2015年 9月

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9月30日(水) 【さんまの塩焼きにとって、白米の出来は非常に重要】

 今日は久しぶりに早朝研究室。早めに起きて6時には研究室に着いた。午後研究打ち合わせだったので、午前中にできることをやっておく。そして午後3時間半程度の打合せを経て、月に一度の喘息定期健診のために三鷹の病院へ行く。今月も特に問題ないようで一安心。これから寒くなっていくので、急な気温の変化で喘息が出てこないことを祈るのみ。

 夕食は三鷹の大戸屋で生さんまの炭火焼き定食。今日は一匹にした。でも今日のさんまはいまいちだったかもしれない。炭火感があまりなかったし、あまり脂が乗ってなかったし、何より白米があまりおいしくなかった。さんまの塩焼きっていうのは、もちろんさんまがメインではあるのだけど、それと同じかそれ以上に白ご飯の出来も重要だと思っている。今日はその白ご飯の出来がよくなかったので、おいしさ5割減という感じだった。ご飯もさんまもあまり熱くなかったしなあ。次回に期待しよう。


<恒例の大戸屋の生さんまの炭火焼き定食>

 今日は朝早く起きたこともあって、10時過ぎには寝る。少なくとも時間的には健康的な生活だ。


9月29日(火) 【いろいろ】

 午前中、エクセルでデータの整理をしていたのだけど、何を間違ったか保存しないで終了してしまった。あああぁぁぁ!!と気付いたときには既に遅しで、結局午前中の2時間の作業がパーになってしまった。おかげで朝からテンションだだ下がり。エクセルのウィンドウをたくさん開いて作業するのはよくないです。

 昼から国立の研究室へ行き、打ち合わせをした後はひたすら統計ソフトのRを回す。その合間に11月のバルセロナ行き航空券を予約した。JALで予約して往復約11万円。最後の1席だったので危なかった。エミレーツ航空何かだと8万円くらいで行けるみたいだけど、ドバイで乗り換えると時間がかかるし、何よりJALのエコノミー座席は今のところ群を抜いているように思うので、安心感があるJALにした。ヨーロッパ往復の航空券は時期によっては30万円くらいかかることもあるから、11万円なら安いもんだ。試しに僕が最後の1席を予約したあとに改めて予約ページを見たら、一気に値段が5万円も跳ね上がっていたから、ぎりぎりで抑えられてよかったと心から思う。

 夜10時頃研究室を出て、夕食は吉祥寺の日高屋でビール+餃子+レバニラ炒め定食。日高屋は11時前だというのに満席だった。僕の両隣に座った20代と思われる男たちは、食べる途中もずっと左手でスマホを弄っていて、一体どういう教育を受けてきたのかと。特に左に座っていた学生風の若者は、僕が席に着く前に既にラーメンを食べていたにもかかわらず、僕がビールと餃子を堪能し、レバニラ炒め定食を食べて一息ついた後もまだ左手でスマホをいじりながらラーメンを食べていた。食べながらスマホを弄るという行儀の悪さはともかく、ラーメン伸びるだろ!ラーメンへの感謝が足りん!と、別の意味でイライラしてしまった。ラーメンをバカにする者はラーメンに泣きますよ。


9月28日(月) 【千葉県松戸市】

 千原ジュニアの結婚がニュースで流れてきたと思ったら、その直後に福山雅治結婚のニュースが流れてきて、全部持っていかれた感じがする。変な言い方だけど、今年は有名芸能人の結婚も多いし、一方で訃報も多いように感じる。今日も岸朝子さんが亡くなったというニュースが流れてきた。僕にとっての岸朝子さんといえば、料理の鉄人で毎回「料理記者歴40年」と紹介されていて、この人はいつになったら料理記者歴が41年になるのかと不思議に思っていたおばあさんだった。欠点を的確に指摘しつつも、最終的には「おいしゅうございます」で締める物腰柔らかいコメントには、中学生の僕も「このばあさんは海原雄山みたいに料理界で絶大な力を持っているに違いない」と思ったほどだった。91歳まで生きれば大往生かな。お疲れ様でした。

