☆韶山６Ｂ型（ＳＳ６Ｂ）

 

外観はＳＳ４シリーズの単機版？

中国中西部で活躍する客貨両用機

 

日本製電気機関車６Ｋ型をコピーしたといわれる本線用の客貨両用電気機関車です。運転最高速度は１００Km/hで、車軸配置はＣ−Ｃです。

 

鄭州や宝鶏など、中国中西部を中心に活躍する電気機関車です。

２輌永久連結型の貨物機である韶山４型（ＳＳ４）シリーズを１輌にして、同様の顔を両端に付けたようなボディーとなっていますが、これ、なかなか似合っているように思います。個人的には、どうせ６Ｋをコピーするのなら、車軸配置もＢ−Ｂ−Ｂにして欲しかったとも思いますが、韶山４型シリーズでは軽快に見えていた１輌当たりＢ−Ｂの車軸配置に対して、単機の両運転台ボディーにＣ−Ｃの台車が並ぶ足回りも似合っているので、これはこれでいいかもと思います。

外部塗色は、暗めの赤を基調に白のライン、運転席窓周りと屋根部分に灰色を配したものとなっています。

 

１９９２年に試作機が製造され、その後量産された機関車ですが、量産が開始されてからは株州電気機関車工廠と大同機関車工廠で製造されており、１０００番代のナンバーを付けたものが株州電気機関車工廠製、６０００番代のナンバーを付けたものが大同機関車工廠製となっています。

 

・全長　２１．５ｍ

・最大出力　４８００Kw/h

・運転最高速度　１００Km/h

・車軸配置　Ｃ−Ｃ