☆東風4DK型(DF4DK)
東風4シリーズ準高速型の最高峰は
中国の大地で輝きを放つ日本国有鉄道特急色!
1999年にデビューした東風4D型(DF4D)の改型です。
運転最高速度は170Km/hで、車軸配置はC−Cです。
東風4DK型(DF4DK)は、東風4D型(DF4D)をパワーアップし、運転最高速度170Km/hの準高速型としてデビューした幹線用旅客型電気式ディーゼル機関車です。形式名末尾のKは、“高速”を意味する中国語“快速”の中国語ローマ字表記“Kuai su”の“K”で、正式には“東風4D提速型”と呼ばれています。
特快列車から緑皮車で編成された快客まで、東風4D型(DF4D)同様、まさに本線用旅客型ディーゼル機関車のオールラウンドプレイヤーとして活躍するカマですが、やはり、25K型を連ねた特快列車の牽引こそ、高速性能を高めたこの機関車にとっての真骨頂でしょう!
北京−瀋陽間を結んでいたT11/12列車などは、彼にとって最高の舞台ではなかったでしょうか?SRZ/SYZ25K型で編成された列車を颯爽と牽引する姿は何とかっこ良かったことか!今でこそCRH5に取って代わられてしまいましたが、あの日の牽引機、東風4DK型の日本国有鉄道特急色は、中国の大地でもしっかりと輝いていました。
東風4DK型が登場した後、新たにデビューする幹線用旅客型ディーゼル機関車は東風11型シリーズの大型急客機となったため、この形式が旅客型東風4型シリーズの最終バージョンとなりました。
・最大出力 2940Kw/h
・運転最高速度 170Km/h
・車軸配置 C−C