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2014年 9月

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9月18日(木) 【サンマスキー】

 昨日の朝よりは大分体調がよくなったけど、まだ37.2℃と微妙に熱がある一日。明日から後期講義が始まるので、研究室に行ってその準備など。僕が大学生のときは冬学期の開始が10月10日くらいだった記憶があるから、私立は冬学期が始まるのが早いですねえ。

 夜は吉祥寺の大戸屋で、生さんまの炭火焼W定食。あまり体調がよくないので、ここらで好物のさんまを二匹食べて元気を付けようと。今年はさんまの値段が上がっていて、スーパーで買っても1匹300円とかする。それを考えれば大戸屋は1匹の時834円、2匹のとき1102円なので、1匹268円(税込)と結構お得らしい。今年も安くさんまが食べられることに感謝。


<ごちそうさんまっ!ということで>

<2匹のW定食に挑戦>

 ・・・がやっぱり2匹は多かったようで、サンマスキーの僕もさすがに2匹目の後半には飽きてきてしまった。今日はご飯の炊き具合がいまいちだったので、それも影響しているかもしれない。塩焼き2匹よりも、塩焼き+刺身のセット定食とかあったら嬉しいです。


9月17日(水) 【打ち上げ】

 最近少し無理したせいか、今日は起きてもあまりにだるかったので熱を測ってみた。すると結果は37.7℃。喉の痛みや鼻づまりなんかの症状がないので、単に疲れから来る熱だろうけれど、だるいのは普通の風邪と一緒。ということで今日は申し訳ないけれど日中は少し大人しくさせてもらうことにする。メール送付みたいな事務仕事は家でできるからありがたい。

 夜は少し体調も良くなった気がしたので予定通り神楽坂へ行き、A社との合同調査の打ち上げに参加。 「志な乃」 という歴史ある蕎麦屋の2階を貸し切っての会だった。鴨ロースや卵焼きといった蕎麦屋の肴をあてに、そば焼酎のそば湯割を飲むと体が温まる。一応今回の合同調査はこれで終了となったわけですが、こちらとしてはこれから分析を行わなければならないので、そば焼酎を飲みながら「さて今後どういう分析をしていくかねえ」と考えていたら比喩ではなく物理的に頭が痛くなってきた。やっぱり体調万全ではないらしい。


<神楽坂の良い雰囲気の通りにある志な乃>

<まいたけの天ぷら>

<そばとうどんの合い盛り>

<うどんはけんちん汁につけて食べてもおいしい>

 9時過ぎに散会となり、2次会へ行くと言って神楽坂の街に消えていった御偉方を見送り、今日は大人しく帰宅。体は資本です。


9月16日(火) 【ガツンと注入】

 朝9時過ぎ、何とか国際学会報告論文を仕上げてメールで送る。イタリア時間でも16日になってしまったけど、まあイタリアだから2時間くらい遅れてもその辺は大丈夫だろう。イタリアさんは結構時間に大らかなので。

 その後1時間だけ仮眠を取り、午後は霞が関へ行き、KS省とNS省でヒアリングや意見交換など。NS省の最後の方では何度か意識が飛びそうになったけれど、手の甲を抓りまくって何とか耐えた。本当にもう徹夜はするもんじゃありません。

 帰りは何となくガツンと食べておきたい気がしたので、少しだけデング熱の恐怖に怯えながら代々木公園(代々木八幡)の ハシヤ本店 に行き、「たらことうにといかのスパゲティ」を大盛り。本店のたらことうにといかは久しぶりに食べると本当にガツンとくる。濃さ全開です。大盛りだと前半幸せ、後半苦痛、終盤拷問と、いろいろな感覚が味わえるのも一興。本店は何となく写真を撮れる雰囲気ではないので、5月に食べた新宿店の写真を載せておきますが、本店のものはこれよりも量が多くて濃厚です。


<ハシヤのたらこ・うに・いかのスパゲティ(5月のもの)>

 久しぶりのたらことうにといかに満足して、帰宅後すぐに就寝。疲れました。


9月15日() 【英語】

 昼前に起きて、いそいそと今日締切の国際学会報告論文を作成する。英訳はやってもらったので、グラフを作り直したり固有名詞の細かいニュアンスを確認したりするだけでいいと思っていたら、それが結構時間がかかることが分かって青ざめる。締切は今日中といってもイタリア時間の今日中=日本時間で明日朝7時になるはずなので、徹夜すれば何とかなるか・・・ということで本日も徹夜コースになりました。もう少しきちんと時間配分をしておけばよかったけど、最近のこの予定の詰まり具合を考えたらどうしようもならないような。。


