2016年 10月

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10月21日(金)〜23日() 【OKINAWA】

 沖縄に行ってきました(文章化はあとで)。


10月20日(木) 【小松菜】

 今日も東陽町。何の変哲もない一日だった。

 夕食は小松菜とキノコの和風ペペロンチーノ。小松菜の使い勝手の良さに改めて驚いている。ほうれん草と違って下茹でいらずでサッと切るだけですぐ使えるし、保存もそのまま冷凍庫に入れておけばいい。なんて楽な食材なんだ。この小松菜、原産地は地中海沿岸だが、日本名の由来は今の江戸川区小松川で栽培されていたところから来ているとのこと。小松川はうちから北に2,3kmのところにあるので、ちょっと親近感がわく。


<小松菜ときのこ>

 明日は講義の後、羽田から沖縄へ行く。最後に沖縄に行ったのは2005年の春だから、約11年振り。ただ、観光する時間は全くなさそうなので、せめて食事だけでも楽しんでこよう。明日は那覇のホテルに着くのが夜9時過ぎになってしまうけど、さっそくステーキだな。。


10月19日(水) 【電気を大切にね】

 電気代の話。先月はまだエアコンを毎日つけていたためか、4500円くらいかかっていて、引っ越す前の1.5倍くらいに跳ね上がっていた。やっぱり部屋が広くなるとその分電気代もかかるから仕方がないかと思っていた。が、今月の電気代は2300円くらいで、先月の約半分になっている。この料金は引っ越す前よりも安い。エアコンをつけなくなったとはいえ、ここまで下がるものなのか。もちろん安いのはありがたいけど。ちなみに2012年から取られるようになった「再エネ発電賦課金」、今月は209円も取られている。高いですねえ。

 今日も一日東陽町で粛々と過ごし、帰りにイオンで買い物をして帰る。昨日、一昨日とさんまから離れたので、今日はさんまに戻ろうと思い、炊き込みご飯を作るべく開いてある状態のさんま2尾分を買った。そして最初は買うつもりはなかったのに、隣にあったさんまの刺身にも手が伸びる。ということで本当にさんま尽くし。前回の炊き込みご飯はさんまを生のままぶち込んだからか、正直ちょっと生臭かった。一般的には焼いてから入れる方がメジャーなので、今日はそっちを試してみる。焼いたらそのまま食べてしまいたい衝動に駆られたが、ぐっと我慢して炊飯器にぶち込んで、炊飯スイッチを押す。40分後、おいしそうに炊きあがった。

 そして夕食。今日は実質さんま3尾半と野菜で、極めて健康的な食事(多分)。コレステロールにも効くだろう。炊き込みご飯は、確かに焼いてから炊いた方(そしておそらく内臓がない方が)独特の臭みがなくてさっぱり食べられる。癖を求めるときは生のままで、さっぱり食べたいときは頭と内臓を取って焼いてから炊き込むのがいいかな。ちょっとした下ごしらえの違いで異なる味が楽しめるなんて、さんまの素晴らしさだね。


<炊けました>

<今日の夕食のさんまは3尾半>

 最近は本当に夕食の話題ばかりで申し訳ありません。同じような日々が続くから、話題がないんだよなあ。


10月18日(火) 【秋の味覚】

 昨日は寝る前にNHKでやっていたためしてガッテンの再放送を見た。急激なダイエットとリバウンドを繰り返すと、脂肪肝になるらしい。それは気を付けないとな・・・と少し怖くなったが、そもそも痩せない方が脂肪肝になるリスクが高い。脂肪肝にならないためには、運動を併用してゆっくり痩せるのがいいらしい。目安として、大体1か月で2,3kgの減少に抑えておいた方がよいとのこと。4月からこれまでの半年で4kgというペースで痩せている僕に死角はないな。ちなみに脂肪肝を防ぐためには、夜早く寝たうえで最低6時間は睡眠を取るのが良いといっていたけど、それを深夜1時前に放送しているという皮肉。再放送とはいえ、遅いですよ。。

 今日は東陽町。本来であれば別のところの別の人がやるべき仕事を、いつまで経ってものらりくらりかわして全然やらないから、急かす意味も込めてこっちでやる、という一日。全く、どこに行っても卑怯でズルい奴はいるんだな。おかげで少し帰るのが遅くなった。

 夕食。少し帰るのが遅くなったが、今日も懲りずに自炊して秋の味覚堪能週間にする。今日は昨日買って余った椎茸、シメジを使って、ペペロンチーノを作った。椎茸とシメジだけだと寂しいので、エリンギとキャベツを買ってきて一緒に入れる。これでお手軽に秋のきのことキャベツのペペロンチーノの完成。シメジとエリンギはホクトのものを買ったので、長野の幸に感謝だ。ニンニクを一杯入れたので、明日はきっと朝からすごいことになっているだろう。

 スパゲティにはワインが合うのだろうけど、今日も頑なに黒霧島のソーダ割り。炭酸でさっぱりしているので、油っぽいペペロンチーノにもよく合う。芋焼酎はコレステロールを下げてくれるらしいし、オリーブオイルは油でも健康によくコレステロールを下げてくれるらしいので、きっと僕の体の中のコレステロールは少なくなっていっているだろう。


<きのことキャベツのペペロンチーノ>

<スパゲッティでも黒霧島>

 今日、久しぶりに株を買った。1か月後に100倍くらいにならないかなあ。


10月17日(月) 【ご飯から味噌汁へ】

 雨の今日は金町非常勤。大手町で地下鉄千代田線のJR線直通我孫子行きに乗ったら、どういうわけか途中でずっと手前の綾瀬行きに変わってしまった。我孫子行きだと金町まで乗り換えなしで運んでくれるが、綾瀬は金町の手前なので一回降りないといけない。多分事故か何かがあってダイヤが乱れていたのかもしれないけど、途中で行先を短縮するのは本当にやめてほしい。東西線の三鷹行きが途中で中野行きに変わるのと同じ。どうもJR線と直通している東京メトロの路線はそういうところがある。おかげで次の我孫子行きが来るまで、綾瀬で15分も待たないといけなかった。

 講義は一コマだけで負担もほとんどないので、喋りたいだけ喋って終わり。1コマだけの月曜日は、半分休みみたいに感じる(その分お給料も減るけど)。金町では六角橋の二倍のスピードで講義しているので、喋りっぱなしになってそれはそれで面白い。

 最近ずっとさんまを食べていたが、秋の味覚はこれだけではないので、今日はさんま小休止。かわりにさつまいもときのこ類を買ってきて、炊き込みご飯を作ることにした。油揚げ、椎茸、シメジ、さつまいもをご飯と一緒に炊く。ただ、最後にさつまいもを入れた時に、どうも量が多過ぎるような気がしていた。ちょっと不安だったがまあ大丈夫だろうと炊飯スイッチを押してから約40分。炊き上がりの音が鳴ってから炊飯器の蓋を開けてみると、案の定サツマイモは全く炊けてなかった。。

 幸いなことにその下のきのこ類やご飯はきちんと炊きあがっていたので、応急処置としてさつまいもは作りかけていた味噌汁の中にぶち込んで、さつまいもの味噌汁に路線変更する。結果、これはこれでおいしかったけど、僕が食べたかったのはコレジャナインダ・・・。秋の味覚の炊き込みご飯を作ろうと思ったら、結果としてきのこの炊き込みご飯とさつまいもの味噌汁という2品が出来上がっていてあら不思議。ホクホクのさつまいもご飯が食べたかった。


