このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
 


北京駅 小荷物扱い風景

 
北京駅で見つけた懐かしい駅風景
 

 
以前は日本の駅でも見ることができたホームでの小荷物扱いの様子ですが、
昭和61年11月のダイヤ改定で鉄道荷物輸送が大幅に縮小され、
荷物専用列車が廃止されてからは、その姿を見ることはできなくなってしまいました。
 
中国では現在も鉄道荷物輸送が行われているため、
大きな駅では小荷物扱いの様子を見ることができます。
このコーナーでは、北京駅の終端付近で活躍する小荷物扱い車輌の姿を集めてみました。
 

牽引車に牽かれて、荷物車が通ります。
北京駅のホームの終端付近では、こんな荷物車がひっきりなしにやってきます。
 
ホームに停まっている台車です。
このように小さな荷物をたくさん積んでいるのも多いですが、
中には台車の半分以上を占める大きな荷物を積んでいる台車も見かけます。
 
荷物の仕分け場?から出てきた荷物車です。
奥の倉庫のような建物は北京駅の先端の正面にあり、この中で方面別に荷物の仕分けが行われているようです。
ここから出てきた荷物車は、各ホームへ荷物を運びます。
 
最新の高速車輌CRHシリーズと台車の並びです(笑)。
次の列車への積み込み準備のために搬入された台車があったので、一緒に撮ってみました。
CRHシリーズの列車では小荷物扱いはしてませんが、在来線と同じホームを使うので、こんなシーンも毎日のことです。
 
こちらは鉄道荷物輸送ではありませんが、おもしろかったので・・・。
駅のポーターサービス、赤帽の新兵器!
荷物を運ぶのみならず、電動カートで乗客をホームまで連れて行ってくれるサービスがあるようです。
改札はどうするんでしょうね?
 
最後部はオープンデッキ(笑)、なかなか気持ち良さそうです!
僅かな時間だと思いますが、何か楽しそう・・・。
 
私が大阪駅でカメラ小僧していた頃、ホームの神戸寄り先端付近に荷物用エレベーターがあり、
ホーム階下の小荷物仕分け場で仕分けられた荷物を積んだ台車が、
モートラに牽引されてホームを行き来してました。
EF58やEF62に牽引された荷物列車が現役だった頃、
ガチャガチャ音をたてながら行き来する荷物車は、駅の隠れたマスコットでした。
 
今となっては、日本ではもう見ることができませんが、北京駅の終端付近で毎日繰り広げられている日常です。
我々日本人にとっては、いつか見た懐かしい駅の風景です。
 
☆☆☆
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
訪問:2008年2月
 

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