2016年 6月

←5月の日記     7月の日記→

6月30日(木) 【ケチャップナポリタンの元祖】

 今日も朝からパシフィコ横浜へ行き、セミナーなどに参加する。今回のセミナーは参加費が取られるのだけど、その参加費を出してくれて、しかもお給料までくれるのだか、今の職場はありがたいことだ。ということで楽しく勉強させていただいた。一部技術の話過ぎて個人的には訳の分からないところもあったけど。。

 一通り用事が終わった後、横浜で早めの夕食を食べて帰ることにした。野毛にあるセンターグリルという店で、ケチャップを使ったナポリタンを初めて日本で提供した、いわゆる元祖の店らしい。ここ1,2年、喫茶店で出るようなB級ナポリタンにはまっていた僕としては、いつかこのセンターグリルに行きたいと思っていた。毎週金曜に非常勤で横浜(六角橋)に行っているのだから、昼か夜かに食べに来ればよかったのだろうけど、六角橋から野毛までだと中途半端な距離があり、結局行かずにずるずると2年くらいが経ってしまっていた。今日は用事も少し早く終わったし、野毛に近いみなとみらいに来ているしということで、念願を叶えるべくセンターグリルへと向かった。

 横浜の野毛、というと、世間のイメージは飲み屋街とか大道芸とか動物園とか坂とかそういう感じだと思うが、僕にとっては大学生のときに横浜市立図書館で期末試験の勉強をしようとして、あまりに人が多くて諦めたという残念な出来事が思い出される街になっている。なぜ野毛の横浜市立図書館で勉強しようとなったのかは覚えてないけど、夏の暑い盛り、坂を登ってたどり着いた図書館が満席だったときのガッカリした気持ちは忘れない。野毛はそれ以来なので、もう13,4年振りとかそのくらいになる。

 センターグリルは坂の上ではなく、平地の飲み屋街の一角にあった。店に入ったら2階に案内され、ナポリタンを注文してしばし待つ。店内は何の変哲もない昔ながらの街の洋食屋という感じで、情報がないとここがナポリタン発祥の地だとはあまり思えない。時間帯が時間帯だったので、他はそんなに客もなく、静かな中で1階でナポリタンを作っているであろう、ガコンガコンというフライパンの音とジュージューというケチャップが炒められる音が聞こえてきた。

 やってきたナポリタン。最初からチーズがかけられていて、付け合わせでキャベツの千切りとポテトサラダが付いている。軟らかい太麺の茹でおきで、意外と鼻につんとくる感じがない。店によってはナポリタンの湯気だけでむせることがあるけど、ここのナポリタンはケチャップをかなり炒めることで酸味を飛ばしているらしい。何というか安心して食べられる味で、昔実家で母親に作ってもらっていたナポリタンに一番近い味だった。ナポリタンは簡単がゆえにごまかしが効かない料理だけど、逆に言えばある程度きちんと作れば大きく失敗することもないはずなので、大体どこに行っても平均的においしく食べられる。そういう料理を世に送り出したという点では、偉大すぎるな。おいしかったです。後ろの人が食べていた特製オムライスも気になったので、次はオムライスかな。


<野毛にあるセンターグリル>

<昔ながらの洋食屋というメニュー>

<ナポリタン(720円)>

<古きよき洋食屋の店内>

 今日は昼休みに引っ越し会社に電話して、見積もりのお願いをした。一応安いところを選びたいけどあまり時間もないので、今のところ2社に見積もりをお願いしている。両社とも土曜日に自宅に見積もりに来るというので、それまでに最低限家を綺麗にしておかないといけなくなってしまってものすごく面倒だ。そして土曜日の休みが潰れてしまうのも残念だ・・・けどこればっかりは引っ越しをするから仕方がないか。

 明日も横浜。横浜だけど非常勤だから中心部には出ない。中心部に行かないと横浜感があんまりないんだよなあ。


6月29日(水) 【太麺の皿うどん】

 今日と明日はパシフィコ横浜で開催される「再生可能エネルギー世界展示会」へ行く。パシフィコ横浜には1か月前に「人と車のテクノロジー展」で行って以来。1か月前の車の展示会は自分の専門とはあまり(というかほとんど)関係のない分野だったので正直?だったが、今回は違う。最近インターネットが怖いのであまり詳しくは言えないけど、まさにそういうアレなので。ということで、いつもよりややゆっくりと起きてから余裕を持ってみなとみらいへ行き、出展ブースを除いたりセミナーを聴講したりしてきた。ただ、1か月前の車の時と比べると、今回の再エネはやや人が少ない。車のときは人がごった返していた感じだったが、今回は出展ブースにいる人の方が多かった。まあ日本の一大産業である車と、これからどうなるか分からない再エネを比べればそりゃそうか、というところだとは思うけど。

 帰りは渋谷で夕食。僕はずっと前から、皿うどんの麺がパリパリの揚げた極細麺じゃなくて、普通のちゃんぽんみたいな茹で麺だったら絶対おいしいのになあ・・・と思っていた。一般的な揚極細麺の皿うどんはそんなに好きじゃないけど、もし普通の麺で作っているところがあるなら是非とも食べてみたい。昔からそう思っていたのを最近ふと思い出してネットでいろいろ調べていたら、長崎の方では茹でただけの太麺で皿うどんを作ることは普通で、店でも結構出すらしい。じゃあその一般麺使用の皿うどんは東京でも食べられるのだろうかと調べてみると、渋谷に「長崎飯店」という、まさに長崎の味でやってますというような名前の店が出していることが分かった。しかも地図を調べると、僕が良く食事をする井の頭線西口改札付近にあるということが分かった。

 ということで、今日は長年の念願だった一般麺使用の皿うどんを食べるために、長崎飯店に行った。店は井の頭線西口界隈の、十徳とか武骨外伝がある路地をさらにもう少し奥に行って曲がったところにあった。上京してから15年、今でも毎週のようにうろうろする辺りなのに、ちょっと奥に入ったところにこんな店があるとは思ってもなかった。灯台元暗しってこういう状況を言うんだろうなとか思いながら、年季の入った店内へ。

 まだ6時頃だったが、既に煙草を吸いながら飲んでいる人もいる。店内の古い感じも相まって、渋谷駅のすぐそばなのに何となく場末感が漂っている感じが何とも言えない。メニューを見ると皿うどんには硬麺(普通にある揚げた極細麺)と軟麺(太麺の表面を少し焼いたもの)があったので、当初の目的であった皿うどん軟麺をお願いする。930円。210円追加すると特製になるらしかったけど(多分具が豪華になる)、今日は麺に集中したいのでやめておいた。

 5分くらいで出来上がった皿うどん。中の麺を探ると、期待通りのもちもちとした太麺。ちょっとだけ表面に入っている焼き色は、片焼きそばまで行かない程度の加減だった。この麺だから餡と一緒に食べるとおいしくないわけがないと思って食べてみると、やっぱりおいしくないわけがない。つまりおいしい。やっぱり皿うどんの餡に合うのは太麺だという僕の主張が勝手に証明された気分になった。揚げたパリパリ麺を普通の太麺に変えるだけでこんなにおいしくなるとは。あと、餡も麺も使い込まれた中華鍋で作ってるんだろうなということが分かるほのかな鉄の味がした点もよかった。おまけに量も多かった。言うことなし。


