翻訳さんにもお世話になりましたが、最後はやっぱりエキサイト翻訳じゃだめなんだよなあ・・・。超高性能翻訳機の登場が待ち遠しい。いや、そうじゃなくてもっと英語に慣れていかないと。

 しかし要旨程度で根を上げていたら、二ヵ月後に提出するフルペーパーとか、本番の発表とかどうするんだろうか。そもそも今回の要旨の意味が通らずに、落とされてしまうという可能性も大ではありますが。

 疲れたので明日は休もう。


5月14日(金) 【1聞かれて10喋る】

 午前中は南大沢の首都大へ。一ヵ月半振りにS先生の蔵書整理を再開するということで、その手伝いです。午前中の東京は本当に良い天気で、南大沢の人工的な駅前でも思わず写真を撮ってしまいたくなる気持ちよさでした。キャンパスの新緑も青空に映えてます。午後から段々と曇ったのが残念。


<南大沢駅前>

<新緑の映える良い天気>

 今日は今後の方向性の打ち合わせに加え、S先生の極秘昔話を聞くことが主だったので、ほんとんど労働らしきことをすることなく、2時過ぎに終了。その後は駒場へ行き、40分くらい送れてGゼミに参加。ゼミ後は留学生の後輩達が修論の相談があるというので、構内のイタリアントマトでほとんど一方的にあれやこれやしゃべっていたら、既に6時半近くでした。僕の場合、修論に関する相談をされると、自分の中で勝手に構成してしまって、「ここをこうしてこういう分析をしたらこういう結果が出て、こういう次への課題が出てくるのではないか」という論文の一連の流れを相手に話してしまいます。正直言ってこんなに全部言ったらいかんなあと、今日は猛省しています。それでは相手のために全くなりません。アドバイスというのはその程度が難しい。ヒントをだけを与える、ということができないのは、僕もまだまだということでしょうか。


5月13日(木) 【新緑のまぶしい季節】

 9時9時国立。今日は11時頃早めの昼食を取りに老舗の 「ロージナ茶房」 へ行き、カボチャキーマカレーを食べてみました(980円)。名物のザイカレーは量が多い上に辛くて撃沈してしまったので、その恐ろしさが若干脳裏をかすめましたが、カボチャキーマカレーは「ちょうどよい大盛りと辛さ」で一安心。カボチャ+キーマカレーなので甘くて物体的なものを想像していたら、出てきたカレーはトマトの酸味ばっちりのトロトロ系だったので、良くも悪くも期待を裏切られた感じです。そして何より、食後のアイスコーヒーがうまい。渋みがたまりません。家で飲んでるネスカフェゴールドブレンドとは大違い。


<ロージナ茶房のカボチャキーマカレー>

<新緑の季節の国立大学通り>

 午後は1時から勉強会で、先週に引き続いて財政学テキスト輪読。今週は担当だったのでレジュメを切り、報告させてもらいました。財政学のシステマチックな部分を勉強するというよりは、「その根底に流れる大きなテーゼを批判的に検討する」のが目的で、そういう読み方をすると財政学もかなり面白く読めます。目からウロコ。そしてそれを元に、参加者でガヤガヤと議論するのは楽しいです。今までこんな環境ほとんどなかったからな・・・。もっと早く、国立に出入りしていればよかった。

 夕方のゼミではFさんの博論構想を聞いて、自分も頑張らんとなあと思い、その後いつもの蕎麦屋で夕食。以前卍先生から「発表しろ」と言われていた8月の国際学会ですが、音沙汰がないのでどうしたもんかと思っていたら、昨日先生から「要旨提出は今週末土曜日まで」という衝撃のメールが届きました。何という直前・・・。しかしこういう機会をモノにしていかないといつまで経っても前に進まない。「逃げない」というのは今年のテーマなので、やれるところまでやってみることにします。ただ、あと二日でA4で2ページ分の英語要旨を書けるのだろうか。そして7月10日までに英語でフルペーパー書けるのだろうか。まだ構想を日本語にすらしていないというのに。

