このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

☆中国のディーゼル機関車について
 
中国のディーゼル機関車についての簡単な解説です




☆中国のディーゼル機関車のあゆみ☆
 
中国では1950年代にディーゼル機関車の開発がはじまりました。
ディーゼル機関車の開発がはじまった翌年の1958年、中国初の本線用ディーゼル機関車「巨龍型」が登場しました。
「巨龍型」には、ディーゼル発電機で発電した電気でモーターを駆動させて動力を得る電気式が採用されました。この手法は、1964年に試作機として誕生し、1966年に中国初の量産型ディーゼル機関車として登場する「東風型」や、同じく1966年に登場した入換機「東風2型」にも引き継がれていきます。
 
また、電気式の他に、ディーゼルエンジンの動力を液体変速機(トルクコンバーター)を介して動力を得る液体式ディーゼル機関車の開発も進められ、1966年には、中国初の液体式ディーゼル機関車となる「東方紅1型」が登場しました。
その後、「北京型」や「東方紅」シリーズの液体式ディーゼル機関車も、電気式と並行してニューモデルが開発・製造されましたが、1988年に製造された「東方紅5B型」および「東方紅5C型」を最後に、国鉄線用の液体式ディーゼル機関車の製造は打ち切られ、中国の国鉄線のディーゼル機関車の動力方式は電気式に傾倒していきました。
 
液体式は製造が打ち切られてしまいましたが、一方で、開発製造が進められていった電気式ディーゼル機関車は、その後中国のディーゼル機関車の代名詞とも言うべき名機となる「東風4型」が1970年に登場。1972年には「東風型」のギア比を変更して高速化された旅客用の「東風3型」が登場し、1984年からは「東風4型」の改型が続々と登場します。入換用でも「東風5型」(1976年)や「東風7型」(1982年)など、電気式が進出していきました。
 
現在、中国のディーゼル機関車は、国鉄線では電気式が圧倒的な勢力を誇り、本線用から入換用まで幅広く活躍しています。
 
液体式は、専用線や地方鉄道での運用がメインとなりましたが、「東方紅」シリーズの他に、工場や製鉄所などの専用線用に製造された「GK型」と呼ばれる液体式ディーゼル機関車が存在し、専用線では今後も活躍が見られそうです。
ただ、専用線では蒸気機関車が使用されている所が多数あり、鉄ちゃんとしては、このような路線で液体式ディーゼル機関車が活躍するのは、正直なところ、あまりうれしい話ではありません。複雑です・・・。
 
☆中国のディーゼル機関車の形式名☆
 
中国のディーゼル機関車の形式名は、液体式または電気式という動力方式の違いによって分けられています。
 
国産車では、電気式には『東風』、液体式には『東方紅』の漢字の名称が付けられ、その後に数字を付けて区別され、『東風4』『東方紅5』などと形式名が付けられています。
 
輸入車では、中国語でディーゼル機関車を意味する“内燃機車”のローマ字表記(Nei ran ji che)の頭文字であるのあとに、電気式または液体式を表す中国語のローマ字表記のそれぞれの頭文字を使って、電気式は“電力”(Dian li)の、液体式は“液力”(Ye li)のを付けて『ND3』『NY7』などと形式名が付けられています。
 
同一形式内にマイナーチェンジ車などの改型がある場合には、数字の後にアルファベットを付けて『東風4D』『東方紅5B』などと表示されます。液体式ディーゼル機関車には『北京型』がありますが、こちらは例外のようです。
 
形式名の命名方法を以下のようにまとめてみましたので、ご参照下さい。
☆電気式☆
[国産車] 東風(DF) ong eng
[輸入車] ND     ei rang ian chuang (内燃電伝)
 
☆液体式☆
[国産車] 東方紅(DFH) ong ang ong
       北 京(BJ)  ei ing
[輸入車] NY        ei rang e chuang (内燃液伝)

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