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2012年 12月

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12月31日(月) 【大晦日】

 昨日分の日記を書いたあと朝7時過ぎに寝て、昼過ぎに起床。今年も実家に帰省しないので、このまま惰性に任せて普段通りに年末年始を過ごすことも可能でしたが、今年はせっかくなので年末年始っぽい雰囲気を味わおうと思い、それなら買い出しが必要だということでとりあえず吉祥寺へ。大晦日なので吉祥寺も人が少ないだろうと思ったら、逆にいつもの休日より人出が多く、到着した時点でめちゃくちゃ疲れました。

 まず昼食。大晦日ということもあって多くの店が閉まっている中で、久しぶりにラーメンの 武蔵家 へ行きました。当時の武蔵家の店長が洞くつ家を立ち上げる形で独立する前は良く行ってきました。ということはもしかしたら8年振りか。これまで中央線のガード下にあったのが、今年丸井の裏に移転したようです。駅から近くなったので、行きやすくなったことは確かです。

 武蔵家も結構混んでいて、僕が入った時点で満席。チャーシュー麺(780円)と食べ放題ご飯(50円)を注文し、チャーシューや海苔をおかずにご飯を少な目で2杯ほど。やっぱり家系の濃い豚骨醤油スープはご飯に合います。まあ、ただ確実に太るけれど。しかし僕なんかは序の口で、隣に座っていた恰幅のいいお兄さんは、味濃いめ油多めのチャーシュー麺中盛りに食べ放題ごはんを山盛り4杯もお替りしていたので、レベルが全然違います。彼の健康が気になるところです。今後は気分によって洞くつ家と武蔵家を使い分けることにします。


<丸井裏に移転した武蔵家>

<チャーシュー麺+ご飯食べ放題>

 食後アトレへ。アトレで明日のおせちや今日のそば、天ぷら等々を買って帰ろうと思ったら、びっくりするほどの人出でした。アトレが新装開店オープンした週くらいの混雑で、歩くのも一苦労。年越しそば用の天ぷらを買おうとつな八へ行くと、皆同じことを考えているようで、50m近く行列ができていました。回転が速いので意外と早く買えたけど、まさかアトレで並ぶことになるとは。そばを買おうと思っていたスーパーもレジが長蛇の列で、さすがにこの混雑の中にいるのは勘弁だったので、適当な店でおせちを買って、逃げるように帰宅。一旦家に荷物を置いた後で、最寄り駅前のスーパーでいろいろと買い物をして(アトレのスーパーで売っているのと同じそばを売っていたのでよかった)今年の外出は終了です。結果として今日だけで1万円以上使ってしまったので、ちょっと反省しています。

 夜は紅白を見ながら年越しそばを作りました。せっかくそこそこのそばと天ぷらを買ったので、市販の麺つゆで食べてはもったいないということで、今日はきちんと出汁から取ることに。関東ではそば用の出汁は昆布と鰹節を使うようですが、関西というか地元の方ではそばにも煮干し(いりこ)を使うので、今日は昆布・鰹節・煮干しのトリプル出汁で。あとはみりんと醤油と砂糖でかえしを作り、出汁とかえしを合わせればつゆの完成です。最後にそばを茹で、つな八で買ってきた天ぷらを添えれば、年越しそばの出来上がり。そばも天ぷらも美味しかったけれど、写真の通り天ぷらが多かったので、少し胃もたれしました。穴子は余計だったかな・・・。


<永坂更科の年越そばを買う>

<つな八で大海老・小海老かき揚げ・穴子天を買う>

<日高昆布と鹿児島の鰹節と長崎のいりこで出汁を取る>

<全て合わせて年越し天ぷらそばの完成>

 今年の紅白は、個人的にはヨイトマケの唄とプリンセスプリンセスが圧倒的な二大巨頭でした。不覚にも感動してしまった。77歳にしてあれだけ人に聞かせる唄を歌うとは恐れ入ります。


12月30日() 【大掃除】

 現在31日の朝6時。大掃除と年賀状書きがようやく終わり、一息付いているところです。大掃除と言っても、あまり手を広げ過ぎてはいけないということが分かりました。特に学部や修士時代の紙資料を整理するべきではなかった。こんなことをしていたら1日どころか2日近くかかります。反省しています。ただ、おかげで大量にごみを捨てることができたので、4年前の引っ越した当初の状態に近くなりました。ただこの快適さがいつまで続くかが分かりませんが。

 さて、恐らく年内最後の更新なので、写真で振り返る2012年。去年ほどではないにしても、今年もいろいろ行きました。ドイツは良かったけれど大変だったし、現在進行形で大変なのが何とも。


<1月:2本の論文で疲れる(1月31日)>

<2月:宮崎で南国気分(2月11日)>

<3月:学会で松江へ。宍道湖で黄昏る(3月16日)>

<4月:長野県調査。春の八ヶ岳(4月10日)>

<5月:スカイツリーを見る(5月26日)>

<6月:隠岐調査。景色が素晴らしい(6月10日)>

<7月:山口居酒屋で夏!の注文(7月19日)>

<8月:飛騨方面へ旅行(8月29日)>

<9月:秋は秋刀魚三昧(9月1日)>

<10月:北東北調査。風車がぐるぐる(10月9日)>

<11月:ドイツ調査。1リットルビールに小躍り>

<12月:パソコン新調。Windows8に(12月9日)>

 今年もいろいろとお世話になりました。
 良いお年をお迎えください。


12月29日() 【クエン酸最強説】

 今日は午前中仕事をし、午後は大掃除。まずは風呂とトイレということで、クエン酸を使って洗ってみたところ、びっくりするほど汚れが落ちてテンションが上がりました。これまでどんな洗剤を使ってもどんなに力を入れてこすっても落ちなかった、トイレの水受けや風呂場の排水溝の部分の汚れが、あっという間に落ちていきます。これまで使っていたマジッ○リンとは一体何だったのか、というくらいの効果です。是非クエン酸最強説を提唱したい。汚れが綺麗に落ちたので、気分良く新年を迎えられそうです。