 今日は非常勤で金町へ。先週はシルバーウィークで休みだったので、今日が2週間ぶりの2回目。前回はガイダンスで人が少なかったけど、今週はレギュラー講義が始まるということで受講人数増えていて、30人を超えていた。200人近い学生がいる六角橋に比べれば少ないけど、去年まで20人弱でゆったりとやっていたので、今年増えていることに少しむむむ、という感じになる。受講生が増えると試験やレポートの採点が大変になるからなあ。でも30人くらいだと1人でサクッと終わるからいいか。

 講義後、常磐線に乗って金町から隣の松戸まで行く。江戸川を超えた松戸市は既に千葉県なので、金町がいかに東京の端にあるかが分かる。松戸は有名ラーメン店がひしめく激戦区ということだったので、今日は遅めの昼食を松戸のラーメン屋で取ることにした。松戸一番の有名店である「とみ田」は、あまりの行列に事前受付制になったということで、ちょっとハードルが高い。そこで今日は2番目に有名だと思われる「兎に角」へ行く。兎に角は松戸駅近くの路地にあり、午後3時過ぎなので並ぶことなく着席。名物らしい温玉油そば(880円)にした。

 油そばは吉祥寺のぶぶかのような、「体調の悪い人はご遠慮ください」的なものではなく、どちらかと言えば優しい感じの味。個人的にはちょっと物足りないような気がしたけど、それは油そば=ぶぶかの刷り込みがあるからだろう。最後にタレが残るので、スープ割をお願いして飲むとこれがおいしかった。スープ割がおいしいということはラーメンがおいしいということだから、次は王道のラーメンの方を食べてみようと思う。ちなみにちょっと写真を撮り辛い雰囲気だったので、今回は写真なしです。

 食後、松戸駅周辺を少しぶらぶらする。松戸は千葉、船橋に続く千葉県第3位の人口規模を誇り、その人口は約49万人。その人口規模に違わず、駅前は結構栄えていた。ただ、駅自体は結構古い。いずれ改装工事が行われそうな雰囲気ではあった。


<千葉県の玄関口、松戸駅>

<松戸駅前>

<この路地にある「兎に角」に行った>

<松戸駅は基本的に古い>

 帰宅後、今日は今年一番のスーパームーンだということで、一眼レフで満月の写真を撮ってみた。確かに明るくて撮りやすかったけど、三脚がないのでどうしても細かい手振れが生まれてしまう。三脚買おうかなあ。


<今日はスーパームーン>

9月27日() 【日曜日】

 日曜日です。


9月26日() 【千里眼】

 今日は勝手に休息日。昨日の講義で体力をずっしり持っていかれたので、しっかりと睡眠を取る。

 午後近所のスーパーに買い物に行くと、カップ麺のコーナーに千里眼のカップ麺を見つけた。千里眼は駒場にあるラーメン屋で、確か僕がD3の頃にできた店だったはず。それまで駒場でラーメンというと山手の一強という感じだったけど、二郎にも似たがっつり系の千里眼ができてから、学生客がこっちに移ったとか移ってないとか。。その頃僕はD3で大学院に籍を置いていながら、今の国立に出入りするようになっていたので、なかなか千里眼に行く機会がなかった。その千里眼のカップラーメンが出るまでになったのかと思い、試しに買ってみた。まあ、実際に作って食べたけど、カップ麺なので良く分からんというのが正直なところだった。


<千里眼のカップラーメン>

<作ったらこんな感じ>

 千里眼には1回だけ行ったことがあって、調べたら2010年7月のことだった。今から5年前。もう味の記憶とかは全く覚えてないけれど、赤い色した揚げ玉が結構辛かったことを覚えている。写真を見ても、カップ麺の内容は現実には程遠いな。


<実際の千里眼(2010年7月)>

<千里眼のラーメン>

 夜はENGEIグランドスラムを見ていたら眠くなったので、早めに就寝。


9月25日(金) 【孤独のグルメ】

 今日は六角橋非常勤。朝から雨でジメジメとした天気だったけど、気温が低めで最高気温も20度程度ということだったので、今日の講義は楽そうだなと思って家を出た。しかし僕の予想とはうらはらに、教室の暑いこと。。雨が降る日は湿度が高くなるので、いくら外が涼しくても教室がむわっとしている。そしてどうやら1,2限ともに講義がある教室のようで、その熱気がずっと残っている。おまけにエアコンを24度に設定しているのに、全然涼しくならない。さらに教室は満席で人口密度が高過ぎる。これだけの条件がそろっているので暑くないわけがなく、今日の講義は本当に大変だった。常に垂れてくる汗を拭き拭き、途中で脱水症状になるんじゃないかと思うくらいの辛さ。おかげで2コマ180分終わった後の疲労感が半端ないというか、ずっとサウナに入っているような感覚だった。

