このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


中国鉄道博物館

2008年2月に訪問したときの様子です

前年に続き、2008年春の訪中のときにも中国鉄道博物館を訪問することができました。
今回も短時間の訪問となってしまいましたが、
新規収蔵の車輌や広場に設置されたモニュメント(?)などを観ることができました。
 
このコーナーでは、そのときの様子を写真でご紹介します。

今回の訪問で最初に見たものはこれです。
機車車輌陳列館の正面広場に現れたBタンク蒸機と石造りのアーチです。
前回の訪問時には確か無かったと思います。
 
暖かい季節になって周りの木々が緑色の葉をつけたら、なかなかいい絵になりそうですね。
 
それにしてもこの石造りのアーチ、どこかで見たことがあるように思うのですが・・・。
 
思い出しました。北京北駅にあった給水塔のアーチです。
 
現在は屋根付きの立派なホームが並び、北京の北の玄関口となるべく著しく発展している北京北駅ですが、
以前は旧き良き終着駅の雰囲気を残すローカルターミナルでした。
 
給水塔は、その北京北駅のそばにある折返段(機関車の折り返し施設)に残っていた蒸機時代の遺構で、
北京北駅の改造が始まったときに取り壊されてしまいました。
その一部が“中国鉄道の殿堂”のモニュメントとして設置されているのを見て、大変うれしく思いました。
 
広場に佇む来歴不明のBタンク機です。
なかなか絵になるかわいいヤツなのですが、一切素性がわかりません。
この機関車は一体どのような経歴を持つカマなのでしょうか?
調べてみましたが、該当する形式に辿り着きませんでした。
 
さて、機車車輌陳列館の中に入って行きましょう。
 
今回も新しく搬入された車輌がありました。
 
まずはこちら、東方紅1型液体式ディーゼル機関車です。
中国のディーゼル機関車黎明期に誕生し、
はじめて本格的な本線用旅客型液体式ディーゼル機関車として活躍した歴史的名車です。
このような貴重な車輌がスクラップされることなく、博物館に収蔵されるというのは、
本当に意義のあることだと思います。
 
こちらは韶山5型(SS5)電気機関車です。
中国の電気機関車の傑作、韶山8型(SS8)の礎となった機関車で、
このカマの登場がなくては、名車の誕生は無かったと言っても過言ではないでしょう。
 
残念ながら2輌が試作されただけで量産には至りませんでしたが、
中国の電気機関車を語る上で欠かすことのできない名車です。
 
前回の訪問時に収蔵されていた古典蒸機MG035が、きれいにレストアされて展示されてました。
収蔵されてすぐのときにはライトブルーの塗装のままでしたが、
黒光りする美しい姿になって展示されてました。
 
来歴不明のナローゲージ客車が展示されてました。
 
前回訪問時にも見かけた鉄道模型のレイアウトが置いてありました。
でも、よく見ると線路の配置や全体の雰囲気が全く違います。
既存のレイアウトを変更したのでしょうか?新しく搬入されたものなのでしょうか?
真相は謎ですが、やっぱりこのレイアウトを模型列車が走るのを想像するとわくわくしますね!
今後の展開に期待です。
 
動力付き保線用トロッコでしょうか?
日本でも軌道バイクや軌道自転車がありますが、博物館の展示物になっているのは見たことがありません。
そもそもこれって、展示物として置かれているものなのでしょうか?
後方に見える白黒の大きな箱は、駅に入るときに荷物を通すX線検査機ですね。
 
本館は相変わらず、まだ公開されてませんでした。
いつも気になるのですが、いつになったら公開されるのでしょう?
 
今回もあまり時間がありませんでしたが、
東方紅1型と韶山5型という歴史的名車が収蔵されたのを見ることができ、
大変意義深い訪問となりました。
 
☆☆☆
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 
訪問:2008年2月

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