このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください






☆ゆうとぴあ4 (ex.ニューあかつき)
 
沖縄航路で活躍したフェリーが中国航路に就航。
旅客営業は休止されてしまいました…。
 
『ゆうとぴあ4』は、大島運輸(現・マルエーフェリー)のRORO貨客船として1991年に就航した船で、大阪/神戸−奄美/沖縄航路や鹿児島−奄美/沖縄航路で活躍しました。ブリッジ下から船首部分にかけてボンネット状になっている車両甲板が特徴的で、当時、大型デリックなどが目立つ武骨なデザインの船が多かった沖縄航路の就航船舶の中では、スマートなデザインがかっこいい船でした。
 
沖縄航路での役目を終えて、海外に売却されることになっていたこの船ですが、売却先の会社が倒産し、行き先が決まらぬまま鹿児島の谷山港に係船されていましたが、上海下関フェリーに所属して下関−蘇州(太倉)航路で運航されることになり、2009年10月、『ゆうとぴあ2』に代わって就航しました。
 
20000トンオーバーの大型フェリー『ゆうとぴあ2』を配船し、2005年から運行されてきたこの航路ですが、貨物輸送のみで下関−上海航路として運航されていたものの、旅客営業が始まらないまま2006年には中国側の寄港地が太倉(蘇州)に変更。一時はどうなることかと心配されましたが、2007年8月末から念願の旅客営業が開始され、めでたく日中貨客船航路の仲間入りとなりました。しかし、2009年10月、就航船舶が『ゆうとぴあ2』より一回り小型の『ゆうとぴあ4』に変更されてから、旅客営業は再び休止されてしまいました。
下関−太倉(蘇州)を結ぶこの航路は、日中フェリー航路では唯一年間を通して東シナ海の北部を通る航路となり、船上からは九州北部の海岸線はもとより、もしかしたら済州島を望むことができるかもしれません。中国に入ってからの長江遡上もおもしろそうです。旅客営業の再開が楽しみです。
 
☆Ship Data
☆ゆうとぴあ4 (ex.ニューあかつき)
・総トン数:14,250㌧
・全長:145.61m ・全幅:22.0m ・喫水:6.25m
・主機関:9,000馬力×2基
・航海速力:21.5ノット
・旅客定員:0名(旅客営業休止中) ・貨物積載能力:143TEU
・就航年:2009年(旧航路では1991年) ・船籍:パナマ
・横揺れ防止装置:フィンスタビライザー 
・離着岸支援装置:バウスラスター、スタンスラスター

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