10月16日() 【毎日さんま】

 結局今日もどこへも出かけなかった。明日の講義準備などをして過ごす。

 夕方買い物に近所のイオンへ。日曜日のイオンは親子連れが多くてちょっと騒がしいが、広い店内をゆっくり見て回ると意外と面白い。酒の品ぞろえも豊富で、ドイツやベルギーだけでなく、スペインやイタリアのビールも売っていたりする。国内のクラフトビールもたくさんあるし、日本酒、焼酎、ワインの種類も豊富。どの酒を買おうか悩んでしまう。とか言って、結局はいつものように黒霧島の紙パックを買うのだけど。。買い物も含め、イオンで1時間くらいぶらぶらしてしまった。いつも使う駅前の24時間スーパーに比べたら規模が段違いなので、休日くらいはイオンで買い物しよう。

 今日の夕食はそのイオンで買ってきたさんまの刺身を主体にする。さんまの刺身は2種類あって、岩手県産のものが298円、北海道青森沖太平洋産のものが398円。量は同じなので、この価格差が一体どこから来ているのか気になった。どちらを買おうか悩んだ挙句、結局両方買う。価格差の原因が分からなければ、実際に食べ比べしてみればいい。安い岩手県産の方は漬け丼にして、高い北海道青森沖産の方はそのまま刺身で食べた。どちらもおいしい。ここのところ毎日さんまを食べているけど、やっぱりさんまの可能性は無限大だ。


<さんまの刺身を2種類買う>

<安い方は漬け丼に>

 最近はほとんどテレビを見なくなって久しい。何となく惰性でぼんやりと見ることはあっても、これを見ようという番組は本当に少なくなっている。ただ、今日の夜は一つを除いて全部見てみようかなと思うくらいのラインナップだった。迷った挙句に復活した下世話なスター名鑑見たけど。

1ch(NHK):真田丸
4ch(日テレ):DASH&イッテQ SP
5ch(テレ朝):アメトーークSP
6ch(TBS):クイズ☆スター名鑑SP
7ch(テレ東):モヤさま 狩野アナ卒業SP 
8ch(フジ):和田アキ子と長嶋一茂のひとり旅SP

 ・・・フジテレビってやる気あるの??


10月15日() 【天高く】

 今日は起きたら既に良い天気だった。清々しいほどの秋晴れ。休日にこんな秋晴れは早々ないので、掃除や洗濯に精を出す。久しぶりに布団も干した。引っ越してからそろそろ3か月になるが、自分にしては珍しくここまであまり散らかすことなく生活しているので、掃除も比較的早く終わる。本当は天気が良かったからどこかへ出かけたかったが、来週、再来週とも土日は家を空けてしまうので、貴重な家休みでいろいろとやっておかないといけない。布団を干せたからよしとしよう。

 夕食は予定通り、昨日買っておいたさんまを使ってさんまの煮付けを作る。醤油と酢と味醂を合わせた煮汁にぶつ切りにしたさんまと大根と昆布を入れて、落とし蓋をして1時間くらい煮込んだ。落とし蓋なんて人生で初めてしたよ。当然正式な落とし蓋なんてないからキッチンペーパーで代用したけど、キッチンペーパーの入れ物には中国製と書かれてあった。そんなもので1時間も煮込んでしまったが大丈夫だろうか。

 キッチンペーパーの恐怖はあったが、出来は上々。じっくり煮込んだので煮汁の味がしみ込んでいるだけでなく、さんまの骨まで食べられる。ご飯がススム君だ。昨日も思ったけど、さんまの可能性は無限大だ。


<思ったよりもよくできた>

 明日はどこかに出かけるかな。君の名は。でも見に行くかな。


10月14日(金) 【息抜き】

 今日は六角橋非常勤。3時間好き勝手に喋りまくれる毎週金曜は、今のところ息抜きの日になっている。最近は少し涼しくなってきたので講義中に汗をかく量も減り、絶好のお喋り日和、もとい講義日和。今日もいい運動になった。先学期の講義評価アンケート結果が返ってきたが、満足度は全講義平均よりも高く、コメントも概ね良好だったので一安心。まあ大きな声でハキハキと喋って板書を綺麗に大きく書けば、満足度はそれだけで結構高くなる。ある人は満足度が平均点を下回っていて、コメントも結構辛辣だったそうだが、若手で講義評価が平均点を下回っているのははっきり言って完全なる努力不足・準備不足だと思うから、危機感を持って真面目に取り組まないと。教える側にやる気がないと講義を受ける学生が可哀想だから、非常勤講師なんかやめたほうがいい。

 帰宅して夕食。今日もスーパーでさんまを買ってきた。ただ、今日は3尾パックしかなく、しかもまた値上がりしている。税込みで1尾200円。さんまはもう大衆魚じゃなくなってきた。このままいくと、食べられなくなる日もくるかもしれないな。

 毎日塩焼きでは芸がないので(そして少し飽きてきたので)、今日はクックパッドを参考にしてさんまの炊き込みご飯を作ることにした。1尾だけ使って、2尾は明日の夜のおかずにする。さんまの炊き込みご飯は普通さんまを焼いてからご飯と一緒に炊き込むようだが、栄養価が高いさんまの脂を無駄にしないために生のまま炊き込む方法もあり、それが結構おいしいらしい。ということで、米に水、醤油、みりん、にんにくを加え、その上から半分に切ったさんまをぶち込んで炊く。内臓も取らないでいいらしい。本当に大丈夫かな?と思ったが、結構人気のレシピだったので大人しく従った。


<また高くなった気がする>

<半分に切ってそのままぶち込む>

 炊き込みご飯が炊けるまで、昨日もらった銀杏をつまみにして一杯やり始めた。銀杏は封筒に入れて電子レンジで1分くらいチンすれば勝手に殻が破裂してくれるので簡単。ちょっと塩を振ってホクホクの状態で食べるとおいしい。黒霧島のソーダ割に合う。ただ、銀杏は食べ過ぎると中毒症状を起こすことがあるらしいので、今日は15粒に留めておいた。残りは明日食べよう。


<もらった銀杏>

<電子レンジで簡単調理>

 銀杏をつまみに酒を飲み、テレビを見ながらだらだらしているとご飯が炊けた。さんまの骨を取り除き、身をほぐして、ご飯と良く混ぜて大葉と胡麻を振りかけたら完成。想像していたよりもおいしくてちょっとびっくり。塩焼きにすると落ちてしまう脂も全部取り込めるので、かなり濃厚な感じがした。内臓も一緒に混ぜると、コクが出てよりおいしい。おかげで1合がすぐになくなった。さんまの可能性は無限大だねえ。


