☆韶山1型(SS1)
中国初の国産の量産型電機機関車。
韶山シリーズのファーストモデルは今なお現役!
1950年代から始まった中国の電気機関車の開発ですが、それは数々の失敗や挫折を繰り返し、長きにわたって研究の成果を生み出すことができない苦難の道でした。そんな苦難の日々が続いた中国の電気機関車開発も、1968年にやっと報われるときがやってきました。記念すべき中国初の量産型電気機関車、韶山1型(SS1)の誕生です。
この韶山1型は客貨両用の機関車で、
車軸配置はC−C、運転最高速度は100Km/hです。
箱型の車体には、四方の角や屋根上に丸みが付けられており、ちょっとクラシカルなイメージが何ともいい感じです。外部塗色は、ダークグリーンとライトグリーンのツートンカラーに白のラインが入ったものとなっています。
客貨両用のカマですが、現在は主に貨物用として運用されています。
なかなか客レの運用に入りませんが、春運などの多客期には客レの牽引を担当することもあり、同系色の22型などの「緑皮車」を牽引し、美しい編成美を見せてくれます。
・最大出力 3780Kw/h
・運転最高速度 100Km/h
・車軸配置 C−C