 学生さんに書いてもらっているリアクションペーパーでも、「今日は暑かった」「教室が暑いので何とかしてほしい」「人数に対して教室が狭いので暑い」等々、暑さにまつわる感想が結構見受けられた。でもね、一番暑いのは動き回って喋りまくっている僕なんですよ。そこんとこ理解してください。とりあえずは教務に相談しないといけないけど、一介の非常勤講師のお願いじゃあなあ・・・。

 ぐったりして帰路につき、途中渋谷の啓文堂書店で「孤独のグルメ2」を買う。1巻が出たのが1997年10月というから、何と18年振りの新刊らしい。1997年と言えば、僕もまだ高校生じゃないか。さらに1巻の中のエピソードは大体1994年〜96年辺りのものだったので、僕が中学生のときということになる。そう思って読み返してみると、かなり昔の話なんだなあと思う。当時は全く話題にもならなかったらしいけど、21世紀に入ってじわじわと話題になり、ドラマ化してさらに火が付き、18年を経て第2巻というのは作者も想像してなかっただろうな。


<買った>

 帰って早速読んでみたけど、20年近くなって主人公のゴローさんの表情が少し柔和になった気がする。あとはやけに親父ギャグが多くなった。ギャグはドラマの松重ゴローさんから逆輸入された感じではあるけど。とりあえず、渋谷の魚定食の店と駒沢の牛モツ定食の店には早めに行ってみたい!


9月24日(木) 【再びドイツ風味】

 今日は研究室へ行き、午後研究打ち合わせ。夜はドイツ料理のノイフランクへ飲みに行く。まだドイツから帰ってきて10日くらいしか経っていないのに、早速ドイツビールが飲みたくなった。ソーセージをつまみにしてレーベンブロイやバイエンステファンの白を飲むと、ドイツのあの日々を思い出す。鬼のような出来事を思い出して若干気持ち悪くなりそうだったけど。

 ノイフランクの料理は日本人の口に合わせているので、個人的にはドイツで食べるドイツ料理よりも安心しておいしく食べることができるような気がする。本末転倒だけど、ノイフランクみたいな店がドイツにあったらなあと思う。ドイツの飲食店の多くは日本のように何種類かつまみを頼んでビールを飲む、という居酒屋スタイルではなく、しっかりとした料理を一人一品頼むというスタイルの店が多かったので、日本式のだらだら飲むスタイルの店があってもいいんじゃないだろうか(僕が行ってないだけど、ドイツにもそういう店はあるんだろうけど)。


<バイエンステファン>

<レーベンブロイ>

<ソーセージ各種>

<きのこのミートローフ>

<ゴルゴンゾーラとハチミツ>

<ポテトとコンビーフ>

 ノイフランクに閉店の9時半までいて、ドイツのビールと料理を堪能できたのだけど、やっぱりワタシは日本人、日本の海の幸、特にサンマが食べたくなったということで、駅前にあるおさかな居酒屋へ行って2次会。先週山口居酒屋で食べられなかったさんまの刺身と塩焼きを注文して、ハイボールを飲む。ドイツ料理もいいけど、やっぱり日本人は海の幸ですねぇ。とかいいつつ、さんま料理が出た時点で腹一杯になってしまっていて、あまり食べられなかったけど。


<さんまの刺身>

<さんまの塩焼き>

 程よく酔って、11時過ぎに帰宅。帰ってから食べ足りない気がしたので、わさび味柿の種を食べながらオールナイトニッポンを聞いていたのだけど、いつの間にか寝てしまったようで、朝起きたら布団に上に柿の種がばらまかれていた。。


