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2013年 9月

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9月30日(月) 【立ち食いそばのレベルが高い】

 一応今日が締切の紀要論文の進み具合は芳しくないながらも、今日は非常勤のため金町へ。往復3時間の道のりが結構堪えます。

 昼食は講義前にさっと済ませたかったので、金町駅前にある立ち食いそばの 「そばっ子」 へ。先週入ったラーメン屋さくらの姉妹店、というか本家のようです。老舗のようで、店内は結構くたびれた様子。ただ、安くてうまいということで、店内はにぎわっています。券売機で冷やしかき揚げそば(300円)と大盛り(60円)券を買って、厨房のおばちゃんに渡し、待つこと5分で完成。この店は店内で製麺し、冷やしの場合はその場で生麺を茹でた上で水で〆てくれます。そのため、駅の立ち食いそばのようなぼそぼそとしたそばとは違ってきちんと腰があり、立ち食いそばのレベルとしてはかなり高いです。かき揚げも揚げたてで、量も多い。これで360円なら相当お得だと思いました。久々においしかった。今のところ、月曜昼食ローテーションのエース候補です。


<金町駅前のそばっ子>

<冷やしかき揚げ天ぷらそば(大盛り)を食べる>

 午後講義を行ってから1時間半かけて帰宅。すぐに紀要論文に取り掛かったものの、どう考えても今日中に終わる感じがしません。しかも体が暑かったので体温を測ってみたところ、38度近い熱がありました。さて、明日はどうしようか。


9月25日(水)〜29日() 【紀要論文をどうするか、あれこれ悩む】

 水曜から日曜まではほぼ家で缶詰になり、月末締切の紀要論文をどうするかあれこれ格闘しました。といっても水曜から金曜までは最初の一文が全く書けず、悩んでは横になって、しばらくしてパソコンに向かって書こうとして、でもやっぱり書けないので横になって・・・の繰り返し。もう今回は駄目だから最悪落としてもらおうか、というところまで行ったものの、さすがにそれをすると信用がガタ落ちになって今後の人生に影響するので、何とか踏みとどまりました。これまで何人か原稿をすっ飛ばしている人を見てきたけれど、ああなったらお終いだと強く自覚して踏みとどまったのが今回の収穫。お陰で土曜日の夜にようやく筆が進み始めました。まあ、これでも相当遅いですが・・・。

 この間ほぼ家にいたので、食事は出来合いのものを買ってくるか自炊かどちらか。そういえば7月に天草のお土産で干しだこをもらっていたなあということで、それを使って炊き込みご飯を作りました。干しだこを適度な大きさに切って、醤油とみりんと酒と一緒に炊き込めば出来上がる簡単料理ではありますが、タコのエキスが染み出ていてなかなかの味でした。和食は醤油があればどうにかなってしまうところが素晴らしい。


<7月にお土産でもらっていた天草の干しダコ>

<タコの炊き込みご飯を作る>

9月24日(火) 【講義】

 今日は通年の方の非常勤で昼前から生田へ。金町の講師控室は人が少なくて寂しい雰囲気だったのに対し、こちらの講師控室はいつも人が多く、職員さんも常時3、4人いるので活気があります。理科系大学と文科系大学の違いでしょうか。ということで、午後は2コマ講義。通年とはいえ今日は後期第一回ということでガイダンスと前期試験の講評に充てたので、あまり準備の負担はなかったものの、月曜の非常勤も加わって準備が実質2倍になったので、来週以降が思いやられます。

 これでひとまず第一週の講義関連の仕事を終えたので、ここから一週間は紀要原稿の作成に集中します。


9月23日() 【お彼岸】

 今日は後期からは始まる新しい非常勤のため、金町へ。行きの電車内の色彩が妙にカラフルで、子供が多いなあと思っていたら、良く考えたら今日は休日でした。平日昼の電車はサラリーマンと老人率が高いので、服装の色合いが地味。一方で休みの日は子供や若者が多いし、休みのサラリーマンがラフな格好をしているので、服装がカラフルです。そんな中、非常勤とはいえ仕事に出かけるのは残念な気分になります。電車の中の浮かれ度合いが違う。