9月14日() 【2日目】

 学会二日目。今日は朝一番のセッションで聞きたかった報告があったのだけど、やっぱり起きられなかった。昨日徹夜で準備して報告したんだから仕方がないと自己肯定し、結局午後の共著報告に間に合うように会場へ。午後最後のセッションで、会場の一番後ろの席からI君の報告を聞く。大変お疲れ様でした。僕も肩の荷が下りました。

 学会後は国分寺まで戻って、デンズキッチンでYさんY君I君と飲む。明日は国際学会のフルペーパー締切というとてつもない関門があるのだけど、とりあえず一息つきたかったのでビールやハイボールで疲れを癒す。で、結局かなり飲んでしまったので疲れを癒すどころか翌日に疲れを残すことになってしまうのだけど、まあ区切りなので。


<さんまの刺身がおいしい>

<さんまの塩焼きがおいしい>

<ほたるいかの磯辺揚げもかなりおいしい>

<から揚げは黒酢にくぐらせていて少し独特>

 今日はあまり食べなかったので、帰りに吉祥寺の吉野家で牛丼を持ち帰り。ただ、持ち帰り牛丼を注文したため、井の頭線の終電に目の前で行かれてしまい、仕方なく1000円払ってタクシーで帰宅。300円の牛丼の代償は高かった。


9月13日() 【学会報告と打ち合わせ】

 今日、明日と法政大学でKKS学会。僕の中で法政大学といえば市ヶ谷ボワソナードタワーだったので、今回は移動が楽で助かると思っていたら、学会が開かれるのは市ヶ谷キャンパスではなくて多摩キャンパスだと分かったのが先々月のこと。じゃあその多摩キャンパスはどこにあるのかと調べてみると、JR中央線西八王子駅からバスで30分とか。申し訳ないけれど、僕にとっては西八王子駅というだけでかなり辺鄙なイメージがあるのに、そこからさらにバスで30分とは。

 報告準備は昨日中に終わらずに結局徹夜になり、さらに今は家のプリンターがぶっ壊れているので始発で国立の研究室へ行って報告資料を印刷したり最終準備をする。朝7時半に国立の研究室を出て、中央線、バスと乗り継いで法政大学に到着したのは9時前だった。キャンパスは予想通り長閑さ全開で、周りは山、森、林、木の緑一色。これは学生も通うのが大変だろうなあ。


<この西八王子駅からさらにバスで30分>

<本当に山の中にある大学ですこぶる不便>

 報告は朝一番のセッションで、この立地だしあまり人も来ないだろうと思っていたのだけど、蓋を開けてみれば40人以上も集まっていた。KKS学会は同時並行セッションが多いので、いつもは観客が10人程度、下手したら4,5人ということもあるだけに(そういうセッションを過去何度も見てきたのです)、この集まり具合には驚いた。これだけ準備しておけば無くならないだろうと思った30部のレジュメは途中でなくなり、報告後には10名近くから名刺交換を求められる。今回報告したのは例の築地のA社との共同調査の結果なのだけど、先行して結果が新聞の一面に掲載された影響をひしひしと感じております。

 あと余談ですが、名刺交換した一人の方から「何だか独特なお話の仕方をされるんですね。まるで落語を聞いているようでした」と言われました。。そんなことを言われたのは初めてです。どういうこっちゃ。「するってぇとこんな結果になってしまったわけではありますけれども」みたいな喋りだったということなんだろうか。

 午後もセッションはあるけれど、明日の共著報告の打合せをしなければならないので、ファースト著者のI君とベンチに座ってあれやこれやと夕方6時くらいまで。I君には僕が誘って方向性だけ言っただけで、あとはほとんど任せっきりになってしまっていたので申し訳ない限り。でも企画・プロデュース:すぱくり、出演:I君ということで何とか形になったのでほっと一息。

 6時からの懇親会。ただし徹夜で報告してその後打ち合わせと、既に意識が飛びそう状態になっていたので、乾杯だけしてそそくさと帰宅。懇親会の後、同じく学会に参加していた大学のサークル時代の先輩から二次会のお誘いも受けていたのだけど、本当に体が限界だったので申し訳ないながらもキャンセルさせてもらう。それでも乾杯前後に久しぶりにお話できたのでよかった。