9月23日() 【一息】

 シルバーウィーク最終日。折角なので1日くらいはどこかに出かけようかと考えていたけど、生活リズムが大幅に狂ってしまっていたようで、起きたら昼過ぎだった。しかも体がだるい。こういうときは無理をしない方がいいので、家事をしてゆっくりと過ごすことにする。たまっていた洗濯物も洗えたので、これで金曜日の講義に着ていくYシャツが足りなくなるということはなくなった。

 ドイツ出張から帰国して、ようやくほっと一息の一日になった気がする。


9月19日()〜22日() 【執筆】

 連休は11月頭の国際学会用の報告論文をシコシコと執筆する。世間的にはシルバーウィークで、しかも天気もよいと来ているなかで、何をやっているんだろうという虚無感が半端なかった。正直言って今回は本当に間に合わないんじゃないかと思って、途中で何度か本当に報告を辞退しようかと考えたけど、共著になっているので第2執筆者以下に迷惑をかけられないし、そもそもやらないと業界的に抹殺されるので、何とか踏みとどまって書き続けた。ここ数年で一番苦しかったかもしれない。英語苦手人間にとって、論考を英語で書くというのは本当に骨の折れる作業です。

 締切は21日ということだったので、恐らくアメリカ時間でも大丈夫なんだろうということで、日本時間の22日の夕方に何とか提出して一応終了。本格的な分析がない、要約とか計画論文みたいな感じにはなってしまったけど、学会後に改めて本格論文を執筆しないといけないようなので、現時点ではこんなもんでいいんだろうと勝手に納得しておく。

 分析とか報告準備とか、これから大変になっていくけれど、ひとまず提出できたということで、夜は家で酒を飲む。近所のスーパーに行ったらいつも売られていないかに味噌の缶詰がセールか何かで売られていたので、酒の肴に買ってきた。そして角ハイボールと一緒に。量が多かったので数日に分けてちびちびと食べる予定だったけど、食べ出したらやめられないとまらない状態になってしまい、結局1缶全部食べてしまった。。濃厚でおいしかったけど、コレステロールとかそっち方面が心配だ。


<カニ味噌を買ってきた>

 ここ4日間で結構疲れたので、火曜は早く寝ようと思ったのに、目が冴えてなかなか寝られなかった。どうしようもないので朝4時頃にもう一回ハイボールを作って残ったかに味噌をつまみにもう一杯やるという。。廃人まっしぐらですわ。


9月18日(金) 【後期開始その2】

 今日から六角橋の方も後期の講義が始まる。今年は日の並びの関係なのか、私立だと9月の第3週から講義が始まるので何だか忙しない。自分が大学生だったときの国公立は10月第2週から冬学期が始まっていたから、なおさらそう感じる。その分12月中にはほとんど講義が終わってしまうのはありがたいところだけど。

 今日はガイダンスだったので、1コマ50分程度で切り上げる。ただ、今年の教室は空調が悪いのか熱がたまるのかいつもムシムシしていて、今日も喋りながら暑くて気持ちが悪くなってきた。一応冷房をマックスの24度にしているのに、全然効かない。おまけに今日はYシャツの洗濯が間に合わなかったので、Tシャツにジャケットというラフスタイルで臨んだのだけど、下がYシャツだとジャケットを脱ぎにくく、結局いつもよりも余計に汗だくになってしまった。Tシャツだと襟がないから、汗をかくとジャケットの首回りのところがめちゃくちゃ気持ち悪くなってしまう。今後下にTシャツはやめておこう。

 週末は必死こいて国際学会のペーパーを書かないといけないので、それに備えて帰りに代々木八幡のハシヤでたらことうにのスパゲティを食べて帰る。大盛りで1350円。やっぱり間違いない。

 さて、世間は明日からシルバーウィークということだけど、個人的にはそんなの関係ねぇ!だな。


9月17日(木) 【ダブルで】

 今日もドイツ出張の振替で休み。ではあるものの、そのドイツ出張の後処理をしないといけないので、研究室に行く。何だか釈然としないが雇われている身だから仕方がない。今日は雨が降っているので億劫だった。ということでしこしこと出張報告書を作成した。折角研究室に行ったので、ついでに明日の講義の準備もして帰る。

 帰りに吉祥寺の大戸屋で夕食。今日もさんまの塩焼き(1匹)にしようと思って行ったけど、店前のサンプルにダブル(2匹)があって、少し心を動かされる。店に入って悩んだ結果、今日はダブルで行くことにした。値段は1200円、カロリーは1450kcal。1匹目はおいしく食べられるけど、2匹目の途中から苦しくなってくるのは去年と一緒。でも幸せだ。


<サンプルが私にダブルを注文しろと囁いている>

<結局ダブルを注文する>

 夜になって国際学会のペーパーに取り掛かったけど、これは果たして間に合うのか?