 夕方吉祥寺に買い物へ。最初はラーメンでも食べようかと思ってましたが、スマホで何気なく「一人勝ちココイチの秘密」(リンクは こちら )という記事を見たために、一気にココイチのカレーが食べたくなりました。ということで年末の吉祥寺サンロードの喧騒を抜けてCoCo壱番屋へ。いつもはトッピングは多くて2つにしていますが、今日は年末なのでチーズ・ほうれん草・クリームコロッケの3つにしてみました。

 世の中には様々なカレー専門店があり、そのどれもが素敵なカレーを出してくれます。しかし家で出てくるようなカレーを食べさせてくれる専門店はなかなかありません。記事によるとココイチのルーはハウスのものを使っているそうで、実家のカレーがバーモントカレーだった僕にとって、どうりでしっくりくるはずでした。今日も腹一杯になり満足。ただ、3つもトッピングすると値段は1000円を超えてしまうので、チェーン店としては結構高いです。これが安くなったら本当に言うことないけどなあ。


<CoCo壱番屋でチーズ、ほうれん草、クリームコロッケカレー>

 食後、いろいろと買い出しをしてから帰宅し、本格的に大掃除を始めることに。今年は引っ越して以来の本格的大掃除をする予定なので、かなり時間がかかりそうです。


12月28日(金) 【仕事収め】

 年内の国立行脚は一昨日で終えたつもりでしたが、研究室に資料を忘れてきてしまったのと、パソコンのアップデートができるようになったということだったので、結局午後から国立へ。今日は胃の調子があまりよくなかったので、軽くそばでも・・・と思って国立駅前の立ち食いそばで済ませようと思っていたところ、国立駅改修工事のために何と25日で閉店してしまったということで、今日はおろか今後も手軽にそばが食べられなくなってしまいました。あの春菊天そばを手軽に食べられなくなったのは残念です。

 しかし今日はどうしてもそばが食べたい気分だったので、立川まで行って伊勢丹のレストラン街にある 更科堀井立川店 へ。街中にある一杯150円という驚きの価格の立ち食いそば屋とどちらにしようか迷った挙句、年末なので伝統あるそば屋の方にしました。午後3時前という時間だったのに、店内はほぼ満員。さすがに年末です。

 今日は鬼汁そば(1100円)を注文。辛味大根と醤油と鰹節で食べるそばで、大根のジアスターゼが胃にも優しそうな気がしたので注文しました。でも食べてみると涙が出るくらい大根が辛くて驚きました。おいしいけれどめちゃくちゃ辛い。大根の辛さでここまで人を苦しめることができるとは。あ、だから名前が「鬼汁そば」なのか。食べ終わったあとの蕎麦湯は幾分まろやかになっておいしかったけれど、この辛さは目が覚めます。


<激辛だった鬼汁そば>

<蕎麦湯を入れるとある程度まろやかに>

 食後研究室へ行き少しだけ作業をし、吉祥寺でいろいろと買い物をしてから帰宅。重曹とクエン酸を買ったので、明日から本格的に大掃除です。


12月27日(木) 【家にいる】

 今日は一日家に引きこもって、今年中に片付けてしまいたい仕事に取り組む一日。テレビ番組も年末っぽくなってきました。そして今日は年内最後のナイナイANN。毎年最後の放送は岡村と出川の低レベルな喧嘩が面白い。


12月26日(水) 【野菜といっても茄子とニンニクの芽がメイン】

 年内の国立行脚は昨日で終わりにしたつもりだったのが、事務的な手続きをしなければならないらしいことが分かったので夕方から国立へ。国立に行ったので、昼食はロージナで。今日は野菜カレーにしました。ザイカレーやビーフストロガノフが880円なのに対して、野菜カレーは1300円と420円も高いです。茄子とニンニクの芽が主な具の野菜カレーは、キーマカレーに近い状態にあります。ただし「激辛」と謳っているだけあって、辛さにあまり耐性のない僕には後半拷問のようでした。おいしいけれど手が震える。量もかなり多いので、今後は十分に気を付けることにします。


<ロージナで野菜カレー>

 食後、事務的な手続き等を行ってちょっと研究室に寄ってから帰宅。今年もお世話になりました。


12月25日(火) 【忘年】

 今日は昼から国立へ行き、先週の写真展の撤去作業の手伝い。運んだものはそんなに重くないのに、若干の筋肉痛です。でもとりあえず写真展が恙無く終わって本当によかった。片付け後は研究室に行ってちょこちょこと自分の作業を片付けた後、ここのところD3Y君とD1I君が奮闘している来年頭のイベント作業をお手伝いさせていただきました。約200通の封筒にひたすら印鑑を押したり、流れ作業のように内容物を封入していくだけの簡単なお仕事は、何も考えないで良いので嫌いではありません。こういった内職的な仕事をして日給1万円くらいもらえるのであれば、そういう仕事でもいいよなあとも思います。まあ僕のことだから1か月もすればすぐに飽きると思うけれど。

 作業は8時頃に終了。郵便物は今日中に出したいということで、夜間もやっている立川郵便局に行き、ついでに今年最後の飲み会をすることに。今日は大衆居酒屋気分だったので、1軒目は かぶらや 、2軒目は 弁慶 にしました。かぶらやは最近のせんべろ的大衆居酒屋という感じで、おでんやポテトサラダがおいしい。対して弁慶は昔ながらの大衆居酒屋という感じで、客層も若干高めでした。ハムカツに焼き厚揚げに大根サラダにホッケの開きに・・・。高級な料理もいいけれど、僕にはこういった安く飲み食いできる店がお似合い。特に2軒目の店は酒場放浪記の吉田類がふらっと立ち寄りそうな店です。


