2015年 12月

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12月31日(木) 【二千十五年大晦日】
  


<昼に一足早い年越しそば>

<今年もアワビがやってきた>

  


<アワビを焼きます>

<バターでアワビを焼く>

<おいしそうに焼けている>

<大晦日なので刺身も>

  


12月25日(金)〜30日(水) 【西日本を駆け巡る】

●25日(1日目) 東京(ムーンライトながら)→大垣→美濃赤坂→岐阜→美濃太田→武豊→名古屋→津

●26日(2日目) 津→天王寺→和歌山市→王寺→奈良→王寺→天王寺

●27日(3日目) 天王寺→久宝寺→放出→兵庫→和田岬→加古川→谷川→福知山

●28日(4日目) 福知山→宮津→西舞鶴→福知山→和田山→姫路→岡山→倉敷→岡山

●29日(5日目) 岡山→総社→福山→西条→広島

●30日(6日目) 広島→可部→広島→岩国→錦町→岩国→下関


12月24日(木) 【今年のまとめ】

 相変わらず鼻水が止まらず、ちょっと喉が痛くて微熱がある。が、この程度では休めないので、今日は国立へ。午後に年内最後のオムニバス講義と研究会を終えて、久しぶりに吉祥寺の洞くつ家でラーメンを食べてから帰宅、という一日。

 さて、年内は金曜・月曜ともに非常勤が終わったので、ちょっと早いけど明日から年末休暇に入ります。それに合わせて今日の夜から帰省するので、年内東京にいるのは今日で最後。ただ、こんな体調でこれからムーンライトながらという夜行列車に乗っても大丈夫なのか、我ながらちょっと心配。
 
 以下の写真は今年の僕のまとめ。こうやってみると今年も仕事・プライベート問わず、いろんなところに行ったものだと思う。特に11月のスペイン(バルセロナ)は、スペインなんて一生行くことないと思っていたし、参加した学会の謎加減もあって、いい悪いは別にして印象に残るものになったと思う。にしても、7月以降はやっぱり出張が多かったんだなと、写真をまとめてみて改めて気付いた。今年は7月から今月の頭の報告までずっとイベント・締切続きで精神的にきつかったというか、結構参った感じではあったので、12月に入ってからの抜け殻感が半端ない。もう12月中はこのまま惰性で生きていくことにして、年が明けたらまた気分を入れ替えようと思っているけどどうなることか。


<1月:久しぶりに年末年始の帰省>

<2月:鶴見線で日本に一番海に近い駅へ>

<3月:北海道周遊。納沙布岬で流氷を見た>

<4月:新緑の等々力渓谷>

<5月:九州周遊。田植え時期の阿蘇>

<6月:鰹のたたきがおいしい季節>

<7月:富士宮の朝霧高原。富士山は見えなかった>

<8月:大分出張。由布岳が綺麗に見えた>

<9月:ドイツ出張。ブレーメンのマルクト広場>

<10月:滋賀出張。琵琶湖の朝焼け>

<11月:バルセロナ学会。サグラダ・ファミリアも見る>

<12月:東京ぶらぶら。豊洲駅から見た夕焼け>

 それでは、よいお年を。


12月23日() 【天皇誕生日】

 昨日の明け方から鼻炎がひどくて薬を飲んでいたのだけど、症状が治まるどころかひどくなる一方でちょっと参っている。今日は起きた時に少し熱っぽいので体温を測ってみたらまた37.5度とかあって、よく熱がでるなあと我ながら呆れてしまう。ちょっとだけ喉も痛いくらいなので、インフルエンザではないと思うけど、それにしても11月以降風邪を引き過ぎだ。

 ということで今日は休みで特に用事もないこともあって、風邪薬を飲んで寝ていた。でも全然鼻炎が止まらない。


12月22日(火) 【冬至】

 今日はまず三鷹市役所にマイナンバーを取りに行く。11月中に届けられたようだけど、そもそも一人暮らしだと平日の日中は基本的にいないし、不在通知もいつもと違う郵便受けに入れられていたのでずっと見過ごしてしまっていた。それでわざわざ市役所まで出向く羽目になってしまったのだけど、三鷹市役所は吉祥寺駅からも三鷹駅からも微妙に遠く、バスで15分くらいかかる。正直言って非常に面倒だ。僕はどちらかと言えばマイナンバーのようなものがなぜ今までなかったのかと思っているので反対派でも何でもないのだけど、実行するなら国が決めた制度なんだから、最後まで地道に配達するくらいの面倒を見てほしいもんだ。僕はまだ日中の平日に時間が取れる方だけど、取れない一人暮らしの社会人はどうしているんだろうか。

 そういうわけでまず吉祥寺からバスに乗って市役所へ行き、マイナンバーを受け取る。隣の窓口で手続きしていた高齢の男性は身分証明書を忘れたようで、「なぜ受け取りに身分証明書がいるんだ!そうところは柔軟に対処してもらえないのか!」と結構怒っていた。でもおじいさん、その怒りはお門違いですよ。こういう説明文を読まない自分勝手なクレーマーに対応しないといけないから、自治体の職員も大変だ。

 マイナンバーを受け取ってから再びバスに乗って今度は三鷹駅へ。ところがこの三鷹駅行きのバスが滅茶苦茶混んでいて、朝の中央線上りかと思うほどだった。平日の日中なのに。三鷹市役所と吉祥寺駅、三鷹駅を結ぶバスはいつも混雑しているので、バスの本数を増やすとか新しい鉄道を作るとか、何とかならないかな。とにかく、マイナンバーを取りに行くためのバス代・電車代が500円くらいかかってしまった。

 その後国立の研究室へ行って夜まで。夜は何を食べようか迷った挙句、吉祥寺の金子屋の天丼を持ち帰ることにした。金子屋の天丼は江戸前のややしっとりとしたタイプの天ぷらなので、時間が経ってもそんなに食感は変わらないだろう、というかむしろ良くなるかもしれないと思って持ち帰りにした。研究室を出る頃に店に電話して取りに行く時間を告げ、時間通りに受け取ってから帰る。今日は穴子の入った天丼(松)の大盛りにした。

 そして自宅でご開帳。目論み通り、少し時間が経って天ぷらがしんなりしている。穴子、海老2本、貝柱のかき揚げ、獅子唐、海苔の天ぷらで1480円。ちょっと高いけど、デパ地下とかで売られている天丼弁当よりは本格的でいいかな。何より家だとビールを飲みながらゆっくりと食べられるのがいい。おいしかった。ただ、大盛りにしたら量が多くて少し残さざるを得なくなった。ジャポネの横綱は行けるのに、天丼の大盛りが無理とは。


