2011年 3月

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3月31日(木) 【さようなら2010年度】

 一年納めの年度末。しかし仕事が溜まりすぎて、年度末の感じがしません。個人的に新年度は4月5日くらいまでお預け、といった感じです。

 昨日は仕事を進めていたら朝になり、少し寝ようと寝たのが朝9時過ぎ。目が覚めたら既に外は暗く、夜6時でした。完全に昼夜逆転してリズムも何もボロボロだけど、自分が蒔いた種なのでは仕方ありません。とりあえず、4月5月の調査報告分というかなり大きな部分が終わっただけでもよかった。こういうとき、自分が日記や旅行記を付けていてよかったと思います。日程や内容が簡単にでも確認できるのは大きい。

 僕の中ではそんな感じではありませんが、今日で2010年度も終わり。今年度は本当にあっという間に過ぎてしまった1年でした。去年の4月1日に立てた目標のうち、達成できたのは「学会発表2回」だけですが、それすらも同じテーマを日本語・英語でそれぞれ報告しただけなので、実際には怪しいところがあります。もちろん博論も書けなかった。ううむ・・・。

 東京に出てきたのが2001年4月1日。今日でちょうど上京して丸10年になりました。長い月日が経ったものです。あの頃の希望に満ちた自分が想像していた10年後の自分。10年後にこうなっているとは、僕自身予想もしていませんでした。絶対にどこかの企業に就職して、一般的な人生を送っていると思っていたから。でもこの道を選んだのは自分自身でもあります。後ろ向きにならず、前を向いて、過去の自分から見ても恥ずかしくない自分になりたいものです。

 新しい10年も、地道にこつこつと。


3月30日(水) 【カウントダウン】

 あと二日で年度末。ただ、いろいろな方向からの仕事がどっさりと溜まってしまい、どう見ても明日までに終わりそうにないという絶望的な状況です。とりあえずはプロジェクトの報告書作成からきちんと片付けなければいけませんが、いろいろと発狂しそうになります。去年の4月5月の調査の報告書を今作るもんじゃありません。終わったときにすぐ作っておかないから、1年経てば記憶も薄れているわけで、本当にどうしようもない。仕事は発生したそばから片付けておくに越したことはありません。それが合理的かつ効率的な仕事の仕方だと分かっていながら、短期的に楽な方に流れてしまうこの精神をどうにかしなければ・・・。

 計画停電や電車の運行も大分落ち着いてきたので、在宅勤務を解禁して今日からまた国立の研究室へ。研究室の暖房工事も終わったようで、これでようやく快適な研究環境が手に入れられる・・・と思ったら、研究棟の工事自体は今日までやっているようで、新しい暖房は「調整中」で付けることができませんでした。電力不足が懸念される中で暖房を付けるのはどうかと思われるかもしれませんが、少し暖かくなったとはいえ、北向きの研究室は寒い。今日は外より研究室の中の方が寒かったりします。おまけに工事の音がうるさいので、あまり仕事に集中もできず。今年度一杯は在宅勤務にしたほうが良さそうでした。

 夕食は立川へ行き。「はしや」でいつものたらことうにのスパゲティ。これだけ食べてよく飽きないものだと自分でも思います。でもたまに無性に食べたくなるので通ってしまう。今回でスタンプが10個になり、ついに次回は好きなスパゲティ一杯無料になったので、来週は一番高いスパゲティを食べようかと思います。


<立川はしやでいつものたらことうにのスパゲティ>

 帰ってからはひたすら溜まった仕事を捌くだけ。どう考えても明日までに終わりそうにない。


3月29日(火) 【江戸前天丼】

 年度末ということもあって仕事や片付けておくべきことがなかなか終わらず、日記を更新する時間があまりありませんが、今日は久しぶりに食べ物で日記を書きたくなるくらいの衝撃に駆られたので書こうと思います。

 計画停電と間引き運転の影響で、今日まで国立の方は今日まで自宅勤務。そろそろ暖かくなってきて、電力需要も減り、停電の回数もなくなりそうです。ということで自宅勤務は今日までにして、明日からはまた研究室に通うことにします。新年度に向けて気合を入れなおす意味でも、机周りを綺麗にして研究体制を整えておきたい。

 仕事が溜まってくると生活リズムが崩れるのはもはやいつものことで、最近も朝方寝て昼頃起きるというパターンになっています。今日はコウジ町バイトの講義運営補助最終回ということで、午後から有楽町へ。今日の東京は最高気温15度と久しぶりに暖かく、5ヶ月振りくらいにコートなしで外出しました。これだけ暖かくなると心も穏やかになります。東北の被災地も、早くこのくらい暖かくなるとよいのだけれど。

 朝も昼も食べてなかったので、会場に行く前に遅めの昼食。行きの電車の中で調べてみると、最近出来て評判の良い天丼専門店があるということでそこに行ってみることに。日本橋三越と道路を挟んだ通りの裏路地にある、「金子半之助」という店です。休日昼には30人以上並ぶこともあるらしいですが、今日は平日の3時前ということもあって待つことなく店に入れました。それでも1階のカウンターは満席で、2階のテーブル席で相席。相席といっても4人がけの席に2人なので、割とゆったりしています。一人客がほとんどなので、周囲の目もそんなに気になりません。僕の前のおばさんも一人だったし、女性一人でもかなり入りやすい感じです。

 メニューは一種類で、江戸前天丼(880円)。プラス100円で大盛りにしてもらいました。10分くらいして出てきた天丼の迫力にびっくり。穴子一匹、大き目の海老二匹、小柱とイカのかき揚げ、半熟卵、海苔、ししとうが、大き目の丼からはみ出るように盛られています。揚げたての胡麻油の香りがたまらない。食感はサクサクというよりも江戸前特有のふわっとした感じで、思ったよりも薄めのタレが合います。ボリュームがありすぎて、途中で大盛りにしたのを後悔しました。でも途中で半熟卵の天麩羅を割って食べると、風味が変わるし、何よりおいしいので無事完食。いやー、本当にすごかった。


<日本橋三越の反対側の路地裏にある金子半之助>

<江戸前天丼大盛り(980円)>

 この天丼が2000円するのであれば、まあそんなもんかという感想に終わったかもしれません。しかし、大盛りで有名な国立のつり舟と同等の盛り、都心ど真ん中というこの立地でチェーンのてんやと同じくらいの値段、なおかつ本格的な江戸前天丼で味は十分過ぎる程という三拍子揃っていたことで、久々に食べ物でびっくりしました。昼に行列ができるのも分かります。食べ終わった後は、食べ過ぎのためにしばらく天丼はいいかというくらいになりましたが、こうやって改めて書くとまた食べたくなってきた・・・。ということで銀座や日本橋、東京駅辺りで用事がある人にはオススメです。