<1軒目(かぶらや)の料理>

<2軒目(弁慶)の料理>

 今日はさくっと飲み食いして、11時前には帰宅。しかし吉祥寺に到着する頃には腹が減ってきてしまったので、ホープ軒に寄ってラーメンを食べて帰りました。こういうことをしているから太るんだろうな。


12月24日() 【クリスマス・イブ】

 本日はクリスマスイブ。仏教徒の僕にとっては全く関係のない日です。関係がないので、日中はせっせとオムニバス講義小レポートの採点作業に精を出しました。しかし世間的には大変浮かれた雰囲気の日で、電車にはトナカイの着ぐるみを着た人もいたりするくらい浮かれポンチな状況です。そんな状況を見ると僕も何かしなければならないような気がして、夜はクリスマス風の食事にしてみました。しかし作るのは本当に面倒なので、全てスーパーの惣菜です。昨今のスーパーは本当に便利で、いつもとは違うクリスマス仕様の惣菜ばかりでした。ビールもちょっと奮発してギネスで。料理もビールも美味しかったなあ・・・あれ?何だか泣けてきたぞ・・・。


<一人寂しくクリスマスディナー>

 夜は明石家サンタかけいおんの映画でも見ようかと思っていましたが、いろいろと疲れ果てて早々に寝てしまいました。皆様、メリークリスマス。


12月23日() 【とりあえず】

 ここ一週間はかなりの忙殺状態で、家にはほとんど寝に帰るだけという状態が続いていました。メールの返信やお礼の送付なども滞ってしまっていて、大変申し訳ありません、という気持ちです。今の仕事量が半端ないことはプロジェクト代表の卍先生も認めていたので、僕の仕事を捌く能力が低いわけではないと思いたい。金曜日で一旦区切りはつき、土曜日は泥のように眠り、今日は洗濯や掃除をしたので、何とか落ち着きを取り戻したところです。ただ、年明けすぐに出版本の原稿締切と講義(+博論)があるので、ゆっくりとしている暇もあまりないのだけれど。


12月22日() 【泥人形】

 ここ最近の睡眠不足を補うために、ひたすら泥のように眠り、起きたのは夕方というか夜7時。泥です。


12月21日(金) 【合同研究会】

 朝早めに研究室へ行き、午前中はひたすら準備をして午後から打ち合わせとドイツ合同研究会。合同研究会での相手方トップは、僕の兄弟子(=師匠の一番弟子)に当たる方で、研究会前からこの世界の狭さを実感していましたが、相手グループの一員として来た方の一人が7年前にバイトしていたときの上司だったのには驚きました。向こうも驚いていたようだけど、本当にいろいろなところでいろいろと繋がっています。当時まだ修士1年だった僕はその上司に大分迷惑をかけたけれど、少しでも成長した姿を見せることができたでしょうか。

 研究会の構図は名目上「経済学VS社会学」という形ではあったものの、この業界はその辺の線引きがかなり緩やか(よく言えば学際的、悪く言えば専門の核がない)なので、双方で通じる話が多かったように思います。僕はトータルで1時間近く報告してしまったようで、最後は喉が枯れてしまいました。喉の弱さには定評がありますが、今後のことを考えるともう少しこの喉をどうにかしなければいけません。

 研究会後は懇親会ということで、先週も行ったノイフランクで1次会。たまたま僕の近くに駒場出身者が固まったので、偉大なる先輩方に「どのように駒場出身(=専門がないと見られがち)という呪縛と戦い、そして克服してきたか」という、いわば人生相談のようなものを持ちかけさせてもらいました。対処法は人によって異なるものの、やっぱり皆さん悩んで来られたようで、それが聞けただけでも収穫だったように思います。

 2次会は焼酎バー、3次会はチェーン焼き鳥屋と梯子し、12時前に帰宅。さすがに疲れ果てたので、倒れ込むように就寝。とりあえず無事終わってよかった。


12月20日(木) 【適当さも持ち味のうち】

 午前中は家で仕事をした後、夕方明日の打合せのために国立へ。昼食を食べていないで中途半端な時間になってしまったので、4時頃ロージナへ行って遅めの昼食にしました。最近ロージナの頻度が高くなっています。今日はナポリタン気分だったので、昔風ナポリタン(880円)。そして出てきたのは写真左下のものでした。何だこのボリュームは・・・。中央部が山のようにこんもりと盛り上がっています。先週注文した時は右の写真だったので、量としては最低でも1.5倍、下手すると2倍くらいあります。先週の量でも結構多かったのに、さすがに今回のものは行き過ぎている感があります。


<今日の昔風ナポリタン>

<Cf.先週の昔風ナポリタン>

 しかしこれは店からの挑戦状であると受け止め、目の前のナポリタンと真摯に向き合うことにしました。ここの名物であるザイカレーは、新歓期に部活やサークルの先輩が新入生に食べさせ、食べ切ることができて初めて一人前と認められる一品だと聞いています。ということは、料理は違えど、これを食べ切ることができれば僕の中で何かが変わるかもしれん。そう思って僕は右手でフォークを握りしめました。

 食べ始めて最初のうちは空腹もあって幸せな気分でした。濃厚なケチャップが良く効いていておいしい。しかし半分食べたところで味に飽き、3分の2食べたところで猛烈な満腹感に襲われ、4分の3食べたところで吐きそうになりました。しかし残しては店に負けたような気がするので、震える右手を左手で抑え、強烈なトマト臭を発する赤い物体を物体を強引に口へと運びました。そして何とか決着。これを乗り越えたことで、何かを得られそうな気がします。あと、今後ロージナで注文する際にはいろいろと気を付けようと誓いました。

 食べ過ぎで気持ちが悪いまま研究室へ行き、7時頃から明日の研究会報告の簡単な打ち合わせをした後、11時過ぎまで明日の準備をしてから帰宅。準備が全然終わらないので、ほぼ徹夜になることは間違いありませんが、夜中になってもスパゲティが腹の中をぐるぐると回っていて、胃もたれが半端ありませんでした。結局得られたのは胃もたれという悲しい結果に終わってしまいそうです。