<吉祥寺の店は金子屋だけど包み紙は本店名の金子半之助>

<ぎっしり詰められていた>

 今年は明後日の夜から帰省に入るので、夕食後はその準備。今年はどこをどう回ってから帰ろうか。


12月21日(月) 【横綱に挑戦】

 今日は金町非常勤。行きの井の頭線が車両混雑か何かでやや遅れたために渋谷での銀座線への乗り換えが遅くなり、大学に着いたのは講義開始15分前だった。そこから印刷をしないといけないのでさすがに少し焦った。何事も時間に余裕を持たないといけないなと反省した。じゃないと、誰とは言わないけどあの人みたいになってしまう。。

 講義後、有楽町へ。先週に引き続いてジャポネでスパゲティが食べたくなったのでまた来てしまった。3時過ぎだったので今日も空いているかと思ったら、15人くらい待っている。やっぱり先週の行列無しはレアケースだったらしい。回転は速いはずだし、折角ここまできたのでということで列の後ろに並び、10分くらいで席に案内された。


<一週間でまた有楽町にやってきた>

<有楽町では新幹線も見える>

 今日は看板メニューであると思われるジャリコ(醤油味:エビ、肉、シソの葉、トマト、椎茸、玉ねぎ、小松菜入り)の横綱(大盛りの上)を注文する。今日は朝・昼まとめておにぎり1つしか食べてなかったので、満を持してレギュラーメニュー最上位の横綱にした。横綱を食べ切ると、次回から裏メニューの親方や理事長を注文することができるらしい。横綱の量は麺750gらしいので、出てくるまでは少し不安だった。果たして食べ切れるだろうか、と。

 出てきたジャリコの横綱は、思っていたよりも多い。特に横から見るとその盛り上がりがすごい。先週食べたナポリタン大盛りよりも200g多いだけでこんなになるのかと、食べる前から少し気圧される。ただ、食べ始めるとそのおいしさもあいまって、意外とするすると食べられる。シャキシャキとした小松菜とトマトが一服の清涼剤になっているので、気分転換もできる。まあ、何よりも僕はこういう大きな鉄のフライパンを使って高火力で炒められたスパゲティが好きなんだな。結果、やや満腹かな、という感じの腹具合で無事完食。これだったら親方(950g)くらいなら行けるかもしれないな。さすがに理事長は無理だろうけど。


<ジャリコの横綱。インパクトがある>

<横から見たときのボリュームが凄い>

 横綱を倒した後、有楽町線で豊洲に向かう。先週の都営地下鉄で、「仕事ついでに今まで乗ったことがない首都圏の鉄道に乗ってみる」は一応完結したけど、ゆりかもめにはまだ乗ってない区間があった。それは2006年に延伸された部分のうち、豊洲駅―有明テニスの森駅間。この区間は乗ったことがないので来てみた。乗りに来たついでに、久しぶりのお台場も眺めることにする。ゆりかもめに乗ること自体、もしかしたら5年振りくらいになるかもしれない。

 有楽線の豊洲駅を出ると、ゆりかもめの豊洲駅が目の前にある。レールは曲がって途切れているが、これは将来勝鬨方面への延伸構想があるかららしい。2020年の東京オリンピックも決まって、どうなるかというところかな。


<ゆりかもめ終点の豊洲駅>

<豊洲駅側のシビックセンターテラスから>

 豊洲駅に着いたらちょうど夕暮れの時間だったようで、駅に隣接して建っているシビックセンターのテラスからはお台場方面の夕焼けが綺麗に見えた。今日の日中はどんよりと曇っていたので夕焼けを見ることはできないと思っていたけど、夕暮れの時間になって西の方の空が晴れてきたらしい。


<今日の夕暮れ>

<ガラス張りのシビックセンターに夕焼けが写り込む>

 しばらく夕焼けに見とれてから、ゆりかもめに乗るべく豊洲駅のホームへ。ゆりかもめの豊洲駅はそんなに利用客が多くない。


<ゆりかもめ豊洲駅改札>

<豊洲駅>

<豊洲駅ホーム>

<ゆりかもめ車内>

 豊洲駅の先端からは、さっきよりも色味を増した夕暮れの風景が見えた。個人的になかなか良い写真が撮れたじゃないのと思ったので、いつもより大きめで。出発したゆりかもめがもう少し明るく写っていたらもっといい写真になったのかもしれないな。


<豊洲駅の先端からの眺め>

 ゆりかもめは自動運転なので運転席がなく、先頭は展望席になっていたので誰もいないしそこに座らせてもらう。そして一路お台場を経由して新橋まで。ゆりかもめが進むにつれて夕暮れから次第に夜になり、前面展望でその移り変わりを堪能できるのはよかった。途中の台場でレインボーブリッジと東京タワーの夜景を撮るために降りようかと思ったけど、この時期だし幸せなカップルだらけだったら嫌なのでやめておいたのは正解だったと思いたい。でもあれかな、最近の10代20代はお台場でデートとかしたりするのかな。それとももうお台場は古いのかな。

 新橋に到着後は、満員の銀座線と井の頭線に揺られて帰宅。豊洲や台場から見た東京の夕景・夜景は美しかったけれど、ミクロで見るとこういう混雑で成り立っている。世の中所詮そんなもんだよな。


12月20日() 【茨城へ】

 昨日出かけられなかったので、今日こそはと意気込んで茨城の方に出かけてきた。詳しくは旅行記で(いつか書きます)。


<ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦駅>

<阿字ヶ浦の海水浴場>

<大洗の「かあちゃんの店」で食べた二色丼>

<めんたいパーク大洗にも寄る>

<大洗マリンタワーからの大洗漁港の眺め>

<タワーから大洗中心部の眺め>

<かわいい字の駅名看板>

<大洗はアニメファンで賑わっていた>

<水郡線の太田支線、常陸太田駅>

<水戸駅でフライドポテトを食べながら地ビールを飲む>

 夜は今年からコンテスト形式をやめたTHE MANZAIを見る。やっぱり皆上手いと思うのだけど、ブラマヨは漫才の腕が落ちたなあ。同じネタを10年くらい前に見たけど、その時はテンポが抜群だったのに、今日の間合いときたら。。やっぱり司会を務めたりするくらい忙しくなると漫才ができなくなるのだろうか。


12月19日() 【休息日】

 天気もいい一日になるということだったので、早く起きられたら青春18きっぷでも使ってどこかへぶらっと出かけようかと思っていたけれど、目が覚めたら昼前だったので諦める。遠出するのは諦めたけど、生活は諦めてはいけないので、体力の回復を図りながら大人しく家事や雑務を片付ける一日。


