このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
 
 
 
 
 

中国鉄道博物館
北京郊外に出現した“中国鉄道の殿堂”!


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「殿堂の主」と呼ぶにふさわしい『朱徳号』(左)と『毛沢東号』(右)
「殿堂の主」と呼ぶにふさわしい『朱徳号』(左)と『毛沢東号』(右)
「北京に鉄道の博物館ができるらしい…、で。」
 
何やら風のウワサにこんな話を聞くようになったのは、いつの頃からだったでしょう?
瀋陽や大同に蒸気機関車陳列館があるのは知っていたので、首都の北京に大規模な鉄道博物館ができてもおかしくないと思っていました。しかし、特にウワサのネタ元が中国となれば、ちょっと怪しく聞こえるもの。
 
「そんなんできたら、ええやろねぇ〜。」
 
みたいな感じで、半信半疑ながら頭の片隅に記憶をとどめておいて、実はちょっと期待しながら、新ネタが入ってくるのを待っていました。すると、意外にも日本の鉄ちゃん友達から決定的な情報が!
 
「雑誌に中国の鉄道博物館ができたって書いてあったで!」
 
電話を切ったらすぐに本屋へ直行!某鉄道雑誌を開いて、写真入りで紹介されている「中国鉄道博物館」の記事を見て、やっと確信しました。
 
「あのウワサは本当だったのだ!」と…(笑)。
 
そして、確信してから約1年が経ち、やっと彼の地を訪れることができました。このコーナーでは、北京の北東郊外に出現した“中国鉄道の殿堂”「中国鉄道博物館」をご紹介します。
 
 
北京市北東郊外に出現した「中国鉄道博物館」の全景
北京市北東郊外に出現した「中国鉄道博物館」の全景
冬晴れ!快晴!絶好の博物館日和!??
 
「そんな所知らん!」
 
という運ちゃんに道案内しながら(どっちが客やねん!)北京市内のホテルからタクシーで約30分。北京の北東郊外、酒仙橋の東側、「環行鉄道」という研究や試験用に使われる鉄道環状線のすぐ横にある、「中国鉄道博物館」に到着しました。
 
さて、博物館のロータリーに立ってまず感じるのは、何と言っても広〜い敷地!大きな機関区がすっぽり入ってしまいそうな広い敷地です。大阪環状線のホームの下にある弁天町の「交通科学博物館」ならば、軽く5〜6個は入ってしまいそうな勢いです。
 
黄色い客車が大歓迎してくれます
黄色い客車が大歓迎してくれます
そのスケールの大きさは、「機車車輌陳列庁」と名付けられた車両展示館に入っても衰えません。
おばちゃんからチケット(20元)を買って中に入ると、まず、黄色いレトロな客車が大歓迎してくれます(写真参照)。そして見渡すと、サッカーグラウンド程もありそうな広さ!面積16500平方メートルの展示館の中には8レーンのレールが敷設してあり、最大80〜90両の車両が展示できるそうです。
体育館?工場?と見間違えそうな建物の中には、貴重な車両がたくさん展示してあります。
 
 
アバウトな説明版
アバウトな説明版
黄色い客車の説明版です。
1980年代まで公務車や試験車として活躍した車両だそうですが、製造所不明?製造年代不明?なんとまぁ、アバウトな解説なこと・・・。
 
入口側から
入口側から
入口側から見た「機車車輌陳列庁」の全景です。広い!
奥側から
奥側から
「機車車輌陳列庁」の奥側から撮った写真です。
奥から見ると、右側に電機やディーゼル機関車、客車が展示されています。
左にはSL!
左にはSL!
奥から見て左側には、貴重な蒸気機関車がずらり!
 
 
おそらく、この写真を見ていただいたところで車両展示館の広さがわかっていただけたかと思います。しかし、ただ広いだけではありません。ここに展示されている車両たちは、全国の機関区や車両工場、さらには人民解放軍の倉庫で大切に保管されていた非常に貴重な車両たちなのです。
 
 
この「中国鉄道博物館 機車車輌陳列庁」に保存されている貴重な車両たちについては、「中国鉄道博物館 車両図録」でご紹介しますので、どうぞそちらをご覧ください。
 
現在工事中の本館
現在工事中の本館
さて、この「中国鉄道博物館」ですが、現在(2004年2月現在)のところ「機車車輌陳列庁」のみの先行オープンとなっており、まだ仮オープンの状態となっています。「機車車輌陳列庁」のななめ奥には資料館となる本館が建設中で、こちらが完成すればグランドオープンとなります。
 
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北京の郊外に出現した「中国鉄道博物館」。鉄ちゃんや乗り物マニアにはたまらない博物館ができました。
市内中心部からもさほど遠くなく、路線バスでのアクセスも可能です。
北京へおいでの際にはぜひ足を運んでみてください。レアな機関車や車両たちが、あなたをお待ちしております!
 
 
・訪問日 2004年2月8日
・写真は全て35mm一眼レフ、28−80mmズームレンズを使用しています。
 
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☆交通指南 行き方ご案内☆
 
北京駅から403路バスに乗り、終点「環行鉄道」で下車します。
所要時間は、約45〜50分です。
 
「環行鉄道」で降りたら、バスの進行方向に歩いて京包線の踏切を渡り、道なりに進むともう一つ踏切が見えてきます。その踏切の手前で左側を見ると、大きな体育館のような建物があります。そこが「中国鉄道博物館」です。
403路の終点「環行鉄道」から東へ約600m、徒歩で約10分です。
 
北京市内からタクシーという方法もありますが、新しく出来た博物館なので、運転手はまだあまり知らないようです。
 
☆営業時間 入館料☆
 
・営業時間 9:00〜16:00
・入館料  大人 20元
       子供 10元
・休館日  月曜日
 
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