<こんなところに店があったとは>

<皿うどん軟麺(太麺)>

 この店を今まで知らなかったことを本当に後悔している。この日記を書きながら、明日も食べたくなってきているんだから。


6月28日(火) 【契約】

 今日もつつがなく一日東陽町。仕事が終わった後、葛西の不動産屋へ行って新居の契約手続きをしてきた。こういう賃貸契約は大体1時間以上かかり、形式的手続行為って面倒臭いなあと思いつつも、所々に重要ポイントというか引っ掛けポイントが潜んでいるので油断ならない。だからいつも疲れてしまう。そして契約時の諸々の費用として総額35万円近くを支払ったので、懐は一気に寒くなってしまった。これに引っ越し代とか新しい家具家電代とかの出費が重なると思うと、ちょっとだけ引っ越しするんじゃなかったとか思ってしまう。

 ただ最近は敷金礼金がかなり安くなっていて、その辺りはありがたい。今回の物件も敷金1か月、礼金無し、仲介手数料0.5か月の合計1.5か月分だったので、初期費用としては大分抑えられた方に入るかもしれない。上京した15年前は敷2礼2仲介1の合計5か月分が必要だったので、それに比べれば3分の1以下になっているから感謝しないといけないのかもしれない。ちなみに今回の物件もつい5年前には敷2礼1仲介1のうえ、家賃が1万円程高かったみたいなので(不動産会社の物件紹介ブログを見ていたら出てきた)、今回の引っ越しはタイミングがよかったのかもしれない。というか、5年前の家賃とか初期費用だったらさすがに高過ぎて引っ越しできないよ。。ともかく、契約は無事終了して新居の鍵ももらったので、あとは早く引っ越し業者を決めて引っ越し準備を進めるだけだ。

 帰りに中野で途中下車して、夕食を食べて帰る。中野はラーメン屋が多いけど、その中でもマニアックな煮干しラーメンの店がなぜか3軒もある。なぜ中野に煮干しラーメンが蔓延っているのかは分からないが、煮干し好きな僕にはたまらない街なので、今日はそのうちの一軒に行ってみることにした。ちなみに僕にとっては今月14日に行った「五丁目煮干し」に続き2軒目。北口を出てサンプラザを過ぎた、新井交差点の一角にある「東京煮干屋本舗」という店。

 本来なら初めてのラーメン屋では普通のラーメンを食べるべきなんだろうが、今日は券売機にあった「しらす油そば」というものに目が留まってしまった。私、煮干しも大好きだけどしらすも大好き。要は小魚が好き。留まってしまったものは仕方がないので、予定を変更してしらす油そばを注文する。普通盛りの料金で大盛りとW盛りも選べるということなので、大盛りでお願いする。出てきた油そばの上には、しらすがこんもりと乗っていた。

 食べ方の説明を見ると、「出されたら熱いうちにすぐかき混ぜて」とあったので、腹も減っていたこともありすぐにかき混ぜる。そしてかき混ぜてから写真を撮っていなかったことに気付く。まだ口はつけてないけど、まぜてぐちゃぐちゃになったものを撮るのもどうかと思ったけど、撮りました。最初に出されたときはもっとおいしそうだったのは言うまでもない。ただ、当たりまえだけど油そば自体はおいしかった。しらすがちゃんとある程度主張してくる。煮干し粉も追加で加えてもらったので、油そばだけど小魚ワールド全開だった。最初は吉祥寺のぶぶかの油そばのような、かなりガツンとくるタイプだと思っていたのだけど、意外と大人しいというかあっさりめの油そばで、これだったらW盛りにしておいてもよかったな、とちょっと後悔した。


<中野の東京煮干屋本舗で夕食>

<写真を撮る前に混ぜてしまった>

 しらす油そばには満足したけど、満腹指数としては少し物足りない感じがしたので、サンモールのカレー屋天馬が売っているカレーパンを2つほど買って帰ることにした。毎回店の前を通るたびにおいしそうだなあと思っていたけど、大体腹一杯のときに通り過ぎていたので我慢せざるを得なかった。でも今日は胃袋に若干の余裕がある。カレーパンの種類はビーフ、バターチキン、半熟たまご、辛口キーマの4つで、今日はビーフとバターチキンの2つ。1個250円なので合計500円。一般的なカレーパンに比べるとやや高い。

 帰ってバターチキンカレーパンを食べたけど、覚めても中のカレーがとろとろしておいしかった。確かに人気があるだけのことはあるな。バターチキンカレーパンを食べたら腹一杯になってしまったので、ビーフカレーパンは明日の朝食にすることにして、今日の食事は終わり。そろそろ抑えるところで抑えておかないと、後々大変になってくる年齢なので。


<ビーフカレーとバターチキンカレー>

<左がビールで右がバターチキン>

 明日、明後日とまたパシフィコ横浜。金曜の非常勤も合わせたら3日連続で横浜だ。


6月27日(月) 【ジメジメ】

 昨日はちょっと仮眠のつもりで夜7時に寝たのだけど、結局途中で目が覚めず朝6時まで寝てしまった。11時間睡眠。でも11時間も寝たのに、朝起きたときにだるさ満開だった。土日にかけては体調がすこぶるよかったのに何でだろう。

 だるいなか、ジメジメした電車に乗って東陽町に行き、一日を過ごす。この往復2時間半の通勤もあと3週間の我慢だ。


6月26日() 【休日】

 一蘭でラーメンを食べてから、朝6時前に帰宅して即就寝。ぐっすりゆっくり寝て、昼2時過ぎに目が覚めた。昨日は体調が良かったからか、記憶が無くなったり気持ちが悪くなったりという変な酔い方をしなかったので助かった。二日酔いもない。いつもこういう感じだったらありがたいのだけど、最近は疲れているとビール2,3杯でびっくりするほど酔っぱらうことがあるから困る。やっぱり酒も体調次第なんだろう。

 夕方6時前に早めの夕食を食べたら急に眠くなり、7時には布団で横になった。日曜は早い。


6月25日() 【国立】

 今日は昼から国立でプロジェクトの研究会。もう国立に籍はなくなってしまったけど、今年も研究協力という謎の名称で関わることになっている。国立に行くのは4月末以来の2か月振りで、少し早く行ってロージナかイタリア小僧かに行って昼食でも食べようと思っていたのに、だらだらしていたら家を出るのが遅くなり、さらに電車が遅れてしまいで、結局研究会場に直行する羽目になってしまった。朝も何も食べてなかったので、研究会が終わる頃には腹が減ってしまって仕方がなかった。

 5時間超の長い研究会の後は飲み会。普通に一次会で終わるわけがなく、先生達と2次会に行き、いつの間にか12時を周って終電の時間になっていた。先生達がタクシーや電車で帰った後、久しぶりだしせっかくなのでもう一軒行きますかと、T君とI君と終電に乗って吉祥寺に戻り、鳥良での3次会へとなだれ込んだ。終電後に国立で飲むと、どこの居酒屋も店じまいが中途半端な時間なので、深夜3時とかに外に放り出されて結構困る。そこで国立に住んでいるI君には悪いけど、朝までやっている店が多い(しかも自分の家に近い)吉祥寺へと戻ったのだった。僕も来月には吉祥寺近辺から引っ越してしまうので、あと一か月くらいは吉祥寺を満喫しておきたい。

 結局始発が動き始める朝5時まで飲んだ。深夜の3次会なので、特に実のある話をするということもなく、適当にだらだらと話しながらずっとハイボールを飲んでいた。手元のレシートを見ると「ハイボール21杯9960円」とあるから、4時間で1人7杯も飲んだんだな。


<3次会はハイボール>

<鳥良といえば手羽先>

 5時まで飲むと腹が減るので、T君I君と別れてから一人一蘭へ行ってラーメンを食べる。隣のブースのお兄さんがラーメンを食べている途中で寝ていたけど、一蘭みたいな店で寝るとどういうことになるんだろう。店員が起こしにくるのかな。