12月18日(金) 【最後】

 今日は年内最後の六角橋非常勤。いつも通り、つつがなく終了。一応学生さんにテスト問題はもう作り終えたから頑張って勉強してねと伝えておいた。

 帰りはこれまた年内最後になるであろう、代々木八幡のハシヤ本店でたらことうにのスパゲティ大盛り。今日は生クリームの量が多かったのか、それとも湯切りが十分じゃなかったのが、いつもの粘りっこい餅のような感覚が少し薄れていたのが残念。いつもの大盛りよりも量が多かったように見えたから、水分過多かな。

 夜は孤独のグルメseason5の最終回を見てから就寝。年末実家に帰ったら一回はすき焼きを要求しよう。


12月17日(木) 【インフルエンザ?ノー、ノットアットオール】

 昨日は体調が段々と良くなっていく中で寝たのだけど、少しは「いやいやまだ分からない、明日起きたら高熱かもしれないぞ」と思っていた。でも今日は朝起きたときから全く何事もない。熱も36.5度で平熱。喉も痛くなければ咳も出ないしお腹も痛くない。寒気も関節痛もない。ということで、どうみてもインフルエンザではありませんありがとうございました。。

 じゃあ一体昨日の夜中の寒気とか、38度近くまで上がった熱の正体は一体何だったんだろうか。まさかインフルエンザなんか比にならない、重大な病気が進行している前兆なんじゃないかと思うと恐ろしい。まあ、多分火曜日の昼に300gのステーキを食べ、さらに夜に思った以上に食べ過ぎるという、一時的な過食で胃がやられたんじゃないかというのが個人的な見解ではあるけれど、果たして。Y君に言わせれば「原因はいきなりステーキの赤い肉ですよ」とのことだったので、それもさもありなんという気がしないでもない。

 何はともあれ、結局どうってことなかったので、今日は研究室へ行き、午後オムニバス講義と研究会。研究会後はY君I君とバーミヤンで中華総菜をつまみながら軽く1杯やって、8時頃帰宅。軽くではあるけど酒が飲めるくらいだから、本当に全然問題ないくらいには回復したんだろうな、多分。変な病気とかじゃないといいけど。


12月16日(水) 【インフルエンザ?メイビー】

 昨日はいつもより早めに、夜11時には布団に入って寝たのだけど、夜中の2時頃に寒さと関節の痛みで目が覚める。何か嫌だなあと思っていたら、あれよあれよという間に寒気も関節の痛みもひどくなり、特に寒気で寝られなくなる始末。熱を測ってみると、最初36.5度しかなかったのが、30分後には37.5度まで上がっていて、これは結構ただ事ではないなと思う。あまりに辛いので救急車を呼ぼうかと思ったくらいだった。そのくらい寒くて震えて寝られない。一応暖房も付けたけど、暖房の温かさはほとんど効果がなかった。

 朦朧とする意識のなかで、もしかしたらこれはインフルエンザではないか?と思い、もしインフルエンザだったら面倒だなあ・・・と若干憂鬱になる。とりあえず明日かかりつけの病院に行くことにして、ここは何とか乗りきらないといけないと思い、市販の風邪薬を飲んで横になる。熱は38度近くまで上がっていたけど、風邪薬の睡眠効果が出たのか、4時前には意識がなくなっていた。

 次に目が覚めたのは朝7時。薬が効いたのか、3時間前までの寒気と関節痛はほとんどなくなっていた。一体何だったのか?と思いつつ、一応熱を測ってみると、熱だけはまだ37.5度ある。確かに少し体がだるくて重い。これから年末を迎えようというのに困ったなあ。幸い緊急に片付けないといけない仕事はなかったので、昼まで安静にしてみて、それでも駄目なら医者に相談することにした。

 でも昼になっても熱が下がらないので、重い腰を上げて病院に行くことにする。気分じゃなくて、この時点では本当に物理的に腰が重かった。三鷹のかかりつけの病院に行くと、この時期にしては珍しく他の患者がいなかったので、着いて速攻で診察室に呼ばれる。場合によっては1時間待ちのときとかざらなので、今日は本当に助かった。

 今日の診察は喘息の定期健診も兼ねているので、それを行いつつ熱が出た旨を医師に伝えると、「また風邪引いたの?」と。そういえば1か月前も診察がちょうどスペインから戻ってきたときと重なって、風邪を引いていたっけか。ちょっとイラッとしたが、夜中からの症状を話すと、「ああ、それは十中八九インフルエンザの初期症状だね」ということで、インフルエンザ検査をすることになった。自分でもこの症状は多分そうだと思っていたけど、やっぱりかぁと思う。

 ただ、検査の結果は陰性だった。医師によれば症状が現れた初日だと陰性になることが多いので、もし明日さらに高熱が出るようなら別の病院でもう一回検査してみてほしい、とのこと。面倒臭いなあ、インフルエンザなら今陽性になってちょうだいよ、と思ったが、医師の前でそんなことは言えない。インフルエンザという診断結果が出なかったので、薬も何となく抗生物質を処方されるに留まった。とりあえずだるくて横になりたかったので、すぐに家に帰ることにする。

 熱が出ると味覚や欲しいものが変わってしまうのか、今日は無性にスタバのフラペチーノが飲みたかったので、帰りに吉祥寺の井の頭線改札横にあるスタバでバニラクリームフラペチーノを注文して持ち帰る(一応皆さんにインフルエンザを移してはいけないと思ったので、きちんとマスクをしています)。家に帰って寝る前に一口飲むと、熱がある体にはありがたい冷たさと甘さで、体が生き返る感じがした。

 このフラペチーノが効いたのか、この後は体温がみるみる下がり、寒気も関節痛もなくなった。まだ油断はできない部分があるけれど、もしかしたらインフルエンザでも何でもないのでは?と思い始める。一応翌日に熱が上がった場合のことも考えて、明日の仕事の代理をお願いするメールをしたけど、果たして明日はどうなるのだろうか。ということで翌日に続く。


12月15日(火) 【いきなり】

 本気を出せば半日かからない程度の仕事が3,4個溜まっている。でもこういう仕事に限ってなかなか本気を出せない。非常勤先の期末テスト問題作成もその一つで、今年は担当2年目だし、どこをどう変えようか悩んでいたらなかなか問題を作ることができなくなった。ということで午前中からグダグダと悩む。

 今日は研究室に行く前に、吉祥寺のいきなりステーキでランチステーキ300g。この前食べてそのコストパフォーマンスが良かったので、今日も食べたくなった。今日は若干肉がレア気味だったような。もちろん熱い鉄板で良く焼いてなるべくミディアムにして食べました。1200円で300gのまともな肉が食べられるのだから文句は言えない。