 満足して国際フォーラムに向かい、夕方は講義運営補助。今日は最終回なのでいつもの半分の2時間。最終回ということで、夜は東京會舘のレストランで受講生を含めて軽く食事。食事で全ての正規日程が終わり、軽く打ち上げということで総括先生や上司と共に館内のバーに移動してハイボールを3杯ほどいただきました。何と言うか、東京會舘はセレブな場所ですね。最後にメニューの料金を見るまで知らなかったけれど、たったコップ一杯のハイボールが1600円もするそうです。確かにマッカラン12年や山崎12年のハイボールだったけど、そこまでとは・・・。ハイボール3杯で昼の天丼が5杯食べられます。

 しかし今はどこで誰と飲んでも地震・津波・原発の話になります。最初は特異な日々だったものが、最近では感覚が麻痺してきており、地震の話も原発の話もあたかも日常生活の話のように感じられてしまいます。本来なら健全な状態ではないはずなのだけど、しばらくはこれが東京の日常を支配するのでしょう。これ以上、異常が日常にならないことを祈ります。

 11時前に帰宅し、レコーダーで初めて録画したサッカーのチャリティーマッチを見ました。録画とは思えないほど綺麗な画質に驚いたのと、カズがゴールを決めたのにびっくり。44歳。尊敬に値します。


3月28日(月) 【ブルーレイレコーダー】

 今までなら月曜日はコウジ町バイトの日だったけれど、バイトから委託業務化したので、出勤が若干緩やかになりました。ということで、今日は自宅で委託業務。コウジ町バイト→コウジ町委託業務と名前を変えたほうがいいかな。とにかく、オフィスまで行かないでいいとなると、往復2時間の出勤時間が有効に使えるのでありがたい。

 昼過ぎに、ようやくブルーレイ・レコーダーがやってきました。12日にテレビと一緒に来たはずなのに、初期不良とか何とかで交換になり、ずるずると日にちが延びてようやく今日の配送。クレーマーだったら遅いとか何とかいちゃもんを付けて、値段を安くしろと言ったりするのかもしれませんが、僕は気が弱いのと、やっぱり東日本大震災の影響があるから仕方がないと考えて、大人しく交換してもらうだけです。とりあえず、これでようやくテレビ番組を録画できてブルーレイに落とせる環境が整いました。レコーダーの仕組みが複雑で、いまいち使い方が良く分かりませんが、家電芸人ならぬ家電研究者を目指して頑張ります。    


3月27日() 【粛々2】

 今日も昨日に引き続き粛々と仕事を片付ける一日。余った食材での自炊を心がけようと、食べるラー油でご飯を一合食べたら、猛烈な胸焼けがして胃薬が手放せなくなってしまいました。キモチガワルイ・・・。食べるラー油は所詮油です。気を付けましょう。

 今週の体のスペック。先週は実家に戻っていたので、2週間振りです。でももはや何も運動しておらず、載せる意味があるのかどうか怪しくなってきました。まあ少しずつでも減っているのが分かればいいかな。とりあえず、1月に頭に立てた、「3月で3キロ減」という緩やかな目標は何とか達成できそうです。次の3ヶ月はペースを上げて5kg減。水着の似合うマッチョな男になる!

私の履歴書(体に関して)
     0週目(1月1日) ・・・ 8週目(3月1日) 9週目(3月6日) 10週目(3月13日) 12週目(3月27日)
体重 70.1kg ・・・ 67.7kg 67.2kg 66.9kg 66.6kg
体脂肪率 21.4% ・・・ 20.0% 17.6% 17.7% 18.2%
内臓脂肪レベル 8.5 ・・・ 8.0 7.0 7.0 7.0
体内年齢 31歳 ・・・ 28歳 23歳 24歳 25歳

3月26日() 【粛々】

 朝5時半に帰宅後すぐに寝て、昼過ぎ起床。昨日歌って鬱憤を晴らしたので、今日は仕事を粛々と。3月締め切りのものが多いので大変。   


3月25日(金) 【久々の鬱憤晴らし】

 午後からコウジ町バイト。これまでは「バイト」という扱いだったのが、今後は「業務委託」という形での契約になるので、家でもどこでもやるべきことをやってもらえれば、特に出勤する義務もなくなるとのこと。移動時間を考えると、これはかなり助かります。ということで、今日が名目上は最後の正式出社の日となりました。と言っても、結局月に何度か行くことになるとは思いますが。

 夜は吉祥寺に戻り、国立のM1I君、M1Iさんとささやかな飲み会。ゼミの歓送会が中止になったので、じゃあ適当に近場にいる人に声をかけて軽く飲もうかと思ったら、皆さんお忙しいらしく、結局3人だけになりました。3人というと、個人的には去年11月下旬のねぎらい過ぎた時を思い出します。まずはマッコリでも飲もうかと、コピス地下(旧伊勢丹地下)にある「チェゴヤ」へ。クッパや石焼ビビンバ、サムギョプサルをつまみに、マッコリや焼酎など。・・・うーん、新大久保の韓国料理専門店で食べたほうがおいしいですかねえ。サムギョプサル焼きすぎだよ。あと極めつけは、韓国で買えば150円程度のチャミスル(焼酎)が何と1500円。ぼったくり過ぎだろう。


<クッパ>

<石焼ビビンバ>

<サムギョプサル>

<ジャガイモのチヂミ>

 そうは言っても酒でそこそこ気分もよくなったので、じゃあ場所を変えて飲みなおしましょうと、東急裏の「BOON」へ。ここは世界中のビールが飲め、ホップコーンが食べ放題で、なおかつ居心地がよいので、お気に入りの2軒目です。前回使ったのは去年のクリスマスイブ。あの時は(当たり前だけど)ほとんど人がいなかったけれど、今日は僕らが入った時点で満席。盛り上がっている集団がいれば、一人で本を読みながらビールを飲んでいる人もいて、こういう雰囲気が好きです。

 ヒューガルデンホワイトやギロチンを飲みつつ、程よく酔って話をしていたら、じゃあ今日は最近の鬱憤を晴らすために朝まで歌うか!ということになって、歌広へ。震災によって溜まったもやもや感を吹き飛ばすべく、「自粛ムード」も関係なく朝5時まで歌ってきました。いやいや、すっきりした。東京にいるとこうやってガス抜きをしないとだめですね。    


3月24日(木) 【不謹慎厨】

 相変わらず余震が続いていて、最近では揺れてないのに揺れているように思えてきました。

 今日は東大の方の卒業式・学位授与式。自粛ムード漂うこのご時勢の中、例に漏れず規模をかなり縮小しての挙行のようでした。式自体は総長以下大学の理事クラスの人間と、各研究科(卒業式は学部)の総代のみで行い、それをネットで生中継するというもの。多くの大学が自粛というムードで中止する中で、中止しなかっただけまだ偉いとは思いますが、それでも卒業生が可哀想に思えます。

 正直言って、僕自身、自分が改めて「東大生」だと感じることができたのは入学式と卒業式のときくらいです。その4年間で最初と最後の2回しかない機会のうちの、最後の1回がこんな形で流れてしまうとは。これから地方に行って離れ離れになる友人と最後に会う機会だったかもしれないし、女性にとってみれば袴を着てみんなで思い出の写真を撮る機会がなくなったかもしれない。卒業する大学4年生には同情せざるを得ません。大学院の方は僕自身が入院式(?)も学位授与式もまあどうでもいいという感じだったので、あまり同情はしないけれども。