6月24日(金) 【離脱】

 今日はゆっくりと8時半に起床。いつもより少し早く出ようかと思ったら、人身事故で井の頭線が運転見合わせとのこと。どうやら久我山駅すぐそばの踏切に50代くらいの男性が急に入り込み、腕を組んで仁王立ちをし、そのままやってきた急行でバーンとなったらしい。久我山の吉祥寺駅寄り踏切はホームからも良く見えるので、電車を待っていた人はトラウマだろうなあ。今日はイギリスのEU離脱と急激な円高で、相当大変なことになった人がたくさんいたのか、全国各地で人身事故が多かった気がする。

 救出作業(?)が終わり、遅延ながらも井の頭線が動き出したところで家を出て横浜へ。今にも雨が降り出しそうな蒸し暑いなかで、今日も2コマ講義。今年になってからマイクの入りが悪いので、大きな声を出さないといけなくなって毎回声が枯れる。教室のAV機器システムは今年新しくなったはずなのに、なぜマイクだけ退化しているのか。

 帰りに大学から駅に向かっていると、大通りの交差点のところで参院選挙に立候補したSPEEDのメンバーが車の上に乗って演説していた。多分大学帰りの若者を狙っていたのだと思うけど、そもそも今の20歳前後ってSPEEDを知っているんだろうか。実際、皆足早に立ち去っていたしなあ。信号が上手い具合に青になっていたので、僕も横目で見るだけで通り過ぎてしまったし。全盛期だった20年前に生で見たかった、とつくづく思う。

 最近は食費削減生活をしているが、今日はつけ麺が食べたかったので、渋谷道玄坂のマンモスでつけ麺を食べて帰る。マンモスは鰹だしの効いた濃厚つけ麺で有名らしい。ということで濃厚つけ麺大盛り。麺は胚芽麺で栄養価が高いらしい。つけ汁はかなりどろどろで濃厚だけど、僕の嫌いな甘さはないのでおいしい。鰹醤油豚骨のドロドロ濃厚つけ麺というところだろうか。マンモスは吉祥寺にあるえん寺の兄弟店らしく、えん寺のつけ麺は甘すぎてあまり好みじゃないのだけど、マンモスのつけ麺はおいしかった。ただ立地が立地だけに、若いカップルのなんと多いことか。客は僕とその前に入ったお兄さん以外、全てカップルだった。一人で行くと何となく肩身が狭い。


<道玄坂のマンモス>

<濃厚つけ麺大盛り(850円)>

 明日は久しぶりに国立。ザイカレーでも食べようかな。


6月23日(木) 【断捨離】

 今日はつつがなく東陽町。昼に三鷹市の粗大ごみ受付センターに電話して、引っ越しついでに処理する粗大ごみの引き取りをお願いする。上京してから15年、そろそろいろいろなものにガタが来ているので、今回は思い切っていろいろ買い替えるため、捨てるものも多くなる。机も捨てる。椅子も捨てる。プリンターも掃除機も電気カーペットも捨てる。今のアパートに引っ越してきて8年。物が多くなり過ぎたので、そろそろきれいさっぱりしておかないといけない。

 帰りにヨドバシカメラに寄って冷蔵庫と炊飯器を見たけど・・・思ったより高かった。通販で買うよりも1.5倍くらい高い。高級炊飯器は諦めないといけないな。 


6月22日(水) 【きちんと記録】

 今日は勤務の都合上、東陽町の仕事は休み。今年の3月まではあまり実感がなかったけど、今の生活になってようやく分かる平日休みのありがたさ。おかげでぐっすり朝11時まで寝られたので、HPはようやくMAX近くまで回復した。ドラクエやFFをはじめとするRPGだと、宿に泊まったらHPとMPがMAXまで回復するけど、現実世界じゃそうはいかないことが良く分かる。HP(体力)はまだいいとして、MP(多分現実世界でいうと気力)は一晩寝たくらいじゃあMAXまで回復するわけがない。

 昼から今のアパートの不動産屋へ行って解約手続きを行い、その後引っ越し先の契約で必要になる住民票を取りに行く。帰宅してからは引っ越し業者を決めようとするが、相互見積もりをするのが面倒臭くなって途中であきらめてしまった。今のアパートに引っ越してきたときはどうだったかなと思って8年前の日記を調べたけど、そういうことはあまり書いていない。将来見返して情報を得るための日記なんだからそのくらい書いておけよ全く、と当時の自分に怒りたくなった。どこの引っ越し業者に頼んだかも記憶の彼方だ。ただ、引っ越し以来一度も開けていない段ボールに「NITTSU」とプリントされているので、多分日本通運に頼んだんだろう。

 そういうこもあったので、今回はまた引っ越しするであろう未来の自分のために、きちんと手順を記しておこうと思う。夜は不動産屋にお願いしていた新居の室内寸法の詳細が届いたので、家具の配置を考える。今回は上京して15年目にして初めて家具や電化製品を一新する大がかりな引っ越しになるので、どんな家具を買うかとか、どんな冷蔵庫や炊飯器を買うかとか考えるのはとても楽しい。でもかかるお金を考えると我に返ってしまう。全部やろうとすると60万円くらいかかりそうなので、さすがに戦慄しております。


6月21日(火) 【おじいちゃん】

 今日は朝から雨かつ気温が高いという不快指数の高い日。行きに最寄り駅から電車に乗って吊革につかまっていると、僕の目の前に座っていた小学生の女の子がおもむろに読んでいた本を閉じだした。まだ終点まで2,3分あるけどどうしたのかな、と思って様子を見ていると、何とその女の子は席を立って僕にどうぞ座ってくださいという。瞬間えっ?と思って、次にさすがに座るわけにはいけないので、大丈夫ですよ座ってて、と声をかけたけど、よく考えたらなんか釈然としない。僕はついにお年寄りに見られるようになってしまったのだろうか。小中学校の頃のあだ名がおじいちゃんだからってそれはないよ。。女の子がとてもいい子で、大人に譲りなさいと育てられてきたからだと思いたい。

 食費削減実証実験2日目。朝はおにぎりと野菜ジュース、昼はゆで太郎でかき揚げそばなどなどで、今日はトータル800円。よく頑張った。やればできるんだな。・・・というのには裏があって、夜は吉祥寺のアトレで和幸のトンカツ弁当を買ったけど、アトレのポイントが溜まっていたからそれで払ってタダになったのだった。900円分の弁当を900ポイント使って購入。ポイントの残高を確認したら1000ポイント以上溜まってたから、それはアトレで10万円以上買い物をしたということなんだよなあ。もう少し節約しないと。

 明日は都合により休みなので、引っ越し関係の手続きを一気に済ませてしまいたい。引っ越し業者を決めるのが一苦労になりそうだ。


6月20日(月) 【組み合わせ】

 今日から食費削減実証実験として、とりあえず外食をやめてみた。朝は全く腹が減っていたなかったので、仕事場に置いておいたペットボトルの麦茶を飲んで0円、昼はコンビニで買っておいた海藻サラダとおにぎり2個とクノールのカップスープで600円。夕食はアトレで800円の弁当を買い、さらに黒霧島ソーダ割り用の氷とウィルキンソンで350円。ついでにアイスも買ってしまい、結局2000円近く行ってしまう。今日は暑かったからアイスを買ってもいいよねと思って買ってしまう辺り、本当に意思が弱い。あとはアトレの弁当は高い。初日から失敗したので、明日こそはせめて1500円程度に抑えよう。ゆで太郎でわかめそばを食べれば、一食320円だ。酒を止めれば1日平均で300円程浮くことが分かったが、帰宅後の1杯は至福なので止められない。