<さんまの炊き込みご飯の完成>

<コレステロール下げるために鯵の刺身も>

 余った2尾のさんまは、明日あたり煮つけにしてみようかしら。


10月13日(木) 【ボブ・ディラン】

 今日は東陽町。午前も午後も打合せや会議で、なかなか自分の時間が取れない。

 帰りに駅前のスーパーに寄ると、今日はさんまが売られていた。ただ、最低2尾からしか売られていない。一人暮らしには1尾だけで売ってくれるとありがたいのだけど、仕方がないので2尾買って、仕方がないので2尾焼いて、仕方がないので2尾食べることにした。いつものように、ガスコンロでこんがり。脂が乗っているさんまのカロリーは高いが、DHAやEPAといった健康によい脂なので、単純のカロリーの多寡で考えるのは間違っている・・・という話をネットで見つけたので、それじゃあ2尾食べても問題ないよね。。コレステロールを下げないと。


<今日もさんまとみそ汁と豆腐と黒霧島のソーダ割り>

<こんがり>

 ノーベル文学賞、もはや何でもアリの領域に入り出した。


10月12日(水) 【時間を無駄にする】

 今日は午前中外勤でまた横浜。先週の京急仲木戸駅にも近い、新子安駅へ行く。集合時間が早く、朝7時過ぎには家を出ないといけなかった。引っ越す前だったら7時過ぎでも遅い方だが、8時前に出かければ十分になった今となっては早起きが少し辛い。そして大手町までの東西線の混雑がもっと辛い。京浜東北線の新子安駅には予定より少し早く着いたので、ドトールで軽く朝食を取る。普通の日は朝食を取らないようにしているけれど、少し出かける日は体を動かすためのエネルギーが必要なのか、どうしても朝からお腹が空いてしまう。


<なかなか古い新子安駅>

<ドトールで朝食>

 新子安からタクシーで大黒ふ頭まで移動して用務。用務終わりに再びタクシーに乗って新子安まで戻る手はずだったが、呼んだタクシーがなかなか来ず、30分くらい待ちぼうけする羽目になった。


<東海道線と京浜東北線と京急本線が通る新子安>

<成田エクスプレスが東海道線を通過中>

 新子安から京浜東北線に乗り、東京駅に着いたらちょうど12時で昼食の時間。どこかで昼食を食べてから仕事場に行こうと思い、地下の一番街をうろうろする。何食べようかなあと明確な目的もないままふらふらしていたらラーメンストリートにたどり着いたので、ラーメン食べるかとなった。ただ、現在コレステロー太郎の僕は、医者から1か月でコレステロールを下げるように言われているので、ラーメンの中でも一番健康に良さそうなものを選んで食べないといけない。その要望に御誂え向きの店があった。麹町に本店がある「ソラノイロ」のラーメンストリート店。野菜を中心としたベジソバが有名な店で、5年くらい前、麹町でバイトをしているときに1回だけ行ったことがある。最近はミシュランのビブグルマンにも選ばれている。

 野菜が中心のラーメンなので、女性人気が高く、他のラーメン屋と比べると女性客の割合が高い。男性客も多いが、男性客の多くは普通の醤油ラーメンや塩ラーメンを食べている。ただ僕はコレステロールを下げるために野菜の摂取が急務となっているため、多くの女性客が頼んでいた、玄米麺のベジソバを注文した。玄米麺を使うということで、いわゆるグルテンフリーのラーメンになるらしい。食べた感じとしては、ラーメンというよりは野菜のスープパスタに近い。おいしいけど、男性の僕にはやっぱりちょっと物足りない。おいしいんだけど。。物足りなかったので、卓上調味料として置かれていたニンニクチップを大量に入れて、ちょっとだけ抵抗する。これでちょっとだけラーメンらしくなった。やっぱりニンニクチップはガツンとくるな。


<ソラノイロの玄米麺ベジソバ(1050円)>

<ソラノイロ>

 食後仕事場へ行き、いつもの通り過ごして5時半には仕事場を出る。今日も家でさんまを焼いて食べようと思っていたので、いつもの駅前のスーパーで生さんまを探すも、6時前なのに売り切れていた。さんまの季節にも関わらず夕方6時前なのに売り切れとは何事だと、憤りを感じながら店を出る。今日はさんまを諦められなかったので、少し遠いイオンまで行ってさんまを探すも、こっちも売り切れだった。イオンという大型スーパーにも関わらずさんまを売ってないとは何事だと、ここでも憤ったが、もうこれ以上さんまを探すのは面倒かつ一気にどうでもよくなったので、フードコートのリンガーハットで皿うどんを食べて帰ることにした。

 最近は太麺皿うどんにはまっているので、リンガーハットでも太麺皿うどんを食べたかったが、フードコートには太麺皿うどんを置いてないらしい。そのかわり、「野菜たっぷり皿うどん」という細麺だけどコレステロールにはよく効きそうなメニューがあったので、それを注文することにした。野菜が367gも使われていて、いかにもコレステロールに効きそうだ。このとき既に、僕の口は細麺皿うどんのそれになっていた。しかし、ウキウキ気分もそこまでだった。カウンターで野菜たっぷり皿うどんを注文し、料金を払おうと鞄の中の財布に手をかけたとき、一気に血の気が引いた。

 財布がない・・・!!

 そういえば、今日仕事場で打ち合わせがあり、会議室に行くときに財布を机の中に入れて鍵をかけたんだった。打合せ後、鍵を開けた記憶はあるのだけど、財布を鞄に戻した記憶がない。財布の中には現金、キャッシュカード、クレジットカードだけでなく、家の鍵も入っている。つまりこのままでは、金もなければ家にも入れない。だからもう一回仕事場まで取りに戻らないといけない。電車だけはスイカがあるから何とか乗れるので、急いで仕事場に戻るしかない(だからこそ財布がないのにも気が付かずに帰ってきてしまったのだけど)。

 リンガーハットのお兄さんに「すみません、財布がないので今の注文キャンセルしてください」というかなり恥ずかしい断りを入れて、イオンを出て駅に向かう。何で今日に限って駅から結構距離のあるイオンまで来てしまったのか。駅前のスーパーでさんまが売っていれば、レジですぐに財布がないのに気付けたのにと思うとやるせない。もう一回仕事場に行かないといけないと思うと絶望的にだるかった。まあ、食い逃げとかしなかっただけまだマシな方か。あと、引っ越す前にこういうことをやらかしていたら、もう一回行って帰るのに2時間半かかっていたから、それに比べればまだマシかもしれない。そういうもっと悪いことと比べないとやってられない状態ではあった。

 再び仕事場へ行き、机から無事に財布を回収してまた帰る。僕の口は完全にリンガーハットの野菜たっぷり皿うどんのそれになっていたので、近くでどこかないかと調べたところ(さすがにさっきのイオンのリンガーハットには行き辛い)、南砂町のスナモのフードコートに新しくリンガーハットが入ったということで、スナモに寄って帰ることにした。7月下旬にオープンしたというリンガーハットが入っているブースは、一回だけ食べてその後潰れたナポリタンの店の跡地だった。

 今度はきちんと財布があることを確認し、野菜たっぷり皿うどんを注文する。ほどなくしてで出てきた皿うどんは、見た目とにかく量が多い。大盛りを頼んだわけでもないのにこの量で、しかも770円だから、かなりお得感がある。味もさすがリンガーハットというか、チェーンなのに結構おいしい。誰に聞いたか忘れたが、長崎でおすすめのちゃんぽん店を聞いたらリンガーハットという名前が返ってきたことがあったくらいで、僕個人としてもリンガーハットの評価は高い。リンガーハットで皿うどんを食べたのは初めてだったが、あまり好きじゃない細麺の皿うどんが好きになってしまいそうな勢いだった。野菜もたっぷり取れたし、きっとコレステロールも下がってくれるだろう。


