2016年 8月

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8月31日(水) 【リッツパーティー】

 今日をもってヤマザキナビスコがリッツとオレオの製造を終了するという。9月以降はヤマザキナビスコからモンデリーズジャパンにライセンスが移って販売が継続されるらしいが、製造行程は変わるだろうから、今の味のリッツを食べられるのはあと少しになるだろう。僕はリッツのチーズサンドが特に好きで、大学生の頃はこれを夕食替わりにしたことがよくあったし、ビールやワインのつまみとしても最高のものだった。新しい会社はこのチーズサンドをインドネシアの工場で作るそうなので(今は国内の工場で生産)、残念この上ない。今日は最後のお別れにチーズサンドを買っておいた。最後だから味わって食べよう。


<さよなら国内製造リッツ>

 長かったような短かったような8月も今日で終了。今月の食費は約3万円だった。これまでの外食一辺倒の食生活を見直し、基本的に朝食べず、昼はローソンのサラダとおにぎりおかずセットで400円、夜はほぼ自炊し、麦茶は家で作って持ち歩くといったスタイルに変えた結果が如実に現れている(実家に帰省していてタダ飯食っていた期間があるから支出が抑えられたのもあるが・・・)。4月とか5月の食費が8万円強だったことを考えると大進歩だ。風邪を引いていたときにマクドナルドや外食に頼ってしまった分を節約できれば、来月はもっと減らせるかもしれない。浮いたお金で株でも買って、将来のために資金運用しよう。


8月30日(火) 【また台風】

 台風10号の影響で東京は午前中暴風雨という話だったが、朝8時前に家を出たときには風もなく雨もほとんど降っていなかった。ところが荒川を渡り、東陽町に着くと、そこそこの風と大雨が降っていた。電車で4分の距離なのに、川を挟むだけでこんなにも天気が違うもんだろうか。とりあえず、自宅待機することもなく無事仕事場へ行くことができたのでよかった。

 東京は昼過ぎには台風の影響もなくなり、夕焼けを見ながら帰宅。今日の頑張って自炊してみようのテーマは親子丼。親子丼は高校1年のときの家庭科の調理実習で作って以来だから、20年振りくらい。どうでもいいが、高校1年からもう20年も経っているというその事実にびっくりだ。

 基本的にはクックパッドのレシピを見て作れば外れなく作れるのでどうってことはないが、親子鍋なんて持っているはずもなく、普通の鍋で作ったので、最後にご飯に乗せるときに大事な半熟部分が先にかかってしまい、比較的固まった部分が上に来てしまったので写真写りは悪い。まあでも、食べれば一緒だから。。。SNSにこれ見よがしに手作り料理の写真をアップする人に、綺麗に盛り付けるコツを聞いた方がいいかもしれないな。


<親子丼(20年振り)>

8月29日(月) 【伊丹十三】

 今日は一日東陽町。風邪はほとんど治ったけど、咳をし過ぎた後遺症で声はまだ出し辛い。同僚に「酒焼けみたいな声だ」と言われる始末。まあでも、酒焼けくらいの声までには回復してきたんだな。

 帰ってから夕食。今日の頑張って自炊してみようのコーナーはオムライス。一昨日、昨日とナポリタンだったので、3日連続でケチャップを使った料理になった。オムライスでもチキンライスを卵で包むタイプではなく、チキンライスに半熟のオムレツを乗せて食べる時にナイフで開いてふわふわの半熟卵が顔を表す、いわゆるタンポポオムライスに挑戦してみた。

 前の家では火を使えなかったので、火を使う料理は8年振りとはいえ、オムライスは昔何度か作ったことがある。だから簡単にできるだろうと思ったら、久しぶりだからなのかそもそも腕が悪いからなのか、なかなか上手くいかない。それでも何とかそれっぽくプレーンオムレツを作り、それっぽくチキンライスに乗せてみた。中身は半熟の状態で火を止めて丸めたから、ナイフを入れれば半熟のふわふわたまごが顔を出すはず・・・が、実際にナイフを入れると、中から顔を出したのはしっかりと火が通って固形になった玉子。これじゃあチキンライス薄焼き卵乗せだ。オムライスは難しい。