 今日も計画停電と研究室暖房工事のため自宅勤務の一日。3月中に仕上げなければいけない仕事を片付け、夜はカレーが食べたくなったので吉祥寺へ。久々に「まめ蔵」へ行きました。6時前なので人も少なくてゆったりとした中で、卵・ビーフ・野菜・豆が入ったスペシャルカレーを大盛りで。西洋風のコクと、かすかな苦味があるカレーで、外れがありません。ただ、今日は少し薄味に感じたのだけど、それは久しぶりに食べたからかもしれません。たらことうにのスパゲティもいいけど、カレーもいいなあ。


<久々にまめ蔵へ>

<スペシャルカレー大盛り(1250円)>

 帰省中の日記はとりあえず写真だけ載せておいたので、文章は後日書き足します。


3月23日(水) 【余震が続く】

 昨日は夜中1時に携帯の緊急地震速報で目が覚め、今日は実際に朝7時過ぎの震度3で目が覚めました。余震はもう収まっているだろうと思って東京に戻ってきたというのに、全然収まってないという・・・。全く揺れない本州の西の端と違って、東京にいると地震酔いを起こしそうです。あと震度2クラスでもドキドキしてしまう、過度な地震恐怖症になりそう。

 今日は本来なら国立勤務の日ですが、勤務時間が計画停電時間とぴったり重なるのと、研究室が空調改良工事で使用できないということもあって、必然的に自宅勤務に。本来なら今日は国立の卒業式だったそうですが、震災関連の影響で卒業式自体が中止になったそうです。それに伴って、今日予定されていた卍ゼミの歓送会も中止ということに。いろいろと残念です。

 夜は吉祥寺の一風堂で夕食。吉祥寺の街は節電のためか全体的に暗く、特に夜はどんよりとした雰囲気です。営業していない店も多い。そんな中一風堂は、順番待ちも出る盛況振りでした。これだけ飲食店が少ない状況だと仕方ないか。今日は久しぶりに赤丸(850円)を。替え玉をしても腹一杯にならなかったので、もう一杯替え玉をするかどうかかなり悩みましたが、2回目の替え玉コールが恥ずかしいのと、自分のお腹を見てぐっと我慢しました。何事も中庸が肝心。というか東京に戻って博多ラーメンを食べるのなら、実家に戻ったときにラーメンを食べておくべきだった。


<赤丸 麺バリかた>

<替え玉をして辛子高菜ともやしを入れまくる>

 帰りにヨドバシで、Wiiの桃太郎電鉄2010を購入。テレビも新しくなったことだし、ずっとやっていなくて宝の持ち腐れになっていたWiiを使ってみるかと。桃鉄は一般的にはみんなでやるものだと考えられ勝ちですが、意外と一人の方が楽しめます。2010は物件数が相当増えているということなので、旅行好きな者としては楽しみです。

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 ついに東京の金町浄水場でも放射性物質が確認されたということで、23区と武蔵野・三鷹辺りは乳幼児に水道水を与えないようにとのニュースを見た親から心配の電話がかかってきました。まあでも、ほぼ河川水を浄化して上水にしている23区内と、水道水のうち6割から8割程度を独自の地下水でまかなっている武蔵野・三鷹を同じ土俵で語ってはいけない気がします。武蔵野・三鷹も河川水を使用しているけど、その割合は多くても4割程度。しかもそのうちの多くが朝霞浄水場のものを使用しているので、金町浄水場の上水の割合は本当に少なくなるはず。

 と思って三鷹市や武蔵野市のHPを調べたら、大体そのようなことが書いてありました。三鷹市だと、金町浄水場の水は6%程度とのこと。あまり気にすることもないと思うのだけれど・・・。東京都水道局がどのような経緯で乳幼児の飲用を控えるように言ったのか、その辺をきちんと開示してほしいと思います。それをしないで23区と武蔵野・三鷹を同一に論じて、あたかも三鷹の上水は金町浄水場の水のみで構成されているかのような報道をされると、そりゃうちの母親も電話をしてきて「下関の水道水を送る」とか言い出してしまう。

 ともかく、卒論で東京の上下水道を扱った意味があったと感じられる初めての機会になりました。まさかあの封印してしまいたい卒論が役に立つとはねぇ・・・。


3月22日(火) 【帰京】
    


<揚子江の豚まんを買う>

<シロヤでパンも買う>

    


<新下関行き「さくら」>

<向こうのホームには鹿児島中央行き「みずほ」も>

    


<東筑軒のかしわめし弁当>

<裏切らないおいしさ>

   


<揚子江の豚まん>

<割ってみると餡がぎっしり>

    


<シロヤのサニーパン>

<中身は練乳がびっしり>

     


3月21日() 【仕事の一日】
    


3月20日() 【再びの小倉】
   


<今日の小倉は雨>

<みずほ・さくらの登場でカラフルになった>

     


<カキフライ>

<地鶏炭火焼>

<もやし炒め>

<海老マヨ>

<モツ鍋>

<〆はちゃんぽん>

   


3月19日() 【小倉散策】

      


<5年前の放火事件で小さくなった下関駅>

<ふぐを最大限プッシュアップ>

<驚くべきの乗り場案内>

<古く長大な下関駅のホーム>

    


<近代的な小倉駅>

<モノレールのホームから小倉駅を>

<メーテル模様のモノレール>

<モノレール車内>

    


<魁龍本店>

<魁龍ラーメン(790円)>

    


<賑わう旦過市場>

<市場の裏手>

    


<予備校時代に良く通った本屋(クエスト)>

<紫川を挟んで北九州市役所(左)とリバーウォーク(右)>

<太陽の橋のマカロニ人形>

<レンタサイクル実験中>

     


<リバーウォーク>

<浪人時代はこんな建物なかった>

    


<とり園旦過店>

<ソフトドリク>

<地鶏のたたき>

<鳥皮ポン酢>

<皮とまるちょう>

<じゃがバター>

    


<今日はスーパームーン>

     


3月18日(金) 【帰省】

 震災の影響でコウジ町バイトが休みになったので、このどさくさに紛れて実家へ帰省することに。多くの人(特に小さい子供連れのお母さん)が原発の恐怖から東京を離れているようですが、僕の場合、東京の物不足とみずほ銀行のシステム障害でお金が引き出せないという点が決定的でした。モノもなければお金もないのはたまらない。だったらみずほのシステムが回復する連休明けまで実家に戻って、無料の食事にありつこう、と。一ヶ月前に帰省したばかりだけど、前回は主に鼻炎関連で体調を崩して全然ゆっくりできなかったので。

 支度をして10時に出発。駒場で学割を取って、そのまま渋谷のみどりの窓口へ。みどりの窓口はかなりの列で、入った瞬間「しまった」と思いました。誰もいない駒場の生協チケットカウンターで買うべきだった・・・。最近は自動券売機という便利なものもありますが、学割を使う場合は対面販売しかしてくれないので並ばないといけません。まあ、7500円安くなるならと並ぶこと30分。とりあえず乗車券だけ買ってから東京駅へ。

