ブルートレイン。少年時代には、誰しもが憧れを抱いていた列車ではないだろうか？もちろん、私もその一人であった。
ヘッドマークを掲げて走る機関車。普段は体験できない寝台車、食堂車を連結。夜を徹して走り、子供心では想像に頼るしかない遥か遠い終着駅を目指す。
しかしながら、そんなブルートレインも時代の流れには勝てず、衰退が続いている。2005年春のダイヤ改正では、名門東海道ブルトレの「あさかぜ」「さくら」が消えた。長距離移動の主流はもはや完全に飛行機や新幹線に移り変わってしまった。時間の無い現代人は、旅行ですらもはや夜行列車の選択は主流では無い。
しかし、こんな時間の無い時代だからこそ、ゆっくりと夜行列車の旅を味わってみたい。満員電車を尻目にビールを飲みながら、流れるゆく都会のネオンを見送るか？。揺れる列車の中で、ゆっくりと友達と語り合うか？ガイドブックを片手に観光地を巡る計画を練るか？はたまた、個室で家族一緒にブルトレの旅を楽しむか？楽しみ方はいろいろだ。




ここでは、ブルートレインの魅力再発見のきっかけとなることを願いつつ、写真を交えブルートレインを紹介したいと思います。是非ブルートレインに乗って、今なお走り続けるブルートレインを記録して頂きたいと思います。