<そう言われると入らないといけない気がする>

<ランチステーキ(1200円)>

 その後研究室へ行き、夜8時くらいまで。テスト問題の作成も含め、ようやくいくつかの仕事が片付いた。帰りに吉祥寺のアトレで弁当や総菜やたこ焼きを買ってから帰宅。結果、ちょっと食べ過ぎた。


12月14日(月) 【都営地下鉄】

 最近の月曜日は仕事のついでに主に電車に乗って東京近郊をうろうろ日になっている。本末転倒な気もしないではないが、時間の有効な使い方だと思って今日も実行することにした。ということで「乗ったことがない首都圏の鉄道に乗ってみる」シリーズ。今日は都営地下鉄(のまだ乗っていない部分)に乗ってみる。具体的には都営新宿線には全線乗ったことがあるので、浅草線・三田線・大江戸線の環状部分以外に乗る。もう仕事のついでに行ける場所もほとんどなくなったので、大がかりなものとしては恐らく今回が最後になるかな。

 京王線・井の頭線沿いの駅では、新宿までの割引往復乗車券と都営地下鉄・日暮里舎人ライナー・都営バスの乗り放題一日券がセットになった「TOKYO探索きっぷ」というお得な切符が発売されているので、今日は出かけるときにその切符を買っておいた。うちの最寄り駅からだと990円。月曜日の非常勤先である金町だと、そもそも普通に往復しても1000円以上かかるので、この切符が使えることをもっと早くに知っておけば・・・。

 都営乗り放題の切符を買ったので、今日は渋谷経由ではなく京王線直通の都営新宿線経由で金町へ行ってみる。途中、馬喰横山駅で都営浅草線の東日本橋駅に乗り換えるときに、駅の改札前にある立ち食いそば屋の「文殊」で遅い朝食にした。本当はコンビニでおにぎりでも買って済まそうと思っていたけど、地下鉄にこもる出汁の匂いについつい。。あとから調べててみると、この文殊という店は結構評判の良い立ち食いそば屋らしい。確かにそばに腰があって、量もほどよく多く、立ち食いそばにしてはおいしかった。


<馬喰横山駅の改札そばにある文殊>

<ほうれん草そばに春菊天>

 その後、浅草線で東日本橋から押上に行き、京成に乗り換えて金町へ。そしていつものように講義。気が付けば今年度もあと3回で終わりというところまで来た。

 講義後、再び押上まで戻り、ここから都営地下鉄乗り三昧。東京には東京メトロ8路線、都営地下鉄4路線の合計12線の地下鉄が走っているが、これまで都営地下鉄にはあまり乗る機会がなかった。メトロの8路線が都心を走るうえに他社線と乗り入れているので良く乗る機会があるのに対して、都営地下鉄の各線は郊外の住宅地が行き止まりの終点になっているので、そこの住民でなければなかなか乗る機会もない。ということで今日はその各終点に行ってみて、東京郊外の夜の寂しさを感じてくることにした。


<都営地下鉄の4路線>

<都営地下鉄の終点は郊外住宅地なので乗る機会がない>

 まずは浅草線で押上から一気に反対側の終点の西馬込へ。馬込という地名は聞いたことはあるけれど行ったことはない。そういえば先週金曜日に飲んだ時に、同期のS君が最近西馬込に引っ越したとか言ってたかな。西馬込駅周辺は思ったよりも都会でだった。国道一号線が通っているから、そりゃ当たりまえか。S君もこの辺に住んでるんだな。


<泉岳寺で西馬込行きに乗り換え>

<終点の西馬込駅に到着>

<西馬込駅前は思ったよりも都会(国道一号線)>

<ビルの一角にある西馬込駅>

 西馬込まで行って浅草線が片付いたので、次は三田線。浅草線で三田まで戻り、ここで三田線に乗り換える。一旦三田から終点の目黒まで行き、そこから再び折り返して反対側の郊外の終点である西高島平まで。

 ・・・の前に、途中の日比谷で途中下車して、遅めの昼食を食べることにした。目指すのは久々のジャポネ。銀座インズ3の通路にあるカウンターだけのスパゲティ専門店。結構いろいろなメディアで取り上げられている有名な店なので、説明はそちらに任せるとして、今日は久々にジャポネのスパゲティが食べたくなったので行ってみた。もしかしたら6,7年振りかもしれない。珍しいことに行列が全くなくすぐに座れた。いつもはいつ行っても行列が出来ていたので、ちょっと拍子抜けする。午後3時から6時の間は比較的待たずに食べられるという張り紙があったけど、確かにそうなのかも。昼とか夜だと30分待ちは当たりまえなので、今日は運が良かった。

 ジャポネ、ジャリコ、ヘルシーなどいろいろなメニューがある中で、今日はナポリタンを大盛りでお願いする。表メニューには普通・大盛り(ジャンボ)・横綱の3段階の量があり、大盛りで550g程度だと聞いていたので、今日は初めて大盛りに挑戦してみた。注文したら茹でおきの極太スパゲティが大きな中華鍋に投入され、高火力で一気に炒められていく。もう匂いだけでたまらんなあという感じになってしまった。5分くらいで出来上がったので、さっと写真を撮って熱いうちに食べる。太麺でもちもち、ケチャップの濃さもちょうどよくておいしい。ここのナポリタンの特徴は小松菜が入っていることで、この小松菜がシャキシャキとしていい食感。赤一色に染まることの多いナポリタンの中で、緑というアクセントがあるので見た目もいい。大盛りだとちょっと厳しいかなと思っていたけど、全然問題なかった。これで650円だから大したもんだ。次は麺750gと言われる横綱に挑戦してみるかな。


<ナポリタン(大盛り)>

<珍しく行列がなかったジャポネ>

 ちなみに僕の隣にすわったおじさんは、「ジャリコ理事長で!」と声高らかに宣言した。裏メニューの理事長、まさか本当に頼む人がいるとは・・・。表メニューの量は横綱が最大だけど、横綱を食べ切った人はその上の親方、最上級の理事長を食べることができるらしい。お隣の理事長が出てきたときの量には唖然としましたよ。あれ2kgくらいあるんじゃないだろうか。

 ということでお隣が理事長と格闘しているのを横目で見つつジャポネを後にして、再び日比谷駅から三田線に乗る。食べ終わって外に出ると、すっかり暗くなっていた。東京の冬は日が暮れるのが早い。