 東京駅の新幹線改札口も平日昼にしてはかなりの人出で、乗車券発売窓口には列ができていました。特にこの騒ぎなので、子供連れの女性が多い。自由席・指定席も相当混みそうな感じだったので、ゆっくりと寝るためにもグリーン車で帰ることに。7000円ほど高くなって、学割で安くなった部分が相殺されてしまうけれど、子供が騒いでうるさかったら困るので仕方がない。


<チケットを求める人の列>

<人が多い>

 1時10分ののぞみ37号博多行きに乗車。最近は飛行機で帰ることが多かったので、久しぶりの新幹線です。車内アナウンスによると、今日は自由席・指定席ともに満席で、特に自由席は大変混雑してご迷惑おかけします、お客様が多いために自由席車両での車内販売は中止しております、ということだったので、グリーンにしてよかった。ただ、グリーンだったら子供がいないと思っていたら、僕の後ろと通路挟んで隣の席には小さなお子さん連れのお母さんが乗ってきて、あああ・・・と。結果としてあまりうるさくない子供達だったからよかったけど、何だかなあ・・・。


<本日はN700系のぞみのグリーン>

<やっぱりグリーンは腰が痛くならない>

 昼食は東京駅で買った叙々苑の焼肉弁当。値段は2300円と、駅弁としてはかなりの値段です。グリーン車に乗るから恥ずかしくない弁当を、という理由にかこつけて、どさくさに紛れて買ってしまいました。嗚呼、2300円。。芸能人が楽屋弁当でこれを出されるとテンションが上がるという叙々苑の焼肉弁当。ローソンで売られていた叙々苑監修の焼肉弁当は食べたことがあるけど、あれは所詮ローソンの弁当で値段も600円程度です。しかしこっちは本物の叙々苑が作った弁当。

 中身は大き目のカルビが6枚に、ナムル・キムチ・豆などのサイドメニュー。肉の上から特製のタレをかけて、肉とご飯と一緒に食べると、普通の焼肉弁当で食べるような肉とは違うことが分かります。焼肉屋で炭火で焼いた高級カルビが少し冷めた感じです。おいしい。確かに芸能人がテンション上がるのも分かる。僕も車両に匂いを撒き散らしながら、新横浜に到着するまでに食べ終わってしまいました。おいしかった。ただ、2300円出して食べるかというと果たしてどうか。京都のはつだの焼肉弁当が1600円だからなあ。2年に1回くらい食べるのならいいかもしれません。


<叙々苑の焼肉弁当>

<炭火で焼かれたカルビが6枚>

 ゆったりして適度な柔らかさがあるグリーンのシートのお陰で比較的良く寝られて、5時半過ぎに小倉駅に到着。そこから在来線に乗り換えて下関駅まで戻り、バスに乗って実家へ。実家に着いたら7時で、すぐに夕食でした。夕食はすき焼きで、一日二食が肉になってしまい、肉肉しい一日に。あまり動かない一日だったので、これは太ったな・・・。


3月17日(木) 【質素】

 今日は国立の日だけれども、国立は午後に計画停電の予定ということで一日自宅勤務。今日はただでさえ寒いのに、あの北向きで暖房が効かない研究室で停電が起こるとどうしようもありません。まだ、断熱がしっかりしてして停電の計画のない自宅で仕事をしたり論文を進めたりするほうが良い。自宅だとメリハリがつかなくなることもあり、「自宅勤務」がいつの間にか「自宅警備」になったりすることもありますが。机の隣に布団があるというのは拷問です。

 夜、スーパーに買物に行くと、状況は一昨日よりさらにひどくなっていました。水やパン、缶詰がないのはもちろん、ビールも刺身も弁当もほとんどない。しかし人は多い。地震で製造元が被害を受けたからだそうですが、これほどまでにひどいとは思いませんでした。仕方がないのでコンビニで残り少なくなっていた食材を調達して晩御飯に。今日は電力需要が逼迫する恐れがあるので一層の節電を、ということだったので、計画停電の対象地域外に住んでいる僕も何とか協力しようと、喘息対策の空気清浄機を消し、ご飯を炊くのをやめました。しかしご飯を炊かないと食生活が極端に粗末になってしまい、今日は朝ウーロン茶、昼カップ麺、夜コンビニ弁当に。この食生活はひどすぎます。もちろん、被災地の人々や原発で必死に働いている人達のことを考えれば、そんなことは言ってはいけないのだけれど。

 買占めという、東京の本質的ではない騒ぎが一刻も早く収まることを願うばかりです。


3月16日(水) 【2週間振り】

 今日は風も強く、3月とは思えないくらい寒い一日。東北地方の被災地は氷点下で雪も降っていたようで、神はいないのか・・・。

 テレビでは通常番組も少しずつ放送されるようになってきています。ただ、CMに関してはACのものがほとんどで、数種類のCMが繰り返しで放送されるものだから、変なことばかり覚えてしまいました。仁科亜季子は38歳で子宮頸がんになったとか、知層に出てくる男性の眉毛が濃いとか、楽しい仲間がポポポポーンとか。。

 今日は午前中に一つ仕事を片付けて、午後から国立へ。合宿や東京見物、地震の影響といろいろあったので、国立へ行くのは2週間振りになりました。今日は井の頭線は通常運行、中央線快速も9割運転ということで、少なくとも僕が頻繁に使う交通機関に限ってはほぼ問題ないレベルまで回復したようです。

 やはり皆地震については話したいようで、書類を取りに助手さんの部屋に行ったら話が止まらなくなり、結局15分くらい話し続けました。この事態なので、大学教職員は裁量勤務で良いそうです。国立は計画停電の範囲に入っていて、研究室が停電だと結構不便を被ることも多いので、あまり用事がない場合、しばらくは自宅勤務ということにしようかとも思います。僕が移動しなくなることで、余計な電力を使わなくなり、通勤混雑の緩和にもなるので、社会的厚生は大きくなるはず。

 国立は6時過ぎから停電に入るということだったので、早めに夕食を食べて帰ることにして、いつもの立川のはしやへ。こういう状況だからかあまり他に客もおらず、寂しい感じがしましたが、こういうときだからこそお金を使って経済を回していかないと。皆が家に篭ってカップラーメンを食べていたら、飲食店が潰れてしまいます。特に、はしやが潰れると、たらことうにのスパゲティが食べられなくなって困る。ということで、今日もたらことうにのスパゲティ大盛り。あまり食べるとコレステロール値が上がりそうなので、最近は月1回程度に抑えていますが、やはりおいしい。