 このまま行くと、8月は18・19で札幌の国際学会に参加し、1日置いてから中国の西安・延安調査へ、そして帰ってきたら名古屋の学会で報告と、何かリゲインを飲んでるサラリーマンみたいな感じになってしまいます。世界中とは言わないまでも、いろいろな場所を飛び回る研究者に対する憧れというものは少なからずありました。しかし実際にそういう事態に直面すると、日和ってしまうというか何というか。。体力的に持つかどうか心配ですが、(あとは英語での報告が精神的にもかなり不安ですが)、今年の山場と考えてリゲイン飲んで頑張ります。この状況は幸せなんだと考えないとね。

 とりあえず、あと二日。明日は首都大→駒場。


5月12日(水) 【天気予報なんて当てにならんのだよ】

 朝のニュースを見ていたら今日の東京は雨のち晴れだと言っていて、8時頃には日差しも出てきたので、今日は晴れるものだと思い国立へ。ところが9時頃国立へ着くとまさかの大雨でした。雷も鳴っている始末。みのもんたが晴れると言っていたから傘持ってないし。仕方なく駅のキオスクで500円のビニール傘を買い、神戸屋キッチンでモーニングを食べながら雨宿りしました。バタートーストとウインナーとポテトサラダにコーヒーがついて380円なら結構安いです。しかし雨が降らなければ入らなかったわけで、傘代も含めると880円の無駄遣い。何だかなあ・・・。

 ということで今日も9時5時国立。午前中は前年度の報告書のページ埋め込み作業をし、これでめでたく報告書は完成のようです。トータルで約400ページの大作。頑張ってテープ起こしした甲斐がありました。報告書を見ると、改めて去年はいろいろなところに調査に行っているのが分かります。行き過ぎと言っても過言ではないくらいです。体力的にも良く頑張った。今年はもしかしたらそれ以上になるかもしれないので、気合を入れておかないと。

 昼食は特講Yさん、留学生のFuさんと海南チキンライスの 「夢飯」 へ。西荻窪の本店には過去一度行ったことがありますが(2009年10月19日)、国立は初めて。腹も減っていたので、フライドチキンライスの大(980円)を。ご飯がタイ米で、香米というだけあってほのかにジャスミンの香りがします。実はタイ米を食べたのは初めてのような気がしますが、これはこれでおいしかった。大は結構なボリュームがあって、しかもチキンを揚げているので腹も膨れます。前にも書いたけど、日本で食べてこれだけおいしいのだから、本場はもっとおいしいのでしょう。シンガポールに行きたくなってきた。


<神戸屋キッチンで雨宿りしつつモーニングセット>

<海南フライドチキンライス>

 最近は「せんべろ」、つまり「千円でべろべろに酔える」という、お手軽で安い居酒屋が密かなブームのようです。吉祥寺だといせやがまさにそれなのかな。金欠気味なので、千円で前後不覚になれるのはありがたい話。僕も勇気を出してせんべろ居酒屋を開拓してみようと思います。


5月11日(火) 【雨】

 9時6時国立。この前の調査のテープ起こしに取り掛からないとと思いつつも、後輩のガクシン申請書や論文を見てコメントを書き、明後日の勉強会の準備が半分終わったところで夕方6時。もう少しスピードを上げないとなあ・・・。申請書の方は学科のDの後輩さんにお願いされたもので、僕の分野に近いこともあって、読んでコメントを書きつつもこちらも勉強になりました。一方論文の方は例の去年チューターをやっていた留学生からで、殊勝にも「論文書いたから見てください」というので期待してましたが、実際中身を見てみるとデータブックのデータをそのまままとめただけの資料編でしかなく、ガクっときてしまいました。先週金曜日に喜んだのは一体何だったんだ。もう一回、きちんと教えておかないと。修論が心配です。