12月19日(水) 【ミートソースはミートの味】

 今日も国立へ行き、写真展に顔を出した後、オムニバス講義を経てもう一度写真展に行って帰宅。今日は研究会がなかったので5時という早めの時間に終わったため、いつもより早めに帰れることができました。5時前後の上り中央線はなぜこの時間にこんなに混雑するのだというくらい混雑しますが、早く帰れるに越したことはありません。

 吉祥寺に着き、夕食は久々に スパ吉 でミートソース納豆乗せ。相変わらず少し焦げたミートソースが濃厚でいい味です。最近は近所に2号店もできて混雑も緩和されたそうなので、一時期より入りやすくなっているようです。そんなに混雑しないならまた行こうかな。


<スパ吉でミートソース納豆乗せ>

 帰宅後は仮眠を取った後、ひたすらに金曜日の共同研究会の準備。


12月18日(火) 【ビーフドリアはビーフの味】

 今日は国立のプロジェクトで開催している写真展の担当日だったので、朝8時過ぎに国立へ。写真展中はパソコンを開いて金曜日のための作業を粛々と遂行しようと思っていましたが、写真を撮られたご本人がいらしたので、その対応のため僕の計画は全くの白紙になりました。こう書くとご本人が来たことを疎ましく思っているように思われてしまうので一応言っておきますが、写真を見ながらいろいろと解説をしていただいたので、こちらとしても非常に有意義な時間になった、と。

 昼の休憩時間はロージナへ行って昼食。今日はD3Y君おすすめのビーフドリアにしてみました。デミグラスソースとホワイトソース、チーズが乗ったドリアは熱々で量も多くて食べ応えがあります。何だかんだで量が多いです。ただ昼食時間帯だと所得水準がやや高そうなご近所の国立マダム達がお茶をしているので、あまり居心地はよくありません。朝早い時間か、2時以降が落ち着くかな。


<昼食はロージナでビーフドリア>

 午後も写真家さんとお話をしつつ店番をして、6時に全ての業務終了、そして研究室に戻って8時過ぎまで金曜日の準備をしてから帰宅。


12月17日(月) 【12時間】

 昨日夜10時から今日締切の仕事にとりかかり、終わったのが正午頃。ぐったりして就寝。


12月16日() 【下衆の極み】

 午後選挙に行き、夕方からTHE MANZAI→選挙特番ザッピング、という一日。夕食は選挙の帰り、最寄り駅前のラーメン屋で食べた「天理ラーメン」。このラーメン屋は去年の今頃できたのだけど、何というか入り辛い雰囲気もあったので、酔ったときに2回ほど入ったくらいで、味の記憶があまり記憶がありません。ということで素面の状態で初めて入りました。「東京で唯一の天理ラーメン」という謳い文句だったので、天理ラーメンにしてみたところ、まあ何というか。。昔実家で受験勉強をしていた頃、夜食としてよくサッポロ一番味噌ラーメンを作って食べていましたが、その味に本当に良く似ています。時間があるときは白菜やニラ、キムチを入れたうえで生卵を投入したりしていたけれど、その味と本当にそっくりです。まあ、僕が作っていたラーメンが結構おいしかったのだということで・・・。


<近所のラーメン屋で天理ラーメン>

 選挙結果については、振れ幅の大きさに小選挙区制の怖さを見ました。2006年当時、「再チャレンジ」という言葉が流行りましたが、まさかそれを言い出した本人が再チャレンジすることになるとは、世の中面白いものです。再々チャレンジはないのだから、今度は体調に気を付けて投げ出すことがないようにやってもらわないと困ります。

 夜10時には選挙特番のザッピングにも飽きてきたので、明日が締切の生きるための仕事にとりかかり、結局今夜も徹夜。


12月15日() 【復活】

 今日は一日真摯にパソコンと向き合う一日。

 夏前から耐震工事のために休業していた駅前の小田急OXが、昨日新装開店オープンしたということで、久々に行ってきました。スーパー内のレイアウトは結構変わっているけれど、売られているものはほとんど変わっていません。惣菜もほとんど半年前と同じ。小田急OXは西友ほど格安ではなく、かといって成城石井や紀ノ国屋やほど高級ではないという、立ち位置としては微妙なスーパーですが(そしてなぜ京王井の頭線沿線の駅前に小田急なのかが謎)、近所のスーパーが復活したことは非常にありがたいです。これで自炊意欲も湧いてくる。・・・とか言って今日は惣菜弁当で済ませたけど。


12月14日(金) 【八重洲で飲む】

 昨日はドイツビールを飲んだので、今日は朝からドイツ調査関連の作業。来週外部の方々との共同研究会があるので、それまでにいろいろと仕上げてしまわないといけません。ドイツ語のドの字も知らない僕がドイツ語をgoogle翻訳や独和辞書を片手に和訳してレポートを書いている時点で、人手の少なさと皆の忙しさが良く分かります。日本語なら1時間で、英語なら半日で理解できるであろうものを、3日以上かけて翻訳するのだから非効率過ぎます。そもそも文法が分からないので意味不明の箇所が多過ぎる。あとは僕は3日間一体何をしてきたのだろうかという無力感。適材適所という言葉の重要性が身に染みて分かりました。

 夕方に何とか一仕事終えて、夜は大学時代のサークルの先輩lovebeerさん、同期のみやっち、S君と飲むことに。東京駅の八重洲界隈でいろいろと梯子して飲んできました。最初はlovebeerさんと二人で沖縄料理屋に入ったけれど、2人分のカウンターしか開いてなかったので、遅れてくる2人を迎えることができないということでオリオンビール1杯で店を出て、八重洲地下街の 「玉乃光酒蔵」 という店に行ってみました。京都伏見の老舗蔵元直営の居酒屋だそうです。