<月1回のお楽しみ たらことうにのスパゲティ>

 金曜日のコウジ町バイトの講義運営も中止になったので、三連休も合わせて実家に帰ってみるのもいい気がするけど・・・どうしようか。


3月15日(火) 【確定申告】

 *3月に入ってからの日記を更新しました。

 夜中に一つ仕事を片付け、明け方近くから確定申告の準備。去年は三ヶ所から給料をもらっていたので、取っておいた源泉徴収表をと思ったら、11日の地震で紙資料が一旦バラバラになったので、どこにあるのか全然分からず・・・。1時間くらい探しに探してようやく見つけました。こういうものは別に保存しておくべきだった。ただ、郵送で届いていたはずの社会保険料控除証明書だけはどうしても見つからなかったため、再発行してもらうために税務署に行く前に年金事務所に寄らなければならなくなりました。もう一度改めて言うと、別に保存しておくべきだった。で、確定申告すればお金が戻ってくると思って半ばうきうきしながら書類を作っていたら、何と逆に2万円程追納しなければいけないことが発覚。・・・納税は国民の義務なので仕方がありません。

 今日は本来なら国立勤務の日ですが、計画停電、交通機関の間引き運転に加え、放射能漏れ不安も高まったということで緊急の在宅勤務。しかし確定申告には行かなければならないので、昼から吉祥寺へ。首都圏のJR・私鉄の多くが大幅に運転本数を減らす中で、井の頭線は8割運転と、恐らく大手私鉄の中では最も通常に近い運転を行っていました。ありがたい。

 まずは吉祥寺からバスに乗って武蔵野年金事務所へ行き、社会保険料控除証明書をもらってきました。ついでに学生納付特例で納めてなかった過去8年間の追納をすることをついに決意。過去10年以上は遡って追納できないという制度をすっかり忘れており、最初のうちの10ヶ月分は追納できませんが、10年前の3月分から8年1か月分を支払っていくことに。総額約140万円という金額に胃が痛くなりそうですが、これもコツコツと支払っていかなければ。説明してくれた職員さんがものすごく丁寧で腰の低い人だったので、前向きに払う気にもなりました。年金絡みのゴタゴタがあったたためにそんなに腰が低くなったのかと勘繰ってしまいます。

 年金事務所から税務署へ向かう途中で昼食。中道通りにある「旅人の木」へ。一度行ってみたいと思っていた店ですが、吉祥寺から三鷹方面に徒歩15分と遠く、なかなか行く機会がありませんでした。店はカウンター席が少し。ブログによると今日は食材入荷が少ないそうで、地震の影響はここまで来ています。今回はスタンダードなつゆそばを注文。魚介ベースの醤油味で、コクがあっておいしい。上品な蕎麦つゆのような雰囲気もあります。さすがに、吉祥寺の一二三で修行しただけのことはある。あまりにスープがおいしかったので、久しぶりにスープを全部飲み干してしまいました。塩分過多になるけど、おいしいから仕方がない。これで駅にもう少し近かったら足繁く通えるんだけどなあ。


<中道通りにある旅人の木>

<つゆそば(750円)>

 その後、税務署へ行って確定申告を済ませてから吉祥寺まで。3時過ぎから停電が始まるかもということで、多くの店が臨時休業していました。東急、アトレ、ヨドバシ、ロフト、etc・・・。サンロードの明かりもほとんど消えている一方で、街を歩く人の数はいつもと変わらない程度の多さで、何だか不思議な光景です。とはいえガソリンスタンドのガソリンは売り切れ、スーパーの食材はほとんどない状態で、やはり地震の影響が至るところで見られます。スーパーでは竹輪を大量に買い占めているオジサンがいて、彼は何を間違ってしまったのかと。冷静に行動しなければいけませんね。被災地の辛さや深刻さに比べれば、ちょっとだけ停電する東京なんて可愛いものです。冷静に、冷静に。


<ありがとう井の頭線>

<吉祥寺でもガソリン売り切れ>

 夜は富士宮で震度6強の地震。東京でも震度3で、思った以上に揺れました。もちろん被災地の状況を考えると贅沢は言っていられないのだけど、東京でも地震がこうも続くと、なかなか心が休まりません。どうか早く、余震が収まりますように。


3月14日(月) 【計画停電するのかしないのか】

 今日はコウジ町バイトの日でしたが、計画停電とそれに伴う交通機関の間引き運転の影響で、上司から在宅勤務でとの連絡。井の頭線は5割程度、JRも中央線快速が東京立川間に限って5割程度と、相当な間引きだったようで、交通機関は大混雑だったようです。夕方のニュースで流れていた吉祥寺駅の行列は、吉祥寺のいつもの様子を知っている人ならきっと驚くほどでした。JRの改札口から中道通りの入り口近くまで並ぶなんて。サトウの松坂牛メンチカツを求める行列より長い。在宅勤務で助かりました。

 それにしても東京電力のドタバタはどうしたものでしょうか。もちろん、福島の原発の第一線で頑張っている人達には頭が下がる思いですが、迅速な決断をすべき首脳陣がゴタゴタしていて、原発の情報開示や計画停電の発表がことごとく遅い。翌朝6時から計画停電を行うと言っておきながら、日付が変わるころになっても二転三転している状況では、翌日の予定も立てられません。詳細な区割り変更の連絡が三鷹市に来たのは深夜3時とからしいし。そりゃ菅首相も怒鳴りこんでしまう。地震や原発の影響で大変なのは分かるけれど、凛とした態度を見せてほしいものです。こんなことを繰り返していたら、今度また計画停電が起こっても誰も協力しなくなってしまう。

 幸か不幸か、深夜に発表された計画停電の区域割りでは、我が家がある井の頭1丁目は除外されていました。三鷹市は第1グループから第3グループのいずれかに属すようですが、杉並区との境界に位置しているためか、井の頭1丁目は計画地域対象外のようです。4丁目、5丁目は対象地域に中に入っていたので、例外的な扱いということでしょうか。電気が使えるのはありがたいので、節電に協力します。

 今日は基本的に地震情報が気になりながらも、さすがに溜まった仕事を片付けなければならないので、一日パソコンに向かって仕事。夜は実家から送ってもらったマルタイの高菜ラーメンで簡単に。マルタイのカップラーメンは基本的は東京で売られていないのでありがたい。安売りだと一つ90円くらいで買えるものですが、チープな味が昔を思い出させます。


<マルタイの高菜ラーメン>

<おいしい>

 明日もなるべく外出したくはないけれど、確定申告に行かないとなあ。


3月13日() 【また再建しましょう】

 引き続き一日中地震のニュース。釘付けになってしまって、片付けなければいけない仕事が全然手に付きません。福島第一原発の問題が深刻になり、首都圏でも計画停電が始まる予定ということで、地震の影響を直に感じています。テレビで伝えられる東北地方の惨状と、東京の現実とがどうにもリンクしない気がしますが、地震という要因で繋がっているのだと思うとやはり人事ではない。近所のスーパーはいよいよ品不足で、水の他にウーロン茶やお茶系統のものがことごとく売り切れていました。残っているのは甘い缶コーヒーや、少し高めのヘルシアや健茶王、黒烏龍茶など。まあ僕はいざとなったら水道水を沸かして飲むからいいけれど。

 東京ですら先が見えずなかなか陰鬱な気分になりますが、そんな中、ニュースで三日振りに救出されたおじいさんの言葉を聞いて、思わず涙が出そうになりました。笑顔で「また再建しましょう」と。この強さを見習わないとなあ。今年の流行語大賞になってもおかしくない気がします。