 今日は昼に仕事場の近くにあるニトリに行って家具を物色した。今回引っ越すに当たって、机と椅子を買い替え、ベッドとソファーを新しく買うことにした。予算10万円の中で全部を揃えるのはなかなか至難の業だが、1時間くらい店をウロウロして何とか良い組み合わせができたような気がする。お金を払わずに妄想を膨らましている時期が一番楽しいね。


6月19日() 【私の家計簿】

 平日の習慣で朝7時に目が覚めるものの、今日こそは寝過ぎるほど寝てだるさを取ろうと思っていたので、サンデーモーニングの喝のコーナーを見てから寝て、昼過ぎに起きてなんちゃって昼ごはんを食べてまた寝て、笑点が終わる頃起きた。おかげでそれなりにはだるさが取れた気がする。6時前起きという生活スタイルが確実に合っていないからこうなっているのは確実なので、早く引っ越して7時起きでも大丈夫になりたい。引っ越しが待ち遠しい。

 ただ引っ越すことで家賃が上がるので、お金の見通しはどうなるのだろうと、エクセルで付けている家計簿の今年度予算のところの家賃欄を更新してみたら、あろうことか赤字の月が出てきた。これは上田のY先生がおっしゃるところの「死亡曲線」そのもので、いずれ破たんしてしまう。その破綻を防ぐ方法の一つは、飲み会代を含めた食費を減らすこと。恥ずかしい話だが、先月、先々月とも飲み会代を含めた食費は10万を超えようかというところまできていた。まあ、この日記をご覧の方は、日記を見てりゃ外食の写真ばっかりだからそりゃそうだ、お前の自業自得だとお思いかもしれないが、一人世帯の食費の平均である4万円を6万近くもオーバーしている。この食費を平均近くまで下げることができれば、月々6万円、年間で72万円も浮く。さらに平均以下の月2万円まで下げることができれば、月8万円、年間96万円も浮く!!

 ・・・と考えると俄然外食を我慢したくなってきた。死亡曲線を回避するためにできることから頑張ってみるか。


6月18日() 【新居探し】

 木曜朝から続いている原因不明なだるさはまだ続いていて、その影響か生活リズムも少し狂ってきている。昨日も夜3時過ぎくらいまで眠れず、今日は8時起きなので結局疲れがとれず、さらに蓄積していくという悪循環。困った困った。

 今日は休みなのになぜ8時に起きたかというと、引っ越し先を決めに不動産屋に行くため。このだるさも日々の往復合計2時間半という通勤時間が影響しているのかもしれないし、そうであれば早く東陽町の近くに引っ越した方がいい。あとは家にきちんとした研究スペースが欲しいから、今よりは広い家に住みたい。そして何より7月に今のアパートの契約更新をしないといけない。こういう諸々の事情が重なったので、重い腰をあげて不動産屋に予約をし、今日の朝訪問することになっていた。

 目を付けていたのは、職場からも近くて東京都区内で一番家賃が安いと言われる葛西・西葛西エリア。葛西にある不動産屋へ行き、いろいろと条件の合う家を探してもらった。結論からいうと、紹介してもらった物件は僕があらかじめ調べていたものとほとんど同じだった。伊達にここ2,3か月、時間があれば不動産情報を漁っていたわけじゃない。

 不動産屋で1時間くらいかけて紹介してもらった物件。その中からいくつかをピックアップして内見をし、一番良かったところを仮押さえしてもらった。そこは2か月前からいいなあと思って目を付けていたマンションで、やっぱり人気なのかそのときはすぐに埋まってしまった。が、ここ2週間くらいでそのマンションの最上階角部屋が空いたということで、虎視眈々と狙っていた部屋だった。家賃はちょっと高いけど、駅徒歩3分、職場まで3km、陽当たり良好、テラスからはスカイツリーも見える。他に見た物件と比べても断トツだったので、契約する前提で仮押さえをしてもらったのだった。問題の家賃の高さも、不動産屋が大家と交渉してくれた結果、1000円安くなったのでちょっと助かった。それでも今より2万近く高いけど。でもこれで1Kの狭い部屋とはサヨナラだ。新居にはソファーと観葉植物を置こう。

 手続きなどが終わったのが午後2時で、もし体調がよくなっていたら葛西周辺をぶらぶらしてから帰ろうと思っていたけど、戻るどころか暑い中で内見をしたので余計に疲れてしまった。なので大人しく帰る。途中渋谷で、昨日食べられなかったラーメン王後楽本舗の炒飯大盛り。これで4週連続。今日は作り手が違っていて、綺麗に盛り付けられていた。これで量は変わらない。でもきれいに盛られているとおいしそうに見える不思議。やっぱり見た目は重要だ。


<今日の炒飯>

<先週の炒飯>

<先々週の炒飯>

<1か月前の炒飯>

 引っ越しは1か月後になりそうなので、それまで吉祥寺とか渋谷とか東京西部とか、いろいろと回ってお別れをしておこう。特に吉祥寺のラーメン屋やカレー屋には絶対行っておこう。


6月17日(金) 【暑い】

 結局昨日は明け方4時過ぎに眠くなり、今日は9時半起床。今日が非常勤の日でよかったとつくづく思う。でもだるさはあまり取れてなかった。新年度に入ってから金曜の非常勤は一週間の気分転換だったけど、今日は休んで家でゆっくりとしていたい気分だった。そういうだるい日に限って天気は良く、東京も30度まで気温が上がるとのことで、余計に気分が滅入ってくる。

 普段の体調なら金曜日の恒例、ラーメン王後楽本舗でチャーハン大盛りをとなっていたのだろうけど、今日はさすがに食べる気になれなかったので、信州屋でもりそば大盛り。ここは109にも駅にも近いという立地の割には安くておいしいので重宝している。大盛りでたった320円だからなあ。


<パチンコとそば屋と向こうに109>

<もりそば大320円>

 あまり調子が上がって来ないなかで横浜へ行き、午後2コマ。暑い中の3時間を本当に何とか乗り切った、という感じ。2コマ目のリアクションペーパーに「先生、お大事になさってください」って書かれてたよ・・・。

 やっぱり元気を付けないといけないなと思い、帰りに代々木八幡のハシヤへ行き、いつものたらことうにのスパゲティ大盛り。間違いないですね。ちょっと元気になった気がする。


6月16日(木) 【だるおも】

 昨日はビール1杯と芋焼酎のソーダ割りを2杯飲んだだけだった。そして11時には寝た。でも今日朝起きたらだるくてどうしようもなく、あと10時間くらいは寝ていたい気分だった。二日酔いの症状はないけど、とにかくだるい。CM風に表現するなら、だるおも。疲れが溜まっているのだろうか。東陽町の仕事場に行っても、一日中眠くてどうしようもなかった。

 今日も帰りは中野で。これで4日連続の中野。今日はブロードウェイの並びにある、ハヤシ屋中野荘という洋食屋へ行ってみる。古い洋食屋かと思ったら、古く見せているだけで割と新しい店らしい。一番人気はオムハヤシだということだったけど、今日はナポリタン気分だったので自分の欲望に忠実にナポリタンを注文する。200gが標準で400gまでは大盛り無料だったので、お言葉に甘えて400gで。これで4日連続中野で小麦麺を食べることになった。