 銀むつの西京焼きや鯖のへしこなどなど、日本酒に合いそうな料理を注文して、ここの名物らしいみぞれ酒を。過冷却した玉乃光を高い場所から注ぐとグラスの中で凍って、それがまるでみぞれのように見えるから「みぞれ酒」だそうです。シャリシャリとした感覚でおいしい。夏に高山で食べた日本酒フローズンを思い出しました。


<過冷却されたみぞれ酒>

<たたみいわし>

<銀むつの西京焼>

<鯖のへしこ>

 みやっちとS君はそれぞれの予定の都合上、ちょうどすれ違いのような形になってしまって残念でしたが、久しぶりに会って話ができてよかった。そして酔った勢いを利用してしばらく会っていない同期に(主にlovebeerさんが)電話をかけて話すことができてよかった。半年に一回くらい、こういう集まりをやれると昔に戻れたようで心が休まります。


12月13日(木) 【ドイツで食べるよりもおいしいソーセージ】

 新しいパソコンではプリインストールされていたIEをブラウザとして使っていましたが、やっぱりどうにもこうにも使い勝手が悪く、挙句の果てには良くフリーズします。また最近致命的な脆弱性が見つかったとか何とかで、前みたいにウィルスに侵入されるとたまらないので、前のパソコンで使っていたFirefoxに乗り換えました。こちらは本当に快適。IEの使い辛さは本当にどうにかならないものでしょうか。

 今日は昨日に引き続いて来週行われる、とある写真展の準備をしなければならないということで、午後から国立へ。硬いベニヤ板に画鋲を刺しまくり、右手の親指が痛い。そして、素人が芸術系の展示準備を行うにはどうしても限界があります。

 夜は珍しく ノイフランク の予約が取れたということで、久々のノイフランクへ。国立のソーセージの名店です。最近はいつ行っても電話しても満席で、そもそも店が狭いから仕方がないのだけど、こんなにも人気があるとは思いませんでした。今日も相変わらずの満席。ドイツに行って以来、一か月ぶりのドイツビール&ワインとドイツ料理でした。ドイツでは飲まなかったレーベンブロイとステファンヴァイツェンを飲み、白ワインのリースリングを飲み、いい気分です。リースリングを飲むと、あのいろいろと辛かったドイツの日々を思い出します。まあ、今もそのドイツ関連の後処理で辛いのだけど。


<レーベンブロイ>

<ステファンヴァイツェン>

<リースリング>

 ドイツに行ったときはあまりの肉肉しさに胃をやられてしまい、しばらくドイツ料理は食べたくないという思いを強くしましたが、久しぶりにソーセージを食べるとやっぱりおいしいです。もしかすると本場ドイツのソーセージよりもおいしいかもしれません。ドイツで食べたソーセージはおいしかったけれど、ややハーブの香りがが強く、香草類が苦手な僕は正直うーん・・・という感じでした。一方でここのソーセージは日本人に合わせているのか、ハーブの香りが上手い具合に抑えられていて、かなり食べやすく感じます。ニュルンベルクの焼きソーセージより、ここの焼きソーセージの方がおいしいんじゃないか、というくらいでした。あと、ひき肉とカレーの春巻きがおいしすぎる。


<焼きソーセージ>

<茹でソーセージ盛り合わせ>

<ひき肉とカレーの春巻き>

<サラミピザ>

 ということで、久々のドイツビールと食事に満足して10時に帰宅。


12月12日(水) 【20121212】

 今日は午前中に仕事があるということで、8時前に起床してから国立へ。昨日の夜は結構遅くまで飲んだのでかなり辛い朝でしたが、普通の社会人ならこれくらい当たり前だろうと思うので我慢します。通勤時間帯に郊外に向かう電車に乗る分、都心に出る人たちに比べればまだましかもしれません。

 10時からちょっとした肉体作業。これまで行ったことがない構内の場所に足を踏み入れたところ、紅葉がきれいでした。構内にこんな場所があるとは知らなかった。

 作業を終えた後、昼食で2日連続のロージナへ。今日はザイカレーの次に有名らしい、ビーフストロガノフにしました。ビーフストロガノフも事前の情報では1100円だったのに、実際に行ってみると880円に値下がりしていて、これも昨日のスパゲティと同じです。ロージナの料理は量が多いことで有名ですが、ここ最近はいつも普通の量しか出てこないので、もうあの盛り方はやめたのかと思っていました。しかしそれはランチセットのメニューを注文していたからで、ランチメニューだと同じ値段で量が少なめになる代わりに、コーヒーが付きます。単品注文だとコーヒーは付かないけれど量が多い。国立4年目にして、ようやく量の多少の原理が分かりました。

 ということで、今日はビーフストロガノフを単品で注文。しばらくして出てきたのは、皿一杯に盛られたビーフストロガノフでした。そうそう、この盛りの良さ。如何にも学生街の喫茶店の盛り方です。おかげで味はともかく、腹はかなり一杯になりました。


<歴史のあるロージナの2階>

<てんこ盛りのビーフストロガノフ>

 午後は打ち合わせ、オムニバス講義、研究会を経て、10時過ぎに帰宅。夜は吉祥寺のねぎしでロース焼き定食を食べたあと、何となく物足りないので、マクドナルドでチーズバーガー(120円)とフライドポテト(150円)を買い、孤独のグルメを見ながら食べようと思いましたが、さすがに全部食べると気持ち悪くなりました。ストレスが溜まるとやけ食いしてしまうのでいけません。


12月11日(火) 【ナポリタンを求めて】

 午前中に家で一仕事片付けた後、昼から国立へ。昼食は久しぶりに、ロージナ茶房へ行って、昔風ナポリタンを食べてきました。最近は喫茶店で出るようなナポリタンにはまっていて、どこかいい店はないものかと探していたら、まさに灯台下暗しという感じで老舗の喫茶店があるのを忘れていました。一応食べログでメニューを確認してナポリタンがあるのを確かめてからにロージナへ。食べログで見たとき、昔風ナポリタンの値段は1100円でしたが、いつの間にか値下げされて880円になっていました。これはありがたい。