5月10日(月) 【今日につめたくされているのです♪】 

 昨日も寝る前に5kmジョギング。ブランクがあるとはいえ、さすがに去年の今頃毎日10km走っていたお陰で、体の戻りが早いです。去年の走り始めみたいに膝がやられることもないし、3kmで息があがることもない。慣れというのは偉大なものです。が、体重は減らずに微増するばかり。開始3日くらいで効果を求めても仕方がないのは分かっていますが。

 今日は朝起きてからガクシンを仕上げ、昼から国立へ。途中三鷹で途中下車して、いわゆるエキナカにある 「石焼ごはん倶楽部」 で昼食。普通の焼豚青ねぎ焼き飯に、一応体に気を使ってサラダをつけてみました。これで1000円。こういう石焼物ではおこげを作るのが好きなので、よく混ぜた上でしばらく放置します。味は上品で、体には良さそうです。改札の中に飲食店があるというのはありがたい。


<石焼ごはんのランチセット サラダが大きい>

<焼豚青ねぎ>

 国立でガクシンを提出し、そしてようやく出来上がった職員証をもらって帰宅。しかし今日は何だか異様に疲れていて、体もぐったりという感じでした。こういうときはがっつり油っぽいものを食べるに限る!ということで、夜は再び吉祥寺に出て一風堂へ。赤丸かさね味+肉増し+替え玉に生ビールも頼んで腹いっぱいになりました。久々に二食外食してしまった。食べることでストレス解消するというのはどこかのOLみたいですが、たまにはそれもいいか。ただ、一風堂は元々が高いので、ビールも肉も替え玉もとなると全部で1700円を越えてしまい、会計のときになって我に返りました。あと赤丸が新味からかさね味になって、個人的には退化したようにしか思えません。マー油が強すぎて全然調和が取れている感じがしない。豚骨のよさが消されてます。白丸を頼むか、もしくはねぎしに行って牛カルビ+豚ロースのセットを食べるべきだった。


<一風堂の赤丸かさね味>

<替え玉をして辛し高菜と唐辛子もやしを入れまくる>

 帰りに上海焼小籠包の店の前を通ったら行列がなかったので、6個買って家でおいしくいただきました。今日は体はだるいけど、食欲だけは収まらない。こういうことをしているから太るのか。


5月9日() 【ホカホカ日曜日】

 昨日寝る前にジョギング5km。毎日10kmとか最初から気合を入れすぎると、関節を痛めたり筋肉痛で歩けなくなったりとろくな事がないのは経験済みなので、今回は徐々に体を慣らしていく感じで。しかし走っているのに体重が増えているというのはどういうことか。もう70kg目前です。去年の今頃は60kg切ってたのになあ・・・。やっぱり調査の食事がおいしくて食べ過ぎてしまったのだろうか。人間食欲に負けてしまうとろくなことがありません。

 今日は一日ガクシン申請書の仕上げで、買い物で近所のスーパーに行ったくらい。陰鬱な気になりますが、今年は大事な年なので我慢です。申請書は明日が締め切りなので、勤務日でもないのに国立に行かなければなりません。こういう時って勤務日の振り替えできないのでしょうか。

 夜、NNNドキュメント「未来への診断書 水俣病と原田正純の50年」。この前の水俣調査ではすれ違いになって、原田先生にお会いしてお話を伺えなかったのが残念でした。あと、将来講義を持つことを考えたら、今日の番組はブルーレイで録画しておくべきだった(ブルーレイ持ってないけど)。残念なことが多すぎます。 


5月8日() 【未知】

 ガクシン申請書に加えて他の研究助成金の申請書を睨みつつ、夕方買い物で吉祥寺へ。本屋で新潟・佐渡のガイドブックを買い、ぶぶかで油そばを食べ、焼き小籠包を買おうかと思ったらあまりに行列が長かったのでやめてしまったと、そんな感じの過ごし方です。