<夜のスナモ>

<スナモのフードコートにリンガーハット>

<念願の野菜たっぷり皿うどん>

<普通盛りなのにとにかく量が多かったがウマイ>

 細麺皿うどんに満足し、気分も回復したので、帰りは電車に乗らずに散歩がてら歩いて帰ることにした。砂町のスナモから荒川・中川にかかる清砂大橋を渡って西葛西へ。2004年に開通した割と新しい橋で、長さは都内の一般道に架かる橋としては2番目に長い1317m。いつもは電車で1、2分で通り過ぎる荒川・中川だが、夜風に吹かれてゆっくりと歩くのも悪くなかった。交通量が多いので空気は悪いが、景色はなかなか良い(特に下流方面。上流方面は高いフェンスがあるので、スカイツリーとかちょっと見にくい)。今日は仕事の都合上一眼レフを持っていたので、荒川の夜景を撮りながら帰った。


<清砂大橋を渡る>

<葛西臨海公園の観覧車>

<遠くに晴海辺りの高層マンション群>

<中川と首都高環状線>

 8時半過ぎに帰宅。普通に帰ったら6時前には家に着けていたので、3時間くらいロスをしてしまったが、皿うどんがおいしかったし、夜の散歩もできたし、結果的にはまあまあ良かったということにしておこう。


10月11日(火) 【コレステロー太郎】

 今日は東陽町の仕事場へ。最近は出張や外勤が多く、非常勤も始まったので、仕事場で一日腰を落ち着けることがあまりない。朝のギュウギュウの東西線に詰め込まれるのも何だか久しぶりな気がする。

 夕方少し早めに切り上げて、三鷹の病院へ行って喘息の定期診断。東陽町から三鷹まで、東西線と中央線の直通電車に乗れば乗り換えなしで運んでくれるが、1時間近くかかるのでさすがに長く感じる。でも引っ越す前は、この距離を毎日、しかもラッシュの時間に往復してたんだな。それは体力も気力も削がれるはずだ。改めて引っ越してよかったと思っているところではある。

 病院では定期診察を受けるとともに、高脂血症で「要医療」となっていた健康診断の結果を見せる。僕は軽く考えていたが、どうやらこの悪玉コレステロール191mg/dlという値はすぐに薬を飲まなければいけないレベルらしい。そうか、そんなにダメなレベルなのか。。ただ、まだ年齢的には若いこともあって、1か月後に血液検査をしてみて、その結果を見て考えようということになった。要は「10kgくらい体重を落としておいで」と。重い腰挙げて走るかな・・・。

 コレステロールを下げるためには青魚ということで、今日もさんまを食べようと帰りにスーパーに寄ったが、さんまは既に売り切れていた。仕方がないので、次善の策としてとりあえず健康に良さそうな食材をぶち込んだサラダスパゲッティを作って食べる。トマト、大葉、ピーマン、しらす、納豆、大根おろし、すりおろしニンニク、すりおろし白ごまをオリーブオイルと麺つゆと青紫蘇ドレッシングであえて、茹でた後に水で締めたスパゲッティを混ぜ混ぜするだけ。結果、これだけ混ぜたら味がごちゃごちゃしておいしいのかおいしくないのか良く分からなくなった。


10月10日() 【体育の日】

 世間的には三連休の月曜日だが、非常勤先の講義はあるので行く。この日記でも何度も書いてきたことだけど、自分が大学生のときはカレンダー通りにきちんと休みだった気がする。今の大学生は休日もあってないようなものだから大変だ。夏休みとか春休みが長いから、講義期間中は休みでなくてもいいのかもしれないけど。

 11時に家を出て、1コマ講義して、夕方4時前には帰宅するという、何とも中途半端な時間の使い方でしかない一日。平日でなければ国会図書館に行くとか、仕事場に顔を出して超過勤務代でもいただくとかできるのだけど、休日だとそれもできない。仕方がないので、家で大人しくこの前のオーストリア調査の記録を作ったりして過ごす。

 CSで横浜が巨人に勝って決定戦に進んだ。広島と横浜が日本シリーズをかけて争うなんて、去年までだったらちょっと考えられないな。


10月9日() 【家でさんま】

 今日も用事のない休み。昨日は石像のように全く何もしなかったので、今日は洗濯や掃除をする。ケーブルの接触が悪いのか、スマホの充電ができなくなったので、駅前のドコモショップに行って新しいケーブルを買ったり、スーパーで買い物をしたりして、無難な日曜日を過ごした。西葛西という街は駅周辺に大概のものが揃っていて、駅近くに住んでいると大体のことが徒歩圏内で済んでしまう。前住んでいたところのように、吉祥寺に出るために電車に乗らないといけないということがない。何とも楽な街だけど、この街は僕を駄目にするな。

 夕食はスーパーで買ってきたさんまの塩焼き。10月に入ってさんまもそこそこ安くなってきたようで、今日は2匹で222円だった。先月は1匹400円とかだったので、小振りではあるけどここまで安くなったのだからありたがい。それにしてもやっぱりさんまはオイシイな。焼きたてのさんまと炊き立ての白いご飯があるだけで幸せになれる。大戸屋で食べたら2匹で1200円とかするので、それに比べたらやっぱり買ってきて家で焼いて食べるのが一番だ。


<先月に比べると大分値下がりした>

<二匹食べる>

 世間的には明日も休みの三連休だけど、残念ながら明日は講義がある。9月の三連休のときもそうだった。全然ハッピーマンデーじゃないなあ。


10月8日() 【休日】

 今日は休み。家にはいるけど、研究会の報告準備とか締切間近の論文執筆とかがあるような、いわゆる「追い込まれた休み」でもない、正真正銘の休み。土曜日にこんな感じなのは久しぶりのような気がしたので、いつ以来なのかと日記を見てみたら、8月27日以来のことらしい。8月27日は風邪からの病み上がりで、夜にドラゴンボールの「復活のF」を見た日だった。最近は滅茶苦茶忙しいというわけではないのだけど、毎日何らかの用事があって動いていたから、小さな疲労が蓄積して気が付いた時には大きな疲労になっていた、というような状態になっている。

 掃除や洗濯をしないといけなかったが、とりあえず今日はそれすらもほったらかして、一日中寝る。ご飯を食べては寝て、しばらくパソコンに向かっては寝る。おかげで体力的にも気分的にも結構リフレッシュできた。何もない一日はありがたい日だ。


10月7日(金) 【横浜のいつもの場所】

 金曜は横浜六角橋非常勤で、朝は少し遅くてもよい。時差ぼけも含めてここのところの疲れがあったので、今日は9時過ぎまで寝る。まだ体が重かったが、とりあえず今日一日が終われば明日・明後日と用事の入ってない休みだと言い聞かせて非常勤先へ行き、いつもの通り講義してきた。大分涼しくなってきて、講義をしていてもあまり汗をかかなくなってきたのがありがたい。