 ロージナの昔風ナポリタンはケチャップがたっぷり使われていて、粘度はやや高め。貝の形をした皿の底に赤い油がたっぷり残る、濃厚な一品でした。味もしっかりしていて、このタイプも嫌いじゃありません。というかかなりおいしい。ランチセットではなく単品で注文すると量もかなり多いので、昼間からかなり満腹になりました。


<ロージナで昔風ナポリタン(880円)>

 9時前までいろいろと片付けた後、全品280円の焼き鳥屋に行って軽く飲んで帰るつもりが、気が付いたら深夜0時前になっており、終電2本前で帰る羽目になりました。まあいろいろと世代間ギャップが明らかになってよかった。もう25歳くらいだとミリオンスロットとか横取り40万とかをご存じないそうです。あの頃のテレビ番組は面白かったなあ・・・。


12月10日(月) 【PC周りは基本真っ黒】

 午前中から昼にかけて家で仕事。PCが新しくなったので、いろいろな部分がめちゃくちゃ快適です。特に起動がものすごく早く、電源スイッチを入れると間髪入れずに画面が立ち上がる感覚です。これまでのノートパソコンが起動に2分程度かかっていたことを考えると、これは相当な進歩です(前のパソコンが異様に遅かっただけかもしれないけど)。ただ、付属のキーボードはタイピングの感覚が少し硬いのと、有線接続で机の上がごちゃごちゃしてしまうので、いまいち使い勝手が悪い感じがあります。

 夕方から吉祥寺に出て、まずは遅めの昼食。先週行った カヤシマ を再訪しました。ここはランチを6時までやっているので使い勝手が良いです。この前は昼時だったので客が多かったけど、今日は午後4時前だったので、あまり人もおらず落ち着いた感じ。今日はご飯ものを食べたかったので、オムライス(ちょっと大盛り)に生姜焼きのセット。オムライスは高級店のようにふわふわぷるるん状態のオムレツでチキンライスを包むのではなく、ケチャップライスの上からカリカリになる直前の玉子焼きクレープを上から載せるタイプのものでした。でもこれがうまい。量も味もジャンク感丸出しです。次は今日売り切れだったカレーかな。


<オムライスと豚生姜焼きのセット(950円)>

 食後三鷹の病院へ行って定期健診の後、吉祥寺に戻ってヨドバシカメラでキーボードを物色。いろいろあってかなり迷しましたが、商売道具なのでせっかくだったらそこそこ良いものを買いたいということで、ロジクールの上位キーボードにしました。2年前に買ったロジクールの高級マウスがかなり使い勝手が良いので、キーボードもロジクールで。でもあの小さいマウス(1万円)より、キーボード(7000円)のほうが安いのは不思議な感じです。現在その新たに買ったキーボードを使ってこの日記を書いていますが、タイピングするときの打鍵感が指にフィットする感じがなかなか良いです。

 キーボードを買った後、てもみんで30分程マッサージしてもらってから帰宅。本格的に寒くなってきたので、肩の血管が縮こまらないように気を付けなければ。


12月9日() 【新パソコンの環境を整える】

 今朝は「1本遅い新幹線に乗ったので、他の先生方によろしく伝えてください」というある方からのメールで目が覚めました。一瞬ヒヤッとしましたが、冷静になって考えるとごめんなさい、私は今日の調査には参加いたしません・・・。ということで、天気も良かったし、今日の調査は上手くいったのではないでしょうか。調査に随行しないは久しぶりなので、何だか変な感じです。

 今日は結果的に昨日の夜送られてきた新パソコンのセットアップ等を行うだけの一日になりました。やっぱりこういうのは一日仕事になってしまいます。とりあえずwindows8の操作に慣れるまでに結構な時間がかかりましたが、コツをつかんでデスクトップ表示にしてしまうと従来のwindows7と同じ方式で動かすことができるので楽です。windows8特有のスタート画面には全く慣れないし、現時点ではあまり意味のあるものに感じられないけれど、従来のデスクトップ表示にすると7以前と90%程度の互換性があるので、意外と使い勝手は悪くありません。ただし、デスクトップにスタートボタンがないので、やっぱりこの点で結構な使い辛さがあります。


<デスクトップPCがやってきた>

<ただしWindows8のこの画面には慣れない>

 5年近く酷使したcore2duoのノートパソコンと比べると、流石に速さは段違い。あとは故障しないことを祈るのみです。


12月8日() 【休息日】 

 今日は完全に休息日にして、昼近くまで寝たり昼過ぎから風呂に入って体の凝りをほぐしたりしました。やっぱり週に1日くらいは休むと決めて休まなければ。昼から風呂に入るなんて、しずかちゃんみたいですが。

 夜も本でも読みながらゆっくりしようと思ったら、10日に届く予定の新パソコンが2日も早く届いてしまい、結局セットアップを始めることに。いろいろと組み立てたりしていたら、既に日付が変わっていました。完全に予定が狂ってしまった。


12月7日(金) 【お好み焼きを食べたかった】

 今日は朝から胃腸の調子が良くなかったけれど、どうにもこうにもお好み焼きが食べたくなったので、昼は立川まで行ってルミネのレストラン街にある千房という店に行ってみました。僕は知らなかったけれど、全国展開をしている有名チェーン店のようですね。お好み焼きは1人で食べると寂しいイメージがあるので、なるべく人の少ない時間に行かなければと開店と同時の11時に入店しました。結果として、その後一人客が結構入ってきていたので、そんなに気にすることはなかったようです。