 ということで、公式記録としてはどこにも寄らずにそそくさと帰宅して即就寝。


9月12日(金) 【準備】

 今日は一日中家に籠って明日の学会報告の準備。非常勤先の講義開始が来週からで本当によかった。


9月11日(木) 【周年】

 米国同時多発テロから13年、東日本大震災から3年半。

 今日も研究室に行くけれど、やっぱり体が重い。昨日結構飲んだということもあるかもしれないけれど、体の芯から重さを感じるので、やっぱり時差ぼけがまだ治ってないように思う。先生も昨日、今回はなかなか時差ぼけが治らないと言っていたので、イタリアという国(か今回の調査そのもの)に何らかの原因があるのかも。

 夕食は駅北口方面にある 味噌まる で味噌チャーシュー麺。昨日行ったバルの隣にあって、少し気になり始めたところだった。I君も「味噌ラーメンが食べたくなったらここに来ますよ」というようなことを言っていたような記憶がある。麺にうるさい彼が言うのだから恐らく間違いはないだろう、と思って行ってみた。

 驚いた(印象に残った)のは、ラーメンそのものよりも入口の引き戸の重さと店内の暗さ。引き戸は「あれ?今日はやってないの?」というくらいの重さだし、店内は「あれ?今日はもう店じまいなの?」というくらい暗い。この暗さなので写真は諦めようかと思いつつも、一応撮ってみるとそこそこな写真が撮れてしまった。この暗さでも綺麗に写真が撮れてしまう最近のスマートフォンの技術にも驚いたので、トータル3驚き。もちろん味噌ラーメンもおいしかったけれど、驚くほどではない。


<味噌まるの味噌チャーシュー麺>

 帰宅して、明後日の学会報告準備など。ほとんど準備できてないけど、果たして間に合うのかどうか。。


9月10日(水) 【反省会】

 今日は午後から研究室。相変わらずの時差ぼけなのか、あまり体が言うことを聞かない感じが抜けない。

 夕方、先生からのちょっとした頼まれごとを手伝った流れで、先生から「この前のイタリアの反省会と来年の調査準備を兼ねて食事に行こう」というお誘いを受けたので、数人で駅北口にあるスペイン風バルへ。というか、来年もイタリアに行くことが決定しているのか・・・。とりあえずビールで乾杯した後、皆で赤ワインをガブガブと飲む。この前のイタリアでは毎日ワイン漬けだったため、できればワインの顔は見たくないというくらいにワイン嫌いになってしまったのだけど、出てきたので飲む。イタリアの飲食店にはほとんどビールが置かれていなくて、最初からワインで乾杯ということが多かったけれど、日本にはありがたいことにビールがある。最初にビールを一杯飲めれば、その後ワインをガブガブ飲んでも悪くない・・・ような気がしないでもなかった。

 先生を含めて皆で結構酔っぱらって、確か終電前くらいで帰宅。


9月9日(火) 【81】

 相変わらずの時差ぼけで、夜中に目が冴えて明け方猛烈に眠くなるというサイクルがどうしても治らない。イタリアに行っている間は夜11時就寝、朝5〜6時起床で、ものすごく健康的な生活をしていたのだけど、これを日本時間に当てはめると(つまり7時間時計を進めると)、朝6時就寝、昼12〜13時起床で、まさに今の状況にぴったりと合う。つまり未だに体がイタリア時間を時間を引っ張っている、と。ううむ・・・。

 今日は出張の代休扱いの一日なので、ありがたく家で時差ぼけのまま過ごさせてもらって、夕方三鷹の病院へ行って喘息の経過観察。特に問題もなく、その後夕食(というか個人的には朝食になるのだけど)のために三鷹の大戸屋へ。やっぱりさんまは外せないということで、今日も生さんまの塩焼き定食にする。周りも「ああ、もうさんまの季節なんだぁ」とか言いながらさんまの塩焼きを頼んでいる人が結構多かった。香ばしく焼かれた新鮮なさんまは、内臓までおいしい。ホロホロと崩れる感じが何とも言えません。イタリア料理もいいけど、秋はやっぱり日本だよねぇ。


<今日も大戸屋で生さんまの塩焼き定食>

 夜はサッカー新生日本代表のベネズエラ戦を見ようとテレビをつけていたのだけど、睡魔に負けて寝てしまった。イタリアだと午後1時頃なので、お昼寝の時間。でもいつもお昼寝なんてしないのから、集中力が足りなくなってるなあ。