 帰りは中目黒で東横線から日比谷線に乗り換えて帰るという最短ルートで帰るのではなく、渋谷に寄って夕食を食べて帰る。昨日の昼に食べた太麺の長崎皿うどんが少しコレジャナイ感だったので、前食べておいしかった長崎飯店で口直ししておこうと思って渋谷に寄った。道玄坂の道を一本入った、場末感漂うビル裏の一角にある長崎飯店。夜の部が始まったばかりでまだ他に客がいなかった店で、皿うどん軟麺(930円)を注文してゆったりと食べた。ここのはやっぱり間違いない。餡もそこまで甘くなく、何といっても麺を少し焼いているので香ばしいし歯ごたえがある。麺も餡も使い込まれた中華鍋で作ってますよというのが分かる、仄かな鉄の味がするのもポイント。今のところ、すぱくり太麺皿うどんランキング堂々の第1位。といっても全部で2軒しか知らないけど。


<今のところ、ナンバーワン>

<昼間に爆発物騒ぎがあった渋谷>

 今週はオーストリアから帰国しての一週間だったが、大阪に行ったり外出が多かったりと、あっという間に一週間が過ぎていったような気がする。そして明日はいよいよ休み。どこかに出かけたりせず、差し当たっての用事もない休日は9月4日の日曜日以来、約1か月ぶり。明日は何もせずに、ただひたすらに横になろう。


10月6日(木) 【横浜の初めての場所】

 今日の午前中は所用でまた「疑惑の総合庁舎」こと都庁へ。所用の結果は、「うーん」だった。。

 都庁での用事が思ったよりも早く終わり、午後の用事まで中途半端な時間が開いてしまった。一旦仕事場に戻るのも電車代と時間がもったいないので、結局そのまま午後の用事先である横浜へ行く。集合場所であった京急の仲木戸駅(もしくは隣接しているJRの東神奈川駅)で降りるのは初めてで、いつもの横浜と少し雰囲気が違うなあと思ったが、地図で確認すると非常勤先の六角橋はここから500mくらいという至近距離にある。たった500mでもいつも足を踏み入れないエリアだから、何となく新鮮に感じる。

 ちょうど昼ごはんの時間だったので、駅近くの店で昼食。長崎ちゃんぽんの「西海」という店に行く。最近はあんかけ焼きそばというか皿うどんというか、そういう系統の麺料理に少しはまっていて、ここも関東では珍しく太麺の皿うどんを出すらしいということで入ってみた。一般的に有名な、極細麺を揚げてその上に餡をかける皿うどんはあまり好きではないけれど、普通のちゃんぽん麺に餡をかけるのはどういうわけか好き。こういう系統の皿うどんのことを、「太麺皿うどん」と呼ぶらしい。ということで、太麺皿うどんと半チャーハンのセットを注文する。

 お世辞にも綺麗とは言えない店内で、厨房の中では店員のおじさん二人が一生懸命料理を作っている。客の多くは体格が良く、一目見ただけでここはそういう店なんだろうなというのが分かる。僕もコレステロールが高いので、人のことは言えない。そして10分くらいで皿うどんと半チャーハンがやってきた。皿うどんは茹でたちゃんぽん麺に餡を乗せたスタイルで、個人的にはちょっと餡が甘すぎた。麺もできれば中華鍋で表面をちょっと焼いてくれた方が好みかなあという感じ。期待していたものは少し違ったかな。でも卓上のすりおろしニンニクを大量に入れたら味が締まったので、そういう楽しみ方はできるのかもしれない。一方チャーハンはどちらかというと炊き込みご飯という感じで、こちらはあまり好みではなかった。


<国道一号線に面する長崎ちゃんぽんの西海>

<長崎皿うどん(やわらかい太麺)>

 その後、本屋で本を探したり立ち読みしたり、喫茶店でコーヒーを飲みながら時間を潰したりし、午後の用務。埠頭へ行き、しばし海風に吹かれる。


<東神奈川駅前の国道一号線>

<瑞穂埠頭の方にやってきた>

<横浜ベイブリッジ>

<市民出資の風車があった>

 仕事が終わった後、一緒に行った方々と少し飲んで帰ろうかということになり、駅前の古き良き大衆居酒屋へ。仕事は午後4時過ぎには終わっていたので、こんな時間から飲めるところがあるのかと思ったら、この店は4時から開いていて、しかもコの字型のカウンターは既に一人客で一杯だった。そしてそういう人たちは、何品かの刺身とつまみに日本酒を飲んで、さっと帰っていく。ああいう粋な中年になりたいものだ。

 そういう粋な一人客の方々を眺めながら、刺身や揚げ物を食べつつ、ビールやハイボールを飲む。午後4時過ぎという、日が高いうちから飲む背徳感が何とも言えない。単なる安いだけの大衆酒場かと思っていたら、刺身もフライもかなりおいしかった。さんまの刺身の脂の乗りが凄かったのと、生しらすがさっき取ってきたんじゃないかというくらいものすごく新鮮だったことが今日一番の驚きだった。僕が今までスーパーで買ってきて食べていた生しらすは、そこまで新鮮じゃなかったんだな・・・。


<さしみ各種>

<揚げ物各種>

 7時前にお開きにして、8時過ぎには帰宅。帰宅してから明日の講義準備をしていたら日付けが変わる頃になっていた。明日も横浜だ。


10月5日(水) 【大阪】

 今日は日帰りで大阪出張。用務は午後からなので、午前中はフリーになる。となると早く着いて大阪を堪能するしかないと思っていた僕は、9月の時点で夜行バスの予約を入れておいた。しかし後から考えるとこれはいけなかった。何しろオーストリアから戻ってきて、休みなくまたすぐに夜行バスに乗って大阪に行くのは、さすがにちょっときつい。結果、やっぱりきつかった。バスで前に乗った学生っぽい若者が、リクライニングをマックスまで倒してきて、この前のルフトハンザ帰国便の窮屈さを思い出してしまった。マックスはよくないよ、マックスは。

 窮屈さに耐えつつ、天王寺駅前に朝6時過ぎに到着。日本で一番高いビルのあべのハルカスがお出迎え。去年の年末に天王寺付近で泊まったときは、最初この高いビルがあべのハルカスだとは思わず、何か高いビルがあるなあくらいにしか思わなかった。知識がないのは恥ずかしいことだ。


<朝のハルカス>

 とりあえず午後1時過ぎに関西空港に着いていればいいので、それまでは電車に乗ってぶらぶらする。これも乗りつぶしの一環。今日は路面電車の阪堺電車と、南海電鉄の乗れる部分、水間鉄道に乗る。私鉄の乗車率も67%(3分の2)まで来て、少しだけゴールが見えてきたような気がしないでもない。ただ、恐らくここからが長い。というのも、関東近郊で乗れる鉄道はほとんど乗ってしまったので、これからは名古屋や大阪の私鉄に乗らないといけない。こうなると金も時間もかかるので、今日のような都合の良い時に少しずつ乗っておくことに越したことはない。ということで、立ち食いうどんの朝食を食べた後、阪堺電車に乗って大阪の路面電車気分を満喫した。 


<朝の近鉄阿部野橋駅>

<450円で朝からすごいことになった>

<阪堺電車の線路も新規付け替え中>

<天王寺駅前から阪堺電車に乗る>

 途中、住吉駅で降りて住吉大社に参拝する。大阪の住吉大社は全国に2000以上ある住吉神社の総本社。僕の故郷下関にも住吉神社があり、これに博多の住吉神社を加えて日本三大住吉というらしい。下関の住吉神社には事あるごとによくお参りしていたので、その総本山ということでやってきた。境内は広く、本宮四棟が国宝に指定されている。下関の住吉神社に比べても、やっぱり雰囲気は圧倒的だった。さすがに総本山なことだけある。