 今週のスペック。全く運動できていませんが、家でご飯を炊いて食べる食事になったので、少しだけ体重が落ちました。まあ、こういう機会がなければ外食ばかりになってしまうので、ある意味ではありがたいのかもしれません。あまり長く続いても困るけど。

私の履歴書(体に関して)
     0週目(1月1日) ・・・ 7週目(2月20日) 8週目(3月1日) 9週目(3月6日) 10週目(3月13日)
体重 70.1kg ・・・ 67.0kg 67.7kg 67.2kg 66.9kg
体脂肪率 21.4% ・・・ 18.4% 20.0% 17.6% 17.7%
内臓脂肪レベル 8.5 ・・・ 7.5 8.0 7.0 7.0
体内年齢 31歳 ・・・ 25歳 28歳 23歳 24歳

3月12日() 【東日本大震災】

 余震と携帯の緊急地震速報のアラームであまり眠れず、7時起床。テレビはどの局もCMなしで地震報道を続けており、事の重大さを実感します。

 そんな中、朝8時頃にヨドバシカメラから電話があり、今日予定していたテレビの配送は予定通り実施するとのこと。東京も帰宅難民が出るくらいの状況で、配送は絶対中止だろうと思っていたので、かなり意外でした。ということで、9時過ぎに業者が来て新しいテレビとブルーレイレコーダーをセッティング。地震の影響で部屋の中がめちゃくちゃでかなり恥ずかしかったけれど(いつもめちゃくちゃじゃないかという御意見もあろうかと思いますが・・・)、セッティングも無事完了・・・と思ったら、レコーダーの方が初期不良でうんともすんとも言わないらしく、後日交換ということに。東芝は液晶テレビの評判はかなりいいものの、対してブルーレイレコーダーの評判はあまりよくないので、最初から出鼻を挫かれた感じです。

 ともあれ、我が家もようやく念願の地デジ化が完了しました。最初、あまりの大きさに、この狭い部屋には不釣合い過ぎるような気がしましたが、慣れるとそんなことも感じなくなります。21型から42型、アナログからデジタルということで、こんなに綺麗になるものなのか。そして何より一番良いのは、画面の右上に「アナログ」と出なくなったことです。と、本来なら小躍りして喜ぶところですが、新しいテレビが伝える地震の被害状況を見ていると全然喜ぶ気にもなれず・・・。被災地が大変なときに、自分だけのほほんとしていて何だか申し訳ない気持ちになります。


<10年間使ったVictorの21型テレビデオ>

<東芝LEGZA 42Z1>

 その後は部屋の片づけをしながら地震情報を。テレビから流れてくる「壊滅的状態」「市がほぼ全滅」「10000人が消息不明」という言葉の数々。まさか自分が生きているうちに聞くことになるとは思ってもいませんでした。一日経って、各地の津波の様子が流れ始めましたが、あれは直視できるレベルではない。自分の田舎も海岸から100mのところにあるので、他人事とは思えません。

 午後には原発の問題も表面化。twitterでは、原発反対派と思われる人が、ここぞとばかりに揚げ足を取ったように批判運動を展開しているのを見かけたりもしました。僕も原発には疑問を感じている人間ではありますが、今はそんなことをするべきではないし、そんなことをしても不毛なだけ。そういう議論は全てが落ち着いたあとにすればいいじゃないか、と思います。

 東京は一見平穏を取り戻しているかのように見えましたが、スーパーに行くと水やパン、冷凍食品やカップラーメン、缶詰の類がほぼ売り切れていました。気持ちは分からんでもないけれど、何か変な感じがします。少なくとも東京の人間が使用する日常生活用品の供給に関しては、ほぼ問題ないと思われるのに。オイルショックのときのトイレットペーパー買占めのときもこんな感じだったのでしょうか。

 テレビやネットを見ながら、自分に出来ることはないのかと居ても立ってもいられない気持ちにもなります。しかし僕らが勝手にボランティアに出かけても邪魔になるだけ。自分が今できることは、節電しながら自分の仕事をこなし、余力があれば義援金を送ることです。自分の仕事を遂行することが、回りまわってきっと被災地や日本の復興に役立つはずだと信じます。

 東北はきっと立ち上がる。頑張れ東北。


3月11日(金) 【大地震】

 23区は震度5強だそうですが、今までに経験したことがないくらいの強く長い揺れに思いました。本棚の本やその上のダンボールが落ちてきて、部屋は散々な状況です。ただ、今日はバイトを休ませてもらったので、家で地震に遭遇して帰宅難民とならなかったのが不幸中の幸いでしょうか。

 とりいそぎ、現状報告まで。(11日22時)

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 改めて3月11日の日記。今日はコウジ町バイトの日ですが、仕事内容が家でもできる仕事であるのに加え、ここ最近の疲れもあったのでお願いして在宅勤務にしてもらうことに。在宅にしてもさばく仕事量は変わらないものの、移動する時間がなくなるのでその分時間を有効に使えます。何はともあれ、今日在宅勤務にしたことが、個人的には助かりました。

 10時過ぎに三鷹の病院へ。二週間に一度の喘息経過観察。喘息事態は上手くコントロールされている一方で、最近鼻水が・・・という話をすると、「検査の結果からすると今年から花粉症デビューかもねー」と、恐ろしいことを言われました。アレルギー性鼻炎ではあるけれど、花粉症ではないことが救いだったのに、まさかの花粉症発症なんて・・・。まだ確定ではないそうですが、アレルギー性鼻炎時のあのどうしようもなくなる状態を考えると、花粉症だけは勘弁願いたい。

 昼は三鷹駅近くにある「らーめん文蔵」へ。三鷹のラーメン屋の中でもかなり評判のよい店です。いつも病院に行くついでに行こうと思っていたものの、病院に行く火曜日が定休日でずっと行けなかった店。今日は金曜日なのでようやく訪問できました。

 11時半前に到着して、カウンター9席の店内は8割方埋まっている様子。具増しでお得な得らーめん(850円)を麺中盛り(+50円)で。スープは豚骨魚介で、鰹の風味がやや強く出ています。でもそこまで脂っぽくなく、どちらかといえば薄味であっさりした印象。同じ方向性ながらも、渋谷のはやしとは対極のスープのような気がします。やさしい味で、これなら人気が出るのも納得。食べ終わって満足して外に出ると、12時前にもかかわらず行列が出来始めていました。三鷹に行く日と文蔵の休業日が重なり勝ちだけど、上手く日程が合えばまた来よう。  


<三鷹の人気店、らーめん文蔵>

<得らーめん 中盛>

 帰りに吉祥寺のヨドバシによって、冷蔵庫や電子レンジなどの家電を物色。一昨日テレビを買ったこともあり、次なるターゲット探しです。特に電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機は上京時に買ったのでちょうど10年経過しており、機能的にもそろそろ買い換えなければいけません。今日はシャープのヘルシオが欲しくなりました。まあ、こうやって金銭的なことを考えずに物色している時が一番楽しかったりします。