 厨房からフライパンでナポリタンを作っている音が聞こえてきて、ケチャップの少し酸っぱい匂いが充満してくると、それだけで食欲が湧いてくる。出てきたナポリタンはケチャップの酸味がよく効いた、おいしいナポリタンだった。おいしいナポリタンというと何だその感想はと思われるかもしれないけど、ナポリタンってどこの店も同じくらいおいしいというか、当たり外れがないから評価が難しい。これはっ!というナポリタンに合ってみたい。


<ハヤシ屋中野荘>

<ナポリタン400g(720円)>

 帰ってもずっとだるい。早めに寝ようと思って9時過ぎには寝たけど、夜中1時前に目が覚めてしまうという残念さで、仕方がないから岡村隆史のオールナイトニッポンを聴きながら再び眠くなるまで待つ。ずっと取れないだるさはどうしたことか。


6月15日(水) 【辞職】

 今日も東陽町で、夕方打ち合わせの後、そのまま仕事の方々と飲みに行くことになった。8時くらいまで飲んで、帰りにやっぱり何か物足りないなということで、今日も中野で降りてラーメンを食べて帰る。飲み会の時にマグロの刺身を3切れしか食べていなかったから、と一応の言い訳を自分にしつつ、有名なラーメン屋青葉の道を挟んで向かい側にあるバラそば屋へ。バラそばを注文する。

 バラそばは塩豚骨あじだった。関東では珍しい青ネギが散らしてあり、これで塩じゃなくて醤油風味が強かったら長浜ラーメンに近いかもしれない。あと、最初からチャーシューが多めなのに780円程度というのがありがたい。塩分多めだったので、飲んだ後の〆には最適だった。カウンターの目の前にあったおにぎりや替え玉に手が出そうなところを、ぐっと我慢して1杯だけで帰る。中野はおいしいラーメン屋が多くて、皆バラエティに富んでいるからいいなあ。


<バラそば(780円)>

 舛添知事ついに辞職。ここまで来たのだから、不信任決議を受け入れて議会解散→都議会議員選挙→新しい都議会により再度不信任案提出→出直し知事選くらいはやってほしかった。そうしたら確実に後世に名を残すことになったのに。セコイ金の使い方で辞任に追い込まれた人間が、気が触れたように都議会議員選挙と都知事選をダブルで行って最後に大量の金を使い、都民よ死なばもろともみたいな展開をほんのちょっと期待してしまっていた。昔話によくありそうな展開ですけどね。


6月14日(火) 【王手】

 舛添知事はいよいよ追い詰められたという印象で、それは本人のプライドの高さからくる屁理屈ともいえる言い訳がかなり悪影響を与えているのだろう。昨日の公用車で野球を見に行ったことに対する言い訳なんか、「風俗産業の規制をど うしていくべきかを考えるため、実際に体験しておかなければならないと思い、公用車で歌舞伎町のソープへ行きました」と言っているようなもんだ。

 そして今日、自民党からも不信任案が出される見通しになって、将棋で言えば王手の状態になった。解散選挙という手段も残されているのだろうけど、それは王手をかけてきた駒を取るという一時凌ぎに過ぎないだろうから、どのみち詰んでしまった。プロ棋士なら王手をかけられる前に先を読んで「参りました」と降参するだろうけど、舛添さんを見ていると王手をかけられてもまだ逆転できると思っている節があるから、それはそれで逆にすごい思考の持ち主だなあと思う。先が読めないのか、それとも先を読んで敢えてそういう行動を取っているのか。

 今日も日中は東陽町で過ごし、帰りに中野で降りて夕食を食べて帰ることにする。中野で途中下車しても電車賃が変わらないのなら、その機会を上手く使いたい。今日は中野ブロードウェイ近くにある五丁目煮干しへ。名前の通り、煮干しをふんだんに使ったラーメンが売りで、煮干し好きの僕としては放ってはおけない店だった。ラーメン1杯当たり100gの煮干しが使われているらしい。期待を胸に店に入った。

 つけ麺もおいしそうだったけど、今日は一番ノーマルだと思われるど煮干しラーメン(770円)を大盛り(+100円)でお願いする。出てきたラーメンからは確かに煮干しの匂いがしてきて、スープは思ったよりも濃厚だった。そして渋谷の「すごい煮干しラーメン」と比べて甘くなくて、個人的にはこっちの方が好み。麺もポキポキする感覚(こういうのを加水率が低い麺というらしい)の中太麺で、これも僕好み。煮干しの若干のえぐみが何とも言えないんだよなあ。煮干し以外の雑味が結構あったので、これを取り除いていったら赤羽の伊藤の煮干しラーメンに近付くかもしれない。ということで、偉そうなラーメン評論家みたいなコメントで締めるとしたら、これから期待ができるラーメン、というところだろうか。大盛りにしたら量がかなり多くて、最後はちょっと苦しくなった。


<中野のこういうごちゃごちゃした感じは好き>

<ど煮干しラーメン大盛り(870円)>

 帰宅してから、何となく腑に落ちないメールを見つつ、独りで文句を言っていたら12時を回っていた。


6月13日(月) 【新宿ではなく中野】

 東京は朝から大雨で、起きて早速やる気を失う。雨の日の通勤電車はただでさえムシムシするのに、今日はものすごくお太りになられたオジサンが強引に隣にお座りになられ、僕の左半身がオジサンにぴったりとくっつく形になって本当に朝からどうにかなりそうだった。病気や薬の副作用による肥満は仕方がないと思うが、怠惰からくる肥満は人に迷惑をかけてしまう外部不経済そのもの。人の振り見て我が振り直せなので、自分もこれ以上太らないようにしよう。

 給料日はまだだが、なぜか早めに給与明細が配られたので、まだ振り込まれてもないのに何となく懐が暖かくなった気がする。気がするだけで実際には全然暖かくなっていないのだけど、いかんともしがたく暖かくなった気がしたので、じゃあ今日は帰りに何か食べて帰るかと思い、それじゃあ先週行けなかった新宿のスパゲッティ店「あるでん亭」に行こうと思った。

 ところが東西線で新宿に向かおうとすると、一本では行けない。東西線は文字通り東京の東西を結ぶ便利な路線で、別の多くの路線と乗り換えができるとても使い勝手のよい線だが、残念ながら新宿に直通で行けない。乗り換えれば行けるけど、今日は大雨なので乗り換えるのも面倒臭くなってしまった。そういえば椎名林檎の「闇に降る雨」の一節に「東西線は私を乗せても新宿に降ろしてくれなくて」というのがあったなあ、まさに今自分がその状況の置かれているなあと思って若干ニヤニヤしつつも、新宿のあるでん亭は諦める。新宿は晴れた日にでも行こう。

 新宿の代わりは中野。中野なら東西線で一本で、しかも東京メトロ東西線とJR中央線の結節点だから、途中下車しても運賃が割高になることもない。そして調べると駅前すぐのところによさそうなスパゲッティ屋がある。これはいいねということで、中野で下車して南口駅前のビル地下にあるパスタキッチンへ。薄暗い店内で、カウンターに案内された。

 パスタキッチンにも「たらことうにのスパゲッティ」があり、いつもなら迷わずこれを頼むところなのだけど、今日は無性にニンニクが効いたペペロンチーノを食べたかったので、「森の木の子ガーリック」を大盛りで注文する。大盛りなので量も十分。ニンニクの量が多く、ニンニクスキーの僕でも満足できる刺激だった。ただちょっと塩気が足りなかったのが残念。何はともあれ、帰宅途中にサッと寄れる良い店を見つけたので、どうしてもスパゲッティが食べたくなって仕方がなくなったらまた来よう。