9月16日(水) 【お休み】

 今日はドイツの出張振替で休み。もしかしたらあるかも、と言われていた出張もなくなったので、本当に休みになった。でも事務に提出する出張報告の作成とか、明後日の講義準備とかあるので、結局休みにならない。本当は来週月曜締切の国際学会用ペーパーを書こうと思ったのだけど、そこまでいかなかった。少し先が思いやられる。

 夕食は近所のスーパーでさんまの塩焼きを買ってきて食べる。近所のスーパーには北海道直送の生さんまが売られているけど、残念ながらうちではさんまを焼けないので、あらかじめスーパーが焼いたものを買うことになる。焼きたてじゃないから冷めて身が固くなってしまっているけど、さんまが新鮮なのである程度はおいしい。でもやっぱり焼きたてを食べたいなあ。IHクッキングヒーターはこういうとき不便だ。


9月15日(火) 【朝から晩まで】

 今日は朝から国立へ行き、午前中研究打ち合わせ、午後プロジェクト研究会。ドイツのお土産(ビール2リットルとジョッキ2つ)を持っていくために、国内旅行用のスーツケースを引きながら国立へ向かった。やっぱりビール2リットルとジョッキは重いな。あまりにかさ張って重いので、成田空港から自宅まで宅配してもらったけど、そのお金も結構かかったので、今後お土産選びの際にはいろいろと気を付けよう。

 研究会後、Y君I君と山口居酒屋へ飲みに行く。早速さんまの塩焼きと刺身を食べようと思ったら、何とさんまを切らしています、と。この時点で僕のテンションはだだ下がりになってしまったけど、気を取り直してキノコのバター炒めとかハムカツとか、いつものメニューを注文する。でもさんまがないのは残念だ。さんまがあったらなあ。さんまが。。


<きのこのバター炒め>

<ハムカツ>

<もやしと豚肉>

<鰹の刺身>

<蛸のから揚げ>

<長門焼鳥>

 今日はこの間の近況報告ということになり、Y君が残念合宿の話を、僕がドイツの話をすることになった。ちょうどノートパソコンを持っていたので、写真を見てもらいながらいろいろと小ネタを言ったつもりではあるけど、今年はほとんどハプニングが起こらず、小ネタも少なかったから僕の話はあまり面白くなかったかもしれない。面白くなかったらすみません。

 結局Y君と僕の話をしていたらいつの間にか11時を過ぎていたので、僕の話を途中で切り上げて帰る。今日は話すことに集中してあまり飲まなかったけど、電車に乗ったらあまりに眠くて寝てしまい、気が付いたら東中野まで乗り過ごしていた。余裕を持って国立を出たのに、東中野まで行ってしまったので結局終電になってしまうという。。僕は基本的に寝過ごす人間ではないと思っているのだけど、時差ぼけのときにアルコールを入れたらこうなるということが良く分かった。以後気を付けよう。


9月14日(月) 【さんまと流山線】

 昨日は今日の講義の準備をしていたら椅子に座ったままいつの間にか寝てしまっていたらしく、気が付くと明け方だった。まだ準備は終わっていなかったけど、これ以上起きていられなかったので諦めて布団で寝る。金町は同じ講義で3年目だし、まあ何とかなるだろう。

