☆東風4C型(DF4C)
地味な運用が多いけれど、国際列車の牽引任務も担当。
東風4型シリーズのいぶし銀!
1985年にデビューした東風4型の改型です。
車軸配置はC−Cで、運転最高速度は100Km/hです。
もともとは、東風4型(DF4)より出力をアップしたエンジンを搭載した本線用貨物型として開発・製造された機関車でしたが、現在は客貨両用として全国各地で運用されています。2004年9月からは、北京発モスクワ行き(K3次/4次)やウランバートル行きの国際列車の牽引機として抜擢され、南口機務段のカマがNY7型からその重責を引き継いでいます。
これまでの東風4型シリーズは、全体的に丸みを帯びたデザインで統一されてきましたが、この東風4C型では鋭角を多用したデザインのボディーにモデルチェンジされ、屋根部分や上部ヘッドライト外枠部分も角ばったデザインになっています。
外部塗色は、クリーム色に青またはライトブルーのツートンカラーとなってますが、中にはダークブルーのボディーに白いラインが入った塗装のカマも存在します。
東風4型シリーズの中でもあまり目立たない地味な感じの機関車でいながら、貨物列車の運用から国際列車の運用までこなす幅広い活躍は、まさに“いぶし銀”と呼ぶにふさわしい存在です。
・最大出力 2650Kw/h
・運転最高速度 100Km/h
・車軸配置 C−C