 今日は初回なので簡単にガイダンス。2つめの非常勤となるとさすがに慣れるもので、ガイダンスは恙無く終了。理科系大学らしく、大人しそうな受講生が多く、黒髪率も高いです。あと、最初から黒板に枡目が付いているのがさすが理科系大学という感じでした。今回は一般教養科目なので、専門科目を教えるのに比べれば少しは気が楽です。「こんな世界もあるんだよ」という感じで理系の学生さんに午後のひと時を過ごしてもらえれば。こちらも1回1コマなのでかなり楽です。

 講義後、金町駅近くの 「麺工房Sakura」 で昼食。4月にオープンした新しい店らしい。ラーメン、煮干しラーメンがある中、おすすめという鴨つけ麺(650円)を。鴨せいろのラーメン版のような感じでした。特につけ汁がそば屋のそれっぽい。麺は細麺で、つけ麺で細麺というのは結構珍しい。こういう点が相まって、全体的にはそばのようで、思った以上にあっさりしています。個人的にはもう少し濃くてこってりしている方が好みだけど、これはこれでありかと。帰って調べてみると、Sakuraは金町で有名な立ち食いそば屋「そばっ子」の姉妹店だそうです。だから蕎麦っぽいわけか。ちなみにつけ麺の写真がないのは、デジカメの調子が悪いため。早く修理に出さないとなあ・・・。

 夕食。今日もスーパーで秋刀魚の刺身を買ってきて、づけ丼にしました。今日は彩りも考えて、葱と紫蘇も用意。あと、調味料もチューブニンニクではなく、青森産のニンニクをきちんと摩り下ろし、昨日よりも手間(といってもたかが知れているけど)をかけました。結果、昨日との違いが良く分からないけれど、おいしかったことはおいしかった。秋は秋刀魚の季節。


<今週から毎月曜金町>

<今日もさんまのづけ丼を作る>

 これまでは週1の非常勤が終わったら来週まで一息という感じだったけれど、後期は2日連続で非常勤なので疲れがたまりそうです。ということで、明日も春から続いている非常勤の新学期。期末試験の講評でもするかな。


9月22日() 【秋刀魚のづけ丼を作る】



<秋刀魚の刺身を買ってづけ丼にする>

   


9月21日() 【なし】

 土曜日だけど家で仕事。特記事項なしの一日。


9月20日(金) 【少なくとも年内は三連休がなくなった】

 午前中は家で仕事の後、午後は来週から新たに始まる非常勤先の下見のため金町へ。東京の西に位置する吉祥寺から東の端に位置する金町までは、1時間半くらいかかります。往復で3時間。これは結構辛い。ただ、上手くいけば下北沢で1回乗り換えるだけで移動できるので、東京の鉄道網(と鉄道会社の相互乗入)の凄さに感心しているところです。

 金町の近くの柴又には何度か行っているけれど、金町自体を目的にして行ったのは恐らく10年振り。今はなき水元青年の家に行くため、22歳の僕は金町駅で降りたことがありました。あれからもう10年以上経っており、本当に久々の金町です。今度の非常勤先はこの春から一部キャンパスを金町に移転したようですが、大学に向かう通りは早くも「○○大通り」と名付けられていて、地元は歓迎ムードのようです。そして肝心のキャンパス自体もさすがに新しくて綺麗。大学では職員さんがいろいろと案内してくれました。僕一人のために忙しい時間を割いていただいて申し訳ない。

 やっぱり下見をしておくと安心感が違うもので、初回から安心して授業に集中できそうです。ただ、僕の担当する月曜日は授業時間の確保のために休日も授業を行うそうで、9月23日(秋分の日)、10月14日(体育の日)、11月4日(文化の日の振替休日)、12月23日(天皇誕生日)と、今年一杯の月曜休日は全て授業が入ってしまいました。本来なら土日と合わせて三連休となるところが全て出勤になり、全然ハッピーマンデーじゃない。さようなら三連休。。文科省の15コマ厳格化の影響でしょうが、何だかなあという気分です。まあ、今の学生さんも月曜の休みがなくなってしまうので可哀想ではありますが。自分が学生の頃は暦通りの休みだったので、まだ大らかな時代だったんだなぁと思います。ただ、この点は国立と私立という違いがあるのかも。

 帰りは渋谷に寄って、マークシティ下にある 「渋秀」 で豚骨ラーメン。去年の9月以来、1年振り2回目の訪問。ここの豚骨は博多の豚骨というよりは東京に合わせた豚骨になっているので、正直言って物足りなさはあります。でもマイルドで豚骨臭さがないので、これはこれでありかと思います。東京で手軽に博多ラーメンを食べたくなったら、一風堂か一蘭に行けば良い。ということで、東京豚骨だと思えばおいしく食べられます。今日は替え玉をして、辛子高菜とすり下ろしにんにくを大量に入れたら、味ががらりと変わりました。ここの辛子高菜は結構辛く、博多風でなかなか。