 いろいろとメニューがあって迷いましたが、お好み焼きと焼きそばが半分ずつセットになったものを注文し、100円増しでお好み焼きを普通サイズにしてもらいました。目の前に鉄板があるけど、どちらも店の人が焼いて持ってきてくれるので自分で作る必要がありません。久しぶりに食べるお好み焼きはおいしかった。専門店で食べると生地がふわっとしています。どうして実家で作ったときのお好み焼きと全然違うのだろうか。焼きそばもおいしかった。久々のお好み焼き(と焼きそば)に満足し、食後国立の研究室へ。


<昼はお好み焼きと焼きそばのセット>

<今年は紅葉をほとんど見なかった>

 夕方の比較的大きめの地震を経て、夜は国分寺で飲むことになり、国分寺に移動してめぼしい居酒屋を見て回りましたが、どこもかしこも満席でした。ボーナス出た企業もあるからでしょうか。結局何とか開いていた結構大衆っぽい居酒屋のカウンターを陣取り、冷奴と漬物を肴に電気ブランのソーダ割りを。完全にオジサンの飲み方です。2次会はD3Y君が行ってみたかったという博多居酒屋へ行き、博多っぽい料理をいくつか。でも電気ブランが効いたのか、博多の料理を食べた記憶があまりありません。酒ばっかり飲んでいたような。

 終電前に帰り、タモリ倶楽部を見てから安らかに就寝。


12月6日(木) 【どうでもいいけど気になったこと】

 今日は研究室に行かず、家でいろいろと。午後は吉祥寺に出ていろいろと買い物をし、夕食は困ったときのねぎしで牛カルビ焼き定食の肉1.5倍。思った以上に肉が多くて気持ち悪くなってしまった。

 選挙関連でいくつか気になった(どうでもよい部分の)こと
・ほとんどの政党が原発反対か中立の立場をとる中、CMで堂々と原発推進を訴える某政党はいろいろな意味ですごい
・ドクター中松は元祖日本維新の会らしい
・猪瀬氏はどうしてあんなポスターになってしまったのか
・マック赤坂氏は東京に「恋愛特区!!」を作ろうとしている
・個人的にはお隣の東京18区がアツい


12月5日(水) 【無題の日々】 

 今日は国立へ行き、午後は出版打ち合わせ、オムニバス講義、研究会。そして帰りは駅前の日高屋で餃子定食。今日は一日中胃がしくしくと痛み、お腹の調子も最悪で、どうしようもない一日でした。でも餃子定食を食べてしまうという。やっぱり胃の調子が悪かったので、餃子は半分の6個で十分でした。


<日高屋で餃子定食>

 人間というものは、半年前まで元気でもコロッと死んでしまうような儚い存在なのだ—中村勘三郎死去のニュースを見て、改めてそう思います。。


12月4日(火) 【武蔵野市 吉祥寺 喫茶店のナポリタン】

 水曜深夜にテレビ東京系で放送されている、『孤独のグルメ』というドラマがあります。同名の原作漫画を実写化したこの番組は、俳優の松重豊演じる井之頭五郎が、仕事で立ち寄った町でふらりと店に入り、その食欲を満たすという、言ってしまえば波風が全く立たずに淡々と過ぎていくドラマです。美味しんぼのように、自分は料理を作らないくせに料理に難癖をつけたりせず、偶然入った店で注文した料理をもくもくと食べるだけという、正直言って主題を表現し辛いドラマです。しかし何とも言えない魅力があるため、水曜の夜になるとついつい見てしまい、結果として僕が小腹を空かせてしまいます。何といっても、五郎さんがおいしそうに食べるんだよなあ。

 取り上げられる店は食べログにもあまり載っていないような穴場的な店で、第1期7話で吉祥寺が舞台になったときに五郎さんが入ったのが 「カヤシマ」 という店でした。上京してから約10年間、吉祥寺近辺に住んでいながら、こんな魅力的な店を知らなかったとは・・・と、7話の映像を見たときには後悔したものです(ちなみに7話の概略とその時のネット上の反応をまとめたものが こちら )。その時に取り上げられていたナポリタンは、いかにも昔ながらのナポリタンという感じで本当においしそうでした。ただ店自体は結構入り辛そうな雰囲気だったので、ずっと行くのを躊躇していましたが、ちょうど昨日辺りからナポリタンが食べたくて仕方なくなっていたので、この機会に意を決して行ってみました。

 11時半過ぎに到着したときはまだ店内は空いていましたが、昼が近づくにつれて近辺で働く人たちが集まってきて、店内はほぼ満席になりました。注文はナポリタンの少し大盛り(無料)に、プラス100円でつけられるポークジンジャー。カレーやスパゲティ類の本体にプラス100円でシュウマイやハンバーグ、ポークジンジャーを追加できるこのセットは「わくわくセット」と言うらしい。一応禁煙と喫煙席が分かれているものの、きちんとした分煙を行っているわけではないので、禁煙席に座っていても結構タバコ臭いです。

 ただ、ナポリタンはそのタバコ臭さを補って余りあるほどのものでした。伝統的な喫茶店のナポリタンというか、フライパンにスパゲティとカゴメのケチャップソースだけを投入して、水分がなくなるまでカラッと炒めた、安っぽいけど懐かしい味。だけど僕はこれが食べたかった。ボークジンジャーの方も甘口濃厚な味付けで、これだけで白いご飯1杯いけそうです。食後にはコーヒーも出てきて、この量と味で950円ならなかなかです。絶対にまた来よう。


<カヤシマ>

<ナポリタンと豚生姜焼きのわくわくセット>

 食後、国立へ行き、夜は串揚げ屋で一杯飲んでから帰宅。ビールとホッピー2杯しか飲んでないのに、結構酔いました。体調が良くないときに酒を飲むと良くないようです。


12月3日(月) 【てもみんで年下に説教される】

 朝4時過ぎに起き、今日締切の生きるための仕事を片付けるべきくせっせとパソコンに向かい、仕事は昼1時に何とか終了。終わった段階で吐き気はするわマウスを握っていた右腕は痺れるわ眩暈はするわで、久しぶりに本当に限界が近くなってどうしようもならなくなりました。これ以上パソコンに向かっていると倒れてしまいそうなので、午後は体と心のメンテナンスに充てることにして、とりあえず吉祥寺へ。