 目が覚めたら朝10時前だったので、急いで支度をして非常勤先の金町へ。行きの電車の中ではただひたすら眠かった。ドイツ時間ではまだ夜中の3時とか4時だし、1日で時差ぼけが治るはずがないので当たり前か。そんなわけでうつらうつらしながら8か月ぶりの金町へ。金町の講義は毎年冬学期なので、駅に降りると「今年も秋がやってきたなあ」と思う。そして3限で講義。今日はさすがにあまり準備もできなかったし、そもそも初回はガイダンスだし、20分くらいで切り上げようと思っていて喋り始めたら、結局50分近く喋ってしまった。よく何もないのに喋ったなと自分でも感心する。とんだおしゃべりクソ野郎だ。というよりは、慣れというのはすごいもんだ。

 講義後、金町駅前の大戸屋で昼食。昨日カレーを食べたので、今日は大戸屋でさんまを食べると決めていた。金町の大戸屋は駅前ショッピングセンターみたいなところの2階にあるからか、午後2時半だというのに満席に近く、お客の多くが高齢者だった。吉祥寺や三鷹の大戸屋は若い人が多いので、場所によって全然違うんだなと変に感心する。

 そしてさんま。2匹と1匹で悩んだけど、まだ時差ぼけが治ってなくて食欲全開とはいかなかったので、今日は1匹にする。ご飯とみそ汁とひじきがついて900円。大戸屋のさんま定食を食べると、「今年もこの季節が来たねぇ」としみじみする。さんまの塩焼きを食べる習慣は日本くらいしかないらしいので、つくづく日本人でよかったと思う。もし最後の晩餐があるとしたら、僕はさんまの塩焼きと刺身、それに炊き立ての白いご飯とみそ汁にするだろうな。今年はあと何回新鮮なさんまの塩焼きを食べられるだろうか。


<今年もこの季節がやってきました>

<生さんまの炭火焼定食とご対面>

 午前中はどんよりした天気だったけど、午後になってすっきりと晴れた。講義が終わり、さんまを食べて気分も良くなったので、ちょっと寄り道して帰ることにした。最近はまっている「乗ったことのない鉄道に乗ってみるシリーズ」で、今回は流山線。JR金町駅から常磐線を千葉方面に3駅行った馬橋からのびる、全6駅の小さな私鉄路線。手書きの運賃表とか電車内の広告とか、何ともレトロだった。平日の午後、日光が降り注ぐローカル私鉄でトコトコ行くのは何とも贅沢だ。ちなみに仕事とか用事のついでに知らない鉄道路線に乗ってみるシリーズが増えてきたので、いつか改めて別ページでまとめたい。


<終点流山駅>

<流山線は短い>

<流山駅>

<運賃表が手書きで古い>

 小1時間ほど流山線を満喫してから帰宅し、昨日はできなかった出張荷物の片づけをする。帰宅してから、水・木の四国出張はなくなったとの連絡をもらってちょっと小躍り。これで何とか国際学会のペーパーを書く時間を確保できたので、心底ありがたい。


9月13日() 【帰国】

 2週間のドイツ出張を終えて帰国。成田に午後2時頃着き、いつもの欧州出張のときに比べると比較的体力があるような気がしたので、成田空港周辺にあるほぼ廃墟化した東成田駅とか、東成田から一駅先の芝山千代田駅とかを見てから帰ることにした。でもやっぱり相当疲れていたようで、帰りの電車の中ではぐったり。おまけに高田馬場で人身事故があったとかで、本来であれば東葉勝田台から吉祥寺まで乗り換えなしの一本で帰れたところを、乗り換えを余儀なくされてしまい、想定していた時間よりも1時間も帰宅が遅くなってしまった。こういうことなら素直に成田エクスプレスで帰るべきだったかな。

 日本に帰ったら大戸屋のさんま焼き定食かココイチのカレーを食べようと思っていた。帰りに乗り換えた京成の勝田台駅前にココイチがあるということで、今日はカレーで。ドイツでは野菜をあまり食べられなかったので、野菜カレーにほうれん草とチーズをトッピングして1000円を超えるという奮発メニューにした。やっぱり米はおいしいな。ドイツ料理もよかったけど、日本人の僕は何だかんだで日本食が一番だ。


<野菜ほうれん草チーズカレー>

 夜7時前に帰宅し、出張の事後事務的なことをしていたら急激に眠くなったので、3時間ほど布団も引かずに仮眠を取る。ヨーロッパから帰ってきた日はこの猛烈な眠気が絶対に襲ってくる。明日以降の時差ボケを考えるとちょっと憂鬱だ。

 帰国早々だけど、明日は早速金町の講義初日、明後日はプロジェクトの研究会、そして水・木はもしかしたら四国に出張という日程になっている。四国に出張することになったら金土日で京都の学会にも寄ってくるつもりではあるけど、来週月曜日が国際学会報告用の論文提出締切日になっている。何かもう、いろいろと破綻しているような。。とりあえず明日の講義準備を始めないといけないのでつらーい!


