このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
蕉 門
菅沼曲水
湖上吟 十月二日膳所、水楼にて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
帆かけぶねあれやかた田の冬げしき | 其角 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゼゝ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
此月の時雨を見せよにほの海 | 曲水 |
木のもとに汁も膾も桜かな | 翁 | |||||||||||||||||||||||||||
西日のどかによき天気なり | 珎碩 | |||||||||||||||||||||||||||
旅人の虱かき行春暮て | 曲水 |
芭蕉庵のふるきを訪 | ||||||||||||||||||||||||
菫草小鍋洗しあとやこれ | 曲水 |
即 興 | |
珍碩
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螢見や茶屋の旅籠の泊客 | |
湯殿の下駄に散レる卯の花 | 車庸 |
そよそよと風にはちくの皮干て |
正秀
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笠一繩手先へゆく鑓 | 昌房 |
百舌鳥ひくやおこしかけたる岨の月 | 曲水 |
露のよどみにむつはねてとぶ | 探志 |
椀家具も人の跡かる舶の秋 |
之道
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