<渋谷 渋秀のラーメン>

<替え玉して辛子高菜とにんにくを大量に入れる>

 ANAでマイルの事後登録手続きをしていたドイツ・オーストリア間のルフトハンザ便、「お客様のクラスではマイルは溜められません」とのこと。往復で16万円近く支払っているというのに、そして去年はもっと安いチケットでもマイルが溜まったというのに。。成田—フランクフルト間のマイルが少なくなったことも含め、ANAはアライアンスの航空会社のマイルを貯めにくくしたのでしょうか。


9月19日(木) 【仲秋の名月】

 今日は中秋の名月で満月。中秋の名月=満月という図式は必ずしも成り立たないらしく、中秋の名月で次に満月になるのは8年後だそうです。今日は天気も良かったので、日が暮れて東の空から月が顔を出した頃、近所の比較的空が見える場所に行って写真を撮ってきました。ただし、今のデジカメは光学3倍ズームが限界なので、ウサギの餅つきが分かるくらいの大きさの写真を撮ることができません。下の写真が良いところ。加えて僕の腕が悪いのか、デジカメで撮ると月が明るくなりすぎてしまうので、人間の目で見たときの繊細な月の様子を全く表現できていません。やっぱりそろそろ一眼レフを買うべきだろうか。


<本日、中秋の名月>

 今日も家で一日仕事。来週から非常勤も始まるし、今月中に一本原稿を仕上げないといけないので、なかなかどうしてな状態になっています。そういうわけであまり遠出したくないので、昼は久々にカップラーメン、夜は近所のスーパーで仕入れた秋刀魚の塩焼き+刺身+ご飯で簡単に済ませました。秋刀魚の刺身をご飯に乗せて、その上からわさび醤油をかけるだけで何とも言えない丼になります。秋刀魚を食べられる日本に生まれてよかった。


<秋刀魚の刺身>

<秋刀魚の塩焼き>

 レスリングの吉田沙保里が世界選手権で優勝し、これで五輪と合わせて14連覇とのこと。14日に成田に帰国した際、郵便局に行くついでに出発ロビーを歩いていたところ、ある場所に結構な人だかりができていました。何かやっているのだろうかと覗いてみると、吉田沙保里がメディアに囲まれてインタビューを受けていたのでした。どうやらこれから世界選手権に出発するところだったらしい。そういうわけで、何となく吉田沙保里の成績が気になっていたのですが、今日無事に優勝したということで、よかったねえと思っているところです。

 メディアに囲まれる彼女は思った以上に小さく、一見すると「普通の女性」という感じでしたが、逆に考えればあの小さな体でこれまで勝ち続けてきたということは、才能はもちろんのこと、想像を絶する努力をしてきたのだろうと思います。僕もそういう努力ができる人間になりたい。。


9月18日(水) 【さんまダブル】

 ずっと英語でメールのやりとりをしていたけど結局訪問できなかったオーストリアの訪問候補先から、ドイツ語でメールが送られてきました。母語でない英語でメールを書くのに疲れてしまい、もうドイツ語でいいや!となってしまった、ということか。しかしドイツ語を全く読めない僕には何が書いてあるのか全く理解できず、google翻訳に頼ってみてもさっぱりです。非常に困ったなあ、としか言いようがない。

 今日は出張の代休扱いのため在宅。夕方三鷹の病院へ行き喘息の経過観察をした後、三鷹の大戸屋で夕食にしました。9月の大戸屋といえば、釧路沖生さんまの炭火焼定食しかありえないということで、今日は秋刀魚2匹のダブル定食ご飯大盛り。やっぱり焼きたての新鮮な秋刀魚はおいしいなあ。今のアパートでは魚を焼くことができないので、出来立ての焼き魚を食べるには外食するしかありません。早く台所にグリルがある家に引っ越したい。


<大戸屋で生さんま炭火焼W定食>

 先日の成田—フランクフルト間往復のマイル、去年と同じチケットだったのに去年より2000マイル以上も少ないのは一体なぜ・・・?