<中野駅南口地下にあるパスタキッチン>

<森の木の子ガーリック(1200円)>

 6月分の日記を書きました。5月分の残りはまだですが、明日にでも書きます。


6月12日() 【日曜日】

 週休二日でよかったと思う日曜日。


6月11日() 【だらりんちょ】

 体力的・精神的に、ようやく一休みという感じの休日。梅雨だけど天気もいい。活動的な人たちは、休日を利用してスポーツをしたり美術館に行ったりして己を磨くのだろうし、僕もできたらそうしたい。しかし結局は家で撮りためたテレビ番組やyoutubeやニコニコ動画を見たり、黒霧島のソーダ割りを飲みながらIPPONグランプリを見たりと、結果的にぼんやりとした一日を過ごしてしまった。何だか休みの日まで外に出る気が起きないんだよなあ。もう少し時間が経ってこの生活に慣れたらまた違ってくるのかもしれないけど、今のところは休日は基本的に家に引きこもってダラダラしているのが心地よい。決して無為な時間を過ごしているのではないと思いたい。


6月10日(金) 【梅雨の晴れ間】

 5月末から6月頭にかけて急に忙しくなり、日記を更新する時間がなくなってしまった。取り組んでいる内容というよりは、単に時間的な拘束が長いだけのような気がするが、日帰りで1日おきに福島に行ったり、家には寝に帰るだけの日が続いたりと、体力的にはなかなか辛かった。世間の戦うサラリーマンはこれをずっとやっているのだから本当に大したもんだと思う。仕事がないときは全くないのに、仕事があるときはいっぺんに降ってくるという不思議。そんな日々も昨日の資料作成締切を乗り越えて一区切りなので、再び日記を再開します。

 金曜は横浜非常勤の日なので、いつもより遅く9時起床でも十分間に合う。昨日は11時過ぎに寝てしまったので、10時間は寝たことになる。でもまだ何となくだるい。あまり寝過ぎると逆に良くないという話なのか、それとも単にこれまでの疲れが抜けきっていないのか。ただだるくてもとりあえず腹は減るので、さっさと支度をして出かけて渋谷で朝食兼昼食を取ることにした。金曜の6時に起きなくてもよいありがたさ&電車で楽々座れるありがたさを実感し、久しぶりの青空の下、渋谷へ。

 10時半過ぎに渋谷に到着し、三週連続でラーメン王後楽本舗へ。最近ここの炒飯にはまっていて、これで三週連続の炒飯大盛りになる。注文したら1分で出てくる熱々の炒飯。カウンターに座ると、大火力のもとで大きな中華鍋をガコンガコンいわせながら手早く炒飯を作っていく様子が見られるので、食べる前から楽しい。具は卵、葱、チャーシューという本当にシンプルなものだけど、何というかガツガツ食べたくなるワイルドなおいしさがある。写真だとあまり量が多くないように見えるかもしれないが、皿の真ん中が大きく窪んでいるので見た目以上に量が多い。欠点があるとすれば作る人や日によって味にばらつきがあることだけど、それも大衆中華料理屋の味と言えば味。今日は少し塩気が足りなかったような気もしたけど、十分満足した。これで670円だから参っちゃうね。


<三週連続で後楽本舗の炒飯大盛り>

<ちなみに先週の炒飯大盛り>

 その後非常勤先の六角橋へ。今日も講義でDVDを見せようと思って鞄の中を見ると、何とDVDが入っていなかった。出かける前にちゃんと確認したのになあ。これで結構予定が狂ってしまい、喋りでDVDの30分を埋めないといけなくなってしまった。今日は暑いから90分のうち30分ほど休めて助かったなあと思っていたのに。おかげで今日も汗びっしょりになる始末。忘れ物には気を付けよう。

 講義は4時過ぎに終わり、普段の金曜ならこれで帰宅して終わりだが、今日は大手町へ。数人で新しい研究会(勉強会?)を立ち上げようという話になり、今日はその第1回目の会合を行うことになっていた。ということで6時半から大手町のカイテキカフェというロハス的なカフェで2時間ほど、研究報告や今後の展開打ち合わせなど。当面はこれまでの調査研究で論文化できていないものがたくさんあるから、これから大量に論文化していきましょうという話になる。それぞれ第1稿の締切を8月末に設定したので、これから忙しくなりそうだ。

 研究会の後、近場に期間限定のサッポロビールのビアガーデンができていたので、そこで皆で飲んで帰ることにする。ビアガーデンは食堂スタイルで、自分で食券を買ってビールやおつまみと引き換えにいくというもの。サッポロ黒ラベルは1杯600円。ちょっと高いが大手町という東京のど真ん中だから仕方がない。騒々しかった仮設店舗の中はやめて、外のテラスで空を見ながら飲むことにした。日中は暑かったが、夜になると過ごしやすくなり、心地よいビル風も吹いてくる。料理が値段の割に見劣りする点を除けば、結構快適だった。都会の夜風に吹かれながらビールを飲むのがいいんだな。


<サッポロビールのパーフェクトビアガーデン2016>

<サッポロ黒ラベルで至福の一杯目>

<茶色いおつまみたち(計2000円)>

<あまり言いたくないが結構高い(計2000円)>

 ビールを4杯ほど飲んで、11時に散会し帰宅。久々に天候に恵まれて、いい一日だった。とりあえず明日はゆっくりと休める。


6月9日(木) 【でかいなん】

 今日も元気に朝から東陽町。昨日で組織全体としての山場は越えたが、僕個人としては明日締切の資料作成が残っていたので、明日は非常勤で全く時間が取れないことを考えると、今日中に仕上げてしまわないといけない。朝の時点で先行きが非常に不透明で、これは今日も残業かなあと思っていたけど、結果的には残業せずに済んだ。時間内にやり切った自分をほめてやりたいが、今の職場は残業代が出ることを考えると、だらだらやって残業代をもらった方がよかったのかしら、とも思ってしまう。でも今日は朝から眠くてどうしようもなかったので、早く帰る方を取らざるを得なかった。

 昼食は前から少しに気になっていたサッカールというインド料理(というかカレー)の店に行ってみる。12時から1時のランチタイムはいつも混んでいるのが外から見えたので、今日は時間をずらして1時半過ぎに行ってみると、客はほとんどおらず快適。チキン、マトン、野菜、豆など、いくつかのランチカレーメニューがあったので、恐らく基本と思われるチキンカレーをナンで注文する。テレビのワイドショーから流れてくる舛添都知事への批判などを聴きながら待っていると、チキンカレーがやってきてびっくりした。ナンがでかい!しかもこのナン、お替り無料らしい。

 果たして食べ切れるのかと思いながら、焼きたての熱いナンをちぎってカレーにつけて食べると、これが結構おいしかった。ただやっぱりナンは多い。さすがにナンのお替りはできなかったなあ。滅茶苦茶腹が減っているときなら2枚目に突入できるかもしれないけど、今のノーマルな状態の僕には無理だ。東陽町の駅から少し外れた辺鄙な場所に、こんなカレー屋があったとは。次はほうれん草カレーだな。


