このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
かみつけのとねの郡の老神の時雨ふる朝を別れゆくなり | ||||||||||
相別れわれは東に君は西にわかれてのちも飲まんとぞおもふ |
雑木山登りつむればうす日さしまろきいただき黄葉照るなり | |||||||
このあたり低まりつづく毛の国のむら山のうへに浅間山見ゆ |
夕日さす枯野が原のひとつ路わが急ぐ路に散れる栗の実 | ||||
音さやぐ落葉が下に散りてをるこの栗の実の色のよろしさ |
おもはぬに村ありて名のやさしかる小雨の里といふにぞありける | |
学校にもの読める声のなつかしさ身にしみとほる山里過ぎて |
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