<いわゆるタンポポオムライスにしてみたが>

<割ったら全然半熟じゃなかった>

 明日は朝の時間帯に台風が来るということで、果たして東陽町に行けるのか。


8月28日() 【出窓有効活用】

 昨日は雨が降るという予報で洗濯ができなかったので、曇りの予報の今日こそ洗濯しようと思ったら、葛西地域はしとしと雨が降る天気だった。これだとベランダに洗濯物を干せない。室内用物干しもない。困ったなあ・・・と思ってとりあえず出窓のカーテンレールにハンガーをかけてみたら、これが上手い具合にフィットする。出窓のカーテンレールは室内干しのためにあるんじゃないかというくらいフィットする。これまで出窓の上手い使い方が分からずに持て余してしたけど、出窓とそのスペースは洗濯物のためにあったんだな。

 夕食は2日連続でナポリタン。昨日の反省を活かして、ケチャップの量を少し減らしたらベストな味付けになった。ナポリタン専門店よりは、喫茶店で出てくるようなナポリタンに近い。簡単な料理でも失敗を重ねて成長していくんだな。


<2日連続ナポリタン>

 今日は気温25度くらいで涼しかった。エアコンをつけなくていいのはありがたい。


8月27日() 【復活のF】

 熱は下がり喉の痛みもほぼなくなり、咳もほとんど出なくなって、ようやく復活かなというところまで来た。ただ、相変わらず声が出ない。それでも電話で何とか話せるくらいには回復してきた。この前までは風邪を引いたスリムクラブの真栄田みたいな声だったけど、今日は普通の時のスリムクラブ真栄田くらいにはなったかなと思う。実家で同じように風邪を引いていた母も大分治ったようだけど、電話先で「結局病院に行って薬をもらったけど、治りが早くなったとは思わない」と言っていたので、僕が唱えている夏風邪病院不必要説は案外当たっているのかもしれないな。

 風邪が良くなってきたとは言ってもまだ少し不安があるので、今日は家で大人しくする。昼はナポリタンを作ってみた。写真だとケチャップの色が薄いように見えるが、実際はケチャップを入れ過ぎたのか、結構しょっぱくて参った。ただ、味だけなら某ナポリタン専門店で食べるよりもおいしいものができたなと自画自賛な出来ではあった。中華鍋でこれでもかというくらい炒めたから、余計な水分が飛んで自分好みの割とサラッとした感じに仕上がったからかもしれない。ナポリタンはピーマンと玉ねぎさえあれば作れるから、手を抜きたいときは重宝する。


<見栄えが悪くてしょっぱかったナポリタン>

 夜は何気なくつけていたテレビでドラゴンボール劇場版の「復活のF」が始まったので、結局最後まで見てしまった。ドラゴンボールをじっくり見たのは20年振りくらいかもしれない。僕がドラゴンボールを見ていたのは最初期からフリーザ編くらいまでで、特にピッコロに勝った天下一武闘会からフリーザ戦までは毎週のジャンプを楽しみに読み、カードダスを集め、関連するファミコンやスーパーファミコンソフトを買ってよく遊んでいた。当時の僕にとってフリーザは、「私の戦闘力は53万です」という有名なセリフに代表されるように、圧倒的な威圧感と恐怖感を持ったラスボスだった。その後セルとか魔人ブウとか、戦闘力という意味での強さではもっと強い敵が現れるのだけど、ドラゴンボールで一番インパクトのある悪役はフリーザじゃないかと個人的には思う。

 ドラゴンボールはリマスター版が放送されたりしているので、今の子供達もフリーザのことは知っているのかもしれないが、今回の映画は昔はドラゴンボールを見ていたけど大人になってずっと見ていなかった、僕のような今の30代も対象にしているんだろう。今日の放送で冒頭にナメック星での対フリーザ戦の話が差し込まれていたけど、あの話が最初に放送されたのはもう25年も前のことだから、30代が懐かしくなるのも当然だ。

 以下、復活のFのどうでもいい感想。
・昔のアニメでは街並みが未来的だったが、映画の街並みは割と今の世界に近いかもしれない
・クリリンの携帯着信音がワンピースの主題歌
・なぜピッコロは最初に神龍が出たとき、デンデにどんな願いが叶えられたのかを確認しなかったのか
・なぜか亀仙人が強すぎる(ヤムチャは危険だからって天津飯に置いて来られたのに)
・悟空がかめはめ派打って地球に当たった瞬間、実際にちょっと揺れた(栃木の地震)
・野沢雅子って今年で80歳なのにすごいな
・一回地球ごとやられたのに時間を戻して勝つとか、最早何でもありなんだな。。。