<プレハブのサッカール>

<チキンカレー(800円)>

 今日でとりあえず一山越えたという感じなので、明日の非常勤と勉強会を乗り切れば休みがやってくる。やれやれ。


6月8日(水) 【疑惑の聖地】

 今日は朝普通に仕事場に行った後、昼前から所用で都庁へ行く。昼食は一緒に行った上司に当たる方が都庁内をよく知っているとのことで、第1庁舎にある食堂へ連れていってもらう。時間がちょうど12時から1時の昼休み昼食タイムに当たっていたので、かなり広い食堂と言えども、都の職員で激混みだった。激混みのなか、何とか席を確保して、東京の地産地消品であるスペシャルメニューの「八丈島産メダイのづけ丼」にした。づけ丼に小さな茶そばとかきたま汁が付いて690円。付け汁はやや甘く、ちょっと物足りないなあと思ったので、からしとわさびを醤油で溶いてかけたら、今度は辛すぎて味も何もわからなくなってしまった。あまりに辛くて涙は出るしむせるしで、人がたくさんいる食堂で恥ずかしいったらありゃしなかった。


<本物のメダイが鎮座している>

<メダイのづけ丼(690円)>

 食後、食堂のある第1庁舎から用事のある第2庁舎に戻る際、すぐ近くに大量の報道陣が陣取っているのを見つけた。どうやら午後1時から開催される都議会本会議に参加する舛添知事が目当てらしい。この日の都議会の結果は既にニュースでたくさん報じられているからそちらに任せるとして、マスコミの注文度の高さが良く分かる一幕だった。もう少し待っていれば僕も間近で舛添知事を見ることができたのだけど、見ても仕方がないのでさっさとその場所を後にした。

 午後は所用がある第2庁舎で過ごす。展望台のある第1庁舎には何度か入ったことがあるけど、第2庁舎に入るのは初めてだったかもしれない。眺めも第1庁舎からのものとはやや違う。


<第2庁舎からの眺め>

<同じく第2庁舎からの眺め>

 夕方6時半過ぎに用事が終わり、これで当面の山場を超えたということで、上司の方のお誘いもあり少し飲んで帰ることになる。場所は昼食を食べた第1庁舎の食堂。夜は居酒屋として営業しているらしく、都職員の飲み会などに使われているらしい。5時から6時までなら生ビール半額だったが、残念ながら少し時間が過ぎていた。そもそも、都庁職員で5時から6時の間に飲める人っているのだろうか。仕事場の中にある食堂で早い時間から飲んでいたら、何となく周りの目が痛く感じるような。

 他にはほとんど人がいなかったので、窓際に座って西新宿の景色を見ながら生ビールを飲む。新宿の高層ビルの高層階から景色を眺めつつ酒を飲むとなると、普通ならかなりお高い店になってしまうのだろうけど、安くて客もそんなにいない都庁の食堂はかなりの穴場かもしれない。問題があるとすれば、最近都庁のセキュリティーが厳しくなって、一般人は入庁する際に必ず手続きをしないといけなくなっているのだが、その入庁手続きは5時までらしいため、夜にふらっと都庁の食堂で飲もうと思っても入れないということくらいか。僕のように昼から居座るとかすればいけるのかもしれないけど。


<第1庁舎の食堂は夜は居酒屋になる>

<京王プラザホテルを眺めながら>

 ビールを飲みながら左手に見える京王プラザホテルを見て、18年前に京王プラザホテルに泊まったことを思い出した。大学の下見ということで、春休みを利用して母親と一緒に東京に来たのが1998年の春のこと。確か2泊3日の行程だったと思うが、プラザホテルに泊まって、テレビでやっていたオールスター感謝祭を見ながら、正面に見える都庁をぼんやりと眺めていたことを思い出す。オールスター感謝祭をやっていたので土曜日の夜だったと思うが、都庁に煌々と明かりがついていて、タクシーも頻繁に行き来していた。当時の僕にとって西新宿の高層ビル群は大都会そのもので、自分がそこにいて、深夜になっても消えないビルの明かりを眺めているのが不思議な感覚だった。あれから18年が経った今日、当時の僕が眺めていた都庁から、昔泊まった京王プラザホテルを眺めている。思った以上に長い月日が経っていたんだなと思う。

 飲み会は9時前に終了。その後、新しいスマホの夜景撮影能力を試そうと、しばらくふらふらと新宿の高層ビル街を歩きながら写真を撮ってみる。それが下の写真たち。最近のスマホはシャッターを押すだけでそこそこ綺麗な夜景が撮れてしまうことにちょっと驚く。

 飲んでいるときにあまり食べなかったので、前から行こうと思っていたスパゲッティ屋で食べて帰ろうと思ったら、ちょうどラストオーダーが終わったところだった。どうしようかと迷った挙句、久しぶりに麺屋武蔵に行ってみることにした。麺屋武蔵といえば、20年くらい前のラーメンブームの中心的存在で、現在のラーメン業界に大きな影響を与えていると言われる超有名店。上京して初めて来たときは1時間近く並んだこともあった。最後に食べたのは2006年にマルコフ教祖が東京に遊びに来たときだから、もう10年になる。

 券売機でつけ麺を選択し、並ぶことなくすぐに着席。15年前の1時間の行列がまるで嘘のよう。でもラーメン屋はこのくらい空いていてくれる方がありがたい。以前のラーメンブームがちょっと異常だったんだろう。本店でつけ麺を食べるのは初めてだったのだけど、スープがかなり甘い。そういえば渋谷にある麺屋武蔵無骨外伝のつけ麺もかなり甘かったなあということを思い出しながら、麺屋武蔵グループはスープが甘目なんだろうかと思う。これだったら普通の暖かいラーメンにしておけばよかったかな。


<10年振りの麺屋武藏>

<つけ麺(950円)>

 11時前に帰宅し、疲れていたのかすぐに就寝。


6月7日(火) 【困ったときのねぎし】

 今日は朝から打合せをしたり、諸々の準備をしたりで、仕事場を出たのは夜8時半になった。さすがに朝6時半に家を出て、夜10時に帰ってくる生活はきつい。本当に寝に帰るだけになってしまう。ただ、ありがたいことに今の仕事場は残業代なるものが出るということで、それがあるからまあいいかという感じにはなる。そう考えると、固定給で残業代も出ず、土日も無給かつ交通費持ち出しだった去年までは、世間的にはブラックということになるのかもしれない。でも研究業界にいれば後者の方が一般的で、むしろ今の環境の方がホワイト過ぎるほどホワイトに思えてしまう不思議。

 さすがに帰宅が10時近くになると家に帰って食べるのも億劫になるので、外食でさっと済ませて帰りたい。でも夜10時近くになると目ぼしい店は閉まっている。こういうときは「困ったときのねぎし」ということで、久々に吉祥寺南口のねぎしへ行った。残業代が出るからいいかと、やや奮発して牛タンと牛カルビのハーフセットで1380円。ついつい、ご飯をお替りしちゃうんですよねえ。大盛りじゃなくて普通盛りでお替りをしたのがせめてもの抵抗だったけど、そろそろお替りも自重しないといけない年齢になってきたことは確かだろうな。


<久々のねぎし>

 11時には寝て、翌日に続く。


6月6日(月) 【オーメン】

 今週は組織全体にとっての山場を迎える週なので、やや大変な一週間になる。気合を入れるために、朝はベローチェに行き、いつもの通りアイスティーとサンドイッチ。ただ先週は行ってなかったので、久しぶりのベローチェかもしれない。昼はゆで太郎で豚丼セット。豚丼は薄味で、あまりおいしくないかもしれない。豚丼よりはカツ丼とかカレーを頼むべきだったか。


<朝ごはん>

<昼ごはん>

 今日は仕事場を出るが7時頃になった。残業残業。


6月5日() 【それじゃダメじゃん関東梅雨入り】

 日曜も休みだが、今日も書類を作成しないといけないので、それをしつつ適当に寝る。笑点は司会が春風亭昇太に変わって2回目で、大喜利のテンポが明らかに速くなっていた。僕にとっては面白かったけど、年配の人がついていけるのかどうかが心配だ。


