☆6K型
我が日本、神戸生まれのB−B−B。
大陸の過酷な条件に耐えながら、ライジング・サンの血統ここにあり!
日本製の電気機関車の登場です!
6K型は、1988年に神戸の川崎重工で製造された貨物用電気機関車です。
車軸配置はB−B−B、運転最高速度は100Km/hです。
洛陽機務段に配備され、貨物列車はもとより、客レも牽引しています。
貨物列車を牽引するときには重連で運用されることが多いようですが、
客レの運用に入るときには単機で運用されることが多いようです。
正面2枚の大窓が印象的なカマですが、上下3箇所にまとめられたライト類と中国鉄道部の紋章のみという、なんともすっきりした顔立ちです。四角い箱のような車体はEF65PF譲りでしょうか?でも、コンパクトボディーのPFとはまた違い、全長22mの長い車体が、車両全体をスマートに見せています。
外部塗色は、緑と白のツートンカラーとなっています。
日本の電気機関車ではほとんどの形式のカマがB−B−Bの車軸配置ですが、中国の機関車では珍しい車軸配置です。この車軸配置は、6K型をコピーして造られた韶山7(SS7)シリーズに受け継がれ、韶山7D(SS7D)型まで採用されました。
・最大出力 4800Kw/h
・運転最高速度 100Km/h
・車軸配置 B−B−B