8月26日(金) 【無題】

 今日も一日東陽町。帰ったら非常勤先の追試答案が届いていた。採点して送り返さないといけない。

 夕食は作るのも面倒になったので、近所のマクドナルドでクーポンを利用してのナゲット+チーズバーガーの計230円で済ませてしまった。一応、お金と健康を考えて夜はなるべく自炊をしようとしているのだけど、いかんせん今の住処だと周囲からの誘惑が多過ぎる。駅前ということもあるけど、徒歩1分の場所にマクドナルド、モスバーガー、松屋、大戸屋、日高屋、ラーメン屋、大阪王将、オリジン弁当、セブンイレブン、ローソン2軒がある。2,3分歩いて駅に行けば、COCO壱番屋、吉野家、てんや、かつやを始め、とりあえず基本的なチェーン店がそろっている。そういうところに引っ越してきてしまったので、ちょっとしたことで自炊をするという決意がぐらぐら揺らいでしまう。本当に困った困った。


8月25日(木) 【ダイナミックハイジ】

 ようやく少し声が出るようになったかな、というところまで回復してきた。喉の痛みも咳も大分治まった気がする。先々週の土曜日に体調がおかしくなってから12日。今回の風邪はちょっと長い。そもそもこの咳をし過ぎて潰れてしまった声は回復するのだろうか。

 仕事の方は幸か不幸かやや暇な時期に入っているので、時間があるときは別の仕事をさせてもらったりしている。今日は国立プロジェクトの来月末のオーストリア調査についていろいろ下調べしていたら、今回訪問するところがどこもかしこもアルプスの少女ハイジという感じの場所で、正直ちょっと楽しみになってきた。最初に訪れるインスブルックでは1日フリーの日があるから、トレッキングシューズでも持っていってアルプスを簡易ハイキングしようかな。


8月24日(水) 【普通の日】

 今日も一日東陽町。声はまだ出ない。有吉と夏目さんって結婚するんですか?


8月23日(火) 【復帰】

 風邪のほうも少しは良くなってきたようなので、今日は東陽町の仕事場へ。ただ、相変わらず喉は痛いし咳はでるし、残念なことに声が出ない。今日も打合せでいろいろと喋りたかったが、声が全く出ないので使い物にならなかった。こんなに声が出なくなることがあるのねと、他人事のように驚いている。

 あと、今日は東陽町の仕事場とは別のところの話でイライラすることがあった。病み上がりのときにイライラさせないでほしい。


8月22日(月) 【オリンピック閉幕】

 朝起きたら喉の痛みはこれまでと変わらずで、熱もまだあるっぽい。そして何より咳が止まらない。本当に辛いので、今日は有休を使って東陽町の仕事を休むことにした。大事な大事な有休だけど体が動かないから仕方がない。それで仕事場に電話をかけて第一声を発したら、まさかの声がかすれ過ぎて出ないという状況で、電話先の事務の方にもかなり心配される羽目になった。でも何より自分が一番驚いた。咳をし過ぎただからろうけど、喉を傷めたスリムクラブの真栄田みたいな感じでびっくり。ここまでひどくなったのは初めてだ。

 今日は台風9号が関東に直撃するということだったので、家から出なくて済むのは不幸中の幸いなのかもしれないと思いながら、一日布団で横になる。本当は病院に行きたかったけど、さすがに台風で外に出られなかった。今回は医者に診てもらうこともなく、市販の風邪薬やバファリンばかりに頼っている。風邪を治す薬はないから風邪のときに医者診てもらっても意味がないという意見もあるけど、個人的には医者に診てもらったという安心感と、処方された薬を飲んだという安心感が何よりの薬になるんじゃないかと思っている。今回はそれができてないので治りが遅いのかもしれない。

 夜になって熱も下がり出したので、ご飯を炊いて簡単に炒飯を作って夕食。食材を切らしてしまい、冷蔵庫の中に卵くらいしかなかったので、創味シャンタンを入れてご飯を炊き、先にご飯と卵を混ぜて中華鍋で炒めるだけというシンプルな炒飯になった。創味シャンタンを入れて炊いたおかげでパラパラにはなったけど、味自体は何だかなあ。やっぱり卵を先に混ぜるとそれっぽくならないな。あと具は絶対必要。