 体がおかしくなって味覚が変わったためか、今日はどういうわけか無性にナポリタンが食べたくなったので、東京近郊でチェーン展開している 「パンチョ」 の吉祥寺店へ。ここはナポリタン専門店で、小盛りから大盛りまでが全て同じ値段で食べられます。小盛りといっても300gあり、これは一般的な店の大盛りクラス。肩こりで気持ち悪いけど腹は減っているという不思議な状態だったので、今日は並盛(450g)に目玉焼きをトッピングして合計700円。極太麺が濃厚なトマトケチャップのソースに絡んでおいしいですが、僕はどちらかというと市販のケチャップソースを水分が飛んでパサパサになるまで炒めた実家で出てくるようなナポリタンが好きなので、ちょっと粘度の高く味の濃いナポリタンはやや期待と違いました。おいしかったけど、あのお子様ランチについているようなナポリタンが食べたい。


<ナポリタン専門店のパンチョ>

<普通盛り(400g)に目玉焼き乗せ>

 食後てもみんへ行き、30分コースで揉んでもらうことに。担当してくれた僕よりも若いであろうお兄さんは、僕の肩と首を揉むなり、「自分の体なんだから、こんなになるまで放っておいたらだめですよ」と僕に説教してきました。まさかてもみんで説教されるとは思わなかったけど、確かにその通りなので反論できません。肩も首も腕もパンパンで、腋の下のリンパもかなり腫れているとのこと。この凝りは1回では到底治せないから、また近いうちに何度か来てもらうか運動するかしてください、ということでした。自分の体質かつ職業病みたいなものなので、肩こりには一生付き合っていかないといけませんが、今後メンテナンスを怠らないように気を付けます。とりあえず揉んでもらって吐き気も収まり、少しは楽になりました。

 その後は気分転換のために本屋や薬局で買い物をしてから帰宅。肩こり用のグッズを買ったので、効果があるか試していきます。


12月2日() 【どこでどういうふうに分岐したのか】

 午前中から夕方にかけては生きるための仕事。そろそろ肩と目と腕が限界に近い状態で、吐き気と腕の痺れが出てきました。明日あたりてもみんにでも行って揉んでもらわないと、どうにかなってしまいそうな状態です。

 夕方から新宿へ。HY君と待ち合わせて、西武新宿駅前にある東急ミラノで『ヱヴァンゲリヲンQ』を見てきました。本当はバルト9で見ようと思っていたけれど、前日の段階で夕方の回は予約で満席だったので、自由席の東急ミラノでということになりました。バルト9が満席だったのに対して東急ミラノは3分の1程度の入りだったので、鑑賞は快適。設備も結構新しいし、全然問題ありません。

 新劇場版のヱヴァンゲリヲンを見るのは2007年の序以来なので、もう5年振りです。しかも2作目の破を見ていない状態なので、飛び越して3作目のQを見ていいものやらと悩みましたが、最近はなかなか見に行く時間が取れないので見られるときに見ておくしかありません。本当は序と破のブルーレイでも借りて、きちんと予習しておくべきでした。というのは、やっぱり映画を見ても何が何だか分からなかったから。破からの繋がりを知らなかったのはもちろんのこと、自分が知っている15年前のエヴァンゲリオンのストーリーと全然違う・・・。舞台がさらに14年後ってどういうこと?当時は近未来であった2015年に近付いてしまったから、舞台をさらに伸ばしたということでしょうか。とりあえず、いろいろと見返してみたくはなりました。今のままでは訳が分からないので、社会学者の分析などを楽しく読むことができません。

 このヱヴァンゲリヲンQ、邦画の初動興収としては「ハウル」「踊る大捜査線2」「ROOKIES」に次いで歴代第4位だそうです。ROOKIESが3位というのもびっくりしたけど、まさかエヴァンゲリオンがここまでの市民権を得ていたとは思いもしませんでした。テレビ版が放映されていた中学時代、一度目の映画化をされた高校時代は、少なくとも僕の地元ではエヴァンゲリオンを見ていると「オタク」というレッテルを貼られるような時代だったので、感慨深いものがあります。観客も若い女性が多かったし、時代がようやく追いついたということかな。

 映画を見た後、夕食ということで 「つな八」 で天麩羅を食べることに。ちょうど夕食時で少しだけ並ぶ必要があったので大人しく並んでいたところ、途中で僕らの前に死神みたいな顔をしたオバサンが割り込んでくるというファンキーな出来事がありましたが、それはそれで置いておいて・・・。天麩羅膳(1995円)に、季節のお薦めである舞茸と下仁田葱の天麩羅を追加注文しました。天麩羅がサクッと揚がっていて香ばしい。今日は胃の調子が良く、ご飯もお替りできるということだったのでお替りさせてもらい、最後に出てくる小海老のかき揚げをご飯の上に載せて、なんちゃってかき揚げ丼で〆ました。やっぱり天麩羅は上質の油で揚げた、揚げたてのものに限る。食後結局胃もたれしましたが、たまには天麩羅もいいものです。


<海老・鱚・蓮根>

<舞茸・下仁田葱>

<穴子と小海老のかき揚げ>

<せっかくなのでかき揚げ丼にしてみる>

 ということで今日はちょっとした息抜きができました。とりあえず、時間ができたらエヴァンゲリオンをいろいろと見返してみなければ。


12月1日() 【師走】

 早いもので今日から12月。本当に早い。今日は朝4時前には起きてパソコンに向かい、一日中仕事でした。給料の割に仕事多過ぎだろうよ・・・。お陰で肩の凝りと目の奥の疲れが半端ない。こんな生活をしていると、何か人生で大切なものを犠牲にしているように思います。


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モドル

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