9月17日(火) 【後始末とこれから】

 台風一過の秋らしい良い天気。

 来週から新しい非常勤が始まるものの、いつまで経っても具体的なガイダンス資料らしきものが送られてきません。講義まで一週間を切っているのでさすがにまずいと思って電話をかけてみると、何と4月に新任非常勤向けのガイダンスを行ったとのこと。そんな連絡は受け取ってないぞ!・・・と言いたいところでしたが、もしかしたら自分が連絡の葉書を見落としているだけかもしれないし、そもそも結構ギリギリで担当することが決まったので連絡が間に合わなかったのかもということで心を落ち着け、少し事情を説明したところ、一度簡単に案内してもらうことになりました。ということで、明日か明後日に1時間半かけて寅さんの町まで行かなければなりません。

 まだ頭がすっきりしないまま、昼から吉祥寺のヨドバシへ。出張中に限界を迎えたデジカメのバッテリーを買い替えるついでに、レストラン街の万豚記で久々にチャーハンを食べてきました。にんにく唐辛子炒飯880円。でも今日の炒飯はびっくりするほどあっさりしていて味がほとんどなかった。万豚記の脂っこくて濃い味付けの炒飯を食べに来ただけに、かなり残念です。レシピ変わったんかな?

 その後3週間ぶりに国立の研究室へ行き、軽く出張の後処理をしたり、Y君の論文を拝読したりしてから8時過ぎに帰宅。帰りはどこかで焼き秋刀魚定食でも食べて帰ろうかと思ったけれど、だる過ぎて早く家に帰りたかったので、吉祥寺のアトレで売っていた秋刀魚と鮭の炙り焼き丼で妥協しました。でもこの炙り焼き丼が思った以上においしかった。やっぱり秋は秋刀魚ですねぇ。


<昼:万豚記でにんにく唐辛子炒飯>

<夜:吉祥寺アトレで秋刀魚と鮭の炙焼丼を買ってきた>

9月16日() 【寝ている間に台風が来た】

 台風は午前中、関東圏に上陸したようです。でも全くそのひどさに気が付かなかった。案の定の時差ぼけで、朝寝て昼過ぎに起きたため、気が付いたら台風一過のそこそこ良い天気でした。ということで、今日も体が重い一日。


9月15日() 【案の定の時差ぼけ】

 案の定というとか、やっぱり時差ボケがひどく、一日中ぼんやりとした状態でした。夜中は目が冴えているけれど、朝7時頃に睡眠薬でも飲んでるかのごとく眠くなり、起きたら昼2時とか。ドイツ時間にすれば夜0時就寝・朝7時起床なので極めて健康的にはなりますが。何度やっても、時間が進む方の時差に対応するのは難しい。

 起床後、重い腰を上げて洗濯や買い物など。体が重いのでゆっくりしたいけど、台風が来る前にいろいろと片付けておかないといけません。スーパーでは秋刀魚の刺身と塩焼きを見つけたので即購入。出張中は日本に戻ったら秋刀魚を食べようと心に決めていたので、ようやくという感じです。ドイツで買ってきたフランケンワインと一緒にいただきました。さすがに塩焼きは時間が経ってしまっているので、どうということはありませんが、刺身の方は脂が乗っていておいしかった。小さい頃は冷凍技術の問題もあって、西の方ではあまり秋刀魚の刺身を食べられなかったので、冷凍技術の発達と東日本にいることに感謝したいと思います。


<やっと秋刀魚が食べられる>

<今年もフランケンワインを買ってきた>

 2週間出張している間に、東京でのオリンピック開催が決定したり、田中マー君が開幕21連勝を記録したりと、日本でもいろいろなニュースが飛び交っていたようですが、僕が一番衝撃を受けたのは このニュース 。高校生の頃、彼の小説やエッセイを貪るように読んでいたことを思い出します。自分が17歳のときに彼の「十七歳だった!」を読めたことは幸運だった。理由はどうであれば、逮捕されるのは残念です。


9月14日() 【帰国】

 今朝、ドイツ・オーストリアより帰国。離陸前に荷物トラブルがあったらしく、離陸が1時間遅れ、その遅れを取り戻すことなく1時間遅れの午前9時前に成田に到着したため、朝なのに疲労困憊でした。機内に12時間の拘束はきつい。しかも帰りに乗った高速バスは3連休の初日+吉祥寺祭り開催中のダブルパンチで渋滞に巻き込まれて大幅に遅れ、ようやく家に着いたのは午後2時を過ぎていました。当初の予定だと朝10時には家に着いているはずだったんだけどなあ・・・。ベルリンは10℃くらいの日もあったので、30℃近い東京を移動するのは大変だった。