<住吉大社前にずらりと並ぶ寄進灯籠>

<住吉と言えば太鼓橋>

<境内に四つある本宮は全て国宝>

<キティちゃんとコラボしているらしい>

 住吉大社に参拝した後は、再び路面電車に乗ってぶらぶらする。住吉から新世界に近い恵美須町まで行き、再び折り返して南下して堺にある終点の浜寺駅前駅まで。


<通天閣の近く、恵美須町駅>

<恵美須町から堺市方面まで>

<やや古めの車内>

<南の終点浜寺駅前駅に到着>

 浜寺で南海に乗り換える。これまで南海には一度も乗ったことがなかったので、今回が初南海。なんばと和歌山を結ぶ南海戦は高架化の真っ最中のようで、辰野金吾作で日本の私鉄最古の駅舎と言われる浜寺公園駅舎も残念ながら使用終了になっていた。ただ、高架化とともに新しくできる駅舎の正面に移設することが決まっているらしい。きちんと歴史ある駅舎を残すことはいいことだ。この浜寺公園駅から、羽衣→高師浜→羽衣→貝塚と移動する。


<南海の浜寺公園駅舎は有形登録文化財に指定されている>

<高架化された羽衣駅下りホームからの眺め>

<枝線の終点高師浜駅>

<貝塚駅で水間鉄道に乗り換え>

 貝塚で水間鉄道に乗り換えて、終点の水間観音駅まで。水間観音駅に着いた頃から、台風の影響で雨が降り出し、風も強くなってきたが、せっかくここまで来たので駅名の由来にもなっている水間観音まで行ってお参りする。


<水間鉄道貝塚駅>

<貝塚駅>

<終点の水間観音駅>

<水間観音に寄ってお参り>

 水間観音にお参りしたらちょうどいい時間になったので、貝塚まで戻って再び南海に乗り換えて関西空港へ。昨年末以来、2度目の関西空港。そして今回もまた、飛行機には乗らない。去年の12月は、時間の都合上JRの改札を出ただけでとんぼ返りしてしまったが、今日は少し時間があるのできちんとターミナルをうろうろした。東京に住んでいると乗り継ぎでもしない限り羽田か成田を使うので、関空は滅多なことでは訪れない。だからこそ同じ日本に羽田や成田と同等かそれ以上の規模の空港があることにちょっと驚く、というか別の国に来ているような気になった。

 ただ、羽田成田と比べると、外国人は圧倒的にアジア系というか中韓系が多い。時間帯も関係していたのかもしれないが、到着する便も出発する便もほとんどが中国便か韓国便だった。この辺りは北米便や欧米便の比率がやや高い羽田や成田とちょっと違うかな、というところ。だから別の国の空港、具体的には上海の浦東や韓国の仁川に似ているような気がしたのかもしれない。


<南海のラピートマン??>

<南海とJRが並ぶ関西国際空港>

<パッと見た感じは福岡のキャナルシティ>

<出発ロビーはさすがに大きい>

 レストラン街の551蓬莱で昼食。海鮮焼きそばと名物の豚まんのセット。海鮮焼きそばの麺は揚げるのではなく蒸しているらしい。これはこれでおいしいけど、ちょっと量が少ないかな。豚まんはいつもの味でおいしい。551蓬莱は東京に進出しないのだそうだけど、だからこそ旅行者としても大阪に行った時に食べようと思う楽しみがある。


<海鮮焼きそば>

<大阪と言えば551の豚まん>

 昼食後、関空で出張用務。そもそも論として、関空が用務先なんだから、できることなら羽田からダイレクトに飛行機で往復させてほしいなあと思わないでもない。でもそれは規定でできないらしい。郷に入れば郷に従えなので文句は言わないでおこうと思うけど、それにしても何となく合理性と経済性の意味合いを履き違えているような気がしないでもない。。用務は4時過ぎに終了した。

 言ったように関空から飛行機でダイレクトに東京に戻れないので、帰りも新大阪まで出て新幹線で帰る。特徴的な外観をした南海の特急ラピートに乗って、終点の南海難波まで。ラピートは片道運賃の割引をしていて、それだったら最早正式に値下げした方が早いんじゃないかと思うが、JRのはるかに比べると大分安いのでラピートで戻ることにした。200円追加して、ちょっとリッチに1×2列のスーパーシート(JRでいうところのグリーン車)に乗る。快適だったが、難波まで40分で着いてしまうのが勿体ない。


<南海のラピート>

<今は少なくなったパタパタ時刻案内が好きです>

<200円追加してスーパーシートに乗る>

<雨上がりの虹>

 難波から地下鉄で新大阪まで行き、たこやきとビールで落ち着いた後、新幹線に乗って帰京。今回も「ぷらっとこだま」のグリーン車を利用した。各駅停車のこだまなので新大阪から東京まで4時間かかるが、人も少ないのでゆっくりと帰れる。特にグリーン車は割引率が大きく、通常料金18920円のところが11800円と7000円以上も安く乗れるのでお得。さらにはビールも1本つく。最近は急ぎの用事でもない限り、ぷらっとこだまのグリーン車利用でゆっくり帰るのが定番になりつつある。今日も1本無料のビールを飲みつつ、弁当を食べたり寝たりしながらゆっくりと東京に戻った。


<新幹線に乗る前にくくるのたこ焼きで軽く一杯>

<電車に乗って本格的に夕食>

<本格的なビーフサンドでおいしかった>

<歴史のある大阪の八角弁当>

 帰宅したのは夜11時半。何だかんだで、やっぱりちょっと疲れる。


10月4日(火) 【コレステおじさん】

 今日は10日振りに東陽町の仕事場へ。仕事場に着くと、先月受けた健康診断の結果が返ってきていた。恐る恐る開けてみると、総合判定が一番悪い「要医療(要受診)」になっている。何なんだ何なんだと思いながら結果の紙を開いたら、どうも悪玉コレステロールと総コレステロールの値が高いから病院に行きなさいということらしい。正直な話、ほっとしちゃいけないんだろうけどほっとした。ただ、悪玉コレステロールの値はよく見ると結構高く、正常値は119mg/dl以下のところ、191もある。総コレステロールも140〜199が正常範囲のところ、287と大幅に上回っている。去年の数値は悪玉コレステロールが156、総コレステロールが250だったので、ちょっと心配にはなる。ただ、去年224もあった中性脂肪は今年124と正常範囲内まで落ちていたので、大枠としては痩せろということなんだろう。ここ最近は食生活を改善したつもりで、コレステロールより中性脂肪の方が食事改善に早めに反応するらしいから、あれから1か月経っているし、まあコレステロールも多分大丈夫だろう(という希望的観測)。。

 ただ、脂質関係よりもドキッとしたのは、今回初めて飲んだバリウム検査の結果だった。判定は脂質関係よりも軽い「要経過観察」になっているが、「胃びらん」と「胃潰瘍瘢痕」が認められるとのこと。びらんは通常の胃炎だからまあいいとしても、胃潰瘍瘢痕って何だよ・・・と恐ろしくなった。要は胃潰瘍になってそれが治った傷跡らしいのだが、そもそも胃潰瘍になった覚えがない。もしかしたら去年の今頃、スペインの学会前後に結構胃が痛かったのが胃潰瘍だったのかもしれないけど、今となっては後の祭り。僕の場合、ストレスがすぐに消化器方面に出てしまうので、今後は少し気を付けようと思う。