<シンプルチャーハン>

 熱は大分下がってきたが、とにかく喉が痛いのと咳が止まらない。咳止め中枢に強烈な一撃がほしい。


8月21日() 【多分ピーク】

 今回の風邪は最初の3日間くらい夏バテのような症状と腹痛に悩まされ、少し落ち着いたかと思ったら喉が痛くなり、熱と鼻水と咳が出るという経過を辿ってきた。そして最初の症状が現れてから8日目の今日、再びお腹が痛くなった。もしかしたら昨日食べたつけ麺の影響なのかもしれないが、感覚的には振り出しに戻るという感じがして勘弁してほしい。実家の母も僕が東京に戻った後に同じように風邪を引いてしまったらしく、風邪を移してしまったかなと若干申し訳ない気持ちになった。

 39度近い熱があってふらふらの状態だったが、最低限の洗濯をしておかないと明日から着ていくものがないので、何とか洗濯だけして後はずっと横になる。寝てる間もずっと咳が止まらない。


8月20日() 【さらに悪化する】

 バファリンが効いたのかニンニクが効いたのか分からないが、夜中には一旦熱が下がったので、布団に横になりながらオリンピックを見た。シンクロの銅メダルを見たり、競歩の銅メダルを見たりしながら、実家でみんなで見るより一人で見た方がいいなと思う。というのも、特にうちの父はモノの見方がひねくれ過ぎていて、選手を馬鹿にしたり皮肉を言ったりするので一緒に見ていて面白くない。どういうふうに育ったらそんな性格になるのかが本当に不思議だ。

 オリンピックを見ていたらいつのまにか寝ていたようで、4×100mリレーで銀メダルを取った直後に昨日よりもさらに酷くなった喉の痛みと寒気で目が覚めた。幸い鼻水の方は止まっていたが、明らかに体調は悪化していている感じがする。熱で頭がぼんやりしているので、リレーで銀メダルを取ってすごいなあというよりも、「4×100m」という表記は学校の算数だとかける順番が逆になっているとかいうアホみたいな理由で×になるんじゃないか、でも4×100mという表記が実際に使われているという事実について、小学校の教師はどのようににこの矛盾を説明するんだろうか、まあ小学校の教師ぐらいだとそんなとこまで気にして見てないかとか、そういうどうでもいいことばかりが頭に浮かんできて困った。

 その後は熱を下げるためにバファリンを飲んで、喉の痛みを抑えるために喉スプレーをしてのど飴をなめながらずっと横になる。夜には腹が減ったけど食事を作る気力もなかったので、近くにある舎鈴というラーメン屋に行く。有名な六厘舎の系列店だが、駅前という立地にもかかわらず客はあまりいなかった。つけ麺が有名だということで、チャーシューつけ麺の中盛りを注文。チャーシューは別皿で出てきて、どうみてもレンジでチンしました、という感じのものだった。。つけ汁は濃厚な豚骨魚介系らしいが、いかんせん鼻が詰まっているのに加えて風邪の時独特の味覚変調のおかげで、昨日の鳥繁丼に引き続いてほとんど味が分からなかった。栄養バランスを考えても、こういうときは野菜を中心とした病人食を食べるべきだった。


<つけ麺中盛り>

<チャーシューを追加したらチンして別皿で出てきた>

 風邪を引いたかなと感じてからちょうど1週間経つが、良くなる気配が全くない。去年もまさにこの時期に風邪を引いていたので、夏風邪は勘弁してほしい。


8月19日(金) 【悪化して早退する】 

 今日は喉が猛烈に痛いという最悪の目覚め。昨日に比べて明らかに悪くなっている感じがしたが、ここで体温を測って熱でもあったら確実に仕事場に行く気が失せるので、体温を測らずに準備をして2週間ぶりに仕事場へ。2週間程休んだのでこの間いろいろと動きがあっただろうと思っていたら、逆に動きが止まっているという・・・。もちろん詳細はここでは言えないが、とりあえず僕にはどうしようもない出来事なので仕方がない。踊る大捜査線の「正しいことをしたければ偉くなれ」という言葉が思い出される感じの状況ではあった。僕はここで偉くなる気はないし、そもそも偉くなれないので、プロパーの方々に頑張っていただきたいなあと思う。

 そういう話を聞いたからというわけではないが、体調の方はどんどん悪化していった。喉の痛みと咳だけでなく、鼻水とくしゃみも出始める始末。さすがにこれ以上はきついのと、咳や鼻水で回りに迷惑をかけてしまうので、午後半休をもらって帰ることにした。大事な有給をここで使ってしまうのはもったいないが、どうにもこうにもならないので仕方がない。

