このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





☆東風11型(DF11)
 
中国鉄路のディーゼル急客機の決定版!
このシリーズが中国鉄路のディーゼル機関車の最終兵器となるのか?
 
1992年に初号機がデビューした準高速型電気式ディーゼル機関車です。
車軸配置はC−Cで、運転最高速度は170Km/hです。
 
中国国鉄の提速(スピードアップ)計画の中で、長距離客車列車を牽引するディーゼル機関車の主力機となるシリーズの原型となった機関車です。
 
新製当初は北京、上海、広州に配備されていましたが、現在は中国各地に配備され、主要幹線で優等列車の先頭に立ち、旅客用ディーゼル機関車のエースとして活躍しています。車両ナンバーが1ケタ台のものを含む若番が南方に、その他各地には順次新造機が配備されているようですが、配置替えなどによってその傾向も変わってきているようです。
 
このDF11型には、標高の高い地方での運用に対応するため、UVカットガラスの採用や車体両サイドの通風口の増設などの改造が施されたDF11「高原型」とよばれる高地対応型が存在し、ウルムチや蘭州に配備されています。
 
全国各地で活躍している機関車なので、最近中国の鉄道に興味を持たれた方にとっては、東風4型(DF4)よりも、この東風11型(DF11)のほうが、中国の機関車として最初にイメージすることができるカマかも知れませんね。
 
ところで…
この東風11型(DF11)の記念すべき第一号機となったDF11−0001号機は、完成当初は赤とクリーム色の塗装でデビューしました。しかし、DF11−0002号機以降の量産機からは現行の青とクリーム色の塗装に変更され、赤とクリーム色の塗装でデビューしたDF11−0001号機も、早々に青とクリーム色に塗り替えられてしまいました。
この塗色変更ですが、日本の新幹線を意識したとの話がウワサとして流れましたが、果たしてその真相は…?
 
 
・最大出力 3610Kw/h
・運転最高速度 170Km/h
・車軸配置 C−C
 

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