<5時前なのにもう暗い銀座>

<電飾の有楽町>

 日比谷から三田線の終点、板橋区にある高島平駅までは約40分。帰宅ラッシュが始まったようで、途中からものすごい混雑になったが、終点に近づくにつれてかなり人が減っていった。思えば板橋区自体にほとんど行ったことがないし、ましてや西高島平なんて何の縁もゆかりもない。そしてもう埼玉県との県境はすぐそこ。高島平はマンモス団地として都内でも有名らしい。そりゃこういう機会でも強引に作らないと来ないよなあ。


<三田線の終点、板橋区の西高島平駅に到着>

<意外と静かな西高島平駅>

<比較的古い西高島平駅>

<西高島平駅を出る>

<この先は500mくらい行くと埼玉県和光市>

<西高島平駅は地下鉄だが高架になっている>

 西高島平まで来て三田線は終わり。残るは大江戸線の環状線じゃない部分。大江戸線の終点は同じく板橋区の光が丘で、地図上では西高島平から光が丘までは直線距離ですぐのように見える。でも地下鉄で行くと一回都心まで出てコの字を書くように大回りしないといけないので、結局1時間半くらいかかってしまう。何だか非常に非効率なことをしている気がしないでもない。でももうやり始めてしまったことなので、三田線で春日まで戻り、大江戸線に乗り換えて都庁前まで、そして都庁前から同じ大江戸線の光が丘行きに乗り換える。光が丘に着いたら既に8時近くになっていた。


<ようやく終点光が丘に到着>

<大江戸線はリニア式で狭い>

<光が丘駅>

<光輝く光が丘駅入口>

 駅から出て、歩道橋のような場所で駅前の写真を撮った。光が丘は元米軍住宅跡地のニュータウン。僕も一応名前と概要だけは聞いたことがある。ただ、多くのニュータウンがそうであるように、光が丘も居住者の高齢化に悩んでいるらしい。西高島平の駅前で感じなかった、あのニュータウン独特の寒々しさというか、人工的寂しさに久しぶりに出会ったような気がする。昔多摩ニュータウンで感じた感覚にそっくりだ。僕も地方都市の新興住宅地という場所で育ったので、どちらかと言えば「郊外の人間関係が希薄な場所育ち」ということになるのかもしれないが、それでも都会の大規模ニュータウンのような整然と配置されたマンションが立ち並ぶ姿にはなぜだか恐怖感を覚えてしまう。でも一方でもう少し眺めていたくなるという、不思議な感覚も覚える。今日も写真を撮りながら、しばらくぼんやりと光が丘の街を眺めていた。


<団地の街、光が丘>

<光が丘の駅前施設>

 「郊外論」を語る社会学的センスや語彙力を持ち合わせていない僕がこれ以上ニュータウンの話をしても仕方がないので、本題に戻ると、光が丘まで来たことで都営地下鉄、とういうか東京近郊の日帰りで簡単に乗れそうな私鉄はほぼ全て乗ったことになる。まあ一部例外もあるのだけど、とりあえず万歳!本当は光が丘で全部乗ったことを祝して食事でもして帰ろうかと思ったのだけど、まだジャポネのナポリタンが残っている感じがしたので大人しく新宿に戻ることにした。

 大江戸線で再び新宿に戻り、何だかんだ迷った挙句に京王モールにあるつるこしで肉汁うどんを食べてから帰宅。今日は結局、三食麺類になってしまった。あと、ちょっと食べ過ぎた(特にナポリタン)。。


<今日の〆はうどん>

<京王線で帰ります>

 帰宅したのは夜9時半。講義後、普通に帰れば夕方5時過ぎには家に着けるので、4時間半ほどの都営地下鉄ぶらぶらになった。まあ、時間とお金の有効利用ということで。


12月13日() 【お話】

 今日は昼から都心にある先輩ご夫妻のお宅へお邪魔する予定になっていたので、午前中は都心をぶらぶらするかと思っていた。でも朝から小雨降るぐずついた天気だったので、結局午前中は家でうだうだする。

 11時頃家を出て、まず吉祥寺で昼食。ナポリタン気分だったので、パンチョに行ったら少し並んでいた。しかも席を見るとまだほとんどの客が待っている状態だったので、券売機で券を買ってから立ったまま結構待たされる。休日の吉祥寺はパンチョですら待ちが出るくらい人が多いので困る。結局20分くらい待って、ようやくなナポリタンにありつけた。ここのナポリタンはよく言えばワイルドな味、悪く言えば大雑把な味。安いから仕方ないけど。


<雨の吉祥寺>

<ナポリタン焼きチーズ乗せ(並盛)>

 昼食後、アトレの果物屋で持参するお土産を物色してから電車に乗り、秋葉原のKさん・@さんご夫妻宅へ。ビールやウィスキーをご馳走になりながら、いろいろと話をする。事前に@さんから「脱サラ(?)して研究業界に飛び込んだKさんが研究で迷っているから、相談に乗ってやってほしい」と言われてはいたものの、いやはや後輩の私みたいな者が先輩にアドバイスなんで滅相もない…という思いではあった。まあそれを抜きにしても、Kさんの研究のお話を題材にあれやこれやと4時間くらい話ができたのは有意義だった。もちろん、有意義に感じたのは僕個人の感想なので、Kさんがどう感じたかというのは気になるところではある。。

 結局夕食までご馳走になり、お子さんとも遊んだりして、先輩宅を満喫してしまった。子供はかわいいなあ。


12月12日() 【すた丼】

 昨日は家に着いたのが深夜1時前。今日は休みだし、もし早く起きられたらどこかに出かけようかと思っていたけど、案の定起きられるわけもなく、昼近くまでぐっすりと眠ってしまった。なので今日は外出は諦めて家事の一日にする。

 夕方吉祥寺で買い物兼夕食。夕食は昨日の暑さで11年前の初すた丼を思い出したので、初心を思い返すべくすた丼にした。久しぶりに食べるとご飯の量は多いし味付けは濃いしで、食べ続けると体に悪いこと間違いなしなのだけど、たまに食べたくなる不思議。僕にとってはノーマルなすた丼でもニンニクが足りないと感じるので、いつもの通り卓上のすりおろしニンニクを追加で大量投入しましたよ。。 


<久々にすた丼肉増し>

 COP21で新枠組みの「パリ協定」が採択されたけど、自主的な削減目標って正直どうだろう。講義の期末試験で出してみようかな。


12月11日(金) 【暑い一日】

 今日は六角橋非常勤。家を出るときは小雨が降っていたので傘を持っていったものの、最寄り駅に着いたら雨は止み、渋谷に着くころには日が照りだしてきた。しかも暑い。天気予報でも今日は気温が上がると言っていたので薄いコートにしたのに、そのコートどころかその下のジャケットすらいらない暑さだった。結局24度まで上がったらしいので、雨上がりの湿気の高さもあいまって気持ち悪かった。