 家に帰りついたのが午後1時半で、そこからパソコンに向かって仕事。そして2時46分、地震。

 最初は「またいつもの震度3程度の地震か」くらいに思っていましたが、なかなか収まらず。それどころか段々と揺れが激しくなってきて、机右手に配置している二つの大型の本棚が大きくしなり始めました。これはさすがにまずいと思い、机と本棚から離れ、床に座って(というか揺れで立てない)ことの成り行きを見守ること数分。あまりに長く強烈な揺れに、本棚の前に並べておいた本は落ち、本棚の上に置いてあったダンボールも落ちて中の紙資料が拡散し、部屋は一気に荒れ果てました。でもそんなことはどうでもよくて、揺れている最中は「早く収まってくれ!」という気持ちのみ。これまで経験した中で一番大きな揺れだったので、関東大震災がついにやってきたか、と思いました。

 すぐにテレビをつけると、その地震は東北地方が中心だったことが分かります。震度7を中心に、東日本の広範囲にわたって震度6から5を記録しているとのこと。東京23区は震度5強だったそうですが、実感としては以前経験した震度5強よりも強力で長かったように思います。

 その後は続々と入っている情報に目と耳を奪われるのみ。特に津波が街を襲う様子を報じていたNHKの中継は、不謹慎だけどまるで映画のワンシーンを見ているようでした。釜石、宮古、名取の閖上(ゆりあげ)地区・・・。津波が街を襲う様子をこれだけ綺麗な映像で、しかもリアルタイムで放映したのは、恐らく初めてのことでしょう。NHKのアナウンサーの冷静な語り口もあって、現実に起きているとは思えない不気味さがありました。

 その後のことは多くの人がご存知の通りです。仕事が全然手に付かない。首都圏も全ての交通機関が麻痺し、多くの人が歩いて帰宅したり、職場やその他の施設に泊まったりすることになりましたが、幸い今日は仕事を休ませてもらったので、僕は電気も水道もガスもある家で夜を迎えることができました。麹町から吉祥寺までは歩いて帰れる距離ではないので、仕事に行っていたとしたらどこかで泊まることになっていたのだろうと思います。

 とりあえずは部屋の片付けを。    


3月10日(木) 【東京見物第三弾 上野・柴又】

 今日はS先生プレゼンツの東京見物。都電荒川線、北区に続く第三弾は上野・柴又。生き字引のようなS先生のご案内のもと、各所を巡ってきました。上野はもちろん、柴又も僕は何度か訪れたことはありますが、一緒に行く人が違うとまた違った感じ方をできるものです。


<上野公園>

<下町風俗資料館>

<柴又帝釈天参道>

<柴又帝釈天>

<寅さん記念館>

<江戸川と矢切の渡し>

 この話は、また別の旅行記か何かで。  


3月9日(水) 【液晶テレビ購入】

 4時過ぎに合宿から帰宅し、一仕事片付けてから吉祥寺へ。いよいよテレビを買い換えるべく、ヨドバシカメラへと行ってきました。

 半年前から目を付けていた東芝レグザの42Z1。半年前の20万円からじわりじわりと値下がるのを根気よく待っていましたが、今月末にZ1シリーズの後継であるZ2シリーズが出ることが正式発表され、そうなるとZ1シリーズは販売終了になるので、このあたりがリミットになります。値段も10万円程度と半分に下がったし、ポイントとエコポイントを考えると8万円を切る程度で買える。もう十分待ったと自分に言い聞かせて、躊躇することなく購入しました。

 一緒にブルーレイレコーダーも買い、諸々の手続きを済ませて購入は無事完了。土曜日の朝、届けてもらうことにしました。狭い我が家に42型は若干大きいような気もしますが、液晶だと大きくても問題ないそうなので、届くのを楽しみにします。

 夕食はアトレに入っているさぼてんのロースカツ弁当で簡単に。大盛りにしたので食べ応えがありました。


3月7日(月)〜9日(水) 【熱海合宿】

 プロジェクトの調査・合宿で、2泊3日で熱海へ行ってきました。1日目は調査、2日目は一日研究会、3日目は朝解散という日程で、夜は両日先生方を交えて夜遅くまで飲むという、いつも通りの体育会系合宿でした。肝心の研究会での報告は、個人的には及第点という気もしますが、もっと詰めていかないといけないとも思いました。今のペースでは来年度末の総括に間に合わない。良くも悪くも危機感を覚えるにはよかったのではないかと思います。

 初日は雨で3月かと思うほど寒く、ガクガクブルブル震える状態でしたが、2日目、3日目と段々と良い天気になり、最後は熱海を満喫できました。ホテルが豪華だったこともあり、魚料理がおいしい。熱海は6年前の大学院の専攻新歓合宿で来て泊まったことがありますが、宿泊となるとそれ以来。あのときは山の方に泊まって翌日すぐに帰ったので、熱海の街をじっくり歩くこともありませんでしたが、今回は熱海を研究されている先生の案内のもと、熱海銀座を始めとして、熱海の古くからの中心部を見て回ることができてよかったと思います。コモンズとしての源泉を巡る騒動の話は非常に興味深い話でした。資源管理の観点から一考の余地ありです。


<生しらす・しらす・生桜海老の三食丼>

<カマスの干物定食(一部)>

<街中至るところで湯煙を上げる熱海温泉>

<ホテルの部屋から眺める熱海の夜景>

<熱海の桜は早い>

<熱海の海岸>

 この合宿はプロジェクトの最終年度に向けてもスタートでもあるわけで、気を引き締めて最終年度を迎えなければと思います。旅行記はまた別に書きます。   


3月6日() 【準備】

 明日からの研究合宿に向け、報告準備をする一日。こういう日は食生活が貧相になります。

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 今週の体。先週は実家に戻ったためリバウンドしてしまいましたが、今週は通常の東京生活に戻ったためか、体重も67kg前後に戻ったみたいです。というか、体脂肪率が18%を割り込んでいるのがびっくり。最近全く運動できていないので、何があったのだろうか。・・・あれ、何か別の病気が進行しているのかな?

私の履歴書(体に関して)
     0週目(1月1日) ・・・ 6週目(2月13日) 7週目(2月20日) 8週目(3月1日) 9週目(3月6日)
体重 70.1kg ・・・ 67.3kg 67.0kg 67.7kg 67.2kg
体脂肪率 21.4% ・・・ 18.9% 18.4% 20.0% 17.6%
内臓脂肪レベル 8.5 ・・・ 7.5 7.5 8.0 7.0
体内年齢 31歳 ・・・ 26歳 25歳 28歳 23歳

3月5日() 【研究会と牡蠣と立ち飲み】

 午前中は週明けの合宿での報告準備に頭を悩ませ、午後から新橋の航空会館へ。第3回N研に参加し、恒例の議事録取り。今回は自治体のカーボンオフセットの取り組みについて。大物の先生方を中心とする研究会なので、個人的にも勉強になります。

 研究会は4時に終わり、一緒に議事録を取っていたM1I君と早めの夕食でも食べて帰ろうかと、目を付けていたスパゲティ屋へ。ところがもう店じまいだったようで、おいしそうなナポリタンを食べることはできませんでした。で、結局方向性を変えて銀座まで歩き、I君が以前行ったことがあるという「オストレア銀座コリドー店」へ。いわゆるオイスターバーです。

