☆ゆうとぴあ (ex.ニューはまなす)
日中国際フェリー航路就航船中最大級の総トン数20,000トンオーバー!
元北海道航路の巨大フェリーで下関から青島へ!
下関と青島を結ぶ旅客船航路は、チャーター船“日中友好の船”として1980年から運行されてましたが、1995年からは一般旅客の扱いも行う国際フェリー航路として運行を開始しました。2003年には新日本海フェリーの北海道航路で活躍していた『ニューはまなす』が『ゆうとぴあ』と改名されてこの航路にシフトされ、これまで航路を守ってきた『ゆうとぴあ3』(国際総トン数15,771トン)に代わって就航しています。
国際総トン数26,906トンの巨大フェリーである『ゆうとぴあ』が就航したことで、『ゆうとぴあ3』時代には140TEUだった貨物輸送量は約1,9倍の265TEUにほぼ倍増となりました。
さらに、新しく開設される下関−上海航路の就航船として、2005年に『ゆうとぴあ』の新日本海フェリー時代の姉妹船である『ニューしらゆり』が、『ゆうとぴあ2』としてこの航路にシフトされました。こちらも国際総トン数26,933トンの巨大フェリーで、『ゆうとぴあ』とともに日中フェリー航路最大級の巨大フェリーとして活躍してましたが、2009年10月に『ゆうとぴあ4』と交代する形で引退となり、残念ながら、姉妹船で日中間を行き来する姿は見られなくなりました。
写真は関門海峡を航行中の『ゆうとぴあ』です。