 12月の東京でここまで暑いのは11年振りのことらしい。僕はこの11年前の2004年12月の暑い日のことをよく覚えている。その日は日曜日で、高校時代の友人が青年海外協力隊で南米に行くとかで、その壮行会みたいな形で高田馬場で昼食を一緒に食べた。その時の昼食がスタ丼で、これが僕のスタ丼デビューの日でもある。12月なのに半袖のTシャツ一枚になり、汗をかきながらニンニク臭いスタ丼を食べつつ、この時期に25度まで上がるとは地球温暖化も来るところまで来てるなと感じていた。

 それから11年後の今日も同じくらい暑い。おかげで講義では冬とは思えないくらい汗をかいた。冬の期間の講義はあまり汗をかかないから好きなのに、これじゃあ夏の気持ち悪いあの時期に逆戻りだ。後ろ向きになっても仕方がないので、いい運動になったと思いたい。

 夜は先輩のlovebeerさんと飲む約束をしていたので、渋谷へ戻る。約束の時間まで少し時間があったので、散髪をしたり、年末の切符を手配したり、本屋で進撃の巨人の最新刊をを買って喫茶店で読んだりして時間を潰す。久しぶりにマークシティ4階にあるのエクセルシオールに入ったのだけど、白人男性と日本人女性のカップルが多いこと。何でこんなに多いのかと思って見ていたら、どうやら英会話の個人レッスンらしい。英会話レッスンをカフェで行うのが今のトレンドなのね。

 ということで時間を潰して7時にlovebeerさんと待ち合わせ。3月にあおかつ君が宮崎から出てきたときに会って以来。最初は井の頭線の西口にある鳥竹に行こうとかと思ったけれど、既に満席で行列もできていたので、鳥竹は諦めてうな鐵にした。で、久しぶりのうな鐵に入って、うなぎ串をつまみながら飲む。鰻の高騰でうな鐵に行くことが少なくなっていたけど、久しぶりに食べてみるとやっぱりいいな。比較的安い値段で肩肘はらずに鰻を食べられるのはいいことだ。まあ、何だかんだでうな重を食べなくても一人7000円くらいしましたけどね。


<渋谷のうな鐵で一杯>

<鰻の串焼きその1>

<鰻の串焼きその2 くりから>

<鰻の串焼きその3>

<野菜の串焼きも頼む>

<肝ポン酢>

 うな鐵で飲んでいたら同期のS君から渋谷に着いたという意味合いの連絡が来たので、店を出てS君と合流して2件目へ。鳥竹はまだ満席だったので、S君が知ってるという中野畜産という店に行って飲む。この店は今日も行きにレバニラ定食を食べた後楽本舗の地下にある店だった。全然知らなかった。

 飲みながら、官僚2人に僕の結婚について30%くらい真面目に心配される。ということで去年に引き続き僕の「結婚相手に求める条件2015」を披露したり、僕の生態を分析されたりして、日付けが変わる頃まで飲んだ。僕の話を聞いた2人の分析によれば、どうやら僕はいわゆるオネエとはいかないけど、大分女性っぽいからそこを全面に押し出した方がいいと(噂話が好きとか女性と親しくできるとか)。確かになあと納得しつつも、でも僕のレベルで女性っぽかったら、国立の人たちはみんなオネエになってしまうなあとも思う。さて、どうしたもんか。

 lovebeerさんは来年からローマにあるFAOに出向されるということなので、いずれまたローマに遊びにいかないといけないなあ。


12月10日(木) 【犬】

 今日も特に特筆すべきことがない日で、パブロフの犬のようにオムニバス講義と研究会をこなす一日だった。


12月9日(水) 【無題】

 特筆すべきことがない日。何とも眠い一日だった。


12月8日(火) 【飲む】

 今日は研究室に行き、夜は山口居酒屋に行って飲む。さらに2次会でバーに行ってマティーニを2杯ほど飲む。やっぱりマティーニですねぇ。バーで飲むと高いけど。


12月7日(月) 【待針みたいな形をしたユーカリが丘線】

 ちょっと一息ついたのでそろそろWindows10にアップグレードしておくかと思い、昨日寝る前に何の気なしに家のデスクトップの更新ボタンを押した。研究室のノートパソコンを更新したときは30分くらいで終わったので、今回も寝る準備をしている間に終わるだろうと思っていた。ところがどっこい。家のパソコンが古いのかパワーが足りないのか、はたまたデータ量が多いからなのか、更新がなかなか終わらない。終わらないと寝られないので本を読みながら待っていたら、既に明け方5時過ぎになっていた。深夜2時頃に開始したので、大体3時間以上。さすがに参りました。結局寝るのは朝6時前になってしまった。

 3時間ほど寝て9時に起き、準備をして出発。今日は金町非常勤。あまり時間がなかったので、昼食は渋谷の信州屋で350円のもりそば大盛りで済ませた。本当は時間があったら後楽本舗でニラレバ定食を食べたかったけれど仕方がない。昨日の夜から食べたくて仕方がなかったニラレバ定食、ウィンドウズのアップデートがもう少し短くて、その分睡眠時間が長くとれていたらなあ。

 非常勤先で講義を終えた後は、東京の東端まで来ていることを利用して、今週も「乗ったことがない首都圏の鉄道に乗ってみる」を遂行することにした。先週千葉モノレールを片付けて、このシリーズもそろそろ佳境に入ってきている。残り少ない路線の中で、今日は千葉県佐倉市ユーカリが丘にある「山万ユーカリが丘線」という路線に乗ることにした。

 地図を見ると、待針みたいな路線が京成本線の佐倉駅付近に垂直にぶっ刺さっている。最初にこれを見つけたとき、「一体これは何なんだ?」と思ったことを覚えている。調べてみると、この路線は佐倉市の「ユーカリが丘」という大規模なニュータウンの中にある路線で、ニュータウン自体は1970年代から今日まで山万という不動産会社が開発や管理を一手に引き受けているということ。このユーカリが丘線も、鉄道路線としては珍しく不動産会社である山万が運営しているので、言ってみれば不動産会社による他業種参入ということになるらしい。街を作ってそこに線路を通して全体としての経営を行うというのは、まるでシムシティだな。

 ということでその不動産会社が運営するユーカリが丘線に乗るために、先週と同じルートで京成金町駅から京成津田沼まで行き、そこから京成本線の各停で京成のユーカリが丘駅まで。ここで山万のユーカリが丘線に乗り換える。ユーカリが丘線への乗り換え通路は、役所の廊下みたいな感じになっていて、人もそんなにおらず何か奇妙な感じがする。