 「30歳までに日本全国を回る」という目標は残念ながら達成できませんでした。都道府県単位で見ると、唯一未踏なのは愛媛県のみですが、細かいところを見れば行ってないところは多々あります。加えて最近では行ったことがある場所に再び行くということが多く、初めて訪れるときの「わくわく感」を感じられる場所が段々と少なくなってきています。思ったよりも日本は広く見所がある。そもそも30歳までに全部見て回ろうというのが無理だった。ああ、最近は時間が取れないけど新しいところに行ってみたい。

 そんな中、再来週に調査で随行する予定の新潟・佐渡は初めての土地なので、久々にわくわくしています。新潟は乗り換えでしか降りたことがないし、佐渡にはそもそも行ったことがない。みかづきのイタリアン、とんかつ太郎のタレカツ丼、せきとりの若鶏半身カレー揚げ、加島屋の長作丼、越後屋のコシヒカリおにぎり、笹団子、日本酒、ちょっと足を伸ばして新発田のオッチャホイとか。あ、いかんいかん、調査の随行だ、と思いながらも、顔はほころびます。食べ物ばかりですが。今日はそんなこともあって、久しぶりにガイドブックを買ってしまいました。

 いかんいかん、調査だ。


5月7日(金) 【自然派は高い】

 今日は午後から久々の駒場。久々にGゼミに出て、その後○△先生からガクシン評価書への押印をしてもらいました。僕が書く申請書の内容は結構変えましたが、先生方の評価書は去年と同じにしたので(こんなこと書くと僕が下書きしたのばれるけど)先生には迷惑をかけることなく。昨日受け入れの△↓さんにも評価書へ押印してもらったので、これで2通の評価書がそろい、後は僕がきちんと申請書を書き上げて月曜日に提出するだけ。土日で上手く仕上げないと。あと、かなり悩んだ挙句に専攻の査読雑誌にエントリーしました。原稿締め切りが来月末なので、かなりタイトなスケジュールですが、今年は自分を追い込むという意味でやらないといけません。あ、山手は時間がなかったので食べられず。残念。

 その後、去年チューターをやっていた留学生の後輩が修論の相談があるということで、一緒に吉祥寺に戻って旧伊勢丹地下にある 「わらべ」 へ。自然派バイキングの店だそうです。長いこと吉祥寺をうろついていながら、初めてこの店の存在に気が付きました。伊勢丹の地下は高いイメージがあって、近寄り難かったからなあ。自然派バイキングだと銘打つだけあって、おいしそうだけど体にも良さそうなものばかりでした。実際どの料理もおいしい。しかし、バイキングだといわれるとどうしても多めに盛ってしまい、結局食べすぎになります。あと、9つに分かれたプレートは去年の夏の知床の悪夢が思い出されるので、若干マイナスポイントです。まあ、値段も結構高くて一人1850円。奢れば4000円近く。おいそれと来ることはできそうにありません。


<わらべのバイキング一皿目>

<二杯目は穴子ひつまぶし茶漬けにしてみる>

 食事をしつつ、後輩の研究計画を見ながらいろいろと話。去年の今頃は「日本の研究は細かいところに拘りすぎている」とか言っていて、これは認識を変えて行くのが大変だと思いましたが、一年後の今日は「中国の先行研究は研究の体をなしていない」と言っており、しっかりと日本色の研究認識に染まってくれたようです。一年間で結構成長していて、チューターは無駄じゃなかったなあと若干嬉しくなりました。地頭はかなり良い子なので、頑張って修士論文を書いてほしいと思います。


5月6日(木) 【基礎のお勉強】

 昨日の夜はたった4km走っただけで、息は上がるし足が前に進まなくなりました。走らないとこんなになるものか。しかし走らないと本当にまずいので、最初は1日おきくらいでも出来るだけ長く走ります。