 あとは至って普通の結果で、肝機能も糖代謝も尿酸値も特に問題はなかった。血糖値が異常値を示すといよいよの段階に突入したということだろうから、その前の高コレステロール状態で何とか食い止めたい。落ち着いたら運動を始めよう。

 コレステロールには青魚のDHAとEPAがいいということで、今日こそはさんまの塩焼き定食。ただ今日は帰って夕食を作る時間がなかったので、帰りに大戸屋で今年初めて食べて帰る。しかし今日はこの選択がいけなかった。注文して15分くらい経って、出来上がったかな?と思ったくらいに店員のお姉さんがやってきて、「大変申し訳ございませんが、さんまを焼いていたら身が崩れてしまいまして、もう一度一から焼かせていただいてもいいでしょうか」と言われる。待っているときに厨房の方から、「サンマッテドウヤッテヤクノ?」というアジア系外国人バイトの声がしたから、嫌な予感はしていたが、見事に的中してしまった。さんまを見たこともないような国の人間にさんまを焼かせるなよ・・・と結構憤ったが、接客のお姉さんにそんなことを言っても仕方がないので、ぐっと我慢してもう一回一から焼いてもらうことにした。今日は急いで帰りたかったのに、これで15分のロス。

 その後15分経って、今度こそやってきたさんまの塩焼き定食。が、かなりショッキングなことに、内臓がなかった。つまり処理されていた。僕はあのさんまの内臓の部分が大好きなのに。去年までは内臓もあったのに。内臓のない焼さんまは焼さんまに非ず。なぜ内臓を取ってしまったのか、と本当に小一時間くらい問い詰めたくなった。おまけにさんま自身も何だか小振り。普段なら足りないと思うご飯の量も、今日は余ってしまった。何だか総じて残念だった。これで920円なら、やっぱり家で自分で焼いて食べるかなあ。


<今年も大戸屋で食べる>

<まさかの内臓がない炭火焼き定食>

 明日は日帰り出張で大阪だが、日帰りだときついので今日の夜、つまり今から出て前乗りする。午前中は少し時間があるので、阪堺電車に乗って住吉大社にお参りしたり、南海電鉄をぶらぶらして来ようと思う。


10月3日(月) 【時差】

 案の定というかやっぱりというか、時差ぼけでなかなか寝られず、朝になってものすごく眠くなった。眠気を覚ますために今日の講義の準備をしようと思ってデスクトップを立ち上げたら、勝手にウィンドウズ10の更新ソフトとやらのインストールが始まってしまった。このインストールがいつまでたっても終わらず、さすがに準備ができなくて本当に焦った。マーフィーの法則ではないけど、大事なときに変なことが起きてしまう法則は何とかならないのだろうか。そもそもマイクロソフトのOS更新頻度が早すぎるような気がする。新しいOSを入れたと思ったらすぐまたアップデートで、全然落ち着くところがない。何とかしてほしい。1時間しても全然終わらないので、仕方なくノートパソコンを開いて準備せざるを得なかった。

 ということで、何とか準備を終えて11時に家を出て、荒川を2回超えて金町へ。同じ東京東部を南北に移動すれば早いのに、鉄道が通ってないから一旦都心に出て乗り継がないといけない。これだと結局1時間かかる。メトロセブンができるか、もしくは荒川を水上バイクでかっとばすことができれば、15分くらいで着くんだけど。

 講義はいつも通りだと思ったら、なぜか受講生の数が増えて50人くらいになっていた。先週出張で休講にしたことで、今週が実質1回目みたいになったから、他の講義から逃げてきた学生が結構いるんだろうか。人数が多いことはありがたいことなのかもしれないが、採点のことを考えるとちょっと面倒だ。

 講義後、久しぶりに駅前のそばっ子で冷やしかき揚げそばを食べて帰る。中盛りにして420円。安いしおいしい。ただ、西葛西で電車に乗る前に同じく立ち食いそばのやしまで冷やしなす天そばを食べたことをすっかり忘れていた。短時間で2軒の立ち食いそば屋を梯子してしまったことになる。そばっ子に入るときは出かけるときにそばを食べたことを全く思い出さなかったので、多分時差ぼけで頭がぼんやりしていたんだろう。時差ぼけは嫌だ嫌だ。


<ひさびさに金町のそばっ子>

<冷やしかき揚げそば>

 帰宅後、ふらふらの状態だったのでとりあえず横になったらいつの間にか寝てしまっていて、夜10時くらいに目が覚めた。今日の夕食はさんまの塩焼き定食にしたかったのだけど、こんな時間から魚を焼くのも面倒になったので、近所のマクドナルドで買ってきて食べてしまう。家の近所に誘惑が多いとすぐに芯が揺らいでしまって困るなあ。


10月2日() 【キンモクセイ】

 9日間のオーストリア出張から帰国。昼12時過ぎに羽田に着いて、いろいろと事後手続をし、3時過ぎには西葛西の自宅に戻った。帰宅してから早速洗濯をし、会計の整理をし、一息ついてから駅前にあるCOCO壱番屋へカレーを食べに行く。帰りの機内食で出てきたチキンカレーがあまりにもまずくて、帰ったら絶対おいしいカレーで口直しをしようと決意していたのだった。カツカレーにほうれん草とチーズをトッピングして、ご飯も400gにして、腹一杯食べてほっと一息。オーストリアの料理もおいしいけど、日本人の僕にはやっぱり日本食だな。明日は久しぶりにサンマの塩焼きを食べよう。


<西葛西に戻ってきた>

<帰国後はやっぱりカレー>

 街にはキンモクセイの香りも漂っていて、秋になってきたなと思う。欧米にはキンモクセイがなく、秋とキンモクセイを結びつけるのは日本独特らしい。ここから1か月くらいが、個人的に1年間で一番好きな季節。キンモクセイの香りに包まれながら、さんまを中心としたおいしいものを一杯食べよう。ダイエットは小休止だ。

 休みを挟まず明日からまた講義と仕事。明日の講義準備、まだ何も手を付けていない。まあ、4年目だし何とかなるか。


9月24日()〜10月2日() 【オーストリア(3度目)】

 9月最終週は出張で半年振り3度目のオーストリアへ。今回は首都ウィーンには行かず、基本的に地方の田舎を周る日程になっていた。3月の調査に比べると比較的日程がゆったりとしていて、本場のアルプスの景色と街並みに心洗われたことは間違いない。

 初日、オーストリアのインスブルックに着いた次の日が日曜日のために用務を入れられず、さっそく1日フリーになったので、山に登ったり街並みを眺めたりして満喫した。まずは朝早く起きて、インスブルックのすぐ近くにあるアルプスの一部、ノルトケッテ連峰のハーフェレカー展望台(2334m)へ行った。山初心者でもケーブルカーとロープウェイを乗り継いで展望台の近くまで行ける。さすがアルプス。これまで見た山の風景の中でも圧倒的だった。急峻な山々の谷間に、人口12万人のインスブルックという街が広がっている風景は恐らく日本では見ることができない。ただ、街から見上げる山々は上高地から見た穂高連峰の形によく似ている。上高地がもうちょっと広くなって市街地化したら、インスブルックのようになるのかもしれない。