 ユーカリが丘線はスイカとかパスモが使えないので、券売機で切符を買う。運賃は一律大人200円。高架の新都市交通システムなのになかなか安い。話によるとユーカリが丘線は毎年赤字を垂れ流しているらしいのだけど、そこは本業の不動産業でカバーしているから問題ないらしい。その辺りは不動産会社が一体的に経営するメリットかもしれない。


<ユーカリが丘線へ向かう通路が何となく公共施設っぽい>

<ユーカリが丘線ユーカリが丘駅>

<券売機はいたってシンプル>

<ラケットとか待針のような路線>

 切符を買ってホームへ。京成のユーカリが丘駅には比較的人がいたけれど、こっちはあまりいない。ホームで待っていると、向こうから3両編成の小さな電車がやってきた。ホームにも電車にも、マスコットキャラクターっぽいコアラがあしらわれている。ユーカリ=コアラというわけね。コアラ1号は1両に2,3人ずつを乗せて、ユーカリが丘駅を出発した。


<ユーカリが丘線のユーカリが丘駅>

<電車がやってきた>

<こあら1号>

<結構狭い車内>

<運転席>

<一律200円>

 このユーカリが丘線、待針のような形をしているけれど、基本的には一方方向の運転しかしていない。特徴的なのはその駅名で、ユーカリが丘駅はまだいいとして、「地区センター」「公園前」「女子大」「中学校」という、何ともまあ・・・な駅名が続く。あまりにも大雑把過ぎるだろう。どうやら公園や女子大、中学校ができる前にユーカリが丘線の営業を始めていて、駅名は誘致とか建設とかする予定だったものの名前を付けたので、大雑把なものになっているらしい。実際に営業開始から35年近くが経ち、「公園前駅」には公園が整備され、「中学校駅」には中学校が建設されたけど、「女子大駅」だけは誘致計画が白紙になり、結局名前だけ残ってしまったとか。そう聞くと面白そうだったので、夢が破れてしまった女子大駅で降りることにした。

 ユーカリが丘駅から5分で女子大駅に到着。僕以外に5人ほど降りたので、女子大はなくても意外と乗客はいるらしい。ただ他の乗客が改札を出て、電車が遠ざかると途端に静になった。駅前には田んぼと畑が広がり、遠くを見ると出発点のユーカリが丘が見える。長閑だなあ…。


<女子大がない女子大駅に到着>

<結構古い「女子大」の表示>

<高層ビル群はユーカリが丘駅辺り>

<女子大駅>

 一通りホームからの風情を楽しんだ後、改札を出てぶらぶらと歩いてみる。駅前に住居表示街区案内図があったので、この辺りがどうなっているのか見てみた。この辺りはユーカリが丘5丁目。女子大というのは和洋女子大のことで、一応用地を確保していることはしているらしい。でも駅を出るとまず目に入るのは小学校なので、「小学校」という駅名に変えればいいのになあとも思う。中学校駅もあるんだし。


<大分汚れている住居表示街区案内図>

<和洋女子大が「女子大駅」の由来>

 次の電車まで20分程度の時間があったので、あまり遠くに行けないけど、とりあえず和洋女子大用地の辺りを歩いてみた。用地には和洋女子大学のセミナーハウスが立てられているので、一応使われていることは使われているらしい。でも本当なら大学そのものが来るはずだったので、そこはかとなく兵どもが夢の跡っぽい雰囲気が醸し出されている。


<女子大駅前の通り>

<和洋女子大用地はセミナーハウスだった>

<ユーカリが丘線の基地もあるっぽい>

<車両基地その2>

 何となく寂しい街をぶらぶらした後、女子大駅へ戻ると、さっきまで付いていない電気が付いていた。時刻は午後4時過ぎで、そろそろ日没なので確かにありがたい。でも無人駅なのに一体いつ誰が?ちょっと怖い。あと、券売機にお金を入れて切符を買おうとしたら、200も100もデジタル表示がきちんとされなかった。ちょっと怖い。


<見えにくいけど電飾が始まった>

<いつの間にか電気が付いた女子大駅改札>

<回数券販売がない分、さらに質素な券売機>

<お金を入れても料金が読めない>

<お求めにならないで乗る人もいるのかもしれない>

<グッズも売っている>

<紅葉の女子大前駅>

<電車がやってきた>

 女子大駅で再び電車に乗り(今度はこあら3号)、中学校→井野→公園前→地区センターと経て、ユーカリが丘駅に帰着。今度の電車が4時を過ぎたこともあってか、少し人が多かった。もちろん十分に余裕を持って座れる程度の入りではあったけれど。

 ユーカリが丘駅に戻って、改めて駅周辺のコアラを探してみた。ユーカリが丘なのでコアラをマスコットにしていることは分かるのだけど、どうもこのタイプのコアラを見ると自動車保険を見直すあのCMを思い出してしまう。

 帰りの電車まで少し時間があったので、ユーカリが丘駅前をぶらぶらする。今日は昼に軽くもりそばを食べただけだったので腹が減っていて、何か名物でもあれば食べて帰ろうと思っていたけれど、やはりニュータウン。そういうものはないっぽかった。駅前は典型的な人工的街並みで、多摩センターや幕張新都心の規模をやや小さくしたものと言えば分かりやすいだろうか。あと、2週間くらい前に石破大臣が来ていたらしく、その様子を駅前のテレビでずっと流していた。大臣は新交通システムに乗って何を思ったのか。。


<ダイナミックな像>

<ユーカリが丘駅はホテル併設>

<山万のユーカリが丘駅>

<つい最近、石破大臣が視察したとか何とか>

<こっちは京成本線のユーカリが丘駅>

<ユーカリが丘から帰ります>

 大体見るものは見たので、京成のユーカリが丘駅から快速電車に乗って東京方面へ。押上で半蔵門線に乗り換えて、一路渋谷まで。渋谷に到着したのは帰宅ラッシュが始まる夕方6時頃。当初は朝食べられなかったニラレバ定食を食べて帰ろうと思っていたけれど、渋谷に着いたら別のものが食べたくなっていたので方向転換して、ヒカリエの近くにある東京トンテキへ。ずっと行きたかった店だったのだけど、夜は6時から営業で、金曜の非常勤は渋谷に戻ってくるのが5時過ぎとかだったので、1時間近く待つのもなあ・・・と思ってなかなか行けなかったし、行ったら行ったで外まで行列ができていて並ぶのを諦めて帰ったりしたこともあった。今日は開店してすぐだからなんとかなるだろう。