 ただ、体調は悪くても腹は減るので、昼食は西葛西に戻ってきちんと取る。自分で作る気力はなかったので、この機会に行ってみたかった店に行ってみようと、鳥繁という店に行った。ここの昼ランチは平日しかやっておらず、基本的に平日の昼は西葛西にいないので、行くに行けない店になっていた。こういう店はこういうときに行くしかない。

 夜はおいしい焼き鳥を出すんだろうなあというようなカウンターに座り、ランチメニューの鳥繁丼(大)を注文する。とりそぼろに焼き鳥(ねぎまと皮)が乗ったどんぶり。とりそぼろの方が名物らしい。ただ、そのとりそぼろは鼻が詰まっているうえに風邪を引いた時の鼻水の臭いが漂っていたので、やや塩気があることくらいしか分からなかった。焼き鳥の方はさすがに焼けた香ばしい匂いが鼻水を掻き分けて嗅覚まで届いたけど、繊細なそぼろの方は何が何だか。残念だったなあ。風邪を引いてないときにきちんと食べないと。830円を無駄にした気分が。


<西葛西の名店、鳥繁で昼食>

<鳥繁丼(大)(830円)>

 帰宅後、非常勤先の追試を作ったりこの前の出張のデータ整理をしたりしていたが、夕方頃には椅子に座るのもきつくなってきた。体温を測ると38度5分もある。これはさすがにきついはずだ。この38度5分という表示を見た僕は完全に病人になってしまい、ああもうこりゃだめだ、何にもできないと、余計に体調が悪くなった。咳は出るし喉は痛いし鼻水は止まらないし熱はあるしで八方塞がり状態。とりあえず熱を下げないとと思い、近所のドラッグストアへ行ってバファリンを買った後、セブンイレブンで冷凍鍋焼きうどんを買ってきて今日の夕食にする。普通の鍋焼きうどんだと病人食なので、ここは元気を出すためにひと工夫をと思い、冷蔵庫にあったニンニク3片を薄切りにして鍋焼きうどんにぶち込んだ。鼻が詰まっているので匂いは分からなかったが、ニンニクパワーが何とかしてくれるに違いない。


<ここまで来てしまった>

<大きなニンニク3片をぶち込んだ鍋焼きうどん>

 ただ、先にパワーを発揮したのはニンニクではなくバファリンで、とりあえず熱は37度付近まで下がった。ということで熱が下がって体調が少しだけ良くなった今、この日記を書いているが、こういうときに大人しく寝てないから良くなるものも良くならないんだろうな。

 幸い土日は休みなので、ゆっくりと風邪を治したい。


8月18日(木) 【風邪とともに帰京】

 朝5時半に実家を出て、最寄りのバス停を5時45分に出るバスに乗って宇部空港へ。宇部から7時45分発のJAL290便に乗って東京に戻ってきた。そろそろ治るだろうと思っていた風邪は逆に辛い状態になってきて、飛行機の中では周りの人に迷惑をかけないようにとマスクをかけたうえで極力咳を抑え、小さくなって過ごした。お盆明けの羽田行は満席で、子供連れも多かったから、迷惑をかけてはいけない。クラスJに座ったからゆったりと体を休めることができて良かった方か。クラスJは普通席より1000円高いだけでゆったりできるす最初に降りられるしマイルも多く貯まるしで、最近は使用が禁止されている出張時以外はほとんどクラスJに乗っている気がする。

 羽田に9時半過ぎに到着後、ロビーのテレビでちょっとだけ男子卓球の決勝対中国線を見てから空港内で朝食。熱があるようであまり食欲もないけど、卵かけご飯なら食べられるだろうと思い、うちのたまごで卵かけご飯の朝食。うちのたまごはJR九州の関連企業なので、九州山口方面から帰ってきてすぐ九州のものを食べることになって変な感じではあるが、最近の羽田第1ターミナルでは一番のお気に入りになっている。550円でご飯と卵のお替りが2回まで無料、大盛りも無料。今日は1杯目も2杯目もご飯大盛りにしてしまった。ご飯も卵もおいしいけど、醤油が決めてなんだろうな。


<うちのたまごでたまごかけご飯>

<たまごとご飯を混ぜた>

 食後、電車で西葛西の自宅へと帰る。引っ越して初めて羽田を使ったので、羽田から西葛西へ行程は初めての体験だったが、電車だと1時間近くかかるので、これまでの吉祥寺まで戻るのと時間的にはそんなに大差がない。空港バスを使うと20分くらいで着いてしまうらしいので、次回からはそうしよう。体調がよくないときに400円安いからといって無理して電車で帰るんじゃなかった。