 今日は連休明けで9時23時国立。午後は今週から始まった自主勉強会の一発目で、財政学テキストの輪読。財政的な議論はちょこちょこ論文の中に織り込んだりしますが、真正面から財政学に向き合ったことはないので、この際勉強してしまおうかと。とは言っても知識を入れる勉強自体なら一人でもできるので、全体を俯瞰しつつ「批判的に読む」ことを目的に、マスターの学生に対する教育的効果をもたらすことを含めて取り組んでいきたいと思います。まあ、読んでいるのがZ野さんの財政社会学なので、いわゆる近経的な財政学とは一線を画しておりますが。

 ゼミに出た後はいつもの蕎麦屋でアフターに参加し、卍先生の初期のお弟子さん(現在某大学准教授)がいらしていたので、先生を含めて4名で二次会へ。いろいろと学内行政の裏話を聞いて、学者の大変さを知りました。学者組織論とか研究してくれたら、結構面白い題材になりそうです。権力は人を変えてしまうということで、恐ろしや恐ろしや。

 明日は久々の駒場へ。休学しているとはいえ、行かなさすぎのような気もします。ただ一つ、山手のラーメンを食べるのが楽しみ。


5月5日() 【連休最終日】

 連休の最後二日は、調査の疲れを取る+勉強会の予習とガクシンの仕上げに当てるつもりでしましたが、結局調査の疲れを取るだけで終わってしまいそうです。今日も12時近くまで寝てしまった。洗濯と掃除をしたらそれで一日終わりそうです。いかんいかん。ただ、30代は「無茶をしない」ことを目標にしようと思うので、溜まった疲れはできるだけ早いうちに取っておきたいと思います。

 最近の夕食は手軽に野菜を取れるということで鍋にはまっており、今日は豆乳鍋にしてみました。成分無調整の豆乳を買ってきて、ニンニクのスライスと昆布で出汁を取り、まずは湯葉をを作って食べる。そしてその後は冷蔵庫にあった野菜・きのこ・豆腐と、あとは鹿児島黒豚の肩ばら肉を入れてぐつぐつと煮れば健康的な夕食の出来上がり。鹿児島に行ったので、鹿児島黒豚です。当たり前のように残ったので、明日の朝は残り+ラーメンを入れて朝食にします。鍋は総じて安くて楽なので重宝します。しかしこれから段々と暑くなるにつれて、鍋をするのが拷問のような季節になるはずで、だとしたら別の選択肢を考えないといけません。何かいい方法があるだろうか。


<最初は湯葉を作って食べる>

<適当に冷蔵庫にあったものをぶち込む>

 久しぶりに体脂肪計に乗ったら大変なことになっていたので、今日の夜からまた走ります。目標は10キロ減。痩せるのは難しいけど、太るのは本当に簡単だ・・・。


5月4日() 【次のステージへ】

 昨日の夜、調査から戻ってきました。先週までコートがいる寒さだと思っていたら、この連休中はずっと良い天気で、鹿児島・水俣は最高気温が28度まで上昇しました。調査中は結構歩いたので、3泊4日にも関わらず結構体力を消耗しています。ただ、今回もいろいろと新しい視点を知ることができ、内容としては満足です。毎回そうですが、自分のお金で行っているわけではないので、この調査内容を如何に還元していくか、しばらく考えたいと思います。

 私事ですが、5月2日に30歳の誕生日を迎えました。全然実感は湧きませんが、思えば遠くへ来たものです。20代の10年間は東京に出てきて学生をやり、前半激動後半やや落ち着いた感じの10年でした。10代・20代のときのように、何でもスポンジのように吸収できる時代は終わった気がします。これからは今まで吸収してきたものを、少しずつ吐き出しながら社会に還元していきたいと思っています。水俣という環境問題の原点のような場所で30歳の誕生日を迎えたのも何かの縁。これでもう正真正銘後戻りはできないので、今の道で行けるところまで行く覚悟です。

 これからの10年はどんなことが待っているのか、かなり不安な面もありますが、前向きに生きていきたいと思います。改めて、皆様のご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願いします。


5月1日()〜3日() 【水俣調査】

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モドル

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