9月8日(月) 【ボケ】

 時差ボケ治らず。でもイタリアの後ドイツに行かず、離脱して帰国したのは週末に学会報告があるからなのだと自分に言い聞かせて、何とか準備をすることにする。まずは7月末に提出していた論文を改めて見直すところから始めたものの、どういうふうにしようかねえとため息が出る始末だった。いかんなあ。


9月7日() 【小雨降る】

 眠いというか頭がぼんやりしている一日。朝方眠くなり、夕方頭がはっきりとしてくるのは、まだ体がヨーロッパ時間から抜け出せていないから。こういうとき、ヨーロッパで活躍している日本人サッカー選手はすごいというか大変だと思う。日本代表に選ばれようものなら、試合があるたびに日本に戻ってきて時差の調整もできないままに試合をして、試合が終わったらヨーロッパにとんぼ返りしてまたすぐ試合とか。本当に恐れ入ります。まあ、あの10〜12時間の飛行機移動をビジネスかファーストで過ごせればまた違うのかもしれないけど。

 昨日東京に着いたときは蒸し暑さに「日本に戻ってきたなあ」と思ったけど、今日は朝からしとしとと雨で肌寒い一日。夕方には雨が止んだので、傘を持たずに渋谷へ。今日は宮益坂の 「おはし」 で大学時代の学科の皆と食事だった。この「おはし」という店、店に着いて以前にも何度か来たことがあるなと思ったので、帰ってから過去の日記を調べてみると、特に2006年から2007年頃に結構来ていたらしい。そしてそのほとんどが今日も集まった学科の皆と来ていた。こういうとき、日記を付けていてよかったと思う。「おはし」は外国人が喜びそうな雰囲気のある和食居酒屋なので、何かあったときのためにもう一度居酒屋レパートリーに加えておこう。

 夕食を食べながら、近況やある事案に関する今後の対策など。皆ワールドワイドに活躍していて、いやホント、という感じ。たかだか1週間イタリアに行っていた程度じゃあ、お子様みたいなもんだなあ。


9月6日() 【帰国】

 イタリアでの1週間弱の日程を終えて、予定通り昼の12時過ぎに帰国。今回は羽田発着だったので、帰宅が楽で本当に助かる・・・はずが、吉祥寺行きのバスが2時間ほどなかったため、仕方なく電車を乗り継いで帰らないといけなくなってしまった。重い荷物を持って電車移動するのは本当に勘弁なので、是非13時台に吉祥寺行きバスを運行してください。

 京急で品川まで行き、エキナカの 「キャンプエクスプレス」 というカレー専門店で「一日分の野菜カレー」を食べる。一応昼食だけど、飛行機の中でも寝たり寝なかったりで機内食を連続して食べていたりするので、最早何食なのかも分からない。でも日本に帰ったらカレーかさんまを食べようと思っていたので、取るものも取り敢えずカレーを食べることにする。キャンプエクスプレスのカレーは結構凝っていて、おいしいことはおいしかったけど、僕が食べたかったのは家で出てくるバーモンドカレーのようなカレーだったので、期待とは少しずれてしまった。今度は普通の時に食べに来よう。

 食後、山手線、井の頭線と乗り継いで午後3時前に帰宅。井の頭線に乗った頃から猛烈に眠くなってきて、帰宅した途端に荷物の片付けもほったらかして布団に横になった。いつもながら飛行機で上手く寝られないので、時差ボケが本当にひどくなってしまう。日本の午後3時はイタリアでは午前8時なので、眠くなってしまうのは仕方がないのかもしれない。

 5時間ほどぐっすりと寝て夜8時過ぎに目が覚め、腹も減ったので吉祥寺へ。昼のカレーが思惑と合致しなかったので、ここは何としてもさんまを食べたいと思い、毎年恒例のさんまの塩焼き定食の提供が始まった大戸屋へ。さんまの塩焼き定食を白ご飯大盛りで注文する。炊き立ての白いご飯とみそ汁に新鮮なさんまの塩焼き。そこに大根おろし、ひじきの煮物、わかめ、漬物が加わり、ああ日本だなあと思う。イタリア料理もいいけれど、ご飯とみそ汁と焼魚に勝るものはないとつくづく感じた。特にサンマスキーの僕にとって、この季節は本当に天国にようなもの。今年もできるだけさんまを食べようと思う。