 まだ時刻は5時くらいだけど、ギネスを飲みながら世界各国の生牡蠣を。値段が高いので大量には食べられませんが、一つ一つの牡蠣自体が大きく、みずみずしいので食べ応えがあります。産地によっても微妙に味が違う。きちんとした生牡蠣はこんなにおいしいものなのか、と思いました。口の中につるっと入っていく食感がたまりませんねぇ。カキフライも牡蠣オムレツもおいしい。夕暮れからご機嫌になりました。これで来週の合宿の報告準備とかなければ、もっと酒を飲めのだけれど、それはまあ仕方がない。    


<広島・オイスターベイ(米)・ストリーキーベイ(豪)>

<九十九島(長崎)>

<カキフライ>

<カキのオムレツ>

 1時間程で店を出て、その後渋谷に戻り、「もう一杯だけ!」ということで、立ち飲みの「富士屋本店」へ。昭和の立ち飲みのような店内で、ハムカツを肴にホッピーを。雑然とした雰囲気もさることながら、常連さんのサッと呑んでサッと帰るというスタンスが粋です。こういう大人になりたいもんだ。僕らもその先輩達に習い、30分程度で店を出ました。値段は二人で2000円。渋谷の町では格安です。今度また、時間があるときにゆっくり来よう。

 7時半に帰宅して、そこからは週明けの合宿報告の準備。果たして終わるのだろうか。  


3月4日(金) 【味のある喫茶店】

 今日のコウジ町バイトは二週に一度の講義運営補助で、昼から有楽町の交際フォーラムへ。少し時間があったので、昼食は新有楽町ビル地下にある「はまの屋パーラー」へ行ってみました。なかなか歴史ある喫茶店のようで、内装も昭和40年代の感じ。名物のサンドイッチは、玉子、チーズ、ハム、フルーツ、ツナ、野菜などがある中で、二種類を選べるサンドウィッチセットがあるというのでそれを。玉子とツナにしました。パンはプラス20円でトーストしてもらえます。

 サンドウィッチはやや小ぶりですが、パンの量に対して具が多い。特に玉子サンドはゆで卵を潰したものでなく、スクランブルエッグを挟んだもので、僕はこちらの方が好み。ふわっとした食感でおいしいです。コーヒーもうまい。問題があるとすれば、喫煙化なのでタバコの煙がすごくて、喘息持ちの僕にはやや辛い点でしょうか。でも有楽町周辺で時間を潰すときには、かなり重宝しそうな店です。  


<新有楽町ビル地下にあるはまの屋>

<玉子とツナのサンドイッチセット(830円)>

 その後国際フォーラムへ。準備と4時間の講義をこなしました。さすがに4時間の講義は疲れるなあ・・・。まだ咳と鼻水が出るので、今回も懇親会を欠席させてもらって帰宅。明日もあるし、週明けからは合宿なので、なるべく体を大事に。   


3月3日(木) 【ひなまつり】

 午前中は家で仕事をこなして、午後から国立へ。天気はいいものの、風が強くて寒いためか咳の方が悪化して、二日連続のマスクマンとなりました。

 昼は国立に行く前に、吉祥寺の「めんだ」へ。吉祥寺では有名な「一二三」の隣に開店した、なかなか度胸のある店です。油そばが有名だということで、注文は油そば中盛り。油そばは煮干し・醤油ベースの割とあっさりした風味。もちろん、「油そばにしてはあっさり」ということなので、一般的な感覚からすると油っぽいですが。ただ、ぶぶかの油そばに慣れていると大人しく感じます。卓上のラー油を入れると味が変わってまたおいしい。優等生的な油そばを食べたいときにいいかもしれません。ただ、ちょっと駅から遠いかな。

 夕食は吉祥寺東急の地下で買った、柿安ダイニングの牛めし弁当。最初は催事場でやっていた北海道展で何か買って帰ろうかと思ったものの、北海道展は以前も何回か行っているため、特に食べたいと思うものもなく。。浅草今半のすき焼き弁当でも買うかと、ふらふらと地下のフードショーに降りると、柿安ダイニングの牛めしがタイムセールで200円引きになっていたので、ほいほいと買ったと。黒毛和牛はよく煮込まれて甘く、食べ応えもありました。さすが肉の老舗、柿安。   


<昼:めんだの油そば(700円)>

<夜:柿安ダイニングで買った牛めし弁当>

 夜は10時からブラタモリ。今回は江戸のゴミがテーマということで、僕の研究対象でもあるのでいつもより楽しみにしていました。江戸のゴミの話から東京ゴミ戦争をすっ飛ばして現在のゴミの話になったので、やや物足りなさも感じましたが、江戸時代のゴミ処理の話が今の東京と思った以上に繋がっていて、その辺りは勉強になりました。まあ江戸時代のゴミ処理になると、環境政策の研究対象というよりは歴史学や民俗学の対象領域になるし、この番組はそこをベースにしているので、番組の作り自体は面白かったと思います。

 僕も古地図片手に東京の街をぶらぶらと歩きたいなあ。


3月2日(水) 【お引越し】

 今日は国立へ行き、皆で特講Yさんの研究室の引越し作業。まだアレルギー症状が治まってないので若干の心配がありましたが、マスクのお陰もあって何とか無事乗り切りました。

 夜はそのままYさんを含めて数人で「とむ」へ。第2回送別会ということで飲んできました。送別会に2回目があるのかどうかは別として。。でもこうやって気軽に飲むことも難しくなると思うと寂しくなります。  


3月1日(火) 【逆戻り】

 鼻炎がひどくて熱も治まらないので、今日は家で仕事。くしゃみをしすぎたために胸の筋肉が痛くなり、とめどなく出てくるくしゃみが辛い。くしゃみをしないのも辛いし、するのも辛いので、逃げ場がありません。アレルギー性鼻炎は不治の病なので、今後一生続くと思うと気が滅入ります。

 今週の体のスペック。週末帰省していたので、計測値は今日のものです。実家に帰っていた間、三食きちんと食べるのにほとんど動かずに横になっていたからから、じわじわ下がっていた値がリバウンドしてしまいました。体脂肪率20%に逆戻りで、これはいかん。でも実家だとご飯がおいしいので仕方がない。でもまあ、体内年齢が実年齢よりもまだまだ低いので大丈夫です(多分)。

私の履歴書(体に関して)
     0週目(1月1日) ・・・ 5週目(2月6日) 6週目(2月13日) 7週目(2月20日) 8週目(3月1日)
体重 70.1kg ・・・ 67.7kg 67.3kg 67.0kg 67.7kg
体脂肪率 21.4% ・・・ 19.3% 18.9% 18.4% 20.0%
内臓脂肪レベル 8.5 ・・・ 7.5 7.5 7.5 8.0
体内年齢 31歳 ・・・ 27歳 26歳 25歳 28歳

過去の日記

2011年 1 2
2010年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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2004年 5 6 7 8 9 10 11 12

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