 6時10分頃に行ったのに席はほぼ埋まっていて、カウンターに案内される。ちょっとどうしようかなと悩んで、大トンテキ定食(1250円)を注文した。トンテキとは豚のステーキのことで、大トンテキの場合は豚肩ロース300gとのことだった。注文したらセットのご飯と味噌汁がすぐに出てきて、ステーキの方も2分くらいで出てきた。ステーキは300gだから多いのは分かるにしても、ご飯も付け合わせのキャベツも量が多い。

 今日は腹が減っていたために写真を撮るのも忘れて食べ始めてしまった。ワタシトシタコトガ。。。ということで今日は写真がありません。どんなものを食べたのかを知りたい奇特な方は、リンク先の食べログの写真を見てください。なお、料理の感想を言うと、確かにトンテキはおいしかったけどちょっとソースの味に負けてるかなという感じ。あと一番の問題はご飯。あまり質が良くないのか炊き方が悪いのか、全体的にべちゃっとしていて、味自体もよくない。ご飯がおいしくないと全体的においしくないように感じてしまうので致命的だった。腹は一杯になったけど、2回目はないかな。ずっと行きたかった店だっただけに、ちょっと残念。

 7時前に帰宅。さて、これから年末に向けて24000字の論文執筆という格闘をしなければならない。12月は自分の仕事に集中できると思っていたのになあ・・・。


12月6日() 【M-1グランプリ】

 昨日はほぼ終電で、徹夜のところに酒を飲んだので家に着くなり猛烈な眠気が襲ってきた。ただ1次会からあまり何も食べてなくてお腹が空いたので、セブンイレブンで汁無しまぜそばを買ってきて食べてから寝る。こういうことをすると駄目なんだろうな。そろそろ歳も歳だし気を付けないと(と思いつつ、やってしまう哀しい性)。

 そして今日は昼過ぎに起き、午後からは5年振りに復活したM-1を敗者復活戦からじっくりと見る。素人が論評しても的外れなことを言ってしまう可能性があるし、下手すれば最近ネットでちょっとだけ話題の東大卒弁護士と一緒になってしまうので、ここではあまり論評しないけど、それでも何点か。

 敗者復活戦は、とろサーモン、東京ダイナマイト、ポイズンガールバンドの3組がよかった。特にとろサーモンは絶対に敗者復活すると思っていたのに、結果的にはそこまで出来がよかったとは思えないトレンディエンジェルが進出した(そして最終的に優勝した)。敗者復活は視聴者投票になったから、昨年のTHE MANZAI準優勝で知名度もあるトレンディエンジェルにプラスに働いたのかもしれない。決して出来が良いとは思えなかったナイツが3位になっている時点で、何となくそんな気がする。

 決勝戦。M-1の楽しみの一つは、審査員がどういう審査をするかを見ることができる、というところもある。それは100点満点の得点という形で如実に現れる。今回は松本人志やオール巨人と言った大御所がおらず、代わりに歴代の優勝者のネタ作成担当者が審査するということだったけど、それはそれで楽しみにしていた。でもやっぱり審査員が若いと、自分がやっているタイプの漫才に高得点を入れるんだな、と思った。例外は中川家の礼二とますだおかだの増田くらいで、たしかに往年のしゃべくり漫才のようなニュートラルな漫才師は中川家とますだおかだくらいしかいない(ますだおかだの今の漫才がニュートラルかどうかは置いておいて、少なくとも2002年の優勝当時は正統派の漫才だった)。チュートリアルの徳井とか、採点の基準は何となく分かるけど全体的には謎採点だったしなあ。

 何より、タイムマシーン3号が最終決戦に残らなかったのが謎だ。トレンディエンジェルはひどいとは言わないけど、結構噛んだりする場面が多くて、コンテストという意味合いでの完成度ではどうかと思ったけど。


12月5日() 【一日中】

 今日は午後からプロジェクト研究会で報告。結論から言うと、結局徹夜になってしまった。英語でヒアリングした調査の文字起こしは本当にしんどい、ということが今回の教訓。次回からは前もって入念な準備をするか、もしくはお金が潤沢にあれば外注するようにしよう。そういうこともあって今日の報告は求められたクオリティに達していないと思った人もいるかもしれないが、大変申し訳ありません。この程度でご勘弁ください(まあでも、この限られた時間の中で結構やった方だし、一応最低限の基準はクリアしてるんじゃないかなと思うところもあります。謎コメントもありましたが)。

 徹夜したので寝たら起きられないと思い、朝6時過ぎには研究室へ行き、午前中は急いで報告用のパワーポイントを作って印刷する。そして午後は長丁場の研究会。最後の方は眠くて記憶が飛びそうになった。

 研究会後は懇親会で、1次会、2次会と行くと結局終電になる。今日は途中から「寝てないしこれ以上飲んだら記憶が飛んでしまう!」と思ったので、途中からかなりペースを抑えて何とか耐えた。飲み会は大変です。


12月4日(金) 【金曜は本当は非常勤だけど】

 世の中には休まなければならないときもある。お察しください。


12月3日(木) 【いきなりステーキ】

 今日の午前中は土曜日の研究会に向けてシコシコ準備。なかなか先が見えない。

 研究室に行く前に、吉祥寺で昼食。いきなりステーキでお得なランチをやっているということだったので、報告準備で疲れているところに精を付ける意味も込めてステーキを食べることにした。アンガス牛の多分肩ロース300gで、昼から食べる量としては申し分ない。これにご飯とサラダ、スープがついて1200円なので、値段的にも申し分ない。昼からしっかりといかせていただきました。いきなりステーキは立ち食いなのでこれだけ安くできるし回転もいいのだろうけど、たまに座れたらなあと思うときもある。


<吉祥寺のいきなりステーキ>

<昼はお得なランチメニューがある>

<ワイルドステーキセット>

<ステーキだけ接写>

 その後研究室へ行き、午後はオムニバス講義と研究会。そして研究会が終わり次第帰宅。


12月2日(水) 【準備】

 そろそろ週末の研究会報告の準備を始めないといけないと思い、ためしに調査時に録音した音声データ(英語)を聞いてみたら、全く聞き取れないことが発覚してどうしようか狼狽する今日この頃。

 夕食は近所のピザ屋でピザを買ってきて食べる。宅配だと2500円するところが、持ち帰りだとクーポンを使って1500円になるということだったので、家が近ければ利用しない手はない。今日は贅沢に三種のチーズミックスと高麗カルビのミックスにしてみた。おいしかったけど、実際に食べてみるとこれに1500円払うのはなあ・・・とか思ってしまう不思議。


<チーズミックスと高麗カルビのミックス>

12月1日(火) 【師走】

 今年もいよいよ最終月に突入。月日が経つのが早くて愕然としてる今日この頃。


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