☆東風４Ｄ型（ＤＦ４Ｄ）
本線用東風４型シリーズのファイナルバージョン。
あらゆる客レに対応する本線用旅客型オールマイティーロコ！
中国で最大勢力を誇る東風４型・・・。
本線用としてはその最終バージョンになると思われる電気式ディーゼル機関車が、この東風４Ｄ型（ＤＦ４Ｄ）です。
車軸配置はＣ−Ｃで、運転最高速度は１４５Km/hです。
東風１１型（ＤＦ１１）と同時期に製造されたカマで、全国各地で特快から快客まで様々な種別の列車を牽引しており、まさに本線用旅客型ディーゼル機関車のオールラウンドプレイヤーと呼ぶにふさわしい活躍ぶりの機関車です。
外部塗色はシンプルなもので、クリーム色と赤のツートンカラーとなっています。
このＤＦ４Ｄ型には、ノーマルタイプの他に改型が存在します。
３０００番台のナンバーを付けた車両はＤＦ４ＤＫというタイプで、メインエンジンの出力を強化して、最高速度を１７０Km/hにアップした準高速型になっています。
形式をＤＦ４ＤＦと表示された車両、または、４０００番台のナンバーを付けた車両はＤＦ４ＤＦというタイプで、客車への電力の供給が可能な発電機を搭載しています。この発電機を搭載する事によって、２５Ｋ型などの集中電源方式の客車で編成された列車を、空調発電車（ＫＤ）を連結せずに牽引することができます。
最高速度は１２０Km/hですが、後期型では高速性能が高められ、１６０Km/hにスピードアップされています。
４０００番代のナンバーをつけたカマの中には東風４Ｄ貨物型も含まれますが、こちらはクリーム色とダークブルーのツートンカラーで塗装されていたり、スカート部分に給電用ソケットが装備されてないなど外観に相違点があるため、簡単に見分けをつけることができます。
ＤＦ４ＤＫとＤＦ４ＤＦは、両機ともクリーム色と赤の塗装が施されていますが、こちらは懐かしの日本国有鉄道特急色（笑）をコピーしたようなカラーリングになっています。
このような塗装を見ていると、あの東風１１の塗色変更の真相が、案外ウワサ通りのような気がしてくるのです…。
・最大出力 ２９４０Kw/h
・運転最高速度 １４５Km/h
・車軸配置 Ｃ−Ｃ