<予定より1時間遅れたものの、無事帰国>

<帰国後に食べたカレーライスがおいしかった>

 今回の調査は行く前にいろいろとあった上に、出張中に風邪を引いて声が出にくくなったり、左耳が詰まって飛行機で痛くなったり、パソコンの電源ボタンが壊れたり、デジカメのバッテリーがいかれたりと、様々なトラブルはありましたが、何とか無事に戻って来れて一安心です。ウィーンでの1日半の休みも満喫できたし、アルプスの山々も眺められたし、(風邪を引いているのにも関わらず)毎日ビールを飲めたしと、本業以外の部分も満喫できました。今回は胃がやられなかったのが大きかった。日本に戻ってくると、ウィーンでの日々が夢のようです。

 明日は一日後片付けと時差ボケの解消に精を出して、明後日から日常生活に戻りたい。


9月2日(月)〜14日() 【ドイツとオーストリア】

 2週間ほど、出張でドイツとオーストリアへ。フランクフルト→ボーフム→デュッセルドルフ→ウイーン→ギュッシング→アルプスの麓→ウィーン→ベルリン→ゴアレーベン→ベルリン→南ドイツの町→フランクフルト、と回りました。飛行機の移動2回、ICEでの長距離移動3回、借り上げバスとタクシーでの移動1500kmと、いつも通りのなかなかタフな出張でした。その分、いろいろな街や風景を見ることができてよかった。今回の個人的なハイライトは何といってもウィーンです。ハプスブルク家の力、恐るべし。


<ドイツ・ボーフム>

<オーストリア・アルプスの麓の町>

<オーストリアの田舎の風景>

<ウィーンの繁華街>

<ウィーン・シェーンブルン宮殿>

<ウィーン・夜のオペラ座周辺>

<建設が進むベルリン>

<フランクフルト・レーマー広場>

 この日記は食べ物記録記だというご意見もあるので、それにお応えして以下は今回の食事の写真(一部)です。まずはアルコール。ドイツもオーストリアも水よりビールの方が安かったりするので、昼夜問わず飲みまくりました。先生方が率先して昼から飲まれるので仕方がない。ドイツのビールはご当地もののビールばかりなので、無限ともいえるくらいに種類があって、飽きることがありません。しかも量は基本的に500ml(ある店員によると、350mlは女性用らしい)。お陰でビールを飲まない日というものがなく、休肝日なんてどこへやら。

 続いて食べたもの。去年と違って、今回は胃がやれれることがなかったので、最後まで肉肉しい郷土料理に付き合えました。ベルリンでは露天のケバブサンドも2回食べたし、ウィーン名物のヴィーナーシュニッツェル(巨大な薄い豚カツ)も食べた。どの料理もおいしかったですが、ただスパゲティだけはどこも駄目でした。何を食べても茹で過ぎな上に味がありません。これだったらセブンイレブンで売っているミートソーススパゲティの方が断然おいしい。

 ウィーンはカフェの街ということで、時間を見つけて有名なカフェを巡りました。カフェ・ザッハの本家本元ザッハトルテとか、カフェ・モーツァルトのモーツァルトトルテとか。ウィーンでは「コーヒーください」では通じず、カフェオレとかモカとかメランジェとか、コーヒーの種類で頼まないと出てきません。基本的にはメランジェが良いということで、ひたすらメランジェを飲んでいました。メランジェは日本で言うところのウィンナーコーヒー。ちなみに右下の毒々しいやつはドイツのエアフルト駅で電車を待っている間に食べたものです。いいものばかり食べていると、たまに人工着色料満点の毒々しいものを食べたくなります。

 ウィンナーコーヒーと言えば思い出すのは小さな頃のこと。当時、地元の大丸に「ウィーンの森」という喫茶店があり、家族で大丸に行くと母は必ずここでウィンナーコーヒーを注文していました。子供だった僕はまだコーヒーを飲めなかったものの、その上に載っている生クリームが好きで、よくスプーンで掬って食べさせてもらっていました。僕も大人になってコーヒーを飲むようになり、「ウィーンの森」ではなく、本当にウィーンでメランジェを飲んだと考えると感慨深いものがあります。実家に帰ったら母に自慢しておこう。


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モドル

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