 11時過ぎには自宅に着いて、その後はちょっと仕事をしてから布団で横になる。喉の痛みがさらに増してきて、ついには何かを飲みこむのも痛くなってきた。夏風邪は医者に頼らず治すんだとかいって、実家で病院に行かなかったのがいけなかったのかもしれない。しきりに病院に行けと言っていた母の言うことを大人しく聞いておきべきだった。こういう日は料理を作る気力もなく、夜はオリジン弁当で適当に弁当を買ってきて済ます。マツモトキヨシで喉スプレーやトローチや飴も買ってきたけど、果たしてどこまで効いてくれるだろうか。

 ということで、風邪を引いて東京に戻ってきた。5日間ほど実家にいて、その間ずっと風邪を引いていたのに、その風邪が良くなるどころか酷くなっていくというのは一体どういう了見だろう。


8月6日() 【準備など】

 明け方5時半に期末試験の採点が終わり、布団に倒れ込んで寝る。今日は土曜だし、昼までゆっくり寝ようと思っていたら、朝8時半にインターホンで起こされた。東京ガスで、ガス探知機の設置に来たとのこと。今日お願いしていたことをすっかり忘れていた。昼過ぎからにしておけばよかったよ。これで完全に目が覚めてしまったので、午前中は洗濯や掃除をして、昼から文字通り昼寝。夕方前に起きて、調査出張と帰省の準備をする。

 ということで、これから約10日間の夏休み。週明けの調査出張の後、そのまま実家に帰省する。まずは出張の前乗りで、今日の夜行バスに乗って明日は秋田近辺をぶらぶらすることになっている。東京に戻ってくるのは18日なので、それまでしばらくごきげんよう。


8月5日(金) 【終了】

 金曜は横浜非常勤の日だが、夏学期の講義は終わったので東陽町の仕事場の方へ行く。仕事場で非常勤先の期末試験の採点をしても何も言われないというか、黙認されている感じではあったが、何となくやり辛いので別の仕事を粛々と行わざるをえなかった。まあ、一般的な企業であれば関係ない仕事をやるのは絶対駄目だから、その意味では今の仕事場は黙認されるだけありがたいのかもしれない。

 さて、今日の仕事が終わったことで、ここから2週間の夏休み。勤務日数の都合上、今月はそうならざるを得なかったのだけど、周りが1週間くらいの休みのところで2週間休みを取ると何となく申し訳ないような気がしないでもない。でも休みといっても東陽町の仕事が休みになるだけで、8月から10日は国立のプロジェクトの出張だし、そもそも非常勤先の採点も終わってないからまだまだ休み気分ではない。「2週間休むことになるけど、結局仕事があるんですよねえ」と、仕事場でも言い訳がましく強調しておいた。

 ただ早めに夏休みに入りたいので、できることは先にやっておく。帰宅後、非常勤先の期末試験採点をせっせとやり、明け方5時くらいにようやく全部終わる。初めて講義を持った初年度は採点に1週間以上かかっていたから、正味2日で終わらせられるようになったのは進歩だ。問題数はなるべく少なく、かつ採点が簡単で、でもその問題で講義内容の大体を問えるような問題を出すことが重要なんだな。4年目にしてようやくそういうことを学習し始めている。ただ今年は試験の平均点が48点と、去年までと比べてやや低かった。同じような問題を出しているはずなのに、なんでこんなに差が出るのだろう。もしかして若くなれば若くなるほど、勉強が苦手になっているんだろうか。

 夕食はあまりものでチャーハンを作ったが、今日はご飯がべちゃべちゃになって美味しくなかった。前回、前々回と上手く行ったのに、何がいけないのでしょうか。


8月4日(木) 【最高記録超え】

 新居のリビングは西側にベランダがあり、南側に出窓がある。加えて最上階なので上も横も日中の日光を遮るものがあまりない。昼過ぎからずっと直射日光を浴びることになるので、夕方帰ってきたときの熱のこもり方が半端じゃない。今日帰ったときに温度計を確認したら、夕方6時前の時点で42度もあった。これは日本の歴代最高気温である四万十市の41度を超えていて、ちょっと唖然とする。奮発して遮光遮熱のカーテンと遮熱のレースカーテンを取り付けたのにこの暑さだから、相当の熱エネルギーなんだろう。これだと「エアコンをつけない生活を送るんだあ」みたいな環境理想主義というか馬鹿げたことは言えるはずもなく、少なくとも家にいる間は冷房に世話になりっぱなしになっている。それでもやっぱり帰って来た時の灼熱感がちょっと辛いが、逆に冬になれば何もしないで暖かくなるからどっこいどっこいか。