8月31日(金)〜9月13() 【ドイツ(2年振り3回目)】

 出張で2週間ほどドイツへ行ってきた。去年はイタリアに行ったので、2年振り3回目のドイツ。これまでに訪れたことがあるベルリンの他に、今回新たにライプチヒ、ローテンブルク、ハイデルベルク、ケルン、ブレーメンなどなどの有名都市にも行った。これだけ見ると観光万歳みたいな感じになってしまうけど、個人的には今回の出張はかなりヘビーだったと思う。訪問先では基本的に通訳を付けずに英語でやりとりをするので気が張っていたからかもしれないし、電車移動と乗り換えがかなり多かったからかもしれないし、そもそも事前に時間がなさすぎて準備が直前(というか出張中の前日とか)の綱渡りで行うことになってしまったからかもしれない。今回のヘビーさを10段階評価で表すとすれば、8くらいが妥当か。一番辛かった4年前のチェルノブイリ関連が9だったので、それに匹敵する感じではあった。ちなみに去年のイタリアは2。いや、1か。

 一応、訪問した先々の代表的な写真など。この写真だけ見ると遊びに行ったように見えるな。。


<ベルリンのブランデンブルク門を少し高い場所から>

<風車が一杯>

<ライプチヒ(ゲーテ像と市庁舎)>

<ライプチヒではゲヴァントハウスオーケストラを聴きに行く>

<エアフルトの教会の塔から見る街並み>

<日本人が大好きなローテンブルクの街>

<ハイデルベルクの古城>

<古城から眺めるハイデルベルクの街>

<巨大なケルン大聖堂>

<ICEの食堂車で景色を見ながらビールを飲む>

<ベルリン大聖堂からの眺め>

<ブレーメンの市庁舎と大聖堂>

<市庁舎のそばにブレーメンの音楽隊像>

<規模が巨大なブレーマーハーフェンのコンテナ港>

 この日記は最早飲食日記と認識されているようなので、ご期待にお応えして(?)、出張中に飲み食いしたものの写真でも。まずは飲み物。ドイツと言えば言わずと知れたビール王国なので、今回は行く先々でビールを飲みまくった。ドイツの基本は500mlだけど、午後に用務があったけど、昼ビールもなんのその。写真にはワインや炭酸水やジュースも交じっていますが。。改めて写真を見ると飲んだくれてるなあ・・・。

 続いて食事。今回は途中で体調を崩してしまい、数日間やや食欲を落としてしまったことがあったけど、全体的には最後までおいしくドイツ料理をいただいた。ただ昼からレストランに入ると結構お金と時間がかかることになるので、食費がどんどん飛んで行く。もちろん1ユーロのホットドックで済ましたり、インビスのカリーヴルストを食べたりして安く抑えたときもあったけど、計算したら2週間で食費に7万円近くを費やしていた。流石にやり過ぎたので、次回行くことがあったら少なくとも昼食は安めの店で簡単に済ませることを提案しよう。

 大体レストランで食べるちょっとしたドイツ料理よりも、さっと食べられるホットドックの方がおいしかったりする。特にベルリンのレストランは高い割りにイマイチなことが多い。ベルリンではドイツ料理以外の外国料理か、インビスでカリーヴルストかの2択かもしれない。ちなみに今回の1位は、エアフルトで食べたホットドック(横4縦4)と、ホットドックがおいしかったので追加注文したチーズバーガー(横3縦7)。2位は訪問先で出されたパン(横1縦5)。贅沢な料理より、こういう手軽なものの方がおいしいのかもしれないな。

 来年はまだ行ったことがないドレスデンとかハンブルクとか、じっくり歩いてみたいミュンヘンとか、そういうところにも行けますように。


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