<品川駅のエキナカで「一日分の野菜カレー」>

<夕食は吉祥寺の大戸屋で生さんまの塩焼き定食>

 さんまに満足して帰宅すると、またもや猛烈な眠気に襲われて、そのまま寝てしまった。時差ボケなのか何なのか。明日には何とか治したいけれど。


8月29日(金)〜9月6日() 【イタリア】

 出張で1週間弱ほどイタリアへ。ルネサンス発祥の地フィレンツェ、食の都パルマ、世界最古の大学があるボローニャなど、主に北イタリアを回ってきた。今回の調査テーマは大雑把に言うと「農と食」だったので僕の専門からは少し外れているのだけど、その分いろいろなものを新鮮な目で見ることができたかもしれない。そして今回はこれまでに比べると比較的フリーな時間があったので、観光もそこそこ楽しめた。特に「花の都」と呼ばれるフィレンツェをかなり満喫できたのは大きかった。有名なウフィツィ美術館にも入れたし、Tボーンステーキも食べられたし(一人7000円もしたけど)、ほぼ言うことなし。移動途中に寄ったピサの斜塔は思った通りの傾き具合で、内部の螺旋階段を上っていると平衡感覚が狂ってくる。

 今回はよく高いところに上った。ピサの斜塔、ボローニャのアシネッリの塔、フィレンツェのジョットの鐘楼、花の聖母教会(サンタマリアデルフィオーレ)のクーポラの4か所で、それぞれ400〜500段の階段だったので合計すると2000段くらい。我ながらまあよくも飽きずに大変な思いをして上ったなあと思う。多分、初めてのイタリアでテンションが上がっていたんだろう。でもどこの最上階から見ても眼下の街の風景は本当に素晴らしかった。どこまでも赤い屋根で統一された街並みを見ると、こういった景観では日本はどう頑張っても勝てないよなあと思う。


<ミケランジェロ広場から眺めるフィレンツェの全景>

<トスカーナの農村風景>

<思ったより傾いていたピサの斜塔>

<ビエモンテ州ポレンツォで古城ホテルに泊まる>

<パルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)作りを見学>

<パルマのドゥーモ広場>

<ボローニャ アシネッリの塔からの眺め>

<ポルティコ(柱廊)が続くボローニャの街>

<フィレンツェ ジョットの鐘楼からの眺め>

<夜のフィレンツェ ウフィツィ美術館>

 今回の調査は「食」が重要なテーマだったので、その写真もいくつか。パルマの生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)、ボローニャのボロネーゼなどなど、いやこりゃたまらんねぇという感じだった。確かにどれも日本で食べられるかもしれないけど、本場で食べる、ということでおいしさ2割増しくらいになる。イタリアはそれぞれの地域の食材を大切にしていて、各地で食事内容が結構違っているらしい。「イタリア料理」という名称は、そういった各地の食事の総体でしかないわけね。

 というように全体的には良かったのだけど、パルマでは各訪問先の方々が気を利かせてくれたためにどこでも生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノが出てきてしまい、さすがにこれだけ続くと生ハムとチーズが嫌いになってしまいそうだった。何事も適度が一番。あとはホテルの朝食がどこも貧相で、数種類のパンとゆで卵、ハムとチーズしかなかったりする。そして個人的に一番問題だったのが、ビールがあまりなかったこと。イタリアは基本ワインの国なので、飲食店によってはビールがなかったりもする。この辺はビールが豊富なドイツが羨ましい。


<ハムやチーズの盛り合わせ>

<農園で食べた前菜>

<農園で食べた牛肉のステーキ>

<トマトとにんにくのペンネは硬かった>

<念願の生ハムメロンを食べる>

<スパゲティカルボナーラ>

<茄子のカツ>

<パルマの最高級生ハム>

<胡桃とパルメザンチーズのパスタ黒トリュフ添え>

<チーズ工場でパルメザンチーズとワインをご馳走になる>

<農村でチーズやハムをご馳走になる>

<ボローニャで食べる本場のボロネーゼ>

<ボロネーゼの変型版パスタ料理>

<フィレンツェ名物のTボーンステーキ>

<ホテルの朝食に飽きたので街中のカフェで食べる>

<レモン・マンゴー・ティラミスのジェラートも食べる>

<帰りのフィレンツェ空港でピザ(マルゲリータ)も食べておく>

<トランジットのフランクフルトでビール+ソーセージ>

 ということで初のイタリア、視察や調査の内容はさておき、観光部分や食事部分は概ね満足することができた。50日後に今度はローマに行くので、イタリア熱を醒まさないようにします。


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