 今日も夕食は自炊。三日坊主を過ぎ、何とかまだ続いている。今日は茄子と豚肉の生姜焼き風炒めなるものを作ってみた。最近はネットを調べればすぐにおいしそうなレシピが出てくるから本当に助かる。ちゃんと味醂と醤油と砂糖とすりおろし生姜・ニンニクでたれまで作っちゃったりなんかして。炒め物の場合はレシピ通り作っておけば間違いないので、僕みたいな初心者でも簡単にできてしまう。やっぱり茄子はおいしいなあ。これから秋になって、もっとおいしくなるんだろうなあ。


<西向きなので天気が良ければ夕焼けが見える>

<茄子と豚肉の炒め物>

 引っ越す前と比べて通勤時間分の1日2時間半の余裕ができたことが、今のところの自炊をする気力を生んでいる。これまで、作った料理の写真を撮ってこれ見よがしにSNSにアップしていいねをもらっている奴を「リア充の自慢かよ。どうでもいいねボタンを寄越せ!」と心底軽蔑していたけど、結局自分がやってしまっていて返す言葉がない。まあ、僕のは初心者の成長記録ということで。


8月3日(水) 【夢幻の如くなり】

 今日は午前中普通に東陽町で、午後は勤務調整のため休み。この平日午後の貴重な時間を利用して、区役所の支所に行って必要書類を取ってきたり、銀行に行って手続きをしたりしてきた。この前たらいまわしにあって2往復もした区役所支所はうちから歩いて15分くらいのところにあり、今日は暑かったので相当参った。これだったらエアコンの効いた仕事場でのほほんとしておけばよかったかもしれない。ただ今日は区役所支所で手続きする人がこの前より少なくて、必要書類の受け取りもものの5分で終わる。この混雑の差は何だろう。

 その後駅前の三菱東京UFJ銀行へ。実は引っ越しの最中にいろいろと整理していたら、15年前に開設して10年くらい前から全く使っていなかった東京三菱銀行の通帳が出てきて、その記帳された最後の残高には「65000円」と印刷されていた。東京三菱銀行の口座からはそれ以降何も引きだした覚えがないので、これはもしや自分が忘れていたへそくりで、臨時収入になるのでは?と、勝手にホクホクとしていた。本当に65000円があるかどうかも分からないのに。そして今日、多分65000円はあるだろうけど、一応その真実を確かめるために、押し入れの中にしまい込んだ荷物の中から古いキッシュカードを見つけて三菱東京UFJ銀行へと確かめに行ったのだった。

 まずATMで引きだそうとすると、「お取引できないので窓口まで」と言われる。仕方ないので窓口へ行き、この口座に65000円が入っているか、そもそも口座自体が生きているかを確認してもらうことになった。待っている間、65000円で何しようかな、デスクトップのモニターを買ってデュアルディスプレイにしようかな、いやいやそれとも除加湿機能付きの新しい空気清浄機を買っちゃおうかなとかいった具合に、捕らぬ狸の皮算用的な妄想を膨らましていた。すると照合が終わったようで、行員さんから一言。

 「お客様、この口座は既に平成18年に解約されているようですが・・・」

 ・・・・・( ゚д゚)!?

 ・・・仕方がないので口座を新規開設してから帰った。新居の家賃振込先が三菱東京UFJの西葛西支店だったから、振込手数料を無料にするには改めて作っておかないとな。決して10年前に解約したことをすっかり忘れていたのが恥ずかしくて「じゃ、じゃあ新しく口座を作らせてください」と言ったわけではない。

 暑いなか歩いたうえに銀行でいろいろと恥ずかしい思いをして疲れ切ってしまったので、帰りに駅前の不二家で冷たくて甘いものをいくつか買って帰る。不二家のあの頭が痛くなるような甘さをたまに体が欲することがある。今週は冷たいアイス5個600円が300円になるというセールをやっていたので、こういうのを利用しない手はない。凍ったシュークリームがおいしかった。

 夕方イオンへ行って買い物をし、夕食は再び炒飯。本当は茄子と豚肉の味噌炒めを作りたかったのだけど、冷凍したご飯とキムチが余っていたので。本格的に暑い夏になってきたので元気を付けないといかんということで、今日はキムチレタスニラにんにくの芽炒飯にした。中華鍋の使い方にも慣れてきたようで、今日もパラパラの炒飯になった。そして自分で言うのも何だけどかなりおいしい。実は炒飯作るの上手いんじゃないのとかちょっと思ったけど、絶対に創味シャンタンと中華鍋のおかげだ。