<イン川と北に広がるノルトケッテ連峰>

<ケーブルカーとロープウェイですぐに頂上近くまで>

<ハフェレカーへの登山道から見たロープウェイ駅>

<ハーフェレカーからインスブルックの街を眺める>

<日本でいうところの槍ヶ岳みたいな山がたくさん>

<スイスやイタリアの山々も見える>

 山から降りたあとはインスブルックの街並みをぶらぶらと散策したり、ザッハトルテを食べたり、王宮やチロル民族博物館に入って見学したりして過ごす。相変わらず、山が迫ってくる感じがすごい。ということで、この日は抜群の天気の中、インスブルックをド観光して最後はおいしいビールとおいしい食事を食べて、仕事もしてないのに疲れ果てた。


<カフェザッハーでザッハトルテ>

<黄金の小屋根がある中心広場>

<マリアテレジア通りと背後のノルトケッテ連峰>

<市の塔からの眺め>

 2日目の月曜から用務開始。インスブルックで一日ヒアリングをこなしたあと、夕方アッヘン湖に面するペルティサウという街に移動し、ペンションに宿泊。泊まったペンションは、窓を開けると目の前にプールと山が広がるという、文句のつけようのない部屋だった。一人では持て余してしまう。。


<アッヘン湖に到着>

<アッヘン湖はフィヨルドによく似た地形らしい>

<一人ではもったいない部屋>

<ホテルの部屋のテラスから見える風景>

 3日目はチロル州の農山村を訪問してからザルツブルク近郊のアニフという街に移動して宿泊。またしても、プール付きの豪華なホテルだった。個人的にはこの頃が疲れのピークで、皆が夜だけどせっかくだからザルツブルクの街に出ようということで一緒に行ったはいいものの、疲れてあまり観光する気も起らず。暗くて良く見えなかったし。ということで旧市街をざっと見てから古いビアホールで自家製ビールを飲みつつ、一応モーツァルトに思いを馳せておく(ザルツブルクはモーツァルトの生誕地)。今度は体調を万全にして、一日フリーの時間を作ったうえで街をじっくりと見て、夜はコンサートとか聞いて、形だけでも優雅な雰囲気に触れたい。


<アッヘン湖の良い風景>

<オシャレなラッテンベルクの街>

<今日のホテルも持て余す>

<夕暮れのザルツブルクにやってきた>

<モーツァルト小橋からの眺め>

<モーツァルト広場>

<モーツァルトの生家>

<お土産もモーツァルトだらけ>

 4日目はザルツブルク州のルンガウという田舎地域に移動して、自治体関係者や州政府関係者の方々の案内のもと、城址やナチュラルパークなどを案内してもらう。


<大司教の城址>

<城址から見る街並み>

<オーストリアの田舎の風景>

<ナチュラルパークを散策>

<ちょっと上高地っぽい>

<今日のホテルも一人泊にはこれまた豪華>

 5日目はさらに西へ移動して、午前中は用務。午後は通訳さんが是非見てほしいというシューネアルムという2000m級の山に登る。といっても、頂上近くまで通っている林道を特別許可をもらって車で登っていったので、ピークまで歩いたのはほんの少しで、いわゆるピークハントでしかない。ただ、シューネアルムは、通訳さんがお勧めするだけあってかなりよかった。初日のインスブルックともまた違う感じで、隠れ家的な山だからなのか人も少なくて落ち着いた感じが良い。場所的には、この辺りがアルプスの東の端ということになるらしい。ピークハントした後は、近くの山小屋で軽めの夕食を取り、下山して麓の農家民宿に宿泊。


<今日の宿泊場所の農家民宿と奥に見えるシューネアルム>

<農家民宿の犬がいかにもな感じで人懐っこかった>

<まさにハイジの風景>

<車でシューネアルムの山小屋まで>

<シューネアルムの頂上に到着>

<頂上からの眺め>

<一応、自分の写真も撮っておく>

<最後は山小屋で夕食>

 6日目。少し早く起きて、農家民宿の周辺を歩く。山の朝は早く、牛や羊が麓の広い牧草地でもぐもぐと草を食べていた。それを見つめる犬たち。まさにアルプスの少女ハイジという感じで、こんな世界が本当にあるんだな、アニメの中だけじゃなかったんだなというのが正直な感想だった。ちなみに日本版アニメの「アルプスの少女ハイジ」はオーストリアでも有名で、皆知っているとのこと。宮崎駿はやっぱりすごいな。

 6日目は農家民宿からオーストリアの南端まで移動して、ある自治体でヒアリングと見学を行った後、少しだけ国境を越えてスロベニアに入る。自分の人生でスロベニアに足を踏み入れることがあるとは思わなかった。小さな川を隔てて北がオーストリア、南がスロベニア。シェンゲン協定のため、パスポートコントロールはなかったのだが、最近は難民の関係でやや厳しくなっているらしい。スロベニアに入った途端、電柱が木になったり建物が古めかしくなったりと、先進国であるオーストリアとの差がありありと感じられる。


<スロベニアに突入>

<国境超えてすぐのところの丘から>

<スロベニアの丘からオーストリアの街を眺める>

<通訳さんも全くなんて書いてあるか分からないらしい>

 これで用務は全て終わり、3月にも訪れたオーストリア第2の都市グラーツへ。最後の夜は飲み過ぎたのか、最後の方の記憶がややない。。ただ、3月にも行ったバーではマスターが謎の東洋人である僕らを覚えていたらしく、酒を一杯ご馳走になったことは覚えている。こうやって外国にもつながりが出てくることはいいことだ。

 最後の土曜日はやや二日酔いだったが、せっかくグラーツまで来ているので、飛行機の時間まで街をぶらぶら歩いた。前回登ったシュロスベルクには登らず、旧市街をぶらぶらする。何気なくぶらぶらしたけど、世界遺産に登録されている街並みなので、そう考えたらすごいことだ。

 そして土曜午後の便でグラーツからフランクフルトを経由して帰国。今回はルフトハンザ便だったが、行きでは僕の席だけモニターがフリーズして映画が見れなかったとか、機内食がびっくりするほどまずかったとか、トイレに入ったら前の人が流してなくて汚いものが見えてしまったとか、トイレの床が濡れていてスリッパがぐちょとなってしまったとか、帰りの便では23時間前からウェブチェックインと座席指定ができると言われていたのでチェックインしようとしたら問題があってできないと言われ、空港で手続きしたら既に通路側の席がなくなっていたとか、通路側に座った男性がずっと独り言を言っていて怖かったとか、朝食で僕のところだけドリンクが来なかったとか、そういった小さな不満が溜まりに溜まって、二度とルフトハンザなんかに乗るもんか!と思うに至っている。やっぱりJALかANAだよなあ。

 そういうルフトハンザに対するイライラはあったが、オーストリアの出張自体はよかった。問題は今回の調査を含めた過去3回の調査を踏まえ、10月末までに原稿を書いてしまわないといけないことだ。行けば行くほど、知れば知るほど、奥が深すぎて分からなくなってきているので、どうしてまとめてくれようか。


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