6月4日() 【休む】

 土曜は休みだが、今週は書類を作成しないといけないので、それをしつつ適当に休む。しつけで行方不明になっていた男の子、見つかってよかったね。


6月3日(金) 【アモーレ】

 今日は非常勤で横浜六角橋。金曜日は9時起きでも余裕なので、最近早起きが続いているからゆっくり寝ようと思ったら、習慣とはすごいもので6時には目が覚めてしまった。このままだと社蓄(今のところは社ではないので「社蓄」ではないけど)まっしぐらで嫌だいやだ。ただ、10時過ぎに家を出て、空いている電車に乗って行けるありがたさは何物にも代え難い。今日は京王線が人身事故のために運転見合わせになっていて、そのために明大前で井の頭線に乗り換える人が全くいなかったので、井の頭線は天国だった。京王線ユーザーで足止めを喰らった人には申し訳ないが、京王線から井の頭線に乗り換える人がいなくなると快適です。

 東横線も特急に座れるくらいには快適で、非常勤先へ行って午後2コマ講義。ここの教室は熱がこもるので、全然快適じゃなかった。でも今日も先週に引き続き30分ほどDVDを見せたので、いつもに比べると相対的には楽だった。5月後半から6月上旬にかけての、蒸し暑いのにエアコンはつかない時期にDVDを連発する講義構成にした自分をほめてやりたい。

 講義後、渋谷に戻ってラーメン王後楽本舗で2週連続の炒飯大盛り。先週は気が付かなかったが、皿の文字が「ラーナン王」に見えて仕方がない。もしかしたら正式な店名はラーメン王じゃなくてラーナン王なのか??


<今週も炒飯>

 帰ってからサッカー日本代表のキリンカップを見ていたら、長友のアモーレ(と三瓶)が大写しになってちょっとびっくり。長友のクロスを香川が決めたのに、アモーレ(と三瓶)を大写しするから、まるで長友がゴールを決めたみたいになっていた。テレ朝なかなかやるな。


6月2日(木) 【再びの福島】

 今日は日帰りで福島市に出張。2日前に郡山に日帰りで出張して1日置いてまた日帰りで福島。何だか勿体ない移動をしているような気がしないでもないが、そうなっているのだから仕方がない。一昨日と同じく5時前には家を出て東京駅に向かい、同じく5時半から開いている駅弁屋「祭」で駅弁を買い、同じく6時40分発のやまびこ203号に乗る。


<今日も東京駅>

<今日もやまびこ203号に乗る>

 東京駅構内の「祭」には朝5時半から全国各地の駅弁が並んでいるが、4月から数えて3回目ともなると少し飽きてきた。やっぱり健康のことを考えないとなあと思い、今日は各地の名産を退けて30品目バランス弁当という健康重視の弁当にした。飲み物にはからだすこやか茶Wを選んだので健康になることは間違いない。弁当は可もなく不可もなくといったところ。でもこういう幕の内的な弁当を食べると、一般的な駅弁って栄養が結構偏ってるんだなと思う。大体の駅弁が少数の食材+ご飯だからなあ。荒川を越える前に弁当を食べ終え、福島までしばしの睡眠時間。


<体のことを考えてます>

<バランス弁当のバランス>

 8時36分、福島駅に到着。3月下旬の出張以来、約2か月振りに福島にやってきた。福島はもうこれで6,7回目だと思うが、意外と新幹線で来たことはそんなにない。前回も在来線だったし。だから新幹線のコンコースを歩くのは久しぶりだったのだけど、天井にはさ大きなくらんぼの絵がずらりと並べられていて、少し目がチカチカする。こんなんだったけかなあ。


<2か月半振りの福島>

<なんか目がチカチカする新幹線駅の構内>

<福島は再エネに力を入れているようです>

<駅もエコステーションのようです>

 集合の時間まで1時間ほどあったので、駅前をあてもなくぶらぶらしたが、福島はもう何度も来ていて特に行きたいところもないので、大人しく駅のスタバに入って時間を潰した。


<福島駅東口>

<古関さんこんにちは>

 その後、午前中は市内で用務を済ませ、駅前の珈琲グルメで昼食。いつもなら食事+珈琲ババロア+珈琲という黄金のセット(と僕が勝手に読んでいる)を頼むのだけど、今日は大人しくランチメニューのセットにする。今日は「珈琲グルメのふくしまブルブル」。ブルブルは福島市の洋食店の草分け的存在であるレストランブルドッグの看板メニューで、ブルドッグ自体は既に閉店してしまっているのだけど、その味を甦らそうと市内の飲食店が協力し、各店で復活させているとのこと。この珈琲グルメでも扱っていたので、福島市民に愛された味とはどんなものやらと思い注文してみた。

 ブルブルは福島県産の豚肉に胡椒・醤油・ごま油で味付けをして焼き、玉ねぎのスライスを乗せた料理。あまりのおいしさに体がぶるぶると震えるところから子の名前が付いたらしい。今日は体こそ震えなかったが、ご飯にあうおいしい豚焼肉だった。油少な目で、割とあっさり。珈琲グルメのアレンジだと思うが、レモンがかかっていたのが喫茶店っぽいなあと思う。個人的にはもう少し量が多かったら言うことなしだった。食後に出てきたのはアイスコーヒーと小さいババロア。これだったら300円追加で出して、普通サイズ珈琲アイスババロアを食べりゃよかったかなとちょっと後悔する。でも今日は職場の方々と一緒に来ているのでそういうことは言えない。

 ブルブルを出していたブルドッグも老舗だが、珈琲グルメも僕が生まれる前からやっている老舗喫茶店で、個人的には福島駅近くで昼食を食べるなら間違いなくココだと決めている。今日も皆で昼食はどうしようかとなったときに、じゃあ珈琲グルメに行きましょうと僕が行ったのが始まりだった。老舗喫茶店好きの同行者の方にも気にいっていただけたようなので何より。福島駅前の昼食や、ゆっくりしたいときは珈琲グルメをお勧めします。一応全国47都道府県を歩きまわり、超高級な店以外ではそこそこ食べてきた僕が毎回訪れるのだから間違いない(と思う)。


<珈琲グルメのふくしまブルブル>

<食後のコーヒーと小さいババロア>

 午後は本当は郡山に移動して打合せという当初の予定だったが、それがキャンセルになったので、そのまま東京にとんぼ返りして仕事場に戻ることになった。車窓の青空と緑が恨めしい。思えば午後のうららかな時間帯に東北新幹線の上りに乗ったのは初めてかもしれない。

 午後3時過ぎには仕事場に着いて、あとはいつもの通りで、今日もやや残業だった。午前中に福島にいたのが嘘みたいだ。


6月1日(水) 【ろくがつ】

 6月に突入。昨日は郡山から帰宅したのが夜11時前になったので、朝も早かったしすぐに眠くなり、気が付いたら6月を迎えていた。12時前には寝て6時に起きたので、一応6時間は寝ているはずだが、移動の疲れなどがあってさすがに眠い。眠いので、朝も昼もゆで太郎で済ますという暴挙に出てしまった。そしてちょっと残業をしたおかげで帰宅したら8時過ぎ。明日着る肌着(ユニクロのエアリズム)がないので、洗濯をしないといけないというのがさらにだるい。しかも明日は4時半に出るので、果たしてエアリズムは乾いてくれるのか。


過去の日記

2016年 1 2 3 4 5
2015年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013年 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

モドル