<不二家製品600円が300円に>

<今日もパラパラ>

 あと2日東陽町に行けば2週間ほど夏休み。その前に試験の採点を終わらせないといけない。


8月2日(火) 【ペペロンチーノ】

 引っ越してから夕方6時前には家に着けるようになったので、今までよりも夜が長く感じられる。通勤の疲れもないので帰宅後の体力も十分。やっぱりこれまでがちょっとおかしかったんだろう。余裕ができると気分もいくらか前向きになってくる。

 今日の夕食。昨日で炒飯の基礎は一応クリアしたので、今日はスパゲッティの基礎ということで、単純だけど奥が深いペペロンチーノを作ってみた。にんにくと唐辛子だけの単純すぎるペペロンチーノだと栄養バランスがよくないので、具としてぶなしめしを入れる。見た目はともかく、思った以上においしく食べられた。自分の腕というよりは中華鍋様々だな。鉄の中華鍋は使い込めば使い込むほどどんどん味が出てくるということなので、明日も何らかの炒め物を作ろうと思う。シンプルな野菜炒めでも作ろうかな。

 今日からようやく非常勤先の期末試験の採点に取りかかり始めた。今期は休講がいつもより1回分多くなったせいで、最後の講義のまとめができなかったのだけど、そのせいか去年と比べると正直うーん・・・という出来に感じられる。苦し紛れに書かれた解答がいつもより多くて、それが期せずして大喜利的な回答になっているので笑うに笑えない。例えば「ゲルニッツ曲線」(←正しくはクズネッツ曲線。というかそもそも正解がクズネッツ曲線じゃない)とか、「ポーツダム利用価値」(←正しくはオプション価値)とか。極めつけはローマクラブが書いた『成長の限界』のことを『ローマ法大全』とか。これこれこういうふうに試験勉強してくださいね、と言わないといけないんだろうか。自分が力を入れて教えたことが理解されていないと思うと寂しくなるので、来学期からは少しやり方を考えよう。


8月1日(月) 【秘密兵器】

 引っ越しでバタバタした7月も終わり、ようやく8月へ。今月は少し腰を落ち着けることができそうだ。

 今日もつつがなく一日を過ごし、駅前のスーパーで買い物をしてから帰宅。スーパーでは創味シャンタンデラックスという中華調味料を買う。この創味シャンタン、2年くらい前までは味覇(ウェイパー)として売られていて、これを使えばどんな料理も店で食べるようなおいしい味になるという魔法の一品らしい。僕も噂には聞いていたが、旧居では火が使えなかったので、買っても仕方がなかった。ちなみに味覇が創味シャンタンと名前を変えなければならなかったのには販売元と製造元で一悶着があったかららしい。今も一応味覇という調味料は売られているが、以前の味覇の味はこの創味シャンタンに受け継がれているとのこと。というよりは、業務用に販売していた創味シャンタンを、販売元がライセンスを受けて一般家庭向けに売り出した時の名前が味覇だったらしい。有名になるとこういう悶着はつきものです。

 帰宅後、この創味シャンタンを使って炒飯を作ることにした。どんな炒飯でも創味シャンタンを入れれば一流の味になる、さらにご飯はパラパラになるという触れ込みだったので、昨日の失敗を挽回するにはこれを使うしかない。本当は今日はペペロンチーノを作りたかったが、昨日炒飯で失敗しているから克服してから先に進まないといけない。

 作り方や材料は昨日とほとんど同じで、違うのは卵に創味シャンタンを小さじ1杯分入れて混ぜておくことと、さらに保険として先にご飯にマヨネーズを少量かけて、パラパラになるようにあらかじめコーティングしておいたこと。結果、今まで作ったことがないようなパラパラの炒飯が出来上がった!創味シャンタンとマヨネーズと中華鍋の高い熱伝導が一体となって、料理音痴の僕でもパラパラの炒飯を作ることができた。味も絶妙な加減に仕上がっていて、ちょっと自画自賛。昨日の写真と比べても明らかにこっちの方がおいしそうに見える。料理レベルが1上がった気がする。


<秘密兵器購入>

<パラパラ、パラパラだよ!!>

 これで明日はペペロンチーノに取り掛かれる。でもこの自